ご了承ください。
...いっつもそういって毎日投稿してるきが。
西岳 大成は養子である。
それは大成自身も知らないことだ。
何故それをただの幼なじみの私が知っているのか?
そのことについて語ろうと思う。
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小学校に入る少し前の事だ。
それは幼なじみの大成と公園で遊んだ後、家に帰る途中に起きた。。
人通りの少ない道を二人手を繋ぎ歩いていたところ、突然車が止まり大人2人が降りて一人は大成を、もう一人は私を担ぎ上げ車に入れられた。
私と大成は後部座席に乗せられ、私達を縛った。
「面倒だし口は女だけでいいか?」
「ああ。」
「ついでに男の方も連れてきたが、女だけでよかったな」
「まあ、どっか買い取るところはあるだろ」
「なあ、売る前に一回やっちまってもいいよな?」
「おいおい相手は幼稚園かそこらだぞ?」
「この性犯罪者が!」
「まあ、拐った時点で俺たちはもう犯罪者だがな」
「はは、違いねぇ」
男達はそういい一人がこっちに近寄ってくる。
「あまり傷つけるなよ、商品にならなくなる。」
「少し血は出るが大丈夫だろ」
血が出る...?
いったい何をするのだろう?
何か恐ろしい物を感じた私は声を出そうとする。
でも口に封じられている私はどうすることもできず、ただ泣くことしか出来ない。
「なんかあれだな、やっぱり小さい女の子が泣いてるとゾクゾクすんな」
「お前はもう駄目だな」
「何言ってんだ、元から駄目だろ」
そういい男が私に手を伸ばす。
私は恐怖で目を瞑る。
「俺の腕が俺の腕がねじにねじゅ、ねじにねじれる!!」
「おいおい本当におかしく...何だよ!?その腕!?」
何事かと私は恐る恐る目を開けた。
すると私に伸ばしていた腕があり得ない方向にねじ曲がっている。
そして男は倒れた。
運転をしていた男も一旦車を止め振り返る。
「おい大丈夫か!?何でそんなんになってんだよ!?」
「病院に...」
「馬鹿野郎行けるわけねえだろ!!」
「何で、どうしたらこんなことになるんだよ!?
「曲がれ。」
隣からそんな声が聞こえた。
私は声がした隣の大成を見てみる。
大成はまるで別人だった。
横顔は機械のようだった。
大成の手錠の真ん中の部分が男の腕と同じようにねじ切れていることに気が付く。
「曲がれ」
今度は私の手錠がねじ切れた。
「帰ろう、圭。」
大成は私の手を引いて車から出る。
それを見た男達は、
「お前ら待てよ!!」
幼稚園児である私と大成に大人である彼らが追い付くことは容易だ。
だが...
「曲がれ」
「いた、いたり、いたりゅりゅ、いたるるる!!!」
大成が呟くと男の足がねじ切れる。
「化け物め....」
男は車に戻り逃げようとする。
が、
「曲がれ」
今度は車がまるで雑巾を絞ったようにねじれる。
多分男は車ごと潰されただろう。
その後は騒ぎを聞きつけた警察官に住所を聞かれ、両親が来るまで何があったのか聞かれていた。
私には何が起こったのか分からなかった。
が、私達を拐おうとした男達に起きたことは大成がやったということだけは理解できた。
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その後大成はおじいさんと一緒に鍛えるようになった。
大成はあの時のことを覚えていない。
不思議に思った私は大成について、大成のおじいさんに聞いた。
「大成とは血が繋がっていない。」
そう言った。
何でも大成はとある事件の生き残りで、大成を除く一家が惨殺されたが犯人も首が捻じ曲がって死んでいたという。
そして警察官である大成のお父さんが引き取ったらしい。
犯人の死因が酷似しているため、被害者である大成を警察は疑ったがあのように捻じ曲げるには雑巾を絞る様に右回転と左回転を同時に加えなきゃいけないため小学校にすら入っていない男の子どころか、大の大人が二人がかりでも厳しいため大成には無理だということになった。
何故覚えていないかという質問については事件の後カウンセラーだという人が大成を訪ねて来て、大成の特異な力について説明しそれを記憶とともに封じたらしい。
そのカウンセラーは蒼崎 燈子と名乗ったという。
小学校に上がって大成が軽くいじめられた時、私はいじめた奴らを叱った。
単純に大成がいじめられるのが嫌だったのと、彼らも事件の時の男達みたいになってしまうかもと思ったからだ。
例え力が封じられたと分かっていても私は不安だった。
私は大成が好きだ。
理由はよく分からない。
強いて言えば大成の何気ない優しさや、包みこまれるような雰囲気とか多分そんなかんじだ。
でも、事件の時の大成の表情はまるで別人だった。
だから心配だ。
大成に何かあって、あの時のようになってしまったらと。
蒼崎さんは名前だけ登場ですので魔術物にはなりません。 ご安心を。
最初は普通にやるつもりが、めぐねえをやっぱり死なせたくないという思いからこれが生まれちゃいました。
めぐねえのためだ、多少無理やりでも許してくれ。