3ヶ月振りの最新話ですが、書いたのは2ヶ月以上前です。
右近です
横島君の修行も書こうと思ってましたが、先にサブタイが思い浮かんだのでやめました。
右近です
その修行は全く書けてないです。
右近です
そのせいで、めちゃくちゃ短いですが、13話のスタートです。
右近です…右近です…右近です…
校長室を出てそのまま車に乗り込む。そして携帯を取り出して六道理事長、六道幽華に電話を掛ける。
「はいは~い。あら~美智恵ちゃ~ん。どうだった~?」
「契約は出来ました。後は先生と話を詰めるだけですが、今からでも大丈夫ですか?」
相変わらず間延びした口調で電話に出る幽華に、美智恵は纏まった事を告げ、今から会えるか訊ねる。
「いいわよ~。待ってるわ~」
「有り難うございます。それでは今から向かいます」
了承を得ると美智恵は礼を述べて電話を切る。車のエンジンを掛け六道女学院へ向かった。
「いらっしぁ~い美智恵ちゃ~ん。こっちよ~」
六女に着くと幽華自ら出迎えに出ていて、美智恵を呼んでいる。
「先生!?わざわざ出迎えなんてよかったのに」
「良いのよ~気にしないで~。だって美智恵ちゃん久し振りじゃな~い」
「すいません」
「良いのよ~、気にしないで~。事情は判ってるから~」
車を停め、挨拶をする美智恵は、改めて幽華の凄さを感じた。
弟子を出迎えに来など通常では考えられない行動を幽華は平然とやってのけ、また物事を見極める目に決断力も備わっている。この人が総理をやればと思ってしまう程
に。
「それじゃあ~いきましょ~か~」
「あっはい」
挨拶もそこそこに、2人は理事長室に向かう。交渉は幽華のペースでもう始まっていてる。
「美智恵ちゃん現役復帰したのよね~。私も嬉しいわ~」
「いえ、復帰と言っても非常勤のパートですから」
「それでも、美智恵ちゃんくらい~優秀なGSが~復帰するのは良いことよ~」
「いえ、5年前の私でも令子や横島君達、今の現役には敵わないと痛感しましたから」
歓迎されるのは嬉しいが、その相手が六道幽華となれば素直に受け取れない。何を考えているか読めない幽華に隙を見せる事になるからだ。
「私の事はこれくらいにして、先生にこれを読んでもらいたいのですが」
強引に話を変えて、先ほど交わした契約書を幽華に渡す。どうなるかは判らないが、六道家に損な内容だと美智恵は思っていない。
「なかなか良い条件ね~。これなら今すぐにでも始められるわ~」
渡された契約書を読んだ幽華はニコニコとゴーサインを出す。
契約書の内容を要約すると
1・霊能科新設にあたり費用は、自治体2:文部省2:オカルトGメン3:六道家3で負担。
2・講師の任命、及び育成はオカルトGメンと六道家で行う。
3・六道女学院の施設を専用施設完成まで間借りする。施設の建設は六道家が行う。
4・オカルトGメン及び六道家の推薦枠を二次募集枠にする。
一見六道家が不利に見えるが、美智恵と幽華にすればそうでもない。
幽華に言わせれば推薦枠が重要で、将来的に勢力の拡大に繋がる。更に、表向きは公立高校の卒業生になり、不祥事があっても六道のブランドに傷は付かない。それに比べれば、多少の初期費用など無いに等しい。美智恵にしても、公的機関であるオカルトGメンは一般的な霊能力の他にクリーンでないといけない。雪之丞の場合は未成年であり、尚且つアシュタロス事件で最前線で戦った功績もあるので週刊誌に色々書かれてもどうとでもなるが、現役の三流は裏社会と繋がっている者が殆どであるり叩けば埃は幾らでも出る。その様なGSを雇うよりも時間を掛けて一から育てる方が良い。
「オホホホホ…」
「フフフフフ…」
2人の笑い声は暫く続き、その声を聞いた生徒や教師が1週間悪夢にうなされたのは言うまでもない。
読んでいただいて有り難う御座います。
今回も美智恵のターンです。
今のところ美智恵が動かないと話が進まないので仕方ないのですが(汗
次回はそろそろ書かないと考えている設定を忘れてしまいそうな横島君の修行回で1話書けたらな~っと思っております。
それでは次回までごきげんよう!!