だから頻繁には投下出来ないでしょう。
....多分。
道場から出ると中学生位の男子が女性に肩を噛まれて大声で悲鳴を上げているという状況に俺は困惑した。 女性の首からは血が流れ女性の服を真っ赤に染めている。 普通ならもう死んでるだろう。 だが女性は男子に襲いかかりその肉を貪っている。 助けたいがもう多分手遅れであり、それに俺の身も危ない。
しかも遠くでは小学生位の子が動けない妊婦さんと思われる女性に襲いかかってたり、20代くらいの男性が血まみれの女性に噛まれながらも必死に何かを訴えていたりといったことがあちこちで起こっていた。
俺を見つけた男が口から血を垂らしながら歩いてくる。 その動きは遅いが何をしてくるか分からないので、俺は乗って来た自転車で逃げることにした。 (これからは目が逝っててこっちに襲いかかって来る奴のことを屍と呼ぶ)目の前の屍を難なくすり抜け自転車にたどり着き、こぎ始めたときさっきまで自転車の置いてあったところのすぐそばから屍が飛び出してきた。 鍵をかけてたら今頃御陀仏だろう。
「鍵かけてなくて良かった..。」
親が聞いてたらぶちギレするだろうことを呟きながら俺は自転車をこぐ。 家までの道中屍に襲われたりしたが屍の運動能力では自転車を捉えることなど出来ない。 歴史で太平洋戦争の授業で自転車部隊(正式名称は銀輪部隊)とかやった気がする。 結構活躍したらしい。 流
石自転車。
家の前に着いたとき妙に家が静かに感じられた。 普通ならもっと焦り混乱で騒がしいはずだ。 それに周りの道路にみずみずしい血だまりがある。 だが親父もじいちゃんが亡くなってから俺と一緒に鍛えてたので大丈..夫だと思う。
「いや、大丈夫だ」
そう言葉に出し俺の心に言い聞かせる。 俺は玄関に入ってリビングに行くとそこには血まみれの母と肩から血を流しその首に包丁を突き立て今この瞬間自決しようとする親父の姿があった。
「待ってくれ、親父!」
俺は急いで親父を止める。 だが親父は
「俺は噛まれた。母さんみたいに家族であるお前に襲いかかるだろう。 そんなんは御免だ。」
「でも、まだ助かる手段があるかもしれない。」
「母さんが怪我をしたから救急車を呼んだり警察を呼んだりしたが一向に反応がなかった。
おそらくもう機能してない。してたとしても繋がった頃にはもう出血多量で御陀仏だ。」
「母さんと新婚旅行行ってないから行くのが夢とか言ってただろ! 夢諦めんなよ!」
「いや、違うな。」
「違うって何が!」
「親の夢は子の夢だ。 俺が叶えるもんじゃない、子が叶えるもんだ」
「でも!」
「母さんも俺もお前が夢を叶える事が俺達の夢だ。 お前が夢を叶える事を見届けられないのわ残念でならんがあの世があるならそこで母さんと見守っててやる。」
そう言った親父は俺を突き飛ばし自決した。
俺はそれから気が済むまで泣き叫んだ。
早く本編の流れに入る為とはいえ少し無理やりか...?
次回から学園生活部を出すつもりだからもう少し我慢してください。
まあ、学園生活部を出してもヒロインは圭で決定してるけどな!