腐った世界で強者を求め戦う少女   作:抹殺完了

19 / 26
第17話 激突!白と赤‼︎ 波乱来たる、アリーナに戦火は未だ絶えず

「漸く来たわね!一夏!」

 

アリーナに佇む一人の少女 鳳鈴音

 

「あぁ待たせたな鈴」

 

「まさかアンタがクラス代表なんてね。」

 

「俺もだぜ鈴」

 

 

『試合開始‼︎』

 

「来なさい!一夏‼︎」

 

「仕る‼︎」

 

 

 

 

 

「わぁ〜始まったね〜」

 

「うむ、そうだな」

 

「……」

 

「ですわ」

 

今俺は右隣をのほほん、左隣を水色の髪をした大人しい子、真後ろにセシリアと言う配置で観戦している。

 

「ヒカルんは何方が勝つと思う?」

 

「そうだな…彼女の意見だと一夏が勝つ!って言いたいけど…難しいな」

 

「何でですの?一夏さんが押しているのに?」

 

疑問そうにセシリアが聞いてくるが…

 

「鈴の機体が一夏と同じ純近接特化な訳無いだろ?必ず何かある…」

 

 

 

 

 

 

 

やはりと言うべきか…急に一夏が後方に吹き飛ばされたが

 

「何も見えなかった?」

 

「あれは!」

 

何か知っているのか、セシリアが驚く

 

「知っているのかセシリア?」

 

「えぇ…あれは衝撃砲っと言って空間自体に圧力をかけ砲身を作り、衝撃を砲弾とするものですわ。」

 

「んー?つまり空気砲?」

 

「えぇ…そうですわ。」

 

「不味いな…」

 

見えない砲弾など、そんな近接機にとって天敵とも言える物を搭載されているなんて…此れでは一夏の勝率がかなり低くなってしまった。

 

何とか一夏が衝撃砲の対処方法を考えなければ、間違いなく一夏は負ける。

 

「わぁ〜おりむ〜すご〜い!」

 

きゃあきゃあと騒ぐのほほん

 

俺が考え事をしている間に何か起こったのだろうと思い、見ると

 

空中を自在に飛ぶ一夏に悔しそうな表情をする鈴

 

「なる程…あぁやれば確かに見えない砲弾も当たらないな。」

 

どうやら衝撃砲が効かないと分かったのか、近接武器を構える鈴。

 

そして…二人が接近し決着を付けようとしたその時

 

二人の間に桃色の極大のレーザーが二人を遮る。

 

 

「なっなんですの⁉︎」

 

セシリアが混乱して叫ぶが…

 

試合を邪魔をしたのは腕が異様にデカく全身装甲の異形のISだ。

 

「二人は此処から逃げろ!セシリアは念の為にISを展開して避難誘導を!」

 

「わかりましたわ!」

 

そう言いセシリアはブルーティアーズを展開。

 

「仁義礼智忠信孝悌 抜けば玉散る氷の刃 振れば命散るさだめのツルギ」

 

俺もすかさず、劔冑を装甲する

 

今俺が装甲した劔冑は村雨と言う劔冑で最新鋭の真打である。

 

「さて…」

 

アリーナの出入り口を見るとドアが開いてなく人間でごった返していた。

 

『一夏』

 

プライベートチャンネルを開く、相手は一夏

 

『光⁉︎』

 

『俺は今避難誘導をしてる、俺が来るまで耐えれるか?』

 

『大丈夫だ!』

 

『よし、なら任せるぞ!』

 

「お前ら邪魔だ退け!今からそのドアをこじ開ける‼︎」

 

そう言い周りに居た人間を退かし、村雨さんブースターを吹かし手に持つ武器である大槌を振り下ろしドアを吹き飛ばす。

 

「さぁ!行け‼︎」

 

さて…急いで一夏の所に行かなければ!

 

『いちかぁぁぁぁああああ‼︎男なら…男なら……その程度の敵倒せなくてなんとするうッッ‼︎‼︎』

 

声が絶叫が管制室から聞こえてくる

 

「この声……篠ノ之箒⁉︎」

 

 

 

 

 

「箒⁉︎」

 

「この……馬鹿ッッ‼︎」

 

俺と鈴の驚愕の声と共にあの無人機があのアリーナのシールドバリアーを破った、あのレーザーを管制室に箒に

 

「やめろおぉぉぉおおお‼︎」

 

無慈悲そう無慈悲

 

無人機の凶悪かつ必殺の桃色のレーザーが管制室に放たれた‼︎

 

管制室に当たるか当たらないかその一瞬

 

影が割って入った

 

 

「ぐっぅぅぅッッ‼︎アァァァァ‼︎‼︎」

 

苦痛の声を出す彼女……彼女は

 

「「「光⁉︎」」」

 

彼女 織斑光は村雨の大槌を盾にし耐えるが…恐るべし熱量で大槌がドロドロと溶け彼女 村雨にも恐るべし熱量が降り注ぐ。

 

「いっ…一夏ぁぁぁあああ‼︎やれええええッ‼︎」

 

「承知ィィィィ‼︎零落白夜ぁ‼︎」

 

ザンッッッッ‼︎

 

無人機が織斑一夏の白式の零落白夜により、縦に真っ二つに斬り裂かれる

 

無人機が破壊されレーザーも止まり、光が落下していくが一夏が光を空中でキャッチする。

 

「はぁ…はぁ……いち…いちか……やったか?」

 

「あぁ!あぁ‼︎やったよ…光……」

 

「なら…済まない……少し寝る…」

 

「光?おい!光‼︎」

 

 

 

「そん…な……」

 

ペタリと管制室で篠ノ之箒が倒れる

 

「わたしは……一夏を…一夏を……応援する為に……ごめん…ごめんなさい…ごめんなさい光…」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。