取り敢えず、ボス攻略会議…直前まで!です!汗
いやー…なんだか無駄に文字数が嵩んでしまいキリの良いここらで一度切っちゃいます汗
全くと云って良いほど話は進んでいません!(`・ω・´)キリッ
スミマセン…汗
時間かけてこの仕上がりっていう…w
まぁ…まぁまぁw
取り敢えず。
どぞ
アチェールニside
「着いた、か」
件の洞窟から《トールバーナ》に辿り着く。
厄介な人物からの厄介な依頼を終え、軽く息を吐く。
見渡すとユウキも両手を組み前へ伸ばし体を解している。 キリトは…まぁいいか。
「ふぅ、お疲れさま! ルニ!」
「あぁ、お疲れ。 キリトもごくろうさん」
「おう。 ルニもユウキもお疲れ」
取り敢えずパーティを組んだ際のお決まりの挨拶を三人で交わす。
「君もお疲れ」
次いで後ろを振り返り臨時の〈同行者〉にも声を掛ける。
鋭い視線が返ってきた。
特には気にしないで、肩を竦める程度に流す。
(気が張ってるんだろうな。街に入ったとき位気を抜け…とも云えんしな。まぁ、その内慣れてくだろう)
「さて、これからどうする?」
「あぁ…すまん。 俺はちょっと用事があるんだ。 だから…」
「そか。 ならここで別れるか」
「すまん。 また後でな!」
「またね! キリト!」
そうなると…視線をフェンサーさんに。
「……私も行くわ」
ということらしい。
「了解。 そんじゃな」
「…ふん」
冷たい反応な事で…。
「っと、そうだ。 会議は16時からだから。 伝えたぞ」
一瞬こちらに視線を向けるがさっさかと行ってしまった。
「まぁ、仕方ないかな…」
「まぁね。 色々思うところはあるんだろうし、ね。 もう少ししたら落ち着くんじゃないかな?」
「ん、だな。 まぁいい」
取り敢えず一つ息を吐き、肩を竦める。
「それより、これからどうする? まだ少し時間あるしな」
これからの予定を組もうと声を掛ける。が。
「いやユウキ? 何故呆れた目をするのかな?」
「ルニ? もしかして…忘れてるの?」
「…え?」
なんかあったっけ?
ユウキさんや? そんな心底呆れた視線を向けないでくれ…。
「はぁ…仕方ないなぁ…。 これからアンジェさんに報告に行くんでしょ? 本気で忘れてるの?」
あ…。 忘れてた…。
「…ルニ?」
「いや!? 忘れてないぞ? うん、ホントに…うん」
「ルーニー…?」
うぅ…冷たい視線が…。
「わ、悪かったって…なんかこう…なぁ…?」
「…はぁ。 まぁルニをいじるのはこれくらいにして、早くいこ?」
「お、おう…」
これは後で説経タイムだな…まぁ、俺が悪いんだが…。
ささっと済まして会議に打ち込むか…。
「えぇっと…此処だっけ?」
「ん? あぁ、此処の筈だ」
件の人物との待ち合わせ場所に辿り着く。
路地の隅の如何にもな場所。
(密談には最適だな…ってかこの町ってそんな広くないのに何でこんな如何にもな場所が?)
気にしても仕様がないのだが…気になってしまうも仕様がないな、うむ。
一人頷いていると。
「何一人で頷いてるのかしら? 頭の中の誰かとお話し中?」
妙に楽し気な声が誰も居ない筈の所から聞こえてくる。
「アンジェさん?」
「ハ~イ! みんなの天使・アンジェリカで~す!」
そこには青い衣装で身を固めた赤髪の少女が居た。
「…天使?」
「はいそこ! 首傾げない!」
「いやだって…」
「な・に・か・な?」
「ち、近いから…分かった、分かったって! アンジェリカは天使だ! うん!」
「………まぁ、良いでしょう。 …後々刷り込めば良いんだし…」
(なんか物騒な言葉が聞こえてきたんだが!?)
黙ってれば美少女なんだが…。
「んんー? 何考えてるのかにゃぁ…?」
「いや? なんでも…?」
「フーーーン?」
徐々に半目になっていく。
地味に怖いな…。
「ルニ、ご愁傷さま…」
「ユウキ!? 見捨てるのか!?」
「自業自得…」
んんっ…。
咳払いで誤魔化し。
「それよりアンジェリカ、さっさと本題に入るぞ?」
「はいはいりょーかい! ちゃちゃっと済ましますか!」
「………」
ユウキの視線は気にしないことにして…。
「まず例の洞窟だが、噂はデマで間違いない。 俺とユウキで奥まで確認したが特に何てことのない…とは云えないが、多少Mobのステが高い程度でログ・アウトスポットはおろか何があるわけでもなかったな。 それと、道中でプレイヤーと遭遇。 一人はキリトだったな。 俺たちと同じ依頼を受けていたみたいだったな。 大方知ってたろうけどな?」
「ん、知ってるよん」
「…。 んで、もう一人。 女性プレイヤーと遭遇、これをキャプチャ―した」
「ルニ? キャプチャーって…」
「それは置いといて。 で、そのプレイヤーだが噂を聞いて来たわけではなかったみたいだが、一応街に連れてきて会議に参加を募っといた」
「ほうほう、そのプレイヤーってのは細剣使いかなん?」
ん? 知ってるのか?
「にゅふふ…気になるのかなん? あの子の事?」
含みのある云い方。
取り敢えず半眼を向けてやる。
「にゅふふ…聞きたいなら答えなくもないけど?」
「…いや、いい。 なんか面倒臭そうだ」
「つれないなぁ…」
「アンジェさん? あんまりルニを揶揄うなら…分かってますよね?」
「ユーちゃん目がマジだね?」
「アンジェリカ? 顔が引き攣ってるぞ」
「おほん。 さぁてと、んじゃぁこれにて依頼は完了だねぇ。 ほい、報酬だよぉ」
そう云い、コインをオブジェクト化。 こちらに放り投げてくる。
片手で受け取り、ユウキに半分渡す。
「ありがと」
「おう」
互いにストレージへ。
「それじゃぁ、あたしはこれで。 今回はありがとねんー」
「アンジェリカ…その語尾何とかならんか?」
「んー? なんないよんー」
「さいですか…」
「それじゃ、アンジェさん。 また」
「じゃにぃ!」
と、云うが早いがさっさか消えてしまう。
「相変わらず身軽だな…」
「ふふっ。 だね」
暫くそちらを見やる。 が、ぼうっとしてても仕方ないと思い直し気を取り直す。
「うし、取り敢えずなんか食うか。 小腹が空いた」
「そだね。 いつもの行く?」
「だな、ベンチかなんか探すか」
「りょーかい」
in kirito side
「まさかルニ達と出くわすとはね。 然も同じ依頼とは…」
懐かしい…といっても一か月程だが、久し振りに会ったな。
元気そうで良かった…。
どうやらボス戦にも挑むみたいだし、パーティ組むかもしれないな。
(でも…あいつはユウキと一緒にここまで来たんだな…俺には出来なかったことを、あいつは…)
後悔はしていない。 でも…俺は…。
「どうしたキー坊? 浮かない顔してるゾ?」
後ろから声。
相変わらず
「うす、時間通りだな。 アルゴ」
後ろを振り返るとそこにはフードを被った小柄な人物。
さっとフードを払い、見える顔には左右の頬に三本の《ヒゲ》。
通称『鼠』というあだ名を持つアインクラッドでも希少な〈情報屋〉の一人だ。
メジャーな情報屋はもう一人いるらしいが生憎俺はそいつとは会ったことはない。
「もちろんダ。 情報は新鮮な内に、ってナ。 で、どうだったんダ?」
「あぁ、結論から云うと噂は嘘だった。 途中アチェールニとユウキ、それと女フェンサーと遭遇した。 ルニ達は俺と同じ用であそこにいたらしい。 んで、フェンサーさんは噂は知らなかったらしいがまぁ色々あって此処までご同行願って攻略会議に誘ってある。 洞窟の奥までルニ達に見に行ってもらったが特に何もなかったそうだ。 後の対応は任せるよ」
「そうカ。 全く、いい迷惑ダ…オレっちの名前を騙ってそんな噂を流すんてナ…」
「まぁこれで犠牲が無くなればいいんだがな…そこはあんたに任せるが」
「まぁ任せてクレ! 情報屋の沽券に関わるカラナ! …というトコロでもひとつ話があるんダヨ…」
「また代理交渉か…?」
「まぁナ…二万九千八百コルまで引き上げるそーダ」
「ニーキュッパかよ…悪いけど幾ら積まれても答えは同じだ。 売る気はないよ」
「オレっちも依頼人にそう云ったんだがナー」
アルゴの本業は情報屋だが、その素早さを生かしてメッセンジャーの副業もしている。
本来は口頭での伝言やスクロールの配達なんだが、今回の依頼主は少々面倒な相手らしい。
彼(または彼女)は俺のメインアーム《アニールブレード+6》を買い取りたいということだ。
確かにレアな剣だし入手クエストもなかなかに厄介なものではある。
スペックも現状望み得るほぼ最高のものと云えるだろう。
云えるのだが。 所詮は《序盤の武器》でしかない。
強化の残り回数も数回だし第三層か第四層あたりでは次の剣に更新しなければならず、当然その剣も強化していかなければならない。
以上の理由から現時点では間違いなく大金であるニーキュッパコルを支払ってまでこの剣を欲しがる某氏の動機を推し量りかねていた。
「…そいつの口止め料、千コルだっけ?」
「そーだナ。 上積みするカ?」
「うーん…1kかぁ…」
微妙に悩む値段だよなー…。
「…ったく、情報を売るだけじゃなく売らないほうでも商売してんだからなぁ…商魂逞しいなぁ…」
「この商売の醍醐味だナ! 誰かに情報を売ればその瞬間に《誰それが何々の情報を買った》っていうネタが生まれるって訳ダ!」
「……はぁ。 どっかの女性プレイヤーが俺のパーソナル情報をお求めになったら教えてくれ。 相手の情報買うから」
「にゃはは! …んじゃ、依頼人には今度も断れたって伝えとくサ。 この交渉は無理筋だ、ともナ。 ほんじゃこれ、報酬ナ。 また頼むヨ、キー坊」
ひらっと手を振り、身を翻すと《鼠》の渾名に相応しい敏捷さで表通りへと走り去った。
(さて、と。 小腹も空いたしいつもの食べるかね…)
out kirito side
「お? ユウキ、あそこ」
適当なベンチを見繕っていたら見覚えのある人物を見付ける。
「ん? あ、さっきの…」
「どする? 一緒するか?」
ユウキが彼女を気にしていたことを思い出しつつそう提案する。
「んー…そだね。 いこっか」
「おう」
少し考えた様子だがすぐに頷いて、先立って歩き出す。
(さて、どうなるかな?)
少しだけ思うとこもあるが、頷き返しその後に付いていく。
「隣、良いかな?」
「…? あなた達…」
鋭い視線をこちらに、というか俺に向けてくる。
(なんか嫌われてるなぁ…別に良いんだが…居心地はあまり良くないな…)
「ダメ…かな?」
「…う…はぁ、好きになさい。 それと。 お願いだからその目はやめて」
「やった! それじゃ失礼しまぁす!」
少女の隣に少し離れて座るユウキ。
「ほら、ルニも!」
少女とは反対の場所をポンッと叩き促してくる。
「仰せのままに。 …構わないかな?」
一応聞いておく。
一瞬こちらを見やるが、すげなく顔を逸らされる。
無言は了承という事に捉え、軽く肩を竦めつつユウキの隣に腰を下ろす。
「そのパン美味しいよね? ボク毎日食べてるよ!」
「…本気で云ってるの?」
「もちろん! まぁ、工夫はするけどね」
胡乱気にこちらを見てくる。 まぁ気持ちは分かる。
「ま、ホンの一工夫だがな。 えぇっと…」
「よ、ルニ、ユウキ。 どうしたんだ? こんなところで?」
「キリト! これから軽く腹ごしらえだよー」
「お? ご一緒しても? そちらのフェンサーさんも、良いか?」
「もちろん!」
「俺は構わん」
「…好きにして」
三者三様に答える俺たち。
「では失礼して」
「ルニ、早く早く!」
「落ち着けって、ほい」
「わーい!」
「お? お前たちもあのクエやったのか?」
「ということはキリトもか?」
「おう。 美味いよなぁ…」
俺たちがそんな話をしてる間に。
「ほら、このアイテムをそのパンに使って?」
「……ん」
少女が件のアイテムをタップ。 対象指定モードの指先をパンに。
微かな効果音が鳴り、パンにたっぷりのクリームが乗っかる。
「……クリーム? こんなもの、どこで…?」
「一つ前の村で受けられる《逆襲の雌牛》っていうクエストの報酬だよ。 クリアに結構時間かかるからやる人はあんま居ないんだけどね」
そう云う間にユウキも二つのパンにクリームを乗せ、片方を渡してくれる。
「サンキュ」
「ん!」
笑顔で答え、クリームたっぷりのパンにかぶりつく。
「んー! おいしー!」
「……」
「ほら、きみも!」
恐る恐る、といった感じで齧る。
途端、勢いよく食べ始めた。
(おー…美味そうに食うな…うん、やっぱり美味いよな)
ふとキリトの方を見るとこちらもこちらで美味そうに食っている。
(まぁ、俺もそう見えてるだろうけど)
そんなことを考えていると、あっという間に食べ終わった様だ。
軽く、感動?してる様子。
見ているとはっと気付き、複雑な表情を浮かべている。
(恥ずかしかった…ってとこかね?)
もじもじしているのを横目で見てると。
「どうだったかな? 美味しかった?」
「………。 ご馳走様…」
「ん! どういたしまして!」
俺も食べ終わり、折角だからと声を掛ける。
「さっきユウキが云ってたクエ、やるならコツを教えるが?」
そう告げると少し迷った様だが、キッパリと。
「別に良い…私は美味しいものを食べるためにこの町に来た訳じゃないから」
「そうか。 じゃぁ何の為なのかな?」
「私が、私でいるため。 最初の街の宿屋に閉じこもって腐っていくくらいなら最後の瞬間まで自分のままでいたい。 たとえ怪物に負けて死んでも、このゲームに…この世界には負けてなんかやらない。 絶対に…!」
「「「………」」」
俺は。
いや、キリトも。 そしてユウキも。
何も云えなかった。
彼女がそう思うに至った現状、他の…今のこの状況を生み出したのは。
一端ではあるが、俺の…。
「すまない…」
思考の海に沈んでいると、キリトがそう言葉を発する。
「え…?」
「すまない…。今の、この状況…言い換えれば君をそこまで追い込んだのは、ある意味では俺の…」
「キリト!」
「「「「………」」」」
四人ともが沈黙し、重い空気が流れる。
(キリト…お前だけじゃない。 俺にもその責はあるんだ…)
「ルニ…!」
(目聡いな…俺はどれだけこの相棒に救われていることか…。 だからこそ、俺はキリトの力にならないと…なのにな…)
そんな中。
街の中央にそびえる一際巨大な風車塔に備えられた時鐘が高らかに鳴り響いた。
午後四時。 《会議》の始まる時間。 見れば少し離れた噴水広場にはすでに多くのプレイヤーが集まっていた。
「…行きましょう。 あなた達が誘った会議なんだから」
「そう、だな」
「さっ! 行くよ! ルニ、キリト!」
「…あぁ」
タイトルや前書きの通り、ボス戦会議の直前ですw
取り敢えずアスナの描写した位しか大した事書いてないかも(;´・ω・)
キルシュがまた出せなかったorz
次は!次こそは!!汗
予定では次回はボス会議の後ボス戦に突っ込みたいと思いますです。はい。
今回試験的に苦手な一人称視点での描写をしています。
おかしいトコなど多々あるかもしれませんが、平にご容赦をw
んんっと…
キルシュの立ち位置をどうしようかなぁ…
一応考えてる事はあるんですが…
タグ追加しようかな…?
っと、これ書かなきゃですね!
今回もお読みいただきありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ
こんな作品ですが、もしよければまたお付き合い下さいませませw