ムロタウンから、俺はそのままカイナシティに送ってもらった。
親切なおっさんだった。いやー。人助けはしとくもんだね、やっぱりさ。
カイナシティに着いた。ここも海が綺麗だ。浜辺には船乗りのおっさんとガキンチョが多いな。まぁ、平日の真昼間から海で遊んでるやつのほうが珍しいか。
カイナシティには市場もあるそうだ。結構賑わっているみたいだし、後で覗いてみるか。
「なんだ?あいつらは。」
「赤い服を着た奴らがいるせいで博物館に入れん」
なんだか、騒がしいなおい。気になった俺は近くの人間に話を聞くと、どうやらマグマ団とかいうDQN集団が、博物館を占拠して入れなくなっているらしい。
ったく、青い服の連中といい、カラーギャングがまだいるとは流石ホウエン。神秘の場所だよまったく。
しかし、船の博物館ねぇ、博物館は好きだし。船も嫌いじゃねぇけど。うーん。面倒ごとに巻き込まれんのも、だるいしなー。
ぐだぐだと考えながらウロウロしていると、コンテスト会場に着いていた。でも、なんか火が出てるっぽい。煙が中からすげー出てきてるし。まぁ、コンテストなんて俺には関係ないしなー。
ん?なんか中から赤い服を着たゴツい男と、コータスが出てきた。
そして、コータスに乗せられて運ばれてんのはルビー!?じゃねーかよ。
「おい!そこのお前」
「ちぃ、見られか。コータスオーバーヒート!」
いきなり炎を吐いてきやがった。やべぇ。
「くっ。レイトス…」
一面が炎に包まれ、俺は思わず目をつぶった。
そして目を開けると、ぼろぼろのレイトスが、俺を庇うように立っていた。どうやらギリギリのタイミングで、こらえるをしたらしい。
流石、エースにして相棒。頼りになるやつだぜ。漢立ちってか。
しかし、ムカつくのはあの赤いヤローだ。いきなり攻撃してきやがって。死ぬとこだったぜ。この借りはすぐにでも返しに行くか。
標的と目的を決めた俺は、だいぶ小さくなった。男の後ろを追いかけて行った、
あのムカつくやろうを追いかけて行くと、造船所に着いた。
正面切って入ろうかと思ったけど、目には目を不意打ちには不意打ちを、そう思って、適当な窓から入ることにした。
「トパーズじゃないか、助けてくれ」
「おお、ルビーじゃん。どしたの?縛られて」
「わからないよ、ポロックを作っているところをいきなり襲われて」
入るとルビーと、小さいじーさんが縛られ転がされていた。
「ふーん。あのでかいやつは?」
「なんのことだい?わからないな。とりあえず、縄を…」
ドカッ
誰か入ってきやがったな。
一瞬ゴツいやつを期待したが、出てきたのは金髪のヒョロ男だ。
「てめぇじゃねぇ!レイトス、かわらわり」
みぞおちにもろに決まって、ヒョロ男はうずくまった!
「ううっ」
しばらく倒れてろ、てめぇは俺の獲物じゃねえ。
「おい!コータス連れたゴツいやつ!出てこいぶっ殺してやる、」
俺は外に出で大声で叫んだ。すると、研究員をいたぶってた中の一人が振り向いた
「ああん?なんだよてめぇは。」
「御託はいい、表でろや!」
覚悟しとけよ。この木偶の坊