緋弾のアリア the RED likes blood. 作:ジョーの一階
テストどえしよう
『
先天的才能
70から80の種類があり、使用すると精神力を消耗する。これは高ランクの能力を使う程多く消耗する。
また、超能力を使う超能力者のランクには
つまり、超能力を使うには「才能」が必要である。絶対的に。
使えない者が羨望をを抱くには十分だった。
だが、ある男
一族は諦め無かった。
そして最後に 男
は
男は実験台として娘を選んだ
の
た 幸
だ せ
一族は最強を願って。
願
っ
て
。
目的の違いが軋轢を生む。
火種が導火線に飛び火するには簡単すぎた。
***********
一階 開始一分後
私は開始場所から
開始の合図が鳴った時、実技棟にいる人数は20人いた。これはおかしい、受験している生徒は私を含めて15人のはずである。そして、増えた人数分の5人が私と年齢が一致しない。つまり、ここから導き出される結論は、
「教師が混ざっている。」
ため息交じりの声で私は呟き、
「いるんでしょう?気配を隠しているつもりかもしれないけど。」
私は教師のいる方向に話しかける。まぁ、私の声を聞いて違う階の人が来るかもしれない。と一瞬逡巡する。
そっちの方が好都合なんだけどね。
教師の方は反応無し。・・ビビっているわけでは無いはずなので挑発が足りないのかな?
私はポケットからおもむろにケータイを取り出して。
「へぇ、高梨 奈津矢は入学試験を受けに来たひよっこにびびっているチキンだってツイートしよ。」
と、言った瞬間私はサッと半身にする。
そのコンマ1秒後、私の携帯が有った所を弾丸が通り抜けていった。
「もう既に場所はばれてんだから出てきなよ。」
飛んできた方向に向かって、呆れたような声を出して声をかける。
そう実際の所、私には分かっていた。
「そうか、今ので位置を割り出したか。」
何か呟きながら男が現れる。
ジャッと足を踏み鳴らしてその男がこっちに歩いてくる。どうやらスニーキングを解いたらしい。
・・・いやまてよ、私は一歩も歩いてないんだから、あの人がしているわけないじゃん。大丈夫か?私。
そして男は、いや高梨奈津矢は私の5メートル程前で立ち止まる。一応警戒はしているらしい。
私は彼に最後の挑発をする。
「私にとっては、あなたがそこに居るって分かるのなんて朝飯前。はぁ、あなた程度では私を欺けない。」
期待ハズレ
そんなことで姿を表すなんて私を下に見ている証拠。
そして、相手の力量を測る力が未熟だという事。
期待ハズレと結論付けた私は唯一の武装であるナイフをポケットから取り出す。そして、私が武装を取り出したのを見て相手は銃の照準を合わせる。
キレた高梨奈津矢は何も言わずに、パンッと私に向けて発砲する。
セミオートで発砲された一発の鉛玉は金属特有の光沢を放ちながらジャイロ回転して私の右肩に寸分違わずに撃ち抜こうとする。
私は右手にナイフを持っているので、被弾すれば私はナイフを手から離して丸腰になるだろう。
被弾すれば、ね。
しかし、私には銃弾がスローで見えていた。
私はナイフ振って、
「なッ・」
驚いた高梨奈津矢は動きを止める。
・・・そういう所がまだ彼が未熟だという最もたる証だ。
勝負がさっきので決まるなんて保証はどこにも無いのに。
呆れていながらも私はその驚いている刹那というとても短い時間の間に高梨奈津矢の横へ行く。
「期待ハズレ」
その言葉で私が横に来た事が分かったのか、私の方を振り向く。だかもう、遅い。
「バイバイ」
と言って微笑みながら、手刀で意識を刈り取る。
まだ終わりじゃ無い。
私は、高梨奈津矢の
「銃を渡して?」
バタン、高梨奈津矢が倒れた音がする。
まぁ、いっか。
「・・・」
だんまりか、時間かけたく無いのでさっさとしよう。
「分かったわ」
そう一言だけ残して私は彼の意識も刈り取る。
そうして意識を失った彼もまた、バタンッと倒れる。
終了。もう一階には誰もいない。
「終わったぁ。」
こんな程度、私にとっては準備体操にもならない。正直な感想は
「つまんない」
ここが日本で最高峰だからこそ来たのに、今のままでは来た意味が無い。
私は天井を見つめて、13階で交戦しているであろう彼の事を
「期待していいんだよね。キンジ」
有象無象なんてどうでもいい、今はただただ彼に会いたかった。会って
試験が始まる前にした2人の約束を思い出す。
*********♪***
「ねぇキンジ、賭けをしない?」
私はいい笑顔でキンジに話し掛ける。
「どうしたんだ急に、賭けなら構わないが君は何を賭けようとしてるんだ?」
横にいるキンジがこっちを向いて肯定の意を返してくる。
ついでに何を賭けるか聞かれたので適当に返す。
だって私が勝つし。
「そうだなぁ、手料理ご馳走しようか?」
因みにだが私はこの時何も考えてなかった。
「女性の手料理はならますますやる気が出るな。なら俺は負けたら一つ何でも言うことを聞いてあげよう。」
・・・来たかもこれ。あのアパート今月滞納してるから明日追い出される所なんだけどこれでキンジの家に転がり込める。
「その条件。乗った!」
この時私は嬉しさのあまりにガッツポーズをしてしまい、蘭豹の厳つい目に睨まれました
まーる
**********
「次は、初め5階だった人か。」
3階と4階だった人がリタイアして5階の人が降りてきているのを確認して歩き出す。
階段についた私はコツコツと音を立てて登っていく。挑発として。
1分経過
2分経過
「真面目だなぁ、」
3階と4階の間階段に差し掛かった時、私は呟く。私は尾行されている。尾行してる彼女、3分経ったのに全く仕掛けてこない。このまま尾行させてあげるのもいいけど女の子だし、話し掛けようかな。
痺れを切らしてしまった私は、自分から彼女に会うことにする。
「特別サービス。自分と相手の力量を測る事が出来た貴女には、私から向かってあげまーす。」
そう言って、私は尾行していた女の子の背後をとる。
「え?」
尾けていた私が急に背後に現れたのでその子は、腰を抜かしてしまったみたいだ。座り込んでしまっている。咄嗟にホルスターの銃を脱こうとしているが無いのか、動揺して制服を弄っている。
「これ探してるの?」
と言って
「降伏しなさい」
笑顔で宣告する。
「・・・はい」
素直でいいね。こういう娘、結構好き。
嬉しくなった私は彼女の耳元に顔を近づけて囁く。
「本気出さないとね、峰理子ちゃん♪」
同時に意識も刈り取った。
意識の無い峰理子ちゃんの体を比較的綺麗な所に寝かせてまた歩き出す。今は音を立てないスニーキングで。
スニーキングするには訳がある。
なぜなら次の私の標的は教師の蘭豹だからだ。
『象殺し』とは正面からかち合いたくない。単純に面倒だからだ。蘭豹の居るのは7階なので、ゆっくりと時間を掛けて階段上がる。
5階誰も無し
6階誰も無し
気配を消して7階に来た私は隠れている蘭豹の後ろに行く。
正直、本気でスニーキングした私に気づける人なんて殆ど居ない。
だって、実際に蘭豹も私にナイフを首筋に当てられるまで気づかなかったし。
「⁈おまえ、どうやッ・・・」
私は彼女の意識を刈り取る。なんか面倒そだったし。
その時、階段からゆっくり歩いて降りてくる音が聞こえた。
そして今、生き残っているのはふたりしかいない
「待ってたよキンジ。約束、覚えてるよね?」
**************************
ドイツの雪山の中にその一族はいた。
その一族の悲願は超能力を使える人間を
また、日本にある男がいた。
彼はあるマイクロナノチップを造った。それを脳に埋め込めば超能力が使えるようになるという夢の様なナノチップを。
ただ、問題があるとするならば『
もしかしたら、彼らが出会うのは
『運命』
だったのかもしれない。
********************
「待ってたよキンジ。約束、覚えてるよね?」
後ろで階段を降りて来たばかりのキンジに声をかける。
「ああこのビルで生き残っているのは俺達しかいない。」
その返事を聞いた私はポケットのコインを弾く。
私の親指に弾かれたコインは放物線を描いて床に落ちるて音を立てる。
キンッと。
そんな金属音に被せるように私達は走り出す。
ダンッと床をけり、私達は互いの得物を構え、お互いに同じタイミングで得物であるナイフを突き出す。
カンッ、と火花が散る。
私達は2人とも全体重を掛けていたが、脂肪も筋肉も少なく、体重も軽い私が少し押し負けてしまう。そしてキンジは容赦無く腰にあるベレッタを抜いて3発、右肩と腹とナイフそのものに狙いを澄まして早撃してくる。
セミオートですよね?
それを見た私は右側に倒れ込んで一回転して立ち上がる。
「今のを躱されたのは初めてだ。凄いねこれは本気を出すべきだな。」
そう言ってキンジはベレッタとナイフを腰に直して丸腰になる。そして爆弾まで投下する。
「おいで?本気で相手しよう。」
私は米神のあたりで、ブチッ、と言う音を聞いた。
実際なってるだろう。なめられてると思った私はナイフで思いっきり突っ込む。後から考えてみれば、迂闊だった。
「あぁ」
そう言って私はナイフのネクタイを狙う。ネクタイは防刃繊維なので傷つくことは無いからだ。
これが決まれば終わるだろう。
しかしながら、終わらなかった。
「はっ、」
私のナイフはその掛け声とともに蹴り飛ばされてしまう。
私には見えていた。キンジが
ナイフを蹴飛ばすのを。
「ッッ!」
丸腰になった私は距離を取るために床を思いっきり蹴って後退する。
私はコンマ1秒後になって、この判断に後悔する。
何故ならキンジがまたベレッタで早撃ちしてきたからだ。
「!」
驚いた私はつい、超能力の一つを使ってしまった、超能力と言うには適切では無いがこの際置いておくとしよう。
私は飛んで来た一発の銃弾を
普通なら銃弾が手にめり込んでしまうだろう。
しかし、私は超能力で手の平の周りの空気にを固定化してプレートのようにする能力を使ったので、銃弾私には当たっていない。
今度はキンジが驚愕を顔一面に浮かべていた。
私は後退しながらバク転をしてキンジのベレッタを蹴り飛ばす。隙を突いたのでカンタンにベレッタはキンジの手から飛んでいく。
普通の人ならば、飛んで行ったベレッタに気をとられてしまうだろう。
キンジは違った。
ベレッタを目で全く追わず勝機とばかりに私の方へ真っ直ぐに床を蹴り、体勢が整った私の腹に向かって掌底打ちを伸ばしてくる。
負けじと私も掌底打ちを叩き落そうと手刀を放つ。
私の手刀はキンジ掌底打ちにあたり、撃ち落とすがキンジは2段構えだった。
亜音速で私の腹を蹴りに来ていた。
「かはっ、ッッ!」
胸中の空気が全て吐き出される。こんな蹴りは初めてだった。空気のプレートを腹だけに作ったお陰で蹴りと言う点攻撃を腹全体に面攻撃させる羽目になった。お陰で威力は分散したが。
攻撃を受けた私はその反動を使ってキンジから距離を取る。
「やるね」
距離を取った私は息を切らしながらキンジに賞賛の言葉をかける。
「光栄だ。そしてすまないが時間のようだ。」
ブーーーーーーーーーーーッ、
終わった。
試験後で武装解除した私達は互いに手を取る。
要するに握手を交わした。
「引き分けだね、キンジ。」
「ああ、そうだな。ミオ。」
********************
3月17日 正午
私はキンジと昼食を取っていた。
引き分けた私達は互いに賭けに勝ったことにした。つまり私はキンジに手料理をご馳走するという事だ。
そして私達の眼の前にはわたしの作った鮭の塩焼きと味噌汁、ご飯がある。
一口食べたキンジはわたしの目を真っ直ぐ見て言った。
「普通だな」
フォークがキンジの後ろの壁に刺さったのはご愛嬌。
「・・・で俺は何でも言う事を聞くと言った。何をして欲しいんだ?」
漸く真面目になったキンジが再度、わたしの目を見て質問を投げかける。
わたしの答えは一つしか無い。
「キンジんちに居候させて?」
オリキャラはモブです。
これ以降多分出ないです。