インフィニット・ストラトス〜最強への道〜   作:まどるちぇ

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修羅場デートと言ったな?
あれは嘘だ。
のほほんさんとほのぼのデート回です。


第17話

「う…………」

 

 知ってる天井だ。というか保健室の天井だ。

 

「目を覚まされましたわ!」

 

 セシリアの声が意識のはっきりしない頭に響く。

 

「セシリア……?ワシは、確か……」

 

 ゴーレムに襲われて、それで……?

 

「全く、油断大敵よ刃君!師匠として恥ずかしいぞ」

 

 楯無先輩が鼻の頭をツンと押す。

 

「はは。ごもっともで……」

 

「刃。痛みは無い?明日まで絶対安静らしいけど……?」

 

「簪か。痛みは特に無いの。しかし、賑やかな見舞いじゃな」

 

「私もいるよ〜ぎんぎん!」

 

 本音がぴょんぴょんと跳ねて存在をアピールする。もう少し足を気遣ってやれ。

 

「はいはい。ありがとうの、本音。お主も安静にな」

 

 皆からの強い思いやりを感じる。

 

 パァァァ……

 

「な、なんじゃ!?アルカナがパワーアップしたのか!?」

 

「その発言は危ないよぎんぎん!」

 

「刃さんのISが光っていますわ……」

 

 そう言ってペンダントを見ると、確かに光を放っている。

 

 パァァァ……

 

 やがて光は収まり、元に戻った。

 

「今のは一体……?」

 

「おそらく八極の自己修復能力に依るものだと思うわ。ISは一定レベルのダメージなら自己修復するのよ。人間でいう自然治癒みたいなものなの。光るってのはよく分からないけど、刃君が目覚めたことで修復を終えたのを知らせてくれたのかもね」

 

「なるほど。これでまた明日からも闘えるということか」

 

 しかし、知らせたかったらそちらの世界にワシを呼び出せば良いのに……。日輪や月夜にもまた会いたかったのう。

 

「さ、さて、刃君も目が覚めたし、私達は退散しましょう。怪我人の前で騒ぐのも可哀想だしね」

 

 ん?何やら楯無先輩がそわそわし出したぞ?

 

「そ、そうですわね!夕食までまだ時間はありますし!とりあえず刃さんには安静にしていただきませんと!」

 

 お?セシリアもか?

 

「じゃ、じゃあね、刃。また後で」

 

「おやすみ〜ぎんぎん♪」

 

 本音だけは相変わらずじゃった。

 

 その後、静かな病室で一眠りした。次に目を覚ましたのは、扉をノックされた時じゃった。

 

 

 

 ☆

 

 

 

 事件は完全に沈静化され、IS学園は安寧の時を過ごすかのように静かに時が流れていた。

 

「さて。本当の勝負はここからですわ!」

 

「ふふん♪私の誘導に乗って皆帰ったわね。このまま……」

 

「えっと……。誘う時は、お化粧とかした方がいいのかな……?」

 

「ご飯の前にぎんぎんのところに行かなきゃ〜」

 

 しかしこの少女達はこのまま無事、という訳では無かった。

 

 それからしばらくして夕刻。保健室前。

 

「「「「あ」」」」

 

 ばったり、という音が聞こえてきそうな程に4人は同時に保健室にやってきた。

 

「……えっと。皆さん何かご用で?」

 

「感心しないわね♪さっき言った通り、刃君は安静にしてあげないといけないのよ?」

 

「お姉ちゃん。人の事言えない」

 

「私はぎんぎんをデートに誘おうかなって〜」

 

 本音の一言に、少女達の内なる獣が目を覚ました。

 

「おほほほほ!残念でしたわね、布仏さん。刃さんは私とショッピングに出かけるのですわ」

 

「あら?刃君なら私とデートしてくれるって言うと思うわよ?」

 

「私は……」

 

「そっか〜♪皆ぎんぎんとデートしたいんだね♪ぎんぎん入るよ〜」

 

 本音、恐ろしい子。この張り詰めた空気の中悠然と先手を打った。

 

 

 

 ☆

 

 

 

 コンコン

 

「んー?ふぁぁ……。はい、どうぞ」

 

 目を覚ますと、窓から夕陽が射しておった。少し寝てしまったようだの。

 

「ぎんぎん入るよ〜♪」

 

 本音か。何か忘れ物でもしたかの?

 

「「「「お邪魔します」」」」

 

 ……はて?本音は分身の術でも使えるのじゃろうか?

 

「じゃなくて!主らまた来たのか!さっきは怪我人を安静に云々言っとった楯無先輩まで!」

 

「人の心とは移ろい行くものなのよ刃君」

 

「それでも常識はそんなに簡単に変わらないと信じたいですぞ……」

 

「じ、刃!私達、刃にお願いがあって来たの!」

 

「今度の日曜日に〜。私達とデートして欲しいな〜って」

 

 …………ん?

 

「ちょっと待った。次の日曜に、誰とデートじゃと?」

 

「私達だよ。わ・た・し・た・ち」

 

 ……なるほど。これはまだ夢の中なんじゃな。頬をつねれば……痛い。

 

「ってちょっと待て!色々おかしいじゃろ!何故ワシがこの4人と日曜日にで、デートせんといかんのじゃ!?」

 

「えっへへ〜♪ぎんぎん赤くなった〜」

 

「ぐ。ワシとて年頃の男じゃ。こんな美少女4人とデートなんて、想像するだけで贅沢っちゅうもんじゃろ!」

 

「え!じゃあ私とのショッピングをOKして下さるんですの!?」

 

「私とのデートは?」

 

「わ、私も……」

 

「どーするの?ぎんぎん?」

 

 嗚呼。逃れられぬのだな。

 

「分かった!ワシも男じゃ!ただし!4人いっぺんには無理じゃから、一人ずつにしてくれ!じゃんけんでもして順番を決めてくれの」

 

「じゃんけん!?乙女心を何だと思っていますの!?」

 

「そっちこそ、ワシのプライベートをなんじゃと思っとるんじゃ!?」

 

「まあまあ。それじゃあじゃんけんで決めようか」

 

 楯無先輩がその場を諫め、乙女心とやらを賭けたじゃんけん大会が始まった。結果は……。

 

「いえ〜い♪私が一番だよ〜」

 

 そういって本音はフィニッシャーのチョキをそのまま掲げた。

 

「ん。じゃあ、次の日曜日じゃな。ところで、今日は何曜日じゃったっけ?」

 

 ほぼ毎日のようにISに触れているせいで、曜日感覚が麻痺してしまっている。これは早く治さんといかんな。

 

「えっと〜……あ、土曜日だ」

 

「明日かい!はあ……。なるべく静かなところで頼むぞ」

 

「あ〜♪ぎんぎんやらしい〜」

 

「いや、もう、そういうのはいい……。用が済んだら早く帰ってくれの……」

 

 疲れた。寝起きにフルマラソン走らされるより疲れた。やったことはないが。

 

「で、では刃さん!次の次の日曜日は私とショッピングですわよ!」

 

「なんだかすごいとんとん拍子に決まっちゃったけど、その次は私とデートだからね♪」

 

「わ、私はいつでもいいから……。刃の好きな時に言ってね」

 

 嗚呼。簪が天使に見える。ここは奈落か煉獄か?

 

「では、おやすみなさい」

 

「ゆっくり休みなさいね」

 

「お、おやすみ……」

 

 そう言って3人は保健室を出て行った。

 

「とりあえず、10時に学園のエントランス前でええかの?」

 

「うん。それでいいよ〜」

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………?本音?まだ何か用かの?ワシはそろそろもう一眠りしたいんじゃが……」

 

 本音は一向に帰る気配を見せない。

 

「えっとね……。今日のこと、お礼言ってなかったから」

 

 今日のこと、というとアリーナでの一件だろうか?

 

「それを言うならワシの方こそ礼を言わせてくれ。ありがとう、本音」

 

 本音のおかげで、強くなれた。

 本音のあの時の一言で、覚悟が決まった。

 皆を助けられたのは、間違いなく本音のおかげじゃ。

 

「私も。ありがとうね、ぎんぎん。あの時、とっても心細かったんだ。一組の皆も、一目散に逃げちゃって。後で一杯謝ってくれたからもういいけど。本当に、寂しくて……」

 

 本音の声が詰まる。普段見ない本音の涙に、胸の奥で何かが蠢く。

 

「泣くな、本音。もう過ぎたことじゃ」

 

 本音を抱き寄せ、頭を撫でてやる。

 

「う、うん。ぎんぎんあったかいね……」

 

 本音もワシをぎゅっと抱き返した。

 むにゅむにゅと柔らかい感触が腹の辺りに押し付けられる。

 

「ほ、本音。お主見かけによらず良いものを持っておるのう……」

 

「?あ〜……えっち」

 

「返す言葉もございません……」

 

「えへへ♪いいよ〜」

 

 本音は悪戯っぽく微笑んだ。

 

「「………………」」

 

 沈黙が流れる。時が止まってしまったような、静かで、ゆったりとした沈黙。

 

「さ、触って、みる?」

 

 本音が沈黙を破り、突然口を開いた。

 

「な、何をじゃ?」

 

「私のおっぱい。ぎんぎんはおっぱい星人だーって、お嬢様が言ってたし」

 

 楯無先輩……。下手をするとワシが社会的に死ぬようなことを……。

 

「い、いや、本音。無理はするな。確かに好きじゃが、他人に無理をさせてまで触りたいとは思わん」

 

「私は、別に無理なんかしてないよ?どっちかって言うと……触って欲しい、かも?」

 

 なんなのじゃ。なんなのなのじゃ。これも現実なのか?隠れ巨乳のロリ美少女が顔を真っ赤にしながらワシに胸を触って欲しい、とな?なるほど。これが世に聞く薄い本という奴じゃな。

 

「そ、そこまで言うなら……」

 

 本音の胸に手を伸ばす。なるほど、ゆったりとした制服で目立たないが、よく見れば確かに質量を感じる外見じゃ。

 

「あ……」

 

 ワシの手が近づくのを見て、本音は普段からは想像もできないような色っぽい声を出す。胸を突き出して、顔を背けている。これ、捕まったりせんかの?

 

「よ、良いか?触るぞ……」

 

 思わず目を瞑る。理由は分からないが、手の感覚を鋭くするためなのか?それを本能でやるとは、やはりワシは楯無先輩の言う通り……。

 

 コツン ペタ ペタ

 

 案外硬いの。それに形も。まるで、鉄で出来た筒を握っているような……。チラリと目を開ける。

 

「あら?もうよろしいんですの?」

 

 目を開けたことを後悔した。ワシが握っていたのは、スターライトmkⅢの砲身じゃった。なるほど。鉄の筒じゃな。

 

「さて。ここで刃さんに質問ですわ。貴方、布仏さんに何をしようとしていましたの?5つ数える内に答えなさい」

 

 終始笑顔を崩さないセシリアがとてつもなく怖い。

 

「いや、その、じゃな。別にそういうつもりの行為では無くてじゃな」

 

「そういう、とは?」

 

 墓穴。死んだな、コレは。

 

「……辞世の句を考えます」

 

「それがよろしいかと」

 

「お前もな」

 

 ぞくりと悪寒が駆け抜けた。セシリアの後ろ、開いている保健室の扉の前には、織斑先生が立っていた。セシリアも事態を察したのか滝のような汗を流している。

 

「イギリス代表候補生セシリア・オルコット。緊急時以外での公共設備におけるISの展開及び使用は禁止されている筈だが?」

 

「い、いえ、これは不埒な不届き者を成敗する為のもので、今は緊急……」

 

「そんなものはどこぞの桃太郎侍に任せておけばいい。貴様が介入する必要はないと思うが?分かったら門限までグラウンドを走ってこい。ISを展開したまま、補助機能はオフにしてな」

 

「そ、それは」

 

「なんだ?」

 

 有無を言わさぬ眼光。これが強者か。

 

「いえ!行ってきます!」

 

 敬礼をしたセシリアはISを解除して速やかに退室していった。とりあえず助かった。

 

「……さて」

 

 天国と地獄。これはワシもセシリアの後を追うかの。

 

「間もなく夕食の時間だ。遅れるなよ。ではな」

 

 ……あれ?死んでない?

 

「ああそうだ。柳、来週からは放課後は私のところへ来い。特訓、させてやる」

 

 執行猶予2日貰っただけじゃったか。

 

 そんなこんなで織斑先生は保健室を出て行った。

 

「……ごめんね、ぎんぎん?」

 

「……良い。何も言うな。明日、楽しみにしているぞ」

 

 恐らく人生最後のデートになるであろう。

 

「うん。後でご飯持ってきてあげるね」

 

 本音の優しさに涙が出そうになる。

 

 こうして波乱の土曜日が過ぎ、そして日曜日へ……。

 

 

 

 ☆

 

 

 

「お」

 

「あ」

 

 10時になる少し前。そろそろかと待ち合わせ場所へ行くと、ちょうど本音も今来たところだった。着ぐるみっぽい私服と大きめな鞄が、本音の小ささを際立たせている。

 

「えへへ〜。気が合うね、私達」

 

「そうじゃな。さ、どこへ行こうか」

 

 そんなことを話しながら、学園発の電車に向かう。

 

 

 

 ☆

 

 

 

 本音に連れられるまま着いたのは、公園だった。日曜日だというのに人通りは少なかった。

 

「近くに桜並木と河川敷があるから、この時期は皆そっちに行っててここは静かなんだ〜」

 

「なるほどの。しかし良かったのか?買い物とかでなくて」

 

「友達といっぱい行くからへーきだよ。今日はぎんぎんと一緒だから、特別♪」

 

 そう言う本音の笑顔は、いつもより魅力的に感じた。デートという雰囲気がそう見せておるのだろうか。

 

「き、今日はいい天気だの。とりあえず散歩でもするか」

 

 顔が熱を持つのを感じて、急いで本音から顔を背けた。

 

「よ〜し。お散歩しながら近くを探検だ〜」

 

 そうしてワシらはしばらく公園の中を散歩して回った。煉瓦造りの地面がモダンかつレトロな雰囲気でとても落ち着く。いい公園じゃ。

 

「さて、一通り回ったかの」

 

 かれこれ一時間程回り、ワシらは近くのベンチに座った。

 

「楽しかったね〜♪」

 

「うむ。そろそろ昼飯時じゃな。近くに飯屋は……」

 

「あ、待って!じゃじゃ〜ん!」

 

 本音は持ってきた鞄から風呂敷包みのものを2つ取り出した。

 

「なんとお昼ご飯を作って来たのでした〜!びしびし!」

 

「ほう。春の公園で弁当か。ええの」

 

 しかも女の子の手作り。本音のお手並み拝見だの。

 

「それじゃ、お〜ぷん!」

 

 弁当箱を開ける。エビフライ、唐揚げ、金平牛蒡、ひじきと、比較的オーソドックスな献立であった。

 

「おお!どれも手が込んでいそうだの。では、いただくとしよう」

 

 手を合わせ、箸を持つ。まずは、エビフライから。

 

「うむ!衣とエビのバランスが良く、食感が素晴らしい!美味いぞ!」

 

「えへへ♪ぎんぎんコメンテーターみたい」

 

「次は唐揚げ……うむ!味が染みて、噛むほどに旨味が出るのう!本音。お主料理上手いんじゃな!」

 

「料理は女子力だからね〜♪一杯頑張ったんだよ〜」

 

 こうして楽しい昼食のひと時を過ごした。

 

「あ、そうだ!この近くに新しい喫茶店がオープンしたんだって!後で行ってみようよ!」

 

 しばらくして、本音が思い出したように手を叩いた。

 

「う、む……。そうじゃな……」

 

 満腹になり、瞼が重くなる。

 

「……ぎんぎん。やっぱり昨日の疲れがちょっと残ってるね〜。よし!」

 

 弁当箱を鞄に仕舞い、本音は膝をぽんぽんと叩いた。

 

「さ、ぎんぎん!膝枕してあげる」

 

「おお、スマン。それじゃ、ちょっくら失礼して」

 

 本音の膝枕に頭を乗せる。と言っても、着ぐるみっぽい服装のせいで、本当に枕みたいにしか感じなかった。

 徐々に微睡みの中に意識が溶けていく。

 

 

 

 ☆

 

 

 

「すう……すう……」

 

「もう寝ちゃった。やっぱり疲れてたんだね〜」

 

 本音はそう言って刃の頭を撫でる。

 

「…………」

 

 本音は昨日のことを思い返していた。今でも少し痛みが残る右足。あの時、とても心細かった。

 

(でも、ぎんぎんを見つけた時、すごくほっとしたんだ〜……)

 

 自分の膝で眠るヒーローを見て、本音は微笑んだ。

 

「ありがとう」

 

 そう言って、本音も春の陽気に微睡んだ。

 

 

 

 ☆

 

 

 

「……いやぁ、よく寝たわ」

 

「……おはよう、ぎんぎん」

 

 目を覚ますと、本音の寝顔が目の前にあって何事かと思った。時計を見ると、15時を少し過ぎておった。

 

「ちょうどいい時間じゃの。さっき言っとった喫茶店に行ってみるとするかの」

 

「うん〜♪」

 

 喫茶店では他愛も無い雑談で盛り上がった。時間はあっという間に過ぎ、夕方になった。

 

「今日は楽しかったの。良かったらまた誘ってくれると嬉しい」

 

「ほんとに〜?やった♪またぎんぎんの好感度が上がったね」

 

 帰りの電車の中で、本音はグッとガッツポーズをした。

 

「しかし、次は遠くなるのう……」

 

 この後に3人とデートの約束が。よく考えなくても最低の女たらしだの。

 

「私、ずっと待ってるよ」

 

 本音はそう小さく呟くと温かい笑みを浮かべた。先程と同じ、とても魅力的な笑顔だった。

 

 ワシらが乗っている車両には、他に誰も乗っていない。

 

「……本音。これは一応、デートなんじゃよな?」

 

「え?うん。どうしたの急に?」

 

「デートの締めというものが要るのではないか?」

 

「!そ、それって……」

 

「ほら、一回だけじゃぞ。ワシも緊張して一杯一杯じゃからの」

 

 本音の肩を抱き寄せる。

 

「…………あ」

 

 真っ赤な陽射しが、二つの影を小さく照らしていた。




……という訳で、すげー中途半端ですがここで一旦区切ります。
続きは来月か来週か。どちらにせよあまり遠くはないと思いますので、気楽にお待ち下さい。
次回予告
もうやめて!セシリアのお嬢様育ちの金銭感覚で、超一流ブティックに連れてかれたら、親の仕送りだけで成り立ってる刃のサイフまで燃え尽きちゃう!立って刃!ここで倒れたら、楯無さんや簪との約束はどうするの?お店はまだ残ってるんだから!
次回【柳 刃死す】
デュエル、スタンバイ!
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