グリモア〜Avoid the fate〜 作:ジャック1103456
ではどうぞ見ていってください。( ̄^ ̄)ゞ
Episode 2 「髑髏、降臨」
自由は何も言わずに部屋へ連れられた。
自由「先輩、ここ女子寮っすけどなんか言われたら自分が言っとくっす。」
ジャック「だ、だからってなんで自室に…」
ここって女子寮なのか………いい匂いだ………
自由「先輩のためっすよ。はい、先輩の分も買っといたんで、どーぞ。」
甘党屋のアイスを手渡す。
このアイス上手いんだよなぁ………
ジャック「え、いいの?」
自由「そんなことは良いっすから、食べる。」
そう言って黙ってスプーンを渡してきた。
ジャック「……いただきます。」
自由「……………」
本当にいいのか……そんな思いが頭をよぎる。
ジャック「自由…本当、ごめん。」
自由「……………」
彼女はムッとした顔で何も言わなかった。
やっぱり許す気は無いみたいだ。
ジャック「自由………?」
自由「……………先輩。」
急な問いかけにびっくりしつつも冷静に返事をした。
ジャック「はい…………」
自由「…ゲームしません?」
ジャック「え…いいの?」
自由は急にいつもの純粋な可愛らしい笑顔に戻った。
そしてゲームしようとせがんできた。こんな仕打ちは期待してなかった。
蹴られ、殴られるのかとばかり………
自由「大丈夫っすよ。」
ニコッと自由は笑って見せた。
ジャック「どんなゲームを?」
自由は「うーん」としばらく考えてから財布に手をかけた。
そして俺の手の上に3000円を置いた。
自由「自分でやりたいゲーム、買ってきて下さいよ。あ、協力プレイじゃないやつは買ってくるなっすよ?」
ジャック「なんだよ、俺お前に世話焼かせてばっかじゃんか…」
何か悪い気がしてならなかった。自由に迷惑かけてばかりだからもうこれ以上は……
自由「あ〜も〜。先輩の為じゃないっす!自分に買ってきて欲しいんすよ!」
………………このツンデレ。
ジャック「お……おう…わかったから、そう怒るなよ…」
自由「ぷんぷん!」
頬を膨らませて言う様は面白いからつい笑いそうになった。
ジャック「ぷんぷんって……」
自由「早く行けっす!」
ジャック「は、はい〜!」
ーーーーーーーーーー
ゲームを買い、外へで出る。この時、俺に危機が迫っていた。
ジャック「ついつい勢い余って俺の金使っちゃった。やっぱり迷惑はかけられないな。」
「おい。」
ジャック「?どえ⁉︎(な…なんかヤンキー来たー!)
柄の悪い奴らが4人立っていた。
「てめぇ小鳥遊のダチだろ。」
ジャック「ダ、ダチ?ああ…そうだ…」
なんでこいつらが自由を知ってるんだ?
そして胸ぐらを掴まれた。
「じゃあちょっと痛めつけっからこっち来いや」
ジャック「ちょっと待って!なんでこーなるの!」
ヴヴ………ヴヴ…………
自由からのメールだ。今ならと思ったが取られてしまった。
「……ん?それよこせや。」
ジャック「ダメだ!これは渡せねぇよ!」
「よこせこの野郎!」
頭を殴られた。木刀で。
ジャック「ぐはっ!」
「なんだ…愛しの小鳥遊からのメールじゃねぇかよ。」
こいつら、正気じゃない。許せない………!
人はこういうことはしてはいけないのに…………
ジャック「返しやがれ!」
心臓の音が体に響き渡る。目の前が赤く染まっていく……
「るせぇよ!力ずくでとってみろよ!」
ジャック「あ!デバイスが!」
デバイスの落下音が無かった。誰かがキャッチしたみたいだ。
「ん…?お前、小鳥遊かこの前のお返しさせてもらうぜ…」
小鳥遊?まさか…………
「よくもまー、うちの先輩可愛がってくれたっすねぇ…ちょっとは痛めつけないとダメっすかね…?」
自由………………
ジャック「あ……自由!なんで!」
自由「だって、全然返信してくれないんですもん。そりゃ、心配しますわ。
さてと…覚悟して下さいよ…?」
自由はカチューシャを取り、戦闘態勢に移った。
「おぉぉぉりゃぁぁー!」
自由「おっと、考えも無しに突っ込んでくる。がたいが良いだけの脳筋野郎っすね〜w
とぅ!はっ!やっ!」
自由の攻撃は全てヒットし、崩れ落ちた。
「ぐはぁ!」
「てめぇ!覚悟しやがれぇぇぇ!」
バットをキャッチして余裕の表情を見せた。
自由「ダメダメ。金属バットなんて使っちゃ。男は黙って拳一貫じゃないっすか?
やっ!ほいっと!」
顔面にパンチが入った。
「あぐぅ!」
自由「さてさて、もう退散すか?んじゃ、オ・ルボワール〜w」
奴らは一目散に去っていった。
俺の意識も薄れていった…………
ーーーーーーーーーー
「………んぱい…………せんぱ………………先輩!」
気がつくと自由のベットの上だった。
頭にはまだ傷がある。
患部に消毒液を塗られた。
ジャック「いてて……ここ木刀でやられたんだよな…いってぇ!もう少し優しく!」
自由「あ……大丈夫っすか?」
そう言って頭に包帯を巻いてくれた。
ジャック「うん。でも自由が来てくれなかったら俺今頃……」
本当にそうだ。自由が来なかったら今頃殺されていただろう。
すると自由は不満そうな顔になった。
自由「………またお嬢が変なことするから……」
ジャック「え?何?」
あの面倒くさそうなお嬢様のことか………
自由「いいえ、なんでも無いっす。それで…どんなゲームを?」
ジャック「そっか。でも本当に自由に頼ってばっかだから…」
自由「何が出るかなw何が出るかなw………じゃん!
おおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
絶叫は部屋中に響き渡った。
ジャック「し…し〜!うるさいって……!」
瞬く間に戸が開いた。
アイラ「うるさいぞ!静かにせんか!黙って夜を過ごせんわ……」
そこには1人の少女がいた。凄い古風な喋り方の。
似合わない…………
ジャック「……え〜と、どちら様で……。」
すると彼女は目を見開いた。
アイラ「な⁉︎素性を知られた!これではこやつをたぶらかすことができん!」
彼女はガクッと膝をついた。
自由「え…こちらは東雲 アイラ先輩っす。」
東雲 アイラ…………聞いたことがある。
吸血鬼だったか。
アイラ「血ぃ吸うたろうか…」
合っていた。
だが急な話で動揺が隠せなかった。
ジャック「え、血って俺の⁉︎」
アイラ「少年の他に誰がおる!さっさと譲らんかぁ!」
結構露骨に攻めて来るアイラに抵抗の術が無かった。
ジャック「首筋⁉︎」
アイラ「あ、いや。首筋は死んでまうからの。腕で良い。」
優しい吸血鬼だこと。
だけど俺の血液は…………
いや、やめておこう………
ジャック「腕で良いのか……」
アイラ「いただきまーす。はぐ………ん………ちゅ………」
吸われる感覚は癖になる………
気持ちがいい…
でもなんか意識が飛んでいく…………
ジャック「………ぁぁぁぁぁ…………」
自由「先輩の顔が青くなってく……」
アイラ「………っぷはぁ!ん〜♡美味じゃぁ〜♡」
とっても満足そうな顔だった。それはそれで嬉しい。
ジャック「そ、それは良かった………」
自由「あのー。」
アイラ「なんじゃ?」
自由「東雲氏もゲームしません?ふたりだけっていうのもアレなので…」
ジャック「え、じゃあ、この3人で?」
自由「そうっすよ。」
アイラ「ゲームするにはあの……なんか基盤が必要じゃなかったかの?」
指をくいくい動かしながら考えている。
自由「コントローラーっすか?」
アイラ「そう……そのコントラーとかいうやつじゃ。」
コントローラーな。
自由「ふっふっふ………自分を誰と承知で?悪名高きフリーダムっすよ!」
得意げな表情になって、コントローラーを取り出した。
というよりもフリーダムが気になった。
ジャック・アイラ「ふ………フリーダム⁉︎」
自由「と………その話は置いといて…。このFPSゲームは名作中の名作!もうかける言葉が無いっすよw」
ジャック「な、なんか嬉しい。」
アイラ「ふむふむ………じゃあ早速やろうかの♪」
ーーーーーーーー
自由「やっぱり銃の種類が多いっすね〜!さすが神ゲー!」
自由は興奮気味のようだ。買ってきてよかったな。
アイラ「あーこれな。M14。戦時中使っておったわ。」
アイラも少し興味があるようで、一通り銃を見ていた。
ジャック「銃弾は7.62mmNATOだったっけか。そういえばアイラは312歳だっけ?」
アイラ「そうじゃ。だから第二次世界大戦のこと知っておるぞ。」
得意げな表情になって、ふっふっふと笑い始めた。
ジャック「あーそれでか。それで銃に詳しいのか。」
自由「M1911A1!これは揺るがないっすね!」
俺はついつい語り出してしまった。
ジャック「ガバメントだったか?1911年、コルト社製の.45ACP弾を使用する世界的に有名な取り回しのいいハンドガン。この銃が真似できるようになってからはM1911型のピストルを多くの会社が生産、戦闘に用いられたとかなんだとか。」
自由はニヤッと笑いだした。
自由「先輩…意外と銃オタっすねw」
ジャック「るせー。俺が好きなだけだ!」
自由「さて、始まったすよ!」
アイラ「誰が一番殺せるかの?」
ジャック「自由には勝てなさそうだな。」
ーーーーーーーー
自由「東雲氏、0キル49デス、ジャック先輩、35キル8デス、自分は45キル、4デス。」
するとアイラは立ち上がって入り口へ歩いていった。
アイラ「まぁ、楽しかったから良い。早く寝るのじゃぞ〜。。。。ふぁぁ…」
ジャック「また明日な。」
自由「じゃあ、自分らは引き続きやりましょう!」
ジャック「おう」
いつまでも元気だなと思った。
……………………
自由「すやすや……」
気がつくと自由は寝落ちしていた。
ジャック「自由……寝たのか。ちゃんと布団掛けないと。」
布団を掛けるとくすぐったいのか自由はびくっと体を震わせた。
自由「ん……くすぐったぃっす………」
いつの間にか、目の前に影が現れた。
???「久しぶりだね。ナンバー000。」
俺をナンバー000などとおかしなことを言い出した。
ジャック「誰だ!」
???「誰って、君のドッペルゲンガーさ。」
ジャック「ドッペルゲンガー…?」
???「君は霧が取り付き、身体を蝕んでいる。いち早く楽になって欲しい。」
また訳の分からない話を…………!
ジャック「誰だか知らねぇがお前には関係ない!」
びっくりした様子で自由が起きた。
自由「…?先輩?」
ジャック「……はぁ……はぁ……」
嫌な予感がしてならなくて、動揺が止まらなかった。
自由「今、誰と話してたんすか?」
心配そうに語りかける自由に嘘をついた。
これ以上心配かけてはいけない気がして…
ジャック「誰とも。独り言だ。」
自由「…そうっすか。じゃあ、一緒に寝ましょ?自分が守りますから。」
自由はベットを半分空け、こっちきてというようにポンポン叩いた。
ジャック「いや、いい。寝ない。」
とても寝れるような気分じゃない。
自由「なんでっすか?身体が疲れますよ。」
ジャック「なんでもない。ただ、この月を見ていたいんだ。」
なんて分かりやすい嘘をついた。
自由「月っすか?ふぅーん。月好きなんですか。」
自由は少しも疑いはしなかった。でも今は自由を見ていると何故か落ち着く。
ジャック「見てると心が落ち着くからな。」
自由「ちょっと眠いかも…先輩の肩借りますね。」
そう言って肩に頭を乗せてきた。少し素直になれずにいた。
ジャック「……やめてくれ。こんな2日3日の仲の友達と寄り添うなんて。」
自由「………」(ぎゅーっ)
自由は急に抱きついて来た。
ジャック「!?おい、自由…///」
自由「先輩は、友達以上。自分の大切な宝物。………だから、守ってあげたい…
先輩は心を癒してくれる……それだけ……それでも、ダメっすか……?」
確かに俺のとっても自由にとってもお互い、宝かもしれない。
だけど俺は彼女に迷惑をかけている罪悪感に苛まれていた。
ジャック「守るって……何を根拠に……」
自由「先輩……やさしいし………頼りになるし………笑顔が素敵だし……自分にとって癒しなんすよ。だから、安心して………」
自由はそう言って頭を撫でてきた。気のせいだが、初めて真の優しさに触れた気がする。
ジャック「自由……ごめん。何から何まで迷惑かけて……」
自由「何も悪くないっすよ。先輩は。」
自由の抱き心地が良い。俺はこんなことを言ってしまった。
ジャック「やっぱり、しばらく……このままで良いか……?」
自由「もちろん………」
あ…………眠気が………………
2人「zzz…………」
ー朝ー
自由「ん……あ…先輩、おはようっす。」
ジャック「zzz…………」
自由は挨拶代わりに頭を撫でて見せた。
自由「先輩……起きてっすよ……ふふ……先輩も、勇気ついたかな。ごめんなさい、
まだ好きになれる程先輩を知らないっす。本当は…先輩と付き合いたいけど……まだ……」
ジャック「zzz…………」
自由は辛いのか、薄っすらと涙を浮かべた。
自由「こんな自分で、ごめんなさい。だけど、先輩が好きっす。先輩知る為に、自分、クエスト受注してくるっす。ゆる〜いやつっす。」
そう言うとまっすぐ部屋をとびだした。
自由「お願いします!クエストを受けさせて下さいっす!このままだとジャック先輩は……この通りっす!お願いします!」
必死に訴え続けた。ジャックとクエストへ行きたいと。
うのすけ「………そうか、ジャックの秘密を知ってしまったのか。ジャックでさえ知らない秘密を……」
そう言うとうのすけは深刻そうな顔をした。
いつもは見せない顔だ。
自由「一体どうなんです⁉︎先輩は今どんな!」
自由がそう言うと淡々と語り始めた。
ジャックの過去について。ジャック本人も知らない過去を。
うのすけ「話せば長くなるが、まあいい。
ある村のある日、突如現れた魔物によって焼き払われた。彼の…ジャックの両親、親族はそこで殺された。その時まだジャックは10歳だったかな…。彼は孤児院に引き取られた。孤児院の中でもトラウマから人を信じられずにずっと独りだったらしい。群れを外れた狼のように…
その後、ジャックは魔法使いによって16歳の時に保護された。霧の浸食があったものの、何故か霧が回っていなかった。そして17歳になり、グリモアに入ったわけだ。
生前、親がグリモアに入るよう入学金、制服代を前払いしてたんだな。
それからもトラウマと、霧と、運命…ジャックは毎日戦ってる。
それを分かった上でのクエスト受注だな。」
自由は話の膨大さにはついていけなかった。
だがすぐに理解してクエストを受注した。
自由「……はいっす。先輩を、先輩の命を脅かす鷹を退治して、自由に小鳥とともに遊べるようにします。必ず……!」
また俺の前にあの影が現れた。
???「憶えているかな。右腕のこと。」
ジャック「右腕…?」
右腕はちゃんと繋がっている。
戯言はよして欲しい。
???「君は魔物と変わらない。私みたいに言葉を持ち、知識、人間の原型を持っている。だけど違うのはその右腕だけ。銃を隠し持ってる。」
ジャック「……銃…?」
もうその嘘はいい加減にして欲しい。
???「今すぐ出るわけじゃない。本当に必要な時だけだ。でてくるのは。
ブレイク・ガンナー。ブレイクガンナーで生成した対魔物弾をマッハで撃ち込む代物だ。
ところで、君の好きな動物は?」
意味がわからん。ただでさえわからないのに更に意味がわからなくなった。
ジャック「蜘蛛、蝙蝠、蛇…」
???「そういうと思ったよ。君用の武器のコア。いいかい、君の、ジャックという名はグリモアに知れ渡っている。きっと君が魔物だと知られると、君を憎むものが必ず現れる。死神、
と名乗ってくれ。」
俺に死神になれということか。
俺はグリモアで健全な暮らしをしたいんだ。
ジャック「死神…?」
???「追跡者、追うものという意味だよ。君が魔物でいる間は絶対本名を口にしてはいけない。
仮面を被れ。それと、このバイク。普段は空気に霧が擬態しているから見つからない。」
ジャック「俺のバイクってか?」
意外とかっこいい。が、これを乗り回すとなると少し抵抗がある。
???「そういったところだね。とにかく、僕は行かなきゃ。また会おう。今日から君は、死神だ。」
ジャック「死神…?」
ーーーーーーーー
うのすけ「もう一つ……彼は失った物がある。
それは腕だ。右腕。霧で再構築してると聞くが…。」
自由「じゃ、頼んだっすよ。」
うのすけ「本当は俺担当じゃないんだけどな……」
ジャック「自由……」
ささっと俺の前に来た。
何かウキウキした顔しながら。
自由「先輩、おはようっす。早速ですが、クエスト行きませんか?」
ジャック「クエスト?」
初クエストが自由とか。まあいい。ちょうど腕試しをしたかった。これで。
自由「はい。繁華街にて魔物出現。現場に向かい、被害が出る前に排除せよ、と。」
ジャック「よし…いくか。困ってる人がいるんだもんな。」
そう言うと自由は嬉しかったのか大きな声で叫んだ。
自由「そのいきっすよ。さー!いきやしょー!」
ーーーーーーーーー
ジャック「そもそも人類が栄えてる場所にわざわざ現れる魔物なんているのか?」
自由「人が多いこそ、なんですかね?」
そんな時、魔物の咆哮が響き渡る。
グゥォォォォォォォォォォ!!!
自由「先輩…!あれ!くそ……あんな遠くに…。」
ジャック「これで行こう。」
自由「なんすか、え、バイクっすか!?」
ブンブンブーーーーン!
ジャック「頼むぜ、ライドチェイサー。」
自由「わわわわっ!速いっ!速いっすよ先輩!」
キキーーーッ!
自由「気をつけて進みましょ。」
ジャック「ここか?霧の魔物は。」
キシャァァァァ!!!!
自由「先輩!(ジャックを庇う)うわぁぁー!」(頭をうつ)
ジャック「自由!しっかり!」
自由「自分の事は気にせずに………(ガクッ)」
ジャック「何が楽しくてこんなことをどいつもこいつも……まとめて相手してやるぜ、意地汚ねぇ魔物ども!」
「……変身!!」
瞬く間に体が霧に覆われ、強力な鎧になった。
自由「……!あれは!?」
死神「雑魚どもが……かかってこい!」
魔物(ギャオォォォ!!!)
死神「はっ!ふっ!てやぁ!」
蹴りが当たり、魔物の一部が吹っ飛んだ。
魔物(キュウゥゥゥ!!!)
死神「キメるぜ。はぁぁぁ………てやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
右手にためたエネルギーで魔物は消えていった…
魔物(ギャァァァァァァッ!!!)
自由「強い……でも、自分だって……!やるときはやるんすよ!!
フリーダムを………舐めんなっす!!!」
魔物(ァァァァァァァッ!!!)
死神「大丈夫か。頭。」
自由「なんだって…あ、そっちなら大丈夫っす♪」
「そうか。よかった。」
そうはいうものの、頭からは血が出ている。吹っ飛ばされた時に強打した様だ。
だがそんなことは構わずに聞いてきた。
自由「あなたの名前は……?」
死神「俺は……………夢を追うものだ。夢を勝ち取るため、俺は戦う。」
絶対こんなの通じないだろ。
自由「それにしても、ジャック先輩いませんね〜。さっきまでいたのに。もしかしてジャック先輩は死神さんっすか?」
死神「デタラメいうな。」
「魔物だ……でも、魔物が魔物を消した……」
町の人たちは歓声を上げた。
「ありがとう、ありがとう!」
自由は感謝されたが、当の本人ではない。
自由「あはは……まーこの人のおかげっすよ。あれ……いない。」
ーーーーーーーーー
俺は今日出された新聞をよんでいた。
ジャック「『繁華街に現れた髑髏の魔物は正義か悪か⁉︎』だって?」
自由は深々とため息をついた。
翌日
自由「全くこの時……どこいってたんすか?ま、もう知ってますけどね。」
ふふん、とニヤついている。
可愛い。
ジャック「どこさ。」
自由「これっすよね。」
と、死神を指した。
ジャック「デタラメいうな。どアホ。」
自由「本当は?どうなんすか?」
自由はこういうときめんどくさい。
まあ口外に出さないとしんじているから、俺はいう。
ジャック「ちげぇよ。んな訳……」
自由「まあ、先輩の乗ったバイクで帰ってくの見たんすけどね。」
こう言われたら嘘はつけない。
ジャック「………」
自由「大丈夫。敵視しませんから。」
信じて、というようにクスッと微笑んだ。
ジャック「そう。確かに俺だ。」
自由「やっぱり。」
ふふ〜んと笑った。
ジャック「誰にも教えるなよ。」
???「名前を教えるってことは、信頼できるんだね。小鳥遊 自由を。
本当に信じられるといいけど…ね。」
またあの時の影の声が聞こえた………
作者:よく見返してみると文がおかしかったのでかなりの期間が空きましたが修正致しました。
現在、新しい話に取りかかっています。
近いうち更新できると思いますです。(以下、過去文)
今回もグダグダでしたがいかがでしたでしょう?
戦闘シーンなどは地味でしたが、お付き合いいただき、ありがとうございました。
ではまた次回お会いしましょう。