やはり車で寝ると腰が痛い。
昨日遅くまで車の運転のコツなどそういったものをググり練習していたらすでに深夜なので近くにあったコンビニに車を停め、とりあえず寝ることにした。
今は午前9時。 少し寝すぎたようだ。 朝食はコンビニに入り調達する。 車に積んでる缶詰とかはまだ食べなくてもいいだろう。 ここにも屍との乱闘後が見受けられた。
コンビニの弁当はいくつも潰れていたが奥の弁当は無事だった。 他にも缶詰やパンなどいろいろもらっておく。
俺は数多くあるパンの中でもメロンパンが好きだ。 まず最初に周りのカリカリの部分を食べてから、次に中央のふわふわ部分を食べる。 メロンパンはこれの繰り返しが一番美味しい。
メロンパンはかなりの数が余っていたので食に関して困ることは当分無いだろう。
俺は弁当をレンジに入れる。 コンビニのは早く温められるので欲しいと思ったことが何度もある。
途中従業員だったと思われる屍が襲ってきたが逆に蹴り倒し鉄板入りの安全靴で踏みつけ頭を潰す。 あんな姿に成り果ててまで生きていたいとは思わない筈だ、俺は彼を救ったのだと自分に言い聞かせる。
弁当を食べ終わり俺は車に戻る。
「さて、腹も満たしたし行くかな。」
俺は遅くまで練習した成果なのか、昨日あれほど苦戦した運転が嘘のように感じられる。
もう運転は完璧と言えるだろう。 まあ、交通ルールは分からないのでもし警察が機能していたら捕まるだろうが。 もっとも免許取っていないので当たり前だが。
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地図を見たところあの学校らしい。
学校に入って昇降口前に止める。 近くにいた屍は轢いといた。
意外と屍の数は少なく運動部だと思われる屍達がグランドを徘徊しているぐらいだ。
もっともけっこう俺が轢いたからもあるが。
にしても少なすぎる。
生徒だけでも500人以上はいる筈だ。
もしかしたら休日だからなのかもと考えたが、屍達に休日の概念は無いだろうと思う。
屍に生前の記憶などあるのだろうか?
そもそも何故こんな事が起こったのだろうか?
国は今何をしているのか?
など考えながら校舎に入るが一階には屍達が徘徊しておりいちいち相手にしていたら囲まれると思い俺は邪魔なやつは蹴り飛ばして、後は無視して走り抜けた。 圭は2年生なのでいるとしたら三階だろう。 俺の学校はそうだった。 なのでとりあえず三階を目指す。
「逃げ回りゃ、死にはしない。」
俺が生まれる5年くらい前の映画の主人公もそう言ってた。
まあ、その主人公初出撃で敵を一発で二機同時に破壊する二枚抜きをやってのけてたが。
俺は地球生まれの地球育ちなのでニュータイプにはなれない。 木星に行けばなれるのだろうか。 だが、生憎今の地球にそんな技術はない。
そんな下らないことを考えながら俺は二階の階段をかけ上がる。 下を覗くと屍は階段が登れないのか全然追って来ない。 楽勝だなと思いそのまま三階に続く階段を昇るが、三階には椅子と机でつくられたバリケードが設置されていた。
「行き止まりか...」
でも匍匐で入れる大きさの穴があったのでそこに入る。
昔友達と山に秘密基地を作ったとき、入り口がこれくらいの大きさだった。
あれは今どうなっているのだろう?
無事侵入したところで一息ついていたところ一人の女性の先生に出会った。
「生存者!? うちの生徒じゃない?」
「額高等学校から来た西岳 大成です。 人探しのためにこの学校に来ました。」
「えっと、立ち話もあれだしあっちいこうか?」
生徒会室に連れてこられた俺は先生と話し始める。
佐倉先生は昨日屋上に逃げ込み佐倉先生と三人の女子生徒だけ生き残り、その後三階の安全確保とバリケードの作成を徹夜でおこない、今は三人とも別の部屋で寝ているらしい。
先生は安全確認のために見回りを行い寝ていないという。
俺は佐倉先生に、両親が死んだこととこの学校に通う幼なじみの祠堂 圭の話をした。
生き残りに彼女は居ないといったが、圭のいる2年生は昨日は早くに帰っているのでまだ死んだときまった訳じゃないと言った。
「そろそろあの子達も起きてくるころかな」
一通り話した後先生はこんな提案をした。
「今学校で生活するっていう部活を作ろうって考えてるけど、西岳君もどうかな?
ここには浄水装置も太陽光発電装置もあるし、全然暮らすのに問題は無いけど..」
「でも、圭を探したいので..」
「じゃあ祠堂さんを見つけたあとどうするの?」
「あっ....。」
圭と合流したあとのことを完全に忘れていた。
「決まりかな?」
こうして俺の入部が決定した。
原作にない絡みを考えるって難しいですね。