ニューキンセツに落ちた俺はしばらく気絶していたようだ。
あたりは薄暗く何も見えない。
「ライトアーップ」
妙ちくりんなマシーンに乗ったじーさん(カラクリ大王というらしい)が明かりをつけると、一面に広がっていたのは地下都市だった。
真っ暗な穴に落ちて、あたりを見渡すとそこは地下都市だった。
「おおいー。こっちに来てくれ〜」
「向こうったい!」
テッセンから助けを求める声がきこえてきた。
俺たちは声のする方へかけて行った
すると、発電装置が暴走し電気タイプのポケモンと共に、テッセンが発電装置にはりつけにされていた。
バチバチバチ!
「危ねぇ!」
電気をいきなり放ってきやがった。どうやら磁気を発生させるだけじゃなく、自衛機能もあるようだ。
慌てて走って距離をとったが。
「なんだよこれ」
「どうなっとーと!!真っすぐ走れんたい!」
「あのマシンから強力な磁場が発生して、我々の平衡感覚を狂わせとるぞな」
「そうか、ドンファンはこの磁場の変化を知らせようと、暴れとったとやね?」
「サファイア、今はそんなことより、こいつをなんとかしねぇとやべぇぞ。」
「わかっとる。少なくともテッセンのおじさんだけでも助けねば」
ちぃ、なんもおもいつか
「おっ!わかったぞな!あのマシンは二つの機能があるぞな。一つは相手の電気を吸い取る吸収。もう一つは放出。そしてその二つの機能を繰り返しているぞな!」
「っつーことは、あのマシンが吸収してる間に」
「あのマシンの懐に突っ込めばよかとね」
ギュウウウ
「サファイア、来るぞ。俺が囮になる。その隙に突っ込め。」
「わかったったい!」
「いけ!キモリ、かげぶんしん!」
「キャモ!」
キモリの姿がいくつにも分かれていく。
バチバチバチ!電撃が来た。キモリは持ち前のスピードでかわしていくが、徐々に分身の数が減っている。
「サファイア!!」
「だああああ」
ガッシャーン!
ドンファンと、サファイアは無事突撃を成功させ。テッセンを救出した。
「あんたのおかげで助かったったい。トパーズもありがとうったい。」
「あぁ、お疲れさん」
実はそのマシンはカラクリ大王の祖先が作ったものだったらしい。
ニューキンセツは巨大な遊戯施設だったようだ。
「ありがとう、サファイアちゃん、トパーズくん、」
「これで子供たちも、思いっきり遊べるぞな」
「よかよ、今回の件であたしも仲間が増えたけん。」
「まっ、バッジも貰ったし楽なジム戦だと思えば全然構わねぇよ」
「さあて、行くけんね!っとー。トパーズはどうすると?」
「目的地は同じだろうけど、俺は先に向かうよ。」
「出てこい。バット!」
俺はバットを繰り出し、フエンタウン目指し飛んで行った。