ニセコイ Another story 俺と楽の波乱万丈な日常!? 作:覇王神 ゾディアーク
今回は完全オリジナル回です!
読者様からリクエストを頂き、この回を
書きました!
私は文才が無いので、下手くそかもしれません
がご了承下さい。
楽しんでいただけると嬉しいです。
それでは投稿します!(≧∇≦)
金曜日の朝の学校。一条正義は学校の自動販売機でコーヒーを買っていた。
正義は朝には必ずと言ってもいいほどコーヒーを飲むのが日課となっている。
「ふぅー。やっぱ朝にはコーヒーだな〜。
眠気が吹き飛ぶぜ〜。」
そう立ちながらキャップ付きのアイスコーヒーを飲む正義。正義はとてもほっこりとした表情で全力で香りと旨みを楽しんでいる。
しかし、ある人達が現れたことにより、
その幸せな時間は崩される・・・。
「「「「「一条‼︎」」」」」」
「うわ!!なんだよ!」
驚いた拍子に手に持っていたコーヒーを落っことしてしまう。そのせいもあってか正義は少し不機嫌そうな顔をしている。その声の主はドスの効いた厳つい男達によるものだった。
「なんだ野球部の連中かよ。なんの用だよ?
立野。」
立野という人物は野球部のリーダー的存在でもあり、エースバッターで、正義の友達でもある。その他は立野率いる部員たちだ。
「一条・・・‼︎お前に頼みがある・・・‼︎」
「な・・なんだよ・・・。」
「野球部の助っ人をしてくれないか・・‼︎」
「・・・・はぁ!?」
*ーーーーーー
特別話 ” テツダイ”
「はぁ!?助っ人!?」
「あぁ。頼む!」
立野は正義に必死に頭を下げて頼み込む。
まぁいきなりそんなことを言われたら誰だって戸惑うだろう。
「待て待て!頭をあげろよ。引き受けるどうかは理由を聞いてからにしよう。なんの内容も聞かずに引き受けるなんてアホがすることだ。」
正義は一旦落ち着き、なぜ助っ人を頼まれることとなったのかを問う。
「あぁ。実はな・・・俺たちは二日後に大事な試合を控えているんだ。メンバーは総勢10人とギリギリなんだ・・・。そんな中メンバーのエースの一人が練習中に足を複雑骨折しちまって・・・そうなるとメンバーが9人。
このままだとメンバーチェンジも出来ない他
”フォーフィッテッドゲーム”で負けちまうかもしれねえんだ・・・。だから頼む!最悪居てくれるだけでもいい!」
補足・・・フォーフィッテッドゲーム
(没収試合)
「2日!?いやいやいや!俺以外にも野球上手え奴ならいるだろ!なんで俺なんだ!?」
正義はなぜ野球経験の無い自分に助っ人を頼むのか理解ができず、立野に問う。
正義は野球のルールは知っているものの実戦経験はほぼほぼ無いため、そんな自分に助っ人を頼むのは理解に困る。
「俺も何度も何度も他の奴らに頼んだんだ。
でも何故か皆んな逃げちまうんだ・・・。
あと頼めるのはお前しかいなかったんだ。」
(本人には言えねえけど、見た目は完全にヤクザだもんな・・・てゆうか人望なさ過ぎだろ・・・。)
立野自身は自覚は無いようだが、身長は約200センチとかなりの巨大な上に、風貌がもろヤクザで怖がられてしまうのも無理は無い。立野も高校入学後初めて出来た友達が正義なのだ。
正義もその風貌故に最初は警戒していたが
接する内に打ち解けていくようになり、
正義は彼は内面はとても優しいことを知り、
仲良くなることができたのだ。
そんな状況ではもう藁にもすがりたい気持ちなのだろう。
「分かったよ・・助っ人だな。何すればいいんだ?助っ人って言えるほどかはわかんねぇけどよ。」
「本当か!?」
「あぁ。明日から練習に参加するよ。」
「あざっす‼︎」
「声でけえよ。野球部か!あっ、野球部だったな。」
耳を抑えながら、自分でボケて自分でツッコむ正義であった・・・。
*ーーーーーーーー
正義、その他のいつものメンツは今帰りの帰路を歩いている。
「あ?助っ人?」
「あぁそうなんだ兄貴。」
「一条君すご〜い。この高校の野球部って
人数は少ないけどものすごく強いって評判だよ。その人たちに助っ人頼まれたんでしょ?」
助っ人を頼まれた正義に感嘆する小野寺。
「へぇ〜。あんたがまさか助っ人頼まれるなんてね〜。どっかのモヤシとは違ってね。」
「うるせえ。」
そう楽に毒を吐くのは楽の恋人兼ギャング組織ビーハイブのご令嬢、桐崎千棘だ。
「フン。貴様が助っ人などと・・・精々お嬢の護衛として恥ずかしく無いよう行動しろ。
いいな?」
「野球経験の無い人にそこまで求めるなよ・・・まぁ恥ずかしくねえようにプレーはするけどよ・・・」
相変わらずツンツンしている鶫に対して素っ気なく返事を返す正義。
「やっぱ立野の奴、誘えなかったか。」
「それで俺に頼みこんできたんだ。」
楽は立野のことを知っている。
数ヶ月前・・立野は正義の忘れ物を届けに行った時が楽と完全に初対面だった。
楽は玄関を出て伺いに行ったが立野の風貌のせいか、楽は驚いて騒ぎになってしまい、組員が駆けつけたところカチコミと勘違いされるという事件が起こったのが記憶によく残っている。
「あん時は驚いたな〜。」
「俺が止めてなかったら立野殺されてたぞ?」
周りから見たらとんでもない珍騒動だが、
正義にとっては肝が冷えるほどのことだったのだ。
「ねぇねぇ〜正義君〜。野球部には可愛いマネージャーいるの〜?」
正義にそう問う集。
彼は相変わらず平常運転だ。
「可愛いかどうかは知らねえけど、いるっちゃいるらしいぞ?」
「マジで!?俺絶対応援行くわ!」
(現金な野郎だな・・・)
心の中でツッコむ正義であった。
*ーーーー
正義は今野球部の練習に参加している。現在時刻7時丁度。空は青く、雲は一つもない。いわゆる快晴というやつだ。絶好のスポーツ日和と言えるだろう。
「一条!」
「うお!立野か」
立野の声に驚く正義。
「お前、そういえば野球やったことないんだったな?」
「ああ、そうだけど。」
「俺が直々に教えてやる。こっちに来い。」
「お、おう。」
立野から渡されたメニューは
・ランニング500メートル20周。
・ピッチング 二時間
・バッティング二時間
・練習試合
という内容だった。
さすが強いってだけはあって練習もかなりハードそうだ。
「これをやれば良いんだな?」
「あぁ。そうだ。」
さすがに正義もこのメニューはキツイか・・・と思いきやそれは思い過ごしだったようだ。
正義はランニング500メートル20周を
普通は一時間以上かかるアップを
15分で終わらせるという屈強な体力とスピードを見せつける。
ピッチングは投げのフォームを立野に直々に教えてくれるが、正義はあっという間に正しいフォームを習得し、正義の投げる球の速さをスピードガンで計測したところ、時速300キロといった速度となった。もはや、素人でここまでできるのは化け物じみた正義の身体能力だけだろう。
バッティングも先ほどと同じく、直ぐに正しいフォームを習得。バントやバットの持ち方なども直ぐに理解した。挙げ句の果てには
持ち味の怪力でホームランを連発といった偉業を成し遂げたのだ。
そして、相手高校の野球部との練習試合では
正義の活躍により、コールド勝ちという快挙を見せたのだ。
試合終了後・・・
「なぁ・・一条・・お前・・本当に人間か?」
「いきなり失礼だな!」
「だって素人にしては出来が良すぎるだろ!?」
立野は余りにも超人的な身体能力をもつ正義に引いている。本人は自覚はないようだが
かなり化け物じみている。
「・・・まぁとにかくだ!お前なら何の問題も無さそうだ!頑張ってくれ!」
「なんか変な感じするけど、取り敢えず了解。」
この後も立野以外にも同じセリフを言われたのは他でもなかった・・・。
*ーーーーー
現在時刻午後6時。空は赤く輝き、太陽が沈みかけている。街は街灯がつき始め、公園などで遊んでいる小学生達は家に帰っている時間だ。そんな中、正義は近くの公園で筋トレをしている。野球のためでもあるが集英組の
優秀なヒットマンだからでもある。
「101・・・102・・・103・・・」
正義は鉄棒に足を引っ掛けぶら下がりながら
腹筋のトレーニングをしている。そんな中、
ある人物が走ってくる。
「・・・ん?あれって・・・鶫か?おーい鶫〜!」
「ん?なんだ貴様か。なんの用だ。」
「いや、見かけたから声を掛けたんだけどよ
・・何してんだ?」
鶫は今の格好は学校で着ているブレザー風のものではなく、学校でよく着るジャージを着ていた。色は水色で、鶫の豊満な胸を強調するかのように身体にフィットしている。
「毎晩恒例のマラソンだ。お嬢の護衛を務める以上基礎体力を低下させるわけにはいかんからな。」
「へぇ〜。奇遇だな。俺もこの後しようとしてたところだ。なぁもし良かったらだけどよ?一緒に走らねえか?」
「フン。まぁいいが?貴様は私のペースについて来れるのか?」
「馬鹿にするな。俺は男だ。女のお前に負けてたまるかってんだよ。」
鶫の挑発に乗る正義。正義は野球の練習があり、尚且つ筋トレをしているのにも関わらず
疲れた表情を全くしていない。
「まぁ精々頑張るんだな。」
「おうよ。やってやんよ。で、距離はだいたいどれぐらいなんだ?」
「そうだな・・・大体25キロだな。」
「中々の距離だな・・」
正義は野球のアップも合わせて、35キロほど走ることとなる。並の人ならば筋肉痛は必至だろう。
「じゃあ行くか・・・」
「あぁ。よ〜い・・・ドン!」
鶫の合図とともにスタートする二人。
両者出だしは順調だ。ペースもかなり早めである。両者ペースを一向に落とさない。
マラソン終了後・・・
「ゼェ・・ゼェ・・・疲れた〜」
「はぁ・・・はぁ・・まずまずだな。」
「やべぇな・・・明日体調崩さねえか心配だな・・・」
「体調管理は基本だぞ。今日はしっかり休んで万全な状態で励め。」
「わかってるつ〜の。」
ぶっきらぼうにそう返す正義。
「おい、貴様。血が出ているぞ。」
「ん?あ、これか。大丈夫だよこんぐらい」
正義の膝からは血が出ている。マラソンをしている間になにかで切ってしまったのだろう。
「ダメだ。ちょっと待ってろ。」
そう言って鶫が取り出したのは消毒薬と絆創膏。
「そこに座ってジッとしてろ。」
「おう・・。」
鶫に言われ、渋々地面に座る正義。
鶫は血が出ている箇所に消毒液を噴きかける。
「痛ってえ・・・!」
「貴様男だろう?このぐらいで根を上げている様じゃ護衛などできんぞ?」
「わかってるけどやっぱ痛えもんは痛えだろうよ・・・。」
「ほら。もう終わったぞ。」
「あぁ。サンキューな。」
治療をしてくれた鶫にお礼をいう正義。
「明日の試合が終わったら私のもとに来い。
何か食わせてやる。」
「え?なんか今日のお前変じゃねえか⁇熱でもあるんじゃ・・・」
「いいから早く答えろ!!はい、か、いいえ、か!」
「わかったわかった!はいだよ!」
(全く・・・やっぱ女ってのはよくわかんねえ・・・)
やはり正義は理不尽な扱いを受けたのだった・・・。
*ーーーーーー
次の日・・・
天気は晴れ。
開幕式を終え、試合前となった。
「正義〜!今日は頑張れよ!」
「一条君頑張って〜!」
「一条正義!負けたら許さんからな!」
「正義く〜ん!今日は頑張って〜!」
変な声を出しながら正義を応援する集。
(気持ち悪い声を出すんじゃねぇよ。てゆうか周りの視線がヤバイんですけど〜!?)
仲間の数人が美女のせいか周りからの視線が
ヤバイ正義であった。これは苦戦を強いられそうだ。
試合が始まった。しかし、正義はホームランを何本も打ち出し、最高記録を叩き出したのだった。
結果はやはりコールド勝ちとなり、圧勝を遂げたのだった。
*ーーーーー
「フゥ〜疲れた〜。」
正義は試合を終え、いつものメンツの元へ向かう。
「ん?あれ?鶫か?」
「試合は終わった様だな。」
「あぁ。その手に持ってるのは?」
鶫が持っているのは小さい弁当を包んだ風呂敷だった。
「貴様はお嬢達と会うのだろう?済んだら私の元に来い。貴様が前教えてくれた場所にいるぞ。」
「はいよ。」
千棘達と話し、数十分後に鶫の元へ向かった。
「ほい。来たぞ。」
「遅かったな。」
「悪い悪い。ちょいと話し込んじまってな。」
「フン。まぁいい。さっさっと食・・」
「パカッ!おお。肉じゃがか〜!俺好きなんだよ!」
「勝手に開けるんじゃない!」
「え?あっ!悪い。・・・それより食っていいか!?」
「勝手にしろ。」
「じゃあいただきます!」
鶫の作った弁当を一生懸命食べる正義。
「うめぇ!いい味してるよ!俺も飯はよく作ってるけど、ここまでうめえの食ったことねえよ!」
「そ、そうか・・」
「レシピ教えてくれ!」
鶫は顔を赤くしている。正義はなぜ顔を赤らめているのかわからず、頭上にハテナマークが出ている。
「なんで顔が赤くなってるんだ?」
「うるさい!レシピを教えるのはまた今度だ!」
「えぇ〜?まじかよ〜。ってどこ行くんだよ!」
「もう食べたのだから入る必要はないだろう?」
「っておい!行っちまったよ。なんなんだ?」
正義はやはり、朴念仁だった・・・。
どうでしたでしょうか?
ちょっと終わりが雑だったかもしれません(´Д` )
鶫ちゃんの性格を上手く再現できてるか
心配ですね・・・
次回はそろそろあの人が登場・・・!?
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次回をお楽しみに!