プロローグ
此処は四百年前のイシュガル、後のフィオーレ王国である
其処に存在する一際高い山があった
その山の頂上に一人の男が立っていた
?「ゼレフ…アクノロギア…今度こそ決着をつけよう…」
そう呟いたのは赤髪・赤眼の一人の青年だった
その青年が眼を開くと
空は血で塗られたように赤く染まり大地は裂け山の頂上から見える一帯にはドラゴンの死体で覆いつくされていた
数日後同じ場所で伝説に名を馳せた者たちが集まっていた
≪伝説の黒魔導士≫として歴史に名を刻むこととなる
『黒魔導士ゼレフ』
ゼレフ「兄さん…」
≪黒き漆黒の翼≫として歴史に名を刻むこととなる
『竜の王アクノロギア』
アクノロギア「レイ・ドラグニル…」
≪世界に平穏を取り戻したもの≫として名を語り継がれた
『破壊神レイ』
レイ「ゼレフ、貴様は禁呪に手を染めた。兄としてこれ以上見過ごすことはできない!アクノロギア、貴様は人間を食料とみなすドラゴンだけでなく人間との共存を願ったドラゴンをも殺した貴様も見過ごすことはできない!ここで俺が貴様らを倒し世界の平穏を取り戻す!」
ゼレフ「いくら兄さんでも僕には勝てない。僕は不老不死だ。死ぬことはない。」
アクノロギア「御託は要らない、永く続いた我々の戦いに決着を着けるぞ」
レイは一度眼を閉じそして開くと同時に頷いた
そして此処に彼の時代世界に名を馳せた者たちの、黙示録に名を連ねる者たちの世界を命運を決める戦いが始まった。
だが誰も動かなかった…いや、動けなかった
何故なら全員が全員世界で勝てるものがいないと言われるほどの実力者
少しの油断が死に繋がるからだ
しかしその沈黙を破り最初に動いたのはレイだった
レイ「神・樹海降誕!」
アクノロギア「黒竜の咆哮!」
ゼレフ「黒魔の激昂!」
レイの放った魔法を二人がかりで薙ぎ払った
その瞬間アクノロギアは竜の姿になり全力を出し始める
ゼレフも己の不死性を生かしたハイリスクハイリターンの戦法に変えてきた
レイ「(二人同時は流石にキツイな)」
レイ「神・
レイの出した八本の頭のある竜はそれぞれが火・水・雷・風・土・光・闇・無を司った竜だった
アクノロギア「おのれ!以前戦った時よりも強化されておる!」
ゼレフ「黒魔の鉄槌!」
レイ「破壊神の豪拳!」
その日始まった戦いは七日七晩続いた
レイ、ゼレフ、アクノロギアはもはや魔力も体力も少なくなっていた
全員が次の一撃で決めようとしていた
レイ「これで終わりだゼレフ、アクノロギア」
ゼレフ「どっちみち全員限界のようだしね」
アクノロギア「フンっ...」
全員が魔力を極限まで高めていた...そして...
アクノロギア「滅竜奥義!黒竜爆壊刃!」
ゼレフ「滅悪奥義!黒魔黒王刃!」
レイ「滅神奥義!爆砕崩神拳!」
ドガアアアアァァァァァァンン!!!!!!!!!!!!
その爆心地にはなにも残っていなかったただそこの見えない巨大な穴ができただけだった
遠く遠く離れた肉眼では霞んで見ることすら出来ない程離れた位置から見ていた人たちは爆発がやみ魔力も感じられなくなったことをすぐに察知しすぐに現場に向かったそして最後の技がぶつかったであろう場所には誰も何もなかった
故に直ぐに理解した人たちは喜んだゼレフとアクノロギアの消滅を
そして同時に悲しんだゼレフとアクノロギアを倒してくれた英雄は犠牲になったのだと
しかし
それは間違いだった
あの戦いで死んだ者は一人もいないのだ全員が攻撃の余波で吹き飛ばされ
重傷を負いそれでもなお生きていた
だがあの戦いで傷ついた身体を癒すにはしばしの休息が必要となり
全員が数百年の眠りについた
ただそれだけだった
この戦いで残った世界へのダメージを代償に人々は数百年の仮初めの平穏を手にした
この戦いは後の歴史でこう記されている
『人と人。竜と竜。人と竜。人と竜と魔の宴≪龍王祭≫』
いかがだったでしょうか?
別の作品と同時進行にしようと思っていたのですが思うようにはいかなくてこの度此方を少し進めようと思った次第であります
贅沢な使い方だとは思いますが
次を丸々設定のみで終わらそうと思っています
本編及び原作の開始は次の次からにしたいと思います
訂正しておきますと
原作開始とは言っても本当に最初の方の乗り物酔いから始めるつもりはありません
ここら辺から入れたらかっこいいだろうなと
作者が思ったところから入れていきたいと思います