ニセコイ Another story 俺と楽の波乱万丈な日常!? 作:覇王神 ゾディアーク
みなさんには感謝感激です!
正義はあのしっかりと検閲がされてなかった
写真を先生に届け終わり、家に帰っている最中だ。
(はぁ〜最近はいろいろな事があってなんか疲れたな〜〜。)
ここ最近は千棘の誕生日や約束の女の子のことなどいろいろな事がありすぎて正義は疲労が溜まっていた。
(今日は兄貴が食事当番だったな・・飯は一体なんだろうな?楽しみだな〜。)
正義の好きなものは楽の作った飯で、楽の当番の時はいつも楽しみにしているのだ。食事は正義にとって至福のひとときなのだ。
そんなことを考えている内にあっという間に自宅に到着してしまった。
「ただいま〜。」
「おかえりなせえ坊ちゃん!」
正義はそのまま楽がいるだろうと思われる
厨房に向かう。
「兄貴ただいま〜。」
正義は厨房に入り、帰ってきたというあいさつを掛ける。しかし、そこにはなんらかの写真を厨房の光に翳して眺めている楽の姿があった。
「兄貴・・なにニヤニヤしてるんだ・・?」
「うお!!正義!?な、な、なんでもねえよ!?」
明らかに動揺しているのが丸分かりだが、正義はこれ以上踏み込むのは個人のプライバシーを尊重する為にもしない事にした。
「ま、いいけどよ・・。でだ!今日の飯はなんだ!?」
「やっぱお前はまた飯かよ。あいからわずだな〜。今日はエビとアボカドのサラダに
旨味の効いたアサリの味噌汁だ。」
「ヒャッホー!それじゃ楽しみに待ってるぜええい!」
「あぁ。」
献立を聞いて一気にテンションが上がる正義。楽の料理はプロ並みに美味いのだ。楽しみにするのも当然だ。しかし、正義には気がかりな事があった。
(写真か・・・林間学校の写真見てぇに約束の女の子が写ってる写真があればいいのに・・)
ふと楽が持っていた写真のことを思い出し、
そう考える。
(親父に聞いてみるか。まぁそんな簡単に見つかるわけねえと思うけど。)
正義はそう思っているが、楽の親父からは
正義の予想と反する言葉が返ってくることとなる・・・。
「あぁ。あるぞ?」
「はぁ〜〜〜〜‼︎⁇どこにそんなもんあったんだ!?兄貴と俺は屋敷じゅう探し回ったんだぞ!?」
正義はものすごい形相で驚く正義。
「屋敷じゅう探したってそりゃ見つからんわな・・なんたって蔵ん中にしまってあるんだからよ。例の10年前に旅行に行った時の写真だろ?蔵ん中に一枚だけ残ってたはずだ・・。」
(マジかよ・・こんな身近にヒントがあっただなんて・・・これでもしかしたら俺と兄貴はこれで真実に一歩近づけるかもしれねぇ・・・)
「あと、確か楽とオメェにせがまれて”カギ持った女の子”と撮った写真だったな。なんかその女の子と”大事な約束”がどうとか言ってたが?」
(カギを持った女の子!?大事な約束!?それって・・もしかしたら・・・)
*ーーーーー
あの後、正義と楽は二人で協力して蔵の中を徹底的に調査したのだが、例の写真は見つからず仕舞いとなっていた。
今は学校の校舎を歩いている最中だ。二人とも寝不足のせいか目の下に大きなクマが出来ている。
(ファァ・・眠みぃ・・・結局昨日蔵の中一晩中探したけど見つかんねぇし・・・)
教室に到着した正義と楽は鞄をロッカーの中に放り込み椅子に座って大きなあくびをする。
二人は寝ずに一夜を過ごしたため、学校に来るのがいつもより早かった。そのため、
教室は正義と楽以外誰もいない。
「よっ。楽、正義。」
「集か。なんの用だ?」
「今日放課後暇か?帰りにマ○クに寄って一緒にお勉強とかしたくない?」
「なんだよ急に。」
「だってもうすぐで期末だし?何かお二人は何か対策してるのかな〜〜?って。」
そうお誘いをしてくる集。いつもであれば誘いに乗る二人だが、今回は違う。
「生憎俺と兄貴は毎日キッチリ勉強してるからな。対策なんつーものはな?普段から準備してねぇ奴がすることなんだよ。それに今日は俺と兄貴である探しものが・・・」
二人は基本的に真面目で堅実なため、正義は
胸を張ってそう主張する。しかし、集の一言によりある一人の男がその主張を崩してしまう。
「小野寺も来るけど?」
「「・・・・・」 」
放課後・・・
(結局来てしまった・・・兄貴が行ったら俺も行かなきゃ行けねぇしな・・・てゆうかなんで兄貴は小野寺の名を聞いたあとに急に行く気になったんだ?)
正義はやはり鈍感だった。
とはいえ、来てしまったものは仕方ない。
(ま、いいか。写真は逃げねえし。)
「こうやって学校帰りにマ○クによるなんて
テンション上がるわー‼︎♪♪」
「そ、そんなに?」
千棘は初めての事に感動しているのか物凄く
テンションが上がっている。小野寺も千棘のテンションの上がりように少し驚いている。
(しかし、ちょっと前まではこうしてみんなで寄り道とか考えられなかったな・・・もう少しで真実がわかるかもしれねぇんだ。)
正義は心の中で呟く。
(もう少しでわかるんだ・・・小野寺か桐崎なのか・・・どっちかが約束の女の子なのか・・俺の微かな記憶だと、小野寺が一番その子に近い気がする・・・髪の色は何色だったんだ・・・?黒?金?他の色だったような気もする・・・ダメだ・・・考えたところで埒あかねえな・・・)
正義は色々な思惑が思い浮かぶが、よくわからず、髪をいじる。
(ま、いっか・・・家に帰ったらゆっくり蔵ん中探せば・・・)
「さてと、どう座る?」
正義が考え事をしている間にいつの間にか
皆んな食べ物を買い終わっていた。
席をどうするかを皆んなに聞く集。
「小咲は一条弟君のところ座ったら?前みたいに教えてくれるし。」
「え?あ、あぁ。全然大丈夫だぜ?」
「う、ううん。私はいいや。一条君は鶫ちゃんのところ座ったら?仲よさそうだし。」
小野寺は少し迷っていたがそう言う。
(なんか、今日の小野寺ヤケにいつもよりよそよそしいような・・・気のせいか?)
確かにいつもより小野寺は遠慮がちだった。
宮本と小野寺は何を思っているのかわからないが、目で会話をしている。
(なんか少し気になるけど、今は勉強の事だけを考えるか。)
正義は心の中にある疑問を押さえ込み、
勉強へ集中する。
「そういえば今回で勉強会は二度目だねぇ〜。誠士郎ちゃんは勉強できる方?」
集は鶫にそう問う。
「まぁ人並み程度には。クロード様にはどの大学入試にも楽に入れるようにしとけ。と。」
「日本の授業って簡単よね〜〜?」
「えぇ。そうですね。」
流石は帰国子女の千棘だ。中学時代では首席で卒業しただけのことはある。
鶫もクロードから英才教育を受けて育ったためかかなり有能らしい。
「そういえば正義も頭は良かったよな?」
「まぁ一応学年トップを1位2位を争うぐらいには。」
正義も頭はかなり良い。いつも中間、期末テストの順位を1位2位を争うほどの実力がある。
「まぁ正義は”天才”だもんな〜?」
「皮肉を言わないでくれよ兄貴〜。俺だって人間だ。わかんねぇことだってあるよ。」
皮肉を言う楽に対応する正義。
楽も勉強はできなくはないのだが、学力は平均ほど。皮肉を言うのもわかる。
「ん?あれ?これどうすりゃいいんだっけ?」
正義はある公式のやり方をど忘れしてしまう。
「なんだ貴様。そんなこともわからんのか?」
「うるせぇな。ど忘れしちまったんだよ。」
「どれ。見せてみろ。これはこうしてだな・・・」
(なんだ・・・やけに優しいな・・・どういう風の吹き回しだ?)
正義はそう心で呟く。しかし、鶫が机に手を突いているためか、前髪が目の前に垂れてくる。それを手で退ける仕草に正義はどっきりし顔を赤らめる。
「なにジロジロ見ている・・・。ちゃんと話は聞いていたのか?」
「へ?あぁ。聞いてたよ。」
(何ドキドキしてんだ俺はぁあ!)
「にしても鶫って教えるの上手いな・・すんなり理解出来た・・・ありがとな。」
その言葉のせいか鶫も顔を赤らめる。
「・・・なら良い・・・あとは自分でやってみろ。」
「あぁ。」
そのまま鶫は自分の席に戻る。しかし、鶫の前にいる集がもの凄い顔でニヤニヤしている。
バキッ!ボコッ!ガスンッ!
それにキレた鶫は集をこれでもかってほど殴る。
(うわ〜痛そう・・・)
心の中でそう呟いた正義。
「そういえばそうだった〜。テスト勉強も大事だけど、英語の宿題も出てたんだった〜。
まぁこっちには桐崎さんと正義がいるから怖くないんだけどね〜。」
「あ、そっか。千棘ちゃんと一条君、英語話せるもんね。」
「というわけでいっちょ訳してみてくれない?」
ボロボロの体でそう言う集。頭にはたんこぶが数個できている。
正義も任務で海外に行くことが多く、英語はそれなりに話せる。長期間アメリカに滞在していた千棘ほどではないが。
「えっ?うんいいわよ。」
「あぁ。いいぜ?」
「えーと、桐崎がアンナで俺がジョージか?」
「そうなるわね。」
「オーケー。んん〜!では始めるぞ。」
「ちょっとジョージ?あの女は一体誰なの!?」
「え!?」
(ちょっと!?何これ!あの先生・・・なんのドラマだよ!これ!!)
内容はジョージの浮気話というものだった。
しかも、このプリントの製作者はキョーコ先生である。こんな無駄にリアリティーのある
問題文を作る人は見たことがない。
(ったく・・しょうがねぇな・・やるっきゃねぇか・・・)
「知らないよ〜アンナ〜僕には見覚えのないことだ。」
(うわ〜なんか恥ずい・・・!)
「しらばっくれないで!この紙は一体誰のものだっていうの!?」
「誤解だ・・・!話を聞いてくれ!」
「私とあの女、どっちが大事っていうの!?」
迫真の演技を続ける千棘と正義。問題文を読んで恥ずかしい思いをしたことは今までで一度もない。しかも、正義と千棘の様子を見て小野寺がツボってしまった。
「プックク・・・だ、大丈夫・・・」
(でも、やっぱ小野寺が一番あの子と雰囲気が似てる気がする。桐崎のことを否定してるわけじゃないけど・・・ザクシャインラブって言葉を知ってて・・・しかも鍵を持っている・・・あぁもう!気になってしゃあねえ!)
「あぁ待ってくれ!話せばわかる!」
正義は考え事をしながらも英語の日本語略を読む。
(でも、やっぱ小野寺のような気がするな。
やっぱ桐崎はあの子と雰囲気が違いすぎる・・・)
正義は買ったコーラを口に流し込む。
「いいえ違うわ!私こそがあなたの運命の人なのよ!」
「ブフゥ!!」
正義は千棘のセリフに驚いてしまい、口に含んでいたコーラを噴き出してしまう。
「ゲフゲフッ!ウエッフェンッ!」
「なによあんた急に・・汚いわね・・・」
「わ、悪い・・・」
(あぁ!今考えてもしょうがねぇだろ!家に帰って写真を見つければ真実が分かるんだ・・・!)
*ーーーーー
正義と楽は家に帰り、蔵の中を捜索している。楽の親父からは写真の入った箱の絵をもらい、それを当てにして探している。
「兄貴!これか!?」
「それだ!」
正義と楽はとうとう、写真の入っていると思われる箱を発見した。
(この中に・・10年前のあの子の写真が・・・それを見ればずっと探してたあの子の正体が・・!)
緊張で手汗がじんわりと出てきた。
さらには唾を飲み込む。
(小野寺と桐崎・・・どっちなんだ・・・?
ええい!んなもん見てみりゃわかる!)
「開けるぞ・・兄貴・・!」
「・・・あぁ。」
勢いに任せて、正義は一気に箱を開ける。
そこに入っていたのは大量の写真。
その写真の山の一番上には10年前のあの子と思われる写真があった。しかし・・・
(これって・・・小野寺でも・・・桐崎でもない・・・!)
「「一体誰なんだ・・・!?」」
どうでしたでしょうか!
前回はあの人が登場と言いましたが
写真でちょろっとでしたね!
お気に入り件数100人突破記念で
また特別回を書こうと思います!
前回も野球回でしたが、
その続編です!
感想、評価、リクエスト、
この小説についての質問(オリキャラについてなど
の軽い質問等。)
アドバイス募集中です!
また、アドバイス、リクエスト等は
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Twitterに送っていただけると幸い
です。
運営側で読者様が注意を受けてしまった
ので・・・(−_−#)
私も感想欄にリクエストを書いてはいけない
ことを先ほど知りました・・・(焦)
私から促しときながらも読者様に御迷惑
をおかけしたことをお詫びします・・・m(_ _)m
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次回をお楽しみに!