山城○○○!幼馴染と化した野獣   作:アサルトゲーマー

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ヒロインはここにいますよ(ベイマックス並感)

やはり清純派よりやはり暴力系だな・・ 今回のでそれが良くわかったよ>>シン(KING)感謝
まぁ山城のヒロイン度はまさしく鬼の力と言ったところか


新三章 ヒロインなんか必要ねぇんだよ!

 秋。

 スポーツの秋。読書の秋。食欲の秋。秋と言えば色々な事を始めるのにちょうどいい時期である。

 

「初めまして、赤城です」

「加賀よ」

「170キロです。74歳です。え~、身長が浩二で、体重が24センチです」

 

 そして友達を作ろうとして現在進行形で大失敗している男が一人。田所浩二であった。それを隣で聞いている山城は呆れたような顔を両手で覆っていた。

 

 

 ここは喫茶店『ヒラノ☆かふぇ』。独特な笑い方が人気のおじさんが店長を務めるノンケ向け(?)の喫茶店だ。現在の時刻はちょうどお昼時で、店内はランチの客でそこそこの賑わいを見せていた。

 その端にある窓際の六人掛けの席に加賀、赤城の二人組と山城、浩二、扶桑の三人組が向かい合って、そのうちの初対面である三人がお互いに自己紹介をしていたのだ。浩二は先の通りに大失敗していたが。ちなみに萃香は兄と同じく準ボッチの人見知りなので参加していない。

 

「けっこうガッチリしてますけど、なにかスポーツでもされていたんですか?」

「特にはやってないんですけど…修行やってます。いつの日か世界を救うと信じて」

「へぇ、鍛錬はしているのね。ならウエイトトレーニングのような?」

「ん、山城のサンドバッグですね」

「ごめんちょっと待って」

 

 最初の大失敗をスルーした心優しき一航戦コンビと会話していた浩二が特大の爆弾を落とした。修行発言も大概だったがサンドバッグ発言とともに向けられた赤城と加賀の視線がグサグサと突き刺さるも待ったを掛けることに成功した山城。

 山城は浩二の襟首を引っ掴んでトイレに直行した。

 

「アンタ馬鹿ァ!?(SURYU・ASK・LNGLー)あんな発言したら私がアンタを毎日殴ってるみたいに聞こえるじゃない!」

「毎日なぐっ…られているように感じるのは私だけでしょうか?」

「確かに毎日殴ってるけど全部アンタのせいでしょう!」

 

 嘘である。半分ほどは浩二のせいではあるがもう半分は山城がむしゃくしゃしてやった。むしゃくしゃしたのが浩二のせいであると考えればその通りであるが。

 山城は浩二に余計な事を言わないようによーく言い含めてから手を引いて席に戻る。数分も経ってないはずだが扶桑と赤城と加賀の話は弾んでいるようだった。ただし山城には迷惑な形で。

 

「へえ、つまり浩二さんは山城さんに一番近い男性なんですか」

「うふふ、そうなの。結構仲もいいし昔は公園でよく一緒に遊んでいたのよ。今でも一緒に遊ぶことが多いわ、この間なんか縁日でいい雰囲気に…」

「へぇ…もっと詳しく教えて頂戴」

 

「ちょっと待って!この話は終わり!閉廷!」

 

 怪しい感じになっていた会話に山城が大きく両手を振りながら待ったをかける。こういった話が好きな加賀は少しだけ不機嫌な顔をしたがこれ以上話がこじれたらもうどうしようもないと浩二を席に着かせる山城。

 「ほら、話ィ!」と浩二の背中を叩いてさっきの友達作りを再開させて話を変えさせる。

 

「ところで…貴方は山城の事をどう思っているのかしら」

 

 が、駄目っ・・・・・!加賀の先制攻撃によって話は再び修正された(諸行無常)。浩二は「そうですねぇ…」と一拍置いてから話し始める。

 

「やっぱり山城は、王道を往く…暴力系ヒロインですか」

「ヒロイン…あっ(納得)」

 

 浩二の言に納得する加賀であったが山城にとってはヒロインなどとんでもない。いいところアルペジオのヒュウガ(C  V  山  城)ポジである。

 山城はニヤつく加賀をじろりと一睨みしてから浩二の友人ゼロ人について話す。山城曰く幼馴染は友人ではない。山城の日記帳にもそう書かれている(NNJA SLIYー)

 

「友達の作り方がわからないんですか?簡単ですよ」

 

 赤城が手を合わせてニッコリと笑い、語りかける。

 

「同じ海で共に戦えばみんな友達です」

 

 赤城の天然が炸裂した。赤城にとっては当たり前であっても一般人にとっては無茶振りである。加賀は目頭を押さえてため息を吐き山城は額に手を当てて天を仰ぎ、浩二に至っては「海自に入らなきゃ…(使命感)」と決意を明らかにしていた。なお扶桑。

 

 

 

 

 

■■■

 

 

 

 

 結局その後話は弾み、浩二に初めて友人が出来た。とりあえずメル友から始めましょうと加賀から名乗り出て、浩二の携帯に家族と扶桑姉妹以外のアドレスが初めて載った。記録的な瞬間である。

 当たり前のように田所邸に入った山城は家に帰った後楽しそうにソフトスマホを操作する浩二を横目にしつつソファに体を預けて脱力する。

 

「…ん?」

 

 座って一分ほどだろうか、山城のスマホがブルブルと震えた。画面を見てみるとメールが届いており、送り主は浩二。チラと本人を見てみるとどうやらまだソフトスマホを弄っている様子だ。怪訝に思いながらも山城はメールを開いた。

 

『山城は意外とムッツリだゾ。姉妹百合の成年向け漫画買いあさってるとかこいつすげぇ変態だぜ?加賀はどう?山城がエロ本買ってる所見た?見ない?』

「ファッ!?」

 

 思わず山城はスマホを取り落した。いきなりの山城の挙動不審に「おっ大丈夫か大丈夫か」とスマホを拾い上げる浩二。そしてその画面を見た瞬間浩二の表情が固まった。

 

「これは…送信ミスじゃな?(IWNの怪)」

「浩二ッッッッ!!!!!!(BAKI)」

 

 浩二はこの後めちゃくちゃ殴られた。その日一晩中オォンアォンと汚い叫び声の漏れていた田所邸は近所のピネガキから「オォン念の館」と呼ばれたとか呼ばれないとか。

 なお後日エロ本云々についてじみーに拡散されてしまった山城はちょくちょくやってくるからかいのメールとかシスコン勢のガチ気味な同調のメールに胃を痛ませることになる。




鬼の力(範馬)



おまけ


浩二『今日はありがとナス!すっげぇ緊張したゾ~』
加賀『そうね、カミッカミだったものね』
浩二『親睦を深めたら多分噛まなくなるから安心!結構扶桑と山城に迷惑かけたし労わなきゃ…(感謝の気持ち)』
加賀『そういえば浩二は山城の幼馴染よね?何か面白い話とかないかしら』
浩二『ありますあります 実は山城エロ本がすっげぇ好きなんだぜ』
加賀『ほう…意外ね。詳しく教えて頂戴』
浩二『山城は意外とムッツリだゾ。姉妹百合の成年向け漫画買いあさってるとかこいつすげぇ変態だぜ?加賀はどう?山城がエロ本買ってる所見た?見ない?』←誤送信
山城「ファッ!?」


↓その後


浩二『山城はしょっちゅう姉妹百合の成年向け漫画を買いあさってるゾ』
加賀『山城は姉妹百合の春画集を集めているそうよ』

筑摩『わかる』
不知火『スパッツくんかくんかしたい』
大井『北上さんぺろぺろ』
龍田『天龍ちゃんなら私の隣で寝ているわよ~?(添い寝)』
千代田『お姉のおっぱいの谷間にお酒注いで飲みたい』
翔鶴『はぁ……瑞鶴かわゆ』
ひえー『姉妹百合ってなんですか?』
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