ソードアート・オンライン ~桜花と紫紺~   作:七ツ盾=月桜

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か・け・た~~~~~・・・・・・orz

お待ち頂いていた方が居らしましたらホンットーにごめんなさいです・・・


然も時間かけたら良いものが、って訳でもないのがなんというかまぁ・・・w

然も然もあんま進んでないし、話動いてないし・・・



亀タグつけとこかな・・・w


ではでは

どぞ


第五話 出会いと再会

 

 

デスゲームが開始されて一ヶ月が経った。

 

その間の死者は二千人。

 

やはりこの世界で死ぬと現実でも死ぬというのは確かめようが無く、信じ切れて無いため引き際を誤ったり自殺することでログアウトをしようとする者がいたりと、惨憺たる状況だった。

 

だがその間も戦い続けた者達が居たのも事実だ。

 

現在、ここアインクラッドでは大体三種類のプレイヤーに分かれている。

 

パーティーを組む者、ソロで進む者、そして始まりの街での待機組。

 

そして例外として極少数のコンビプレイヤーも居た。

 

 

 

そのコンビを組んでいるアチェールニとユウキがある場所を目指し、歩いている。

 

「ねぇ、ルニ?」

 

「なんだ、ユウキ」

 

「やっぱり、隠しログアウト・スポットなんてウソ…なんだよね?」

 

ユウキが複雑な表情で聞く。 分かってはいるが、という感じだ。

 

それを横目で見つつ。

 

「あぁ、デマだろうな。 気持ちは分かるんだが…」

 

「うん、ボクも信じたかったよ…」

 

ユウキは目尻を下げ、それだけを云う。

 

「そんな安易な方法で抜け出せるなら恐らく現実の方で何らかのアクションがあるだろうにな…」

 

アチェールニは沈痛な面持ちで小さく呟く。

 

「そう…だよね? やっぱりクリアしないとこの世界からは出られない、んだよね?」

 

「あぁ、間違いないだろうな」

 

「はぁ…」

 

「…気持ちは分かるが、そんな顔で溜息はしないでくれ。 悲しくなる」

 

「ん、ごめん…」

 

「まぁ、良いけどな」

 

「うし、気合入れなおそ! 一応これから確認に行くんだしね! もし誰かがウソの情報を信じてそこに居たら止めなくちゃだし。 その時にこんな気分で居たらその人だって悲しくなるもんね!」

 

アチェールニの言葉を受け、気持ちを切り替える。

 

それを聞き。

 

「そうそう、その調子だ」

 

「うわ? いきなり頭を撫でないでよ…」

 

「嫌だったか?」

 

「そうじゃないけど…もぅ、乙女心が分かってないんだから…」

 

「なんか云ったか?」

 

「なんでもない! さっ、早く行こ?」

 

そう云ってさっさか歩き出す。

 

アチェールニは首を傾げるが、気を取り直し違う方向へ行くユウキを呼び止め目的地へと再び歩き出す。

 

暫く歩き続ける。

 

その間特にMob(モンスター)とのエンカウントは無く、誰とも会うことなく進む。

 

やがて辿り着いたのは小さな洞窟だ。

 

ここが噂の《隠しログアウト・スポット》と云われている場所だ。

 

まずアチェールニが入り口に向かい中を警戒する。

 

ユウキはそのすぐ後ろに立ち、周囲を警戒。

 

安全を確認しゆっくりと中へと進んで行く。

 

 

 

 

 

道中いくらかのエンカウントがあったが、二人は危なげなく戦闘を続けている。

 

と、何か物音が聞こえてくる。

 

「なんだ?」

 

「誰か居るのかも?」

 

言葉少なに交わし、恐らく少し開けているであろうその場所に近づく。

 

するとこんな会話が聞こえだす。

 

 

 

 

 

「今のはオーバーキルじゃないか?」

 

「オーバーキル…?」

 

「相手のHPに対してダメージが多いって事。 今の場合もう少し弱い攻撃、それこそソードスキルじゃない普通の攻撃でも倒せたよ」

 

「それのどこがいけないの…?」

 

「いや、駄目って事はないけど効率は悪いじゃないか。 それにソードスキルは集中力を使うし過度な疲労は思わぬ事故につながる。 余計な疲れはないに越した事はないだろ?」

 

「別に良いでしょ? 私の勝手じゃない」

 

「まぁそうなんだが…」

 

声の感じ、少年と少女が一人ずつ居る様だ。

 

「ルニ、あれって…」

 

「ん、だな…行くか?」

 

「了解」

 

それだけ話して二人のところへ向かう。

 

 

 

 

「よ、キリト。 と見知らぬ少女。 お前らも隠しログアウトの事聞いてきた口か?」

 

「なに? あなたたち?」

 

「はじめまして。 それと、久し振りキリト」

 

「ルニ? ユウキ!? どうしてここに?」

 

「あぁ、依頼でな。 噂を確かめに来た」

 

「そういうこと。 もしかしてキリトも?」

 

「まぁな…」

 

「あなたたち、何を云って、う…」

 

「お、おい!?」

 

「きみ!?」

 

「ん、疲労か…」

 

少女が何かを云いかけるが、急に倒れる。

 

「ちょうどいい。 キリト、彼女を運んでくれ」

 

「俺が?」

 

「俺が運ぶと後が怖いからな。 頼む。 方法は知ってるだろ?」

 

「まぁ、知ってるが…」

 

「良いからほれ」

 

そう云うとアチェールニはアイテムストレージから寝袋を取り出しキリトに投げ渡す。

 

「ユウキ、彼女を寝袋に入れてくれ」

 

「りょーかい」

 

ガサゴソと準備を終え、出発。

 

 

 

「ここら辺で良いだろ、お疲れキリト」

 

しばらく歩き、安全地帯に辿り着く。

 

ゆっくりと少女を横たえるキリト。

 

そしてユウキが少女を寝袋から出す。

 

身体を伸ばし、一息つくキリト。

 

そこをユウキに怒られている。

 

アチェールニは二人を微笑ましく見ていたが、その時少女の意識が戻ったのに気付く。

 

キリトとユウキに身振りで落ち着かせ、自分はすこし離れ様子を見る。

 

「ん、私…?」

 

「気付いたか?」

 

「え?」

 

声に驚き辺りを見渡す、とすぐにアチェールニに気付き次いでキリト、ユウキに顔を向ける。

 

「あなたたち…?」

 

強い警戒心を露わにして鋭い視線を向ける。

 

「まずは安心してくれ。 寝てる間に何かをしたりはない。 見て分かる通り女子が居るし、俺たちは下種では無いつもりだ。 気持ちは分かるから斬りたいというなら甘んじて受けるよ。 俺がな」

 

「ルニっ!?」

 

アチェールニのその言葉に強く反応するユウキ。

 

肩を竦めはするが、撤回するつもりはないようだ。

 

ユウキには視線を向けず少女を静かに見つめる。

 

「あ、あのね! ルニは勿論キリトも君に何もしてないよ? 信じてくれない…かな?」

 

小首を傾げ、上目使いで少女に告げる。

 

少し涙目で。

 

「え、と…」

 

それを見て少女は気まずそうに目を逸らすが、目に映るのは彼女が疑った男二人。

 

キリトは困った顔をし、アチェールニは冷静に視線を合わせ答えを待つ。

 

「「「「…」」」」

 

暫く無言が続き、耐えられなくなったのか。

 

「…はぁ、分かったわよ。 信じる、信じるから! その表情(かお)はやめて!」

 

「ホント!?」

 

「本当よ、そんな表情(かお)演技でなんかそうそう出来ないでしょうし、貴女はそういうの苦手でしょうしね…」

 

「よかったぁ…ルニ、キリト! 信じてくれたよ!」

 

「あぁ、そうだな」

 

「助かったよ、ユウキ」

 

少女の言葉と同時に場の空気も弛緩する。

 

安心したら力が抜けたのか、ユウキは座り込み肩を下げてしまっており、アチェールニはそんなユウキに近づき肩を軽く叩く。

 

キリトは困った顔のまま頬を掻くが気を取り直して声を掛ける。

 

「なぁ、君。 どうしてあのダンジョンに居たんだ?」

 

理由は想定しているが念の為に問い掛けるキリト。

 

それを分かっているのかアチェールニとユウキは任せるとばかりに一歩下がる。

 

「どうでもいいでしょ? 放っておいて」

 

「と、云われてもな…見知った以上放っては置けないよ」

 

それを聞き鋭い視線を返す。

 

が、すぐに視線を逸らし立ち上がる。

 

「何処に行くんだ?」

 

「戻るのよ。 私はまだ戦える」

 

その言葉に違和感を覚え、アチェールニが聞く。

 

「戦う? 君はあの洞窟で何をしてたんだ?」

 

「ルニ?」

 

「何って…? 戦ってたのよ。 あそこの怪物は強いって聞いたから」

 

確かにあの洞窟のMobのステータスはフィールドや迷宮区の一部のMobより高く設定されており、経験値も多く得られる。

 

だからこそ隠しログアウト・スポットの噂が流れた際に信憑性を増してしまった経緯がある。

 

そしてそのステータスの高さから噂を信じてしまったプレイヤーが事故(・・)を起こし、帰ってこなかった。

 

それもまた噂を助長しそのプレイヤーたちはログアウトに成功し、だから帰ってこない。 という構図が出来上がってしまったのだ。

 

実際には高いステータスのMobに、殺された(・・・・)というのが真相だ。

 

だが理由が何であれ確認が取れない以上噂は拡散していく。

 

故にアチェールニとユウキ、そしてキリトはその噂がこれ以上広がらない様に確認する依頼を受けていた。

 

その際、噂を信じてしまい訪れた者を説得及び必要に応じて救助する事も含まれている。

 

少女もその噂を聞いてここに来たと思っていたアチェールニ達だったのだが。

 

「君はこの洞窟の噂は聞いていたりするか?」

 

「噂? 何のこと?」

 

「隠しログアウト・スポットの噂だよ。 聞いたことないかな?」

 

「いいえ?」

 

どうやら覚えは無い様子だ。

 

アチェールニとキリトは視線で会話をし、その間にユウキは不思議そうな顔で問い掛ける。

 

「じゃぁここで何してたの? 知らなかったって事はログアウトする為じゃ無いってことだよね?」

 

「…戦うため。 そして負けない為、よ」

 

「負けない為?」

 

「もう良いでしょ? 行くわ」

 

「え? ちょっと!?」

 

話しはもう終わりとばかりにその場から立ち去ろうとする。

 

ユウキが驚き、声を上げる。

 

少女の肩に手を伸ばし引き留めようとするが、するりと躱し歩き出す、と。

 

「待った」

 

声を掛けたのはアチェールニだ。

 

声に何かを感じた様に足を止め、然し鋭い視線を返す。

 

「「…」」

 

キリトとユウキは静かに見守る。

 

暫しアチェールニは少女と視線を交わし、云う。

 

「君は意味なく死ぬことも何もせず閉じこもることも、そして逃げ出すことも望まないんだな? なら俺たちと来ないか?」

 

「貴方達と?」

 

「あぁ、とはいえこれからずっと一緒に、って訳じゃない。 近くの町までだ」

 

「…?」

 

「ルニ? もしかして…」

 

「あぁ、君も《会議》に参加しないか? 今日の夕方、迷宮区に近い町の《トールバーナ》で此処第一層のボス攻略会議が行われるらしいんだよ」

 

「…ボス…攻略、会議…」

 

 





うぃw

アスナとの出会い、キリトとの再会です。

まんまタイトル・・・汗


ここから一層ボスまではある程度原作、ってかプログレッシブに沿っていきます。

一応次回か次々回にボス戦…の予定です。(予定です キリッ)


キルシュちゃんが出せなかった・・・泣


展開上…ね…仕方ない…ね…


さて、と。

次は早めに…早めに…

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