ある程度は書いていたのですがなんかこれじゃない感が出てしまい書き直してました。
今回はハルヒロ、三人称視点?です。
スマホでやったので文章がかなりおかしいことになってるかも…
時間空けすぎてかなり違和感があるかもです。
それでも良いと言う方はどうぞ。
では(・ω・)
俺達は、いつもと変わらない、そう変わらないはずだった。
少し前にマナトの提案でダムロー旧市街を狩場に変えた。
元々森の中でゴブリンを探すのには少し、いやかなりキツイ。
一体探すのだって地道に探し続けなきゃいけない、なんとか見つけたとしても2~3体、それも周りの視界を木々が遮りお世辞にも戦いやすいとは言えない。
まだ戦い慣れてない俺達には、狩場を変えることは良かったと俺は思っている。
マナトは、俺達が眠っている間で酒場などで情報を集めてきてくれていた。
先輩義勇兵や街の人等に色々と聞いてきたらしい。
その話の時にどんな人がいたのかも、夜に少しだけ話してくれた。
その人は全身をローブを着ていて顔は見えないけど、声が高いから多分女の子じゃないかなって言っていた。
その子にダムローの情報を沢山教えてもらったこと。
自分の愚痴を嫌そうな雰囲気を出すことなく聞いてくれたこと。
他愛ない話だったけど、マナトは満足していたと話してくれた。
マナトはその子にダムロー旧市街の地図を貰ったらしい。
その他にも周りに生えてる植物で食べれる物、お金になる物とかを教えてもらったらと言っていた。
ダムロー旧市街地最初の成果は7シルバーと40カパーだった。
ゴブリンの手荷物と情報にあった植物等を売ってこの成果だ。
正直ゴブリンより植物の方が高く売れたような気がするけど、取れる量に限りがあって、あんまり採取し過ぎるとその場所に生えなくなってしまう物等もあると教えてもらったとマナトは言っていた。
俺達はそのまま順調に、順調すぎるくらい稼げた。
初めて森に入ってゴブリンを見て感じた恐怖や緊張感はそこまで感じるようにはならなかった。
前の自分より成長しているのだと思い、少し自分が大きくなったと思っていた。
皆はどうだったのかは解らない。
でも一人、一人だけなら解る。
マナトだ。
マナトは俺達が浮かれている間も、皆で夕食を食べている時も、少し疲れた表情と小さく溜め息ををする。
心配になってマナトに聞いても大丈夫、ちょっと疲れてるだけとそれ以上聞いて欲しくないように振る舞う。
シホルやユメ、モクゾーはマナトの調子が悪いのではと心配していた。
ランタも、口には出さなかったが、心配はしている様子だった。
その証拠にいつもは一言余計なことを言って場の空気を悪くしたりするランタが余り不満等を言わなくなった。
まぁそれでも、ユメにちょっかい出したりしているので、よく見てないと解らない、そんな変化だ。
酒場で貰った地図を頼りに、ちょっとした探検感覚でダムローを歩く。
地図に書いてある内容と違ったりすることは殆ど無かった。
建物が壊されて脇道などが所々塞がっていたりしてるぐらいだった。
ゴブリンも、2~3体程なら同時に相手しても、そこまで危ないことは無かった。
無傷とまではいかなくても、殆ど軽症ですんでいた。
マナトにどれだけの負担が掛かっているとも知らずに。
それは突然だった。
俺達は少し早めの昼食にして、後2、3回狩りをしたら帰ろうとなってた。
大通りに屯していたゴブリン3体を倒した後だった。
ゴブリンは俺達を見つけた瞬間に逃げ出した。
マナトは危険だから追いかけずに放っておこう、て言っていたがランタはその意見に反対して、ゴブリンを追いかけて行ってしまった。
流石に一人にすることもできず、皆でランタを追いかけることになった。
ランタを見つけるのは簡単だった。
ゴブリン達が居たとこより少し離れた脇道でゴブリンと対峙していた。
槍を構えているゴブリンと円盾と片手剣で装備しているゴブリンはランタを前後で構えていた。
もう一体のクロスボウ持ちのゴブリンは槍持ちの後ろで俺達が入ってきたとことは反対の通路を警戒していた。
「ハルヒロとユメは盾持ちのゴブリンを、モクゾーは槍持ちのゴブリンを相手して、シホルは後ろでタイミングを見て魔法を使って。皆大丈夫、油断しなければやれない相手じゃない。落ち着いていこう!。」
マナトは指示を飛ばした後槍持ちのゴブリンに向かって走り出した。
それを追うようにモクゾー、ユメ、俺は走り出した。
まず俺達に背中を向けている盾持ちのゴブリンをマナトとモクゾーは横を走り通った。
急に横から飛び出してきた人に驚いた盾持ちは、そのまま比較的遅いモクゾーに片手剣を振るおうとする。
その隙だらけの背中にダガーを突き刺す。
盾持ちは声を上げることなく絶命してしまった。
上手くダガーが急所に当たったんだと思い俺はそのままマナト達の援護に走り出した。
それからはあっという間だった。
残りの2体に3人ずつで戦ったので、倒すのは難しくなかった。
怪我したのも、最初に戦ってたランタだけだ。
「ランタ、何であんなことしたんだ、僕は待ってほしいって言ったよね?ねぇ、どうしてかな、説明してくれるよね?。」
「…。」
マナトは治療しながらランタに単独行動した理由を聞こうとしていたが、ランタ本人は黙りわ決め込んでいた。
何回か同じようにマナトが聞いていたが一向に喋る気配がない。
マナトは少し表情を歪めたが、それも一瞬だった。
「よし、今日はここまでにしよう。早めに帰って明日また来ればいいからね。」
そう言ってマナトはランタの治療を終わらせると来た道を引き返そうとして止まった。
マナトの視線の先に、ゴブリンがいた。
俺達にとってはいつもと変わらないゴブリンだと思ったけど、マナトは何の行動を起こす事もなく、ただただじっとゴブリンに視線を向けるだけだった。
どれぐらいたったか解らないけど、マナトは一歩後ろに下がって視線をこっちに向けた。
「…皆、反対側にゆっくり下がって。」
「はぁ!?マナトお前何言ってんだよ、たった一体だぞ!」
マナトは皆に下がるよう言ったけど、ランタは納得いかないとばかりに突っ掛かっている。
正直ランタが思うように何で今、引かなければならないのか気になってはいた。
それは俺だけじゃない。
ユメとシホルはどうしてかな?、て顔をしてる。
モクゾーは困惑してるようだが、半歩ほど後ろに下がったところを見ると、指示に従う姿勢をとっている。
ランタは、まぁ見て解る通り剣を抜いて今にもゴブリンに飛び掛かろうとしている。
俺は、不満がないと言えば嘘になるが、マナトが言ったんだから何かしら理由がある、そう思う。
どうやらランタ以外はここから移動することは文句はないとマナトは判断したのか、ゆっくりと後ろ歩きで下がってきた。
「おい、何で逃げんだよ、相手はたったの一体じゃねぇか、何をビビる必要があるんだよ。」
「さっきまで皆戦ってる時に、ランタが[大声]でスキルを言ってたよね、その音を聞きつけて他のゴブリンが来たら挟み込まれる形になる。それだけはまずい、だから一旦大通りに行ってそこで叩こう。無理して狭い所で戦う必要はないよ。」
マナトはランタにそう言うと、ランタは大声で、と言う部分でうぐっ、と少し後ろに仰け反って、頭を抱えた後
「…あーわかったよ解りました従うって、たく。」
渋々って感じだけど従うようだ。
それに内心安堵しつつ、一歩一歩ゆっくりと、下がった。
ゴブリンの正面にモクゾーとマナトが武器を構えて、ユメとシホル、ランタが大通りの方に向かっている。
俺は、いざって時のために中間辺りでゴブリンの様子を見ていた。
ゴブリンに動きはなかった。
ただずっと此方を見ていただけで大声で鳴くこともなかった。
順調にいっていた。
ランタはもう大通りに出るとこだ。
安心していた。
緊張感が無かったってことはないと思っていた。
でもきっと油断してたんだと思う。
その瞬間が訪れるまで。
ランタが大通りに出た瞬間。
ランタは此方に吹っ飛んできた。
正直、最初はランタだとは思わなかった。
だが俺の目の前まで飛ばされた物体を目にした瞬間、特徴的な髪で気づいた。
「「きゃああ!」」
シホルとユメの悲鳴が聞こえて視線をそっちに向ける。
大通りの方からゴブリンの姿が見える。
モクゾーと同じかそれ以上の体格がある、ホフゴブリンが1体。
その周りに槍や剣、弩で武装したゴブリンが4~6体程、それと他のゴブリンより大柄なホフゴブリン2体が見える。
どうすればいいか解らなかったが、このままではユメとシホルが危ないと感じたのか、反射的に駆け出していた。
「皆、正面に走るんだ!ハルヒロとユメ、シホルは後ろのゴブリンを。
モクゾー、正面を頼む、あのゴブリンを倒せばそこから逃げられる。ランタを治療したら直ぐに加勢する、それまで皆、頑張ってくれ!」
マナトはランタの近くまで移動してランタの怪我の様子等を軽く確認してそう言ってきた。
皆不安そうだったけど、マナトの言葉に従って構え始めた。
生きるために。
棍棒を持ったホフゴブリンの目の前で構えていたが、ゴブリン達は動く様子が無かった。
それどころかこちらすら見ていなかった。
視線の先、それは今モクゾーと対峙してる丸腰のゴブリンに向けられていた。
ゴブリン達が何を思って見ていたのかは解らなかった。
「ぎゃ、ぎゃぎゃがぎゃ」
そのゴブリンの集団の中の弩を持っていたゴブリンは、何か言うとゴブリン達は俺から距離をとるように、大通りの方に下がっていった…は?。
俺が唖然としていると
「…今のうちに反対側のゴブリンを倒そう、ユメとシホルはそのまま、ハルヒロはこっちに来て、モクゾーとランタの援護を。」
ランタの治療が終わったマナトはそのままユメとシホルのいる辺りまで下がった。
「へへ、さっさと倒して俺のヴァイスを稼いでやるぜ。」
…さっき吹っ飛ばされたやつの台詞と思えないほど、ランタは元気そうだった。
そのままランタ、モクゾー、俺はゴブリンに構えた。
正面にいるこのゴブリンは、近くに転がっていた剣ゴブの片手剣を拾い上げ、何回か振り回したらそのまま構えてきた。
「おらぁぁぁぁ!」
ランタは目の前のゴブリンが一瞬視線を剣に向けた瞬間、大声で叫びながら飛び出していった。
そのままゴブリンに向かって滅茶苦茶に剣を振り回した。
「おらおらおらおらおらぁっ!」
「…。」
ランタが滅茶苦茶に振ってる剣をゴブリンは左右に体をずらしながら避けていた。
今までのゴブリンなら大きく後ろに下がるか、剣などの武器で鍔迫り合いに持ち込んでいたはずだ。
ランタは既にこのゴブリンが手練れだというのを薄々感づいていたが、顔には出さなかったが内心戦慄していた。
そうしてゴブリンがランタに集中しているうちにゴブリンの後ろに迫る影があった。
ハルヒロだ。
ハルヒロはランタがゴブリンの注意を引いてる間にゴブリンの背後まで忍び寄っていた。
そのまま一気にゴブリンの背中に向けてダガーを突き出した。
しかし、当たると思った攻撃はゴブリンがハルヒロの上を通りすぎるように後ろに跳ぶことによって避けられてしまう。
ゴブリンは着地と同時にハルヒロに向かって駆け出した。
ゴブリンは走りながら地面に落ちていた角材を剣を持っていない手で拾い、そのままの勢いのままに片手剣をハルヒロに投げつけた。
「うわぁ!」
「ばっか!お前、ハルヒロぉ!!」
しかし剣はハルヒロの頭よりちょい上を通り過ぎてランタに向かって飛んでいった。
ランタが剣を屈んで避けたのを確認したハルヒロは正面に向き直った。
既にゴブリンが角材を振り上げているところだった。
ランタに気が向いてしまい、一瞬ゴブリンのことを忘れていたのだ。
咄嗟に避けようとするが、遅い。
角材はそのままハルヒロの左手に直撃、ハルヒロは痛みに耐えきれずダガーを落としてしまう。
左手を抑えながら、膝を着いてしまったハルヒロにゴブリンはもう一度角材を振り上げた。
しかし振り下ろす直前にゴブリンはその場から飛び退いて自分に向かって放たれた斬撃を避ける。
自身の横薙ぎに振るわれた大剣を避けられたことにモクゾーは少し驚いたが、そのままハルヒロの前に庇う様に構える。その内にランタがハルヒロを引きずりながらマナトの方まで向かう。
モクゾーは後ろで引きずる音が少し遠退いたのを確認し、ゴブリンに向かって走り出した。走ってる拍子に何か蹴飛ばしたような気がしたが、そんな事は気にしないとばかりだ。
「ふもぉぉぉぉぉ!!」
走りながら大剣を左斜めから強烈な斬撃を放つ。
大振りな攻撃は避けられてしまうが、モクゾーは諦めずに連続で斬撃を放つ。
ゴブリンは屈んで、又は後ろに跳んで避けていた。
その結果、少しずつだが大通りの方にゴブリンは下がっていた。
これに続く様にモクゾーの後ろにいたマナト達はモクゾーの後を追っていた。
後少し、そうモクゾーが思っていた、いやしまった隙を突くようにゴブリンがモクゾーに突撃する。
姿勢を低くしていたゴブリンが自分に向かってくるのをモクゾーは突きの姿勢を取る事で応じた。
剣の間合いに入った瞬間、モクゾーは突きを放つ。
今までの攻撃の中でも一番の動きだと、何様だと思えるようなことを治療を終えたハルヒロは思ってしまった。
そのハルヒロが思った一番の攻撃は、ハルヒロの視界から消えた事によって、終わる。
ゴブリンはモクゾーの突きを角材を地面に突き刺し、即席の足場を作り、跳ぶことによって避けたのだ。
モクゾーは慌てて上を見上げた時に見たもの。
それは先程モクゾーが蹴飛ばした物体、円盾だった。
普通なら、気付くはずの事だが、目の前のゴブリンで頭が一杯だったからだろう、蹴飛ばしたのが円盾だと気付かなかったのだ。
円盾はそのままモクゾーの顔に直撃、子供程の身長だったとしても、体重+落下の勢いが合わさってか、痛みにモクゾーは尻餅を着いてしまった。
円盾を正面に構えたまま、ゴブリンはランタに向けて走り出す。
ランタは慌てて剣を滅茶苦茶に振り回すが、ゴブリンには一回も当たることなく、通りすぎ様に足払いされてしまった。
その隙にマナト達の近くまで来てしまっていた。
ハルヒロの治療は終わっているが、先程ゴブリンからの攻撃でダガーを落としていた。
ユメとシホルはマナトより後ろに居たため間に合わない。
必然的にマナトが対応するしかない。
マナトはゴブリンがショートスタッフの間合いに入るのを待った。
ゴブリンは先程から変わらず円盾を正面に構えた状態のまま直進してきていた。
ゴブリンが近づいた時、マナトはスキル、強打を放つ。
強打はゴブリンの円盾に直撃し、走っていたゴブリンの速度を落とすことに成功すると、そのままの勢いで左足で円盾を蹴り上げ二、三歩下がる。
マナトはゴブリンの円盾蹴り上げたが、ゴブリンが円盾を手放すこともなく、体勢が少し崩れる程度だった。
隙、隙はあった。が、マナトにはその隙を突くことができずにいた。
(後ろにいるゴブリンの数が足りない…何処に?)
先程までいたゴブリンのうちホフゴブリン1体の姿が見えてなかった。
弩を持つゴブリンは此方を狙っておらず、ダランと腕から力なく持つだけだった。
他のゴブリンもほとんど同じで、視線は向いているが緊張感みたいなものがなかった。
一見、やる気の無いように見えてしまう。
その隙に何とか此処から出たい、そう思っていても状況は芳しくない。
ハルヒロは左手に打撃をうけて武器を落としてしまった。ランタはあれだけ怪我をしたのにまだ余力を残してる様に見える。
モクゾーは鼻から血が出ているが、戦闘は可能そうだ。
シホルとユメは後ろにいたが、顔には疲れが見える。
これ以上は不味い、誰だって解る事だ。
ましてや目の前に敵がいるのに考えるのは致命的な隙のはず…そこまで考えて視界の端で変化が起きる。
何年もの月日でボロボロだった建物の壁が崩れる。
それだけだったら大した…いや十分大したことだが、壁が壊れた原因が問題だった。
…それは深い緑色のゴブリン…ホフゴブリンだった。
ホフゴブリンが現れたのもだが、位置も悪かった。
ホフゴブリンが現れたのはマナトの右側の建物、要するに目と鼻の先にいた。
ホフゴブリンが右手に持つ棍棒が掬い上げるように振られる。
声が聞こえる。
マナトの意識は、そこまでだった。
ガバガバ…すみません…死因違う?そういうものです。
中途半端ですが、今回はここまで。
次回は時間が進みいきなりサイリン鉱山編に…これ以上絡ませられないの。すみませんね。
次話も時間かかりそうですが、何とか上げようと思ってます。
修正あるかも…
ではまた(^ω^)