ダンまち~転生したら一撃男でした~   作:セルタッチmk.2

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皆さんやっぱりサイタマのこと大好きなんだね!




二撃目

 よぉ、トレーニングを続けて6年がたった。やっとあの人の強さに追いついたと思う。まぁ、精神の方は全然ダメだけどな。トレーニングしている間にあった俺が覚えている出来事が2つあるんだ……

 

 

 まず、1個目は俺が12でアイズが7になったばっかの頃だったと思う。その日も俺がトレーニングが終わってアイズと遊んでいた時だった。俺がちょっと目を離した隙に何者かがアイズの気を失わせていた。俺が助けに行こうとしたら、呆気なく気を失わされてしまった。俺が次に目を覚ましたのは、薄暗い洞窟の様な場所だった。俺はすぐにアイズを探した。アイズはすぐに見つかったが気を失っていた。俺はアイズを背負って出口を探した。たまに出てくる怪物を倒しながら無我夢中で走った。そしてその後の事はよく覚えていない……辛うじて覚えているのは、神とか名乗った奴にアイズを任せて伝言を伝えてくれと頼んだ

 

 『強くなったら必ずお前の所に帰ってくる。だからお前も頑張れ』

 

 ってこんな感じだったと思う。俺はまだまだ全然弱かった……だから誰かを護れる様になれるぐらい強くなると俺は自分自身に誓った。

 

 

 

 

 2個目は、トレーニングを開始して4年目位だと思う。風の噂で昔の日本と同じ様な所があると聞いて、元日本人な俺は興味を持った。だから走って向かうことにした。向かっている途中、派手な戦闘音が聞こえたので俺は急いでそちらの方に向かった。そこで俺が見たのは3Mは超えるであろう鬼とその鬼に睨み付けられて怯えている狐耳の少女、周りに倒れている騎士たち。俺はすぐに状況を理解し、鬼の方に駆け出した。すると鬼は接近する俺に気づき潰そうと拳を振り下ろしてきた。俺はその拳を受け止め弾き飛ばし、自分の力が通用しなくて動揺している鬼にさらに接近した。そして俺は今出せる全力を尽くし鬼の腹を殴った。直後鬼の体が後ろにあった木を巻き込みながら吹っ飛び体が消滅した。その後に神様と狐耳の少女の友達がやって来たんだ。何でも神饌なる物を狐耳の少女が盗んだことにして自分の物にしてしまおうとした役人がいて、連れていかれる途中だったという説明を受けた。まだ泣いているその子を撫でて落ち着かせた。無事でよかったよ。本当に。その後名前を聞かれたから

 

 「趣味でヒーローをやっている者だ」

 

 と言ってその場を後にした。

 

 

 

 とまぁこんな感じだったな。だからそろそろ出発するとするか……オラリオに

 

 「それじゃあ、行くか」

 

 ……アイズ俺の事覚えてるかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お兄ちゃんと会えなくなって4年がたった。ロキからお兄ちゃんの伝言を聞いて何をしていいかわからなかったから私はお兄ちゃんと同じように強くなろうとした。この4年間色んな事があった。だけど寂しいよお兄ちゃん。

 

 「あ~アイズまた暗い顔してる~」

 

 どうしたの~? と言って私の顔を覗き込んできたのはティオナ・ヒュリテ私が最初に友達になった子。

 

 「何でもないよ」

 

 「ウソね。またお兄さんの事考えてたんでしょ?」

 

 「うっ……」

 

 今のはティオネ・ヒュリテ、ティオナのお姉ちゃん、人の気持ちを察するのが得意みたい。今も私の考えていることを察したみたい。

 

 「はっ、くだらねぇ」

 

 「おいベートそんな事いうんじゃない」

 

 「ガハハッアイズは本当にお兄さんの事が好きなんだのう」

 

 「あはは、本当だね」

 

 最初に喋ったのはベート・ローガさん……少し苦手です。ベートさんを注意したのはみんなに母親(ママ)って呼ばれて慕われてるリヴェリア。笑いながら本当の事を言っているガレス。体は小さいのに一番しっかりしているフィン。みんな大切な私の仲間。今もダンジョンに行ってきた帰りでホームに帰るところ。段々ホームに近づいて行ったら、ロキの楽しそうな声が聞こえて来た。

 

 「なんや自分久しぶりやんけー!」

 

 ……? お客さんでも来てるのかな?不思議に思いながらホームの門を潜るとお兄ちゃんとお兄ちゃんの肩の上に乗ってるロキだった。

 

 

 

 

 あれ? 私は夢でも見てるのかな?試しに思いっ切りほっぺを抓ってみた・・・痛い。するとお兄ちゃんがこちらに気付いたみたいで

 

 「よぉ、アイズ久しぶりだな」

 

 お兄ちゃんだ。お兄ちゃんがそこにいる。私は駆け出していた。ロキがちょ、アイズたん、待っとか言ってるけど知らない。私は駆け出した勢いのままお兄ちゃんに抱き付いた。その瞬間ロキが地面に落ちて悶絶してるけど私は知らない。

 

 「お兄ちゃんッッッ!」

 

 「おいおいアイズそんなに泣くことないだろう」

 

 そう言って撫でてくれる手はとても優しくて気持ち良かった。

 

 「お兄ちゃん。おかえり!」

 

 「おう、ただいま」

 

 そう言って私はもう何処にも行かせないぞという意味を込めて強くお兄ちゃんだきしめた。




みんな、俺の技術ではこれが限界なんだッッ許してくれ!
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