腐った世界で強者を求め戦う少女   作:抹殺完了

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第21話 目覚め

「織斑一夏!決闘だ‼︎」

 

放課後、光が居る医務室に向う途中俺の前に転校生で第2の男性操縦者の神居古谷が立ちはだかり、俺にそんな事を行って来るが。

 

「断る」

 

一言良い、側を通ろうとするがガシリと腕を掴まれる。

 

「何で逃げようとする⁉︎」

 

「ただ戦う理由が無いだけだ。」

 

掴まれた腕を振り解き、今度こそ側を通る。

 

「なっ!………そもそも!光さんが寝たっきりになってるのは君の所為だろう!聞いたよ君は光さんと付き合ってるんだよね?そんな仲なのに彼女を傷付けて何で平然ッ…グエ⁉︎」

 

気がつくと俺は神居の首を掴んでいた…だがコイツの話を聞いていれば巫山戯た事しか言っていなくついキレてしまった。

 

「あぁ…確かに俺の所為で光が大怪我したさ、あぁ認めるよ、だがな……平然としているだと?巫山戯るな‼︎」

 

「だったら!決闘だ!僕が勝ったら光さんは貰うよ‼︎」

 

「はっ?」

 

コイツは本当に何なんだ?急に訳のわからないことを言い出して仕舞いには…光を景品扱いだと?

 

「お前はッ‼︎」

 

「怖いのかい?光さんを取られるのが?まぁ…光さんを傷付ける用な君じゃあ、仕方無いね。」

 

ニヤニヤと歪んだ笑みを浮かべながら挑発してくる……乗ってやる。

 

「あぁ…良いぜ乗ってやる」

 

すると歪んだ笑みが更に酷くなる、まるで自分の計画通りに進んで行く時の笑みのようだ。

 

「それじゃあ…早速アリーナに行こう?もう予約しているから」

 

そう言い俺の前を歩く神居、その後を俺はついて行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今このIS学園では一つの噂が流れている。

 

今回行われる、学年別トーナメントで優勝すれば…織斑一夏か神居古谷と付き合えると言う噂が流れているのだ。

 

余りにも出鱈目な噂だが…やはり此処は女の園 IS学園でそんな噂を真剣に信じてトーナメントに勝つ為に今現在殆どのアリーナはISを纏った生徒達で溢れかえって居る。

 

そんなおしくらまんじゅうと化したアリーナに二人の生徒が互いを見つめている。

 

二人ともISを纏っているが…そのISは他の生徒達が纏っている訓練用IS 打鉄 ラファール・リヴァイブのどちらにも当て嵌らないISだ。

 

その二人が纏っているIS イギリス製第三世代機 ブルー・ティアーズと中華人民共和国製第三世代機 甲龍の搭乗者 セシリア・オルコットと鳳鈴音はお互いを睨み合っているのだ。

 

つまりこの二人もあの噂を信じているのだ…そして彼女達にはこの学年別トーナメントは二人が恋する 織斑一夏を奪える唯一と言っても良い程のチャンスなのだ。

 

これは不謹慎な話だが…二人のライバルである篠ノ之箒と織斑一夏の彼女であり最大の壁である織斑光は二人は今居ない。

 

もし織斑光が居た場合はそう…鮫を乗せた竜巻と戦えと言わんばかりの不条理な戦闘になる。

 

そして更に…この学年別トーナメントでは専用機持ちが圧倒的に有利だ。

 

そして…睨んでいた鳳鈴音が口を開く

 

「アンタ……まさかあの噂を…」

 

「鈴さんこそ…」

 

此処でバチバチと二人の間にプラズマが走り、無言でセシリアはスターライトmkIIIを双天牙月を構え、一瞬でこの空間は一触即発の戦場となった。

 

がっ……しかし

 

二人の間に高速の何かが通る……そしてその高速の何かは地面に当たり爆発

 

当たり一面を土煙が覆う

 

そう高速の何かは人類が開発し今現在最も人間や生物を殺している武器 銃の弾丸だ。

 

「「⁉︎」」

 

唐突過ぎる攻撃に慌てる二人だが…其処は代表候補生、直ぐに二人は協力体制を取り、鈴は双天牙月を盾の用に構えセシリアは鈴の後方に直ぐに下がり、自律型ビット ブルーティアーズを展開する。

 

「イギリスのブルーティアーズ、中国の甲龍か……ふんカタログで見た方がまだ強そうだな。」

 

幼いが二人を挑発する声が聞こえ…漸くと言うべきか土煙が晴れ二人を挑発した人物が姿を見せる。

 

 

 

 

そう黒だ、何もかも呑み込んでしまいそうな程の黒が其処に居た。

 

その黒は当然と言うべきかISであり、その黒の搭乗者は

 

「「ラウラ・ボーデヴィッヒ⁉︎」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医務室 其処に先の無人機との戦闘により大怪我をした、一人の少女 織斑光が眠っている

 

「………」

 

その眠っている彼女の目がパチリと開かれる。

 

 

其れは負傷した彼女を診た医務室の教師なら分かる

 

目を覚ますのが余りにも早すぎる

 

 

此処で一つ織斑光のこの余りにも早過ぎる回復について話そう。

 

光が保有している劔冑に『虎徹』と言う真打の劔冑がある。

 

虎徹とは長曾祢虎徹入道興永が打った劔冑で劔冑の余りにも異様な製作方法の所為で産まれた特殊な劔冑なのだ。

 

そして…そう産まれたと書いたが文字通り虎徹は産まれたのだ…生きる劔冑(リビングアーマー)として。

 

そして…織斑光も例外では無く生きる劔冑となって居るのだ、つまり今織斑光が余りにも早過ぎる回復にも納得が行く。

 

「此処は……医務室?…そうか、俺は確か」

 

光はベッドから下り、此れから何をするか考えるが…其処に尋常ではない程の死線を潜り抜けた彼女が気づく

 

「此れは……争いの気配…なら、アリーナか」

 

兎に角今は一夏に会いたいと思っていたが…争いある所に私か一夏ありだなっと妙に説得力のある事を脳内で言い、光は一夏達が居るであろうアリーナに向かう。

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