ソードアートオンライン~あの野郎!デスゲームなんて聞いてねぇぞ!~ 作:ユウキ・ペンドラゴン
ちなみにイルファング・ザ・コボルトロードをコボルトロード
ルイン・コボルトセンチネルをセンチネルと書きます
ディアベル率いる攻略隊は、ボス部屋の前に来ていた
「みんな!聞いてくれ!このボス攻略を成功させて、必ず生きて帰ろう!」
ディアベルがそう言うと
「「「「「「おおおお!!!!!」」」」」」
プレイヤー達の士気は一気に高まった
「全員突撃!!!」
「「「「「「うおおおおお!!!!!」」」」」」
攻略隊の全プレイヤーがボス部屋に入っていく
プレイヤー達が全員入り終わると、扉は勝手に閉まり、薄暗かった
ボス部屋が次第に明るくなっていく
部屋に完全に明るくなると目の前には、玉座に座るコボルトロードの姿が見える
コボルトロードは、プレイヤー達を確認すると、とてつもない跳躍力で、80メートルは
あろう距離を30メートル程にまで縮めたそして、
『ガァァァァァ!!!!』
コボルトロードが咆哮すると同時に、HPバーが三本表示され、
周りに三体のセンチネルがポップする
「怯むな!攻撃開始だ!」
ディアベルが喝をいれるそれに応え、攻略隊は、作戦通りにセンチネルの処理部隊と、
コボルトロードと交戦する部隊に、分かれる
タクト達は、センチネルの処理部隊である
「おし、それじゃ、行くかユウキ、キリト、アスナ」
「うん!頑張ろうねタクト!」
「あぁ、任せろ」
「分かったわ」
タクト達はセンチネルへと向かっていく
センチネルは、βテスターであるタクトや、キリト戦闘センスがあるユウキ
アスナにとっては、とるに足らない相手だっただが、一定時間でポップし、さらにポップするたびに一体ずつ増える為センチネルの数に押され始めていた
「くそっ!数多すぎだろ!ロードの方はどうなってんだよ!」
「多分もうすぐレッドゾーンにはいるはずだよ!」
ユウキがそう言った直後コボルトロードが一際大きい咆哮をし、持っていた武器を投げ捨てる
「みんなよくやってくれた!あとは、俺に任せろ!みんなは、下がっててくれ!」
ディアベルはみんなを後退させ、単身で、コボルトロードに突っ込んでいく
それを見ていたタクトは、
(おかしいここは、パーティー全員で囲むのが普通じゃないのか…?
それに、ロードが持っている武器はなんだ?あれはタルワールなんかじゃない…野太刀だ!)
「まずい!ディアベル!全力で後ろに飛べ!!!」
タクトが気づいた時には、もう遅くディアベルはソードスキルを発動してしまい
コボルトロードへと突っ込んでいくそして、
ディアベルはコボルトロードに一閃された
ディアベルの身体は容易に吹っ飛び数十メートル程飛ばされタクトの方に来た
「おい!ディアベルしっかりしろよ!」
タクトはそう言いポーションを取り出しディアベルに飲ませようとする
だが、ディアベルはそれを手で制す
「もう……いいん…だ………ボスを…みんなで倒して…くれ…」
ディアベルのHPが尽きようとしたその瞬間
「んぐふぅ!!!!???」
ディアベルが謎の呻き声をあげるそれは、タクトが無理矢理ディアベルに
ポーションを突っ込んだ結果発せられた声だった
「馬鹿野郎が!ふざけてんじゃねぇよ!!何がもういいんだよ!
あんた言ったよな!みんなで生きて帰ろうって!プレイヤーに希望を見せるんだって!
その言葉をあんた自身が否定するなよ!それに、あの突っ込んでいたのは、
LAボーナスをとるためだろ?」
そう、このソードアートオンラインの世界にはLAボーナス(ラストアタックボーナス)
なるものが存在するそれは、ボスにトドメの一撃を与えた者にだけ与えられる
ボーナスの内容は様々であり、武器であったり、防具であったりだが、共通するのは、
攻略した層では、確実に手に入らないほどレア度が高く、性能も破格である
故に、ほとんどのプレイヤーが狙っているものである
「それは、みててわかったよでも、それが死ぬ理由にはならねぇし、死んでいい理由にも
ならねぇ!LAボーナスはおそらく全プレイヤーが狙っているものだそれを
狙った行動のどこが悪いんだよ!プレイヤーとして当たり前のことだろ!
だから!もういいなんて言ってんじゃねぇ!一緒に戦うんだよ!」
「はは…君はなんでもお見通しだな…そうさ、俺はLAボーナスを狙って
一人でボスを倒そうとした…どうやら俺が間違ってたみたいだな
よし!指揮は俺に任せてくれ!君達はコボルトロードを頼む」
「わかったよ任せといてくれ!行くぞユウキ、キリト、アスナ!」
「「「了解!!」」」
タクト達はコボルトロードに向かっていく
「手順はセンチネルと同じだ!キリト行くぞ!」
「おう!」
「「おらぁぁぁぁ!!!!」」
タクトとキリトはソードスキル〈スラント〉を発動させコボルトロード
の野太刀を上に弾き返す
「今だ!ユウキ!アスナ!頼んだぞ!スイッチ!」
「「了解!!」」
「「せりゃぁぁぁぁ!!!!(はあぁぁぁぁ!!!!)」」
ユウキとアスナがソードスキルを発動し、ダメージを与えようとした瞬間
コボルトロードは、急に体勢を立て直しソードスキルを発動する
「危ない!ユウキ!アスナ!」
ディアベルの時と同様もう止める手段はない
(くそっ!どうにかあの二人を助けねぇと!でも一体どうすれば!俺にもっと力があれば!)
タクトがそう願った次の瞬間
『ピコンッ!』
スキル習得の効果音がなる
流星剣(スターゲイザー)
説明
このスキルは、攻撃力を25%ダウンさせることで発動できる
発動中は、攻撃速度2倍、移動速度3倍、ソードスキルのディレイが75%ダウンします
なお、発動時間は約20分です
(こんな時にスキル獲得?だけど今はこれに頼るしかない!)
「スキル発動!スターゲイザー!行くぜ!ミーティア!」
タクトがそう言うと、タクトの身体は光に包まれるキリト達プレイヤーがあまりの眩しさに
目を閉じ、光が弱まり目を開けた次の瞬間には、タクトの両腕には、
ユウキとアスナが抱えられていた
(ミーティアを使うと、さらに移動速度が1.5倍か…これは凄いな…)
「ふぇ!?タ、タ、タ、タクト!?早くおろしてよ!!」
「そうよ!早くおろしなさい!!」
ユウキとアスナの二人は顔を真っ赤にして、タクトの身体をポカポカと叩く
「ちょ、やめてくれHP減るから!今おろすって!」
タクトは二人をおろす
「ちょっとタクト!今の何!スッゴくビックリしたんだからね!」
「あれは、何なの?」
「説明したいところだが、それは、ボスを倒してからだなつっても
すぐ終わらせてやるよ!行くぜ!ミーティア!」
再びタクトの身体は光に包まれる二回目なので、プレイヤー達は目を閉じることは、
無かったが、代わりにありえない光景を目にしたそれは、
この時のステータスをいくら速さ重視にしても目に見えるのだが、
プレイヤー達には、タクトの姿は映っていなかったただ、流れ星のような軌道が
コボルトロードの周りを飛び回っているようにしか見えないしかし、
コボルトロードのHPは確実に削れているそして、コボルトロードのHPが0になる
コボルトロードはポリゴン片となり散っていった
「ふぅ…終わったか…」
ボスを倒したLAボーナスとして〈コート・オブ・スターナイト〉と表示される
そして、一拍遅れてプレイヤー達が歓喜の声をあげる
「「「「「「やったぁぁぁぁぁ!!!!!」」」」」」
「やったね!タクト!」
「あぁ、勝てたなユウキ」
しばらくプレイヤー達が喜びの気持ちを全面に出していると
「なんでや!!!」
キバオウのその一言で、辺りは静まりかえった
「なんで、ボスの武器が違うのを黙っとったんや!」
「なんだと?ボスの武器が変わっているのを黙っていただって?」
「そやろが!あんたが、ボスの武器が違うのを黙っておらんかったら
ディアベルはんは、あないな危ない目にあわんかったはずや!それをお前は…」
ここで急にキバオウの威勢が弱まるその理由は、タクトから溢れ出る殺気であった
「いちいち、うるせぇんだよサボテン頭確かに俺は、ボスの武器が違うのは分かった
だが、それは、奴が武器を変え、ソードスキルを発動した瞬間だ
仮にあんたが俺の立場になったとして、時間にして、三秒も無いなかで
ボスの武器が違うことを伝え、するべきことを伝えれたのか?」
「うぐっ……そ、それは……」
「なんだ出来ねぇのかよそれに、今この時にディアベルは生きてるし、死者も出なかった
それで満足だってどうして思えないんだ?過去の事をいちいち引きずり出してくんじゃ
ねぇよサボテン頭分かったか?」
「う……ぐ……」
「まあ、いい俺は、もう行くぜ次会った時にその癖直ってなかったらボコボコにする」
そう言いタクトは満天の星空のようなデザインのコート・オブ・スターナイトを装備し、
二層へと続く階段を登る
「じゃあな」
タクトが二層へ上がろうとした時
「待ってよ!タクト!ボクも連れてって!」
「ユウキか…こんな俺と一緒でいいのか?」
「当たり前だよ!」
「そうか…」
二人は二層へと上がっていった
結構中途半端になってしまいました
キバオウは、いやな奴ですよね~(笑)
途中からキリトとアスナが空気でしたごめんなさい
次は、かなり飛んでシリカのところまで飛びます
シリカ「いよいよ私の出番なんですね!それでは、次回にリンクスタートです!」