「んのやろう上等だ!」
男が窓から俺を追いかけて、飛び出そうとしている。よし。
「レイトスそいつの股間にメガホーンだ!」
「うわっと。てめぇ、危ねぇだろうが!」
チッ。外れたか。かわらわりにしとけばよかった。
「マグマ団に逆らうとは覚悟はできてんだろうなー! いけ、コータス!オーバーヒート!」
「いけ!ドククラゲ。みずてっぽう」
「けっ!相性なんざ関係ねぇ火力で押し切れ」
おうおう。凄い威力だ。まともに押し合えば多分こっちが負けてたぢろうなー。
「くっ、どうなってやがる⁉︎コータス気合入れやがれ!」
木炭を食わせてるけど無駄無駄。だって。ここはさっき水遊びした場所だからねー。
しばらく粘ったがようやくコータスにみずてっぽうがヒットした。
もう、ふらふらだ。だが、こんなもんじゃ済まさねぇ
「ドククラゲ、からみつく。」
「コー…」
コータスがドククラゲに絡みつかれ苦しげな声を上げる。
「ドククラゲ叩きつけて甲羅を割ってやれ」
ガンガンとぶつけられるコータス。マジ笑えるな。そういや中身がどうなってんのか調べで、オダマキ博士に教えといてやるか。
「コータス!根性見せろ!こうそくスピン!」
「コー!」
コータスがすごい速度で回転し、触手から逃れた。
「よーし、こっから反撃だコータス!」
「コー…」
「どうした?コータス?」
コータスが苦しみだした。やれやれ、鈍感だなぁ、効くまでこんなに時間がかかったよ。
「ドククラゲの毒が回ってんのさ。さっきから何発も打ち込んでたからさ、どくばり」
「汚ねぇぞてめぇ。こんな姑息な手を使うたぁ、てめぇアクア団か?」
「あんな、反捕鯨団体のような連中と、一緒にしてほしくねぇな。
俺はトパーズ。最強のトレーナーになる男だ!」
「何やってんだよ?ホムラ」
なんか、新手が来たな。女か。まとめてぶちのめすか。
「ちょうどいい。カガリ手伝え、このガキを潰す」
「やだよ。めんどくせえ、だいたい撤退の指示が出てんだよ。ホカゲの奴も、潜水艦に妙な坊主と遊びに行っちまったし。帰るよ」
「逃すと思ってんのか!ドククラゲ」
「キュウコン!かえんほうしゃ」
「ドク〜」
ドククラゲが一撃でやられた?一回も鍛えてないとはいえ、相当に強かったはずだが。くそっ
「じゃーね」
オオスバメに掴まり、奴らは空に逃げて行った。
うーん。潜水艦に乗り込んだルビーも心配だけど。ぶっちゃけどーにもできんねうん。しょうがない。
次はぜってー叩き潰すか、あのマグマ団とかいう連中。
俺から勝ち逃げなんてさせるわけねぇだろ。