ニセコイ Another story 俺と楽の波乱万丈な日常!? 作:覇王神 ゾディアーク
皆さんには感謝感激です!
前回のニセコイは!
千棘の誕生日会に出席した楽と正義。
そこで正義達は衝撃の事実を知ることになる。
なんと、千棘と小野寺は正義達が幼いときに出会っていた・・・!
(マジかよ・・・・小野寺と桐崎にガキの頃会ってたのかよ・・・)
正義は衝撃の事実を知り、表情が固まる。
出会っていたという事というより、約束の女の子が小野寺か千棘かもしれないということに正義達は驚いているのだ。
「じゃあね。正義君、楽君。楽しんでいってくれたまえ。」
「「はい・・・」」
*ーーーーー
後に楽から聞いた話だと、小野寺も千棘と同じで謎のカギを持っているらしく、これで約束の女の子が二人の可能性が高まったのだ。
楽との約束の女の子が一人。正義との約束の女の子が一人。これで真実へとつながる一本の運命の赤い糸を引っ張るだけ・・・の筈だった。
しかし、前回の話を見ればわかると思うが、千棘と楽が錠の解錠を試みたが、千棘の怪力によりカギが折れ、錠に詰まるという事件が発生したため、しばらくの間試すことが出来なくなってしまっている。
今は集のおじさんに頼んで錠の修復して貰っている。どうやら、時間は掛かるがなんとかなるらしい。
「良かったな兄貴。」
「あぁ。」
「悪いな集・・・」
「良いってことよ〜。というより、あのペンダント一体何なのよ〜。そろそろ吐いてもいいんでない?」
「また今度ちゃんと話すから。」
「ふーん。」
正義と楽は校内に入るために下駄箱に向かう。そこには千棘の姿があった。
「あ、おはよう楽、弟さん。」
「あぁ。おはよう。」
「おはようさん。」
二人は挨拶を返す。
「あぁそうだ。昨日のカギとペンダントなんとかなりそうだぞ。集のおじさんが鍵職人らしくてよ。」
「ふーん。良かったわね。」
昨日はあんなことがあったというのに、千棘は普通にしている。
三人は教室のドアをあけると、そこには
木の上で監視をしているクロードの姿があった。
(ゲッ!?クロード・・・‼︎なるほど今日は監視有りの日か。)
「行くぞハニー。」
楽は千棘の肩に合図のために手を乗せるが
千棘は顔が真っ赤になっている。
「な、なんで顔赤くなってるんだよ。」
「あ、赤くなってない。適当なこと言うの止めてくれる?」
「しっかりしろよ・・!あのメガネ見てるんだぞ?」
「分かってるわよ・・!」
すると、他のクラスメイトがやってくる。
「やぁー、おっはよー。桐崎さんに一条兄弟さん!二人は今日も熱いね〜!」
「おう!だって俺たちはラブラブカップルだもんな〜!な!ハニー!」
楽はクロードにバレまいと渾身の演技をする。しかし、千棘は・・
「う、うん。そうね。」
謎の表情を浮かべて明らかにいつもとは違う反応をしている。
「うぉーー!何やってんだよ!お前は!」
「うっさいわね!ちょっとほっといてよ!」
千棘は顔を赤くしながら息を切らしている。
明らかに様子がおかしい。いつもの二人であればあからさまなカップルアピールをする筈なのだ。
(おいおいおいおい。どうしちまったんだ。
桐崎の奴・・)
心の中でそう呟く正義。鈍感で朴念仁な正義でも明らかに様子が違うのがわかるぐらい
違うのだ。
*ーーーーー
正義は学校の係り仕事で花に水やりをしている。楽と似て、几帳面な正義は一本たりとも花が枯れておらず、一本一本生き生きとしている。
「一条君!」
背後から聞こえる声は馴染みのある声で
誰なのかすぐに分かった。
「よう。小野寺。どうしたんだ。」
「実はね・・千棘ちゃん今日様子が変だなって思って・・・。」
「やっぱ小野寺もか。なんか変なんだよな。
あいつ。」
どうやら異変を感じ取っていたのは正義達だけでは無いらしい。
「ところでさ・・・小野寺も例のカギ持ってるんだって?楽から聞いてさ。」
「うん。今まで黙っててごめんね。」
「いや、いいよ。俺だって隠し事してたし。」
「え?」
「実は俺も楽と同じである女の子と約束してて、錠も似たようなやつ持ってるんだよ。」
「そうなんだ。」
「まぁあんまよく覚えてねぇけど。
とにかく、桐崎のことは大丈夫だろう。
心配すんな。単に調子が悪かっただけだろ。」
正義はそう言っているが、心の中では・・・
(もし、小野寺が俺たちと小さい頃に会っていたってこと知ったらどうするんだろう・・。)
心の中でそう呟く。
「うん。そうだといいんだけど。」
小野寺の表情は少し不安な雰囲気を醸し出していた・・・。
*ーーーー
*ーーーー
「おーいお前ら〜。今日は林間学校で撮った写真が焼きあがって、掲示板で張り出されてるから各自欲しい写真の番号を書いて提出すること。OK?」
「「「「はーい。」」」」
キョーコ先生の指示に返事をするクラスメイトたち。
正義達はいつものメンツで写真を選びに行く。
「わー!これ好きなもの買っていいの!?」
「あぁそうだけど・・・一枚百円とか高すぎだからな。ちゃんと欲しいものだけを厳選して・・・」
「あ!これも欲しい!あっ!これも!みんなが写ってる!」
「お嬢!こちらにも良いものが‼︎」
「ホント⁉︎チェック‼︎番号チェック‼︎」
「話きけよ!お前ら!」
千棘と鶫はテンションがあがっていて、
正義の話など聞きもしないのであった。
「さてと・・・俺らも選びに行くか。」
「うん。そうだね。」
いつものメンツは好みの写真を探す。
「あっ!これなんかどう?私と小咲が写ってるけど。」
宮本が指を指したそこには・・・
「何これ?小っさ・・」
その写真は正義の顔がドガンと写っているが
小野寺と宮本は小さく写っているだけだった。
「これなら、もうちょいいいの選べばいいのに・・・」
なぜかわからないが、小野寺は宮本をポコポコと弱々しいパンチで叩いている。
(どうしたんだ・・。)
そんな光景に首をかしげる正義。
「なぁ旦那・・・こちらに良い商品がございますがお一つどうです?」
怪しい雰囲気を醸し出しながら正義に近づく集。これは手を出したらお咎めを食らうレベルの怪しさだ。
「ここには私めが撮影したちょっと普段見れない女の子達の姿が写されていまして、
おかげさまで大盛況なんですよ・・・」
「最低・・・変態・・・クズ・・・死ね・・・」
鶫や宮本はどす黒いオーラを放し、集をコテンパンに罵る。
「嫌だな〜。勘違いしないでくれよ〜。モロにエッチな写真は俺の主義に反する。俺が求めるのは絶妙に恥ずかしいショットのみ!
あっ、るりちゃんと小野寺のもあるよ。」
宮本と小野寺はその写真を見た瞬間、
表情が一気に変わる。
ビキィ!!
なんの音かわからないが、何かが切れる音がして、宮本は集を血祭りにあげる。
よほど恥ずかしい写真だったのだろう。
(少し気になるな・・・。)
ほんのりと好奇心が湧く正義であった。
「さてと、他には何があるかな・・・ってなんだこりゃ!?」
正義が目を向けた写真は鶫が写っている写真に、ちっさく着替えをしている小野寺が写っていたのだ。ピンク色の下着が写っていて
もはやアウトのレベルだ。
(小野寺の着替え姿がモロ写ってんじゃねえか!ちゃんと検閲しろよ先生‼︎)
まさかの写真に動揺を隠せない正義。
(幸いここら辺はまだ人がいない。今のうちに先生に言って元のデータも消してもらおう。)
正義は急ぐために廊下を走る。しかし、
曲がり角を曲がる際に誰かとぶつかる。
「わ、悪い!って小野寺!」
「一条君?」
(やべ!写真が・・・‼︎)
ぶつかった拍子に例の写真を落としてしまう正義。
「これって・・・」
小野寺は正義が落とした写真を拾うとそれを眺める。正義は咄嗟に小野寺から写真を奪い取る。
「ああー!なんでもない!拾ってくれてありがとう!それじゃ!」
(あっぶねー!危うく俺が変態扱いされるところだった。)
正義は小野寺から急ぎ足で立ち去る。
(今のって・・・鶫ちゃん?)
小野寺は心の中でそう呟いた・・・。
どうでしたでしょうか!
こんな風に女子と写真選べたらな〜
なんてww
次回はUA数が10,000突破記念で
完全オリジナル回を投稿しようと思います!
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