とある代表候補生の奮闘記   作:ジト民逆脚屋

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どうも、逆脚屋です。「とある代表候補生の奮闘記」第7話です。今回は、ポロリがあるよ!後、ある人のキャラが崩壊しました。

銀の福音、ホントどうしようか?あっ!我々には居るじゃないか!救世主が!ちふリ・・・・・・千冬さんが!


七冊目

疲れたので、ビーチにある木陰にシートを敷いて座りラウラを膝に乗せて休んでます。

それにしても、ラウラが、ラウラが温いです。ぬっくぬくですよ。

暑くないのかって?では、皆さんラウラに抱っこをせがまれて断れますか?断れないでしょう。つまりは、そういうことです。

ああ、温い。癒されます。

 

「うー・・・」

「・・・んー・・?」

 

あれれ?ラウラー、おーい。

 

「・・ラウラ・・・寝てる・・の・・・?」

「(ーωー)スヤァ」

「・・寝て・・・る・・」

「(ーωー)スヤヤァ」

 

寝てますね、これは。バスの中でも寝てたのに、まだ寝ますか。夜寝れなくなっても知りませんよ。

アレですか?寝る子は育つという奴ですか。仕方ないので、鞄からバスタオルを取り出してラウラをクルクルと包んでおきます。風邪をひいたら大変ですからね。

 

「(ーωー)ススヤァ」

「・・あれ・・・ミノム・・シ・・みたく・・なった・・・」

 

おかしいですね、何故ミノムシに?ああ、私サイズのバスタオルだからですね。

 

「本・・を・・・読もう・・・」

 

「蒼い空に祈りを」の続きを読みましょう、そうしましょう。バスの中では、何だかんだいって読めませんでしたからね。

 

「・・平・・和・・・」

「(ーωー)ススヤヤァ」

 

平和ですね。

 

「フフフハハハハハ!どうした一夏よ!お前はそんなものか?!」

「ウオオオオオ!外野ァ、援護してくれぇ!こんなん無理だぁ!」

 

箒ちゃんが一夏とドッチボールをしている様ですが、箒ちゃんのテンションが凄まじいことになっていて、一夏側の生存者が一夏しか居ません。うん、平和ですね。

 

「ふむ、熊谷。混ざらんのか?」

「あ・・織斑・・・先生・・・」

 

織斑先生が現れました。ドセクシーな黒ビキニを着て。山田先生も一緒です。

 

『織斑先生が来たわよー!』

『山田先生もいるよー!』

『三人共、なんて装甲なんだ!』

『オ・ノーレー!』

 

何故それほどまでに胸に執着するのか、私には分かりません。

母性の象徴ですか?だからラウラが抱き着いてくるときに、顔を埋めたり枕にしたりするんですね。なるほど、分かりません。

 

「ほれ、ラウラは私達が見ていてやるから、行ってこい」

「・・・え・・でも・・・」

「そうですよ、熊谷さん。折角の海なんですから、遊ばないと損ですよ」

「・・いや・・・あの・・・」

「そういうことだ。熊谷、そのミノムシラウラを渡せ。今日は、私が抱っこする」

 

織斑先生が変なことを言い始めました。まだ、おかしくなるような暑さでは無い筈なのですが・・・

 

「織斑先生、どうしたんですか?」

「なんだ山田君、何か文句でも?」

「いえ、そういう訳では・・・」

「私はな、ドイツで教官をしていた時からラウラを、ベタベタに甘やかしたかったんだ!」

 

なんか今までに無いくらい真面目な顔で宣言されました。織斑先生のキャラが、完全に崩壊してます。

 

「えっと、織斑先生?」

「ギューッとしたり、頭撫でたり、お菓子あげたりしたかったんだ!母と呼ばれたり、姉と呼ばれたりしたかったんだ!」

「織斑先生?あっ、この人お酒入ってる!」

 

仕事中の飲酒はアウトですよ、織斑先生。

 

「だから熊谷、そのカワイイラウラを渡せ。大体、なんだそのミノムシ具合は?只でさえカワイイのに、可愛さに磨きを掛けよって!実にけしからん!」

「織斑先生!あっちで休みましょ?ね!」

「離せー!私はラウラを抱っこするんだー!」

 

ああ、織斑先生が山田先生に回収されていきます。天下のブリュンヒルデも、お酒が入るとあんな風になるんですね。

 

「真琴、こっち来ないの?」

「あ・・・鈴・・生き・・・てた・・」

「死んでないわよ!」

 

良かったですね、鈴は生きてましたよ。箒ちゃんに跳ねられて、きりもみ回転しながら飛んで砂浜に頭から突き刺さったりしてたのに生きてましたよ。丈夫ですね。

 

「(ーωー)スヤヤヤァ」

「なるほど、ラウラがぐっすりという訳だからか」

「・・・うん・・・」

 

そうなんですよ。ラウラがぐっすりすやすやオネンネでミノムシな訳で、離れられません。放っておいたら、何処かに転がっていきますよ。

 

「ほら、ラウラ。そろそろ起きなさい」

「うー・・や」

「や、じゃないのよ。や、じゃ」

「やー」

 

ちょ、鈴!ま、やめ、ラウラが膝の上でモゾモゾ動いて、くすぐったいです。

あっ!鈴、待って!それを引っ張ったら・・・!

 

「あ、真琴。ゴメン」

「・・・・・・・・・・・・?!!」

 

『ママがポロリしたわよー!』

『ポロリじゃないわ!あれは、ボロンよ!』

『水着がずれただけで揺れるとか・・・』

『消える、私が消えてしまう・・・これは、面倒なことになった・・・』

 

「あの・・・真琴?」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「真琴?わざとじゃないのよ。事故!そう事故なのよ!ね、分かるでしょ?同じ代表候補生じゃない」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「まこ、と?」

「・・・・・・・・・・・・(# ゜Д゜)」

 

突然ですが、中国の代表候補生鳳 鈴音。逝ってきます!

(・ω・)ゞ

 

『鈴が消えた?』

『ママのクマーパンチが炸裂したわ!』

『あそこよー!』

『鈴が、水切り石みたいに水面を跳ねてる!』

『あ、沈んだ』

 

ううぅ、だから!だから、嫌だったんです!こんな露出の多い格好!

もういいです!旅館に帰ります!

 

 

 

ほーき¦『真琴、暇か?』

本熊¦『あうぅ・・・箒ちゃん・・』

ほーき¦『ふむ、真琴。みなまで言うな、分かっている』

本熊¦『ううぅ・・・』

ほーき¦『旅館に帰って来い。いつものメンバーで昼食でも摂ろうではないか』

本熊¦『え・・でも・・・鈴・・は・・・』

蒼雫¦『鈴さんなら、本音さんが回収済みですわ』

ほーき¦『そういうことだ、鈴の奢りで昼食、良い響きだな』

本熊¦『それ・・・なら・・行く・・・』

ほーき¦『うむ、では旅館の中にある喫茶でまっているぞ』

本熊¦『うん・・・』

 

 

 

悪いことの後には良いことがある、と言いますが、正しくその通りの様ですね。

 

「む、母様?」

「ラウラ・・起きた?・・・・お昼・・ご飯・・・行こ・・・」

「もうそんな時間か、行こう母様」

「・・うん・・・」

 

鈴の奢りなら、容赦はしません。久々に思いっきり食べてやります!

覚悟しなさい!鈴の財布!




用語解説

クマーパンチ

母熊の必殺技。パンチと言われているが、実際はビンタに近い。
だが、威力はビンタではない。着弾音が『バカン』とか『ズドン』とか『バゴン』である。

次回
鈴の財布は生き残れるのか?
ヘッポコ兎も出るかも
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