ニセコイ Another story 俺と楽の波乱万丈な日常!?   作:覇王神 ゾディアーク

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お待たせしました!

一週間ぶりですね!

第19話です!今回はあの人が登場です!


第19話 タイヘン

「10年間・・この日を待ち望んでいました・・・楽様・・正義様」

 

一面花畑の場所で、ある少女が呟いた。

 

そう・・・・・・

 

 

 

 

 

鍵を持って・・・

 

 

*ーーーーーーーー

 

 

正義達は放課後の帰り道にある衝撃の事実を知る事となったのだ。それは、正義と楽に

”許婚”がいるということ。

 

「おい親父!許婚ってどういうことだよ!?

あと明日来るって!」

 

正義達は楽と正義の親父の一征の部屋で緊急会議を開いている。

 

正義は一征に許婚の事を問う。

正義と楽はそんなこと身に覚えもないのだ。

 

「それがな?俺もずっと忘れててよ。昔古い仲間と飲んだ時にうっかりそんな約束しちまってな。向こうの嬢ちゃんは小さい頃から許婚がいるって聞かされてきたんだわ。それで結婚できる年になったからこっちに来るって

聞かねえんだわ。」

 

確かに高校生一年生ぐらいの女の子であれば結婚はできる。しかし、男となると結婚できる年ではない。

 

しかも相手は了承しているみたいだが、正義、楽本人たちの了承を得ずに許婚の約束をするのは流石にまずいのでは?

 

「明日来るみてえだから、適当に相手してくれねぇか?」

 

「はぁ!?ちょ、待ってくれよ親父!これは親父の不始末だろ!?ちゃんと話して解決すりゃいいじゃねぇか!」

 

楽は一征のもとに駆け寄り、前にある机に手をつく。

 

「そんな簡単な話じゃねぇんだ。あいつを怒らせると後々面倒な事に・・・・」

 

「だからって、なんで俺たちが見ず知らずの女の子と・・・。」

 

「いや、面識ならあるぞ?」

 

「「?」」

 

「この間お前らが探してたあの写真。あれに写ってるのがお前らの許婚よ。」

 

「「なっ!」」

 

「え?」

 

その場いる千棘も驚きを隠せない。

 

「まぁそんな訳で相手してやってくれ。」

 

(はぁ〜マジかよ・・・・)

 

正義は心の中で大きな溜息を吐いた。

 

 

*ーーーーーーー

 

次の日の朝の学校だ。現段階ではなんの変哲もない、いつもの学校だ。

 

「急にそんな事言われても・・・」

 

「変な事に巻き込まれなければいいけど。」

 

楽がそう呟き、千棘がそう返す。

 

(今の段階で十分変な事に巻き込まれてると思うんだが・・・?)

 

正義は心の中でツッコミを入れる。

 

「はーいちゅうもーく!突然だけど転入生を紹介するぞ〜。橘さーん。」

 

(また転入生か・・・多くねえか?このクラス・・・)

 

「はい。皆さん初めまして。橘万里花と申します。何卒よろしくお願いします。」

 

「「「「「うおーー!すげー美人!」」」」」

 

「このクラスで本当に良かった‼︎」

 

クラスの男たちが一斉に騒ぎだす。

オレンジっぽい髪の色で、髪を下ろしており、花飾りをつけていて、尚且つ顔が整っている。男たちが騒ぐのもわかるほどの美人だ。しかし、騒ぎすぎているため、キョーコ先生が静めに入る。

 

「あら・・・?」

 

橘は楽、正義の方を振り向く。そのまま

彼らの元へと駆け出し・・・・

 

「楽様!正義様!ずっとお会いしたかったですわ!」

 

楽に抱き着いた・・・。しかもものすごい笑顔で。

 

「はぁぁああ!?」

 

(うぇえええ!?)

 

「な、なんだ!?転校生が一条に抱き着いた!?」

 

楽もあっけにとられ、しばらくホールドされたまま固まっていたが、意識が戻り、橘を振りほどく。

 

「ちょっ!何すんだいきなり!楽様!?」

 

(俺の事も正義様って呼んだよな・・・?)

 

「あの〜!橘さんってもしかして楽と正義の知り合い?」

 

「はい!楽様と正義様の”許婚”です。」

 

「「「「「「「許婚ぇえええええええええ!?」」」」」」」

 

正義も薄々感じてはいたが、やはりこの子が正義と楽の許婚らしい。しかも、この学校に転入してくるということは初耳だ。

しかも今の時代、許婚と作る家庭というのはほぼ無いだろう。いや無いに等しい。しかも橘はかなりの美人だ。驚くのも無理は無い。

 

しかも、初めて会った時に楽に即刻飛びついてきたということは正義よりも楽に惚れているということになるだろう。

 

「こら!一条楽から離れろ!この男はお嬢の恋人なんだぞ!?」

 

鶫は強張った目で橘にそう言う。

 

「恋人?」

 

「えぇ。そうよ!?実は彼は私のダーリンなのよ!?」

 

「そ、そうなんだよー!だから悪いけど君とは・・・・」

 

鶫の言葉に今まで固まっていた千棘も起動しはじめ、楽を引っ張り恋人アピールをする。

 

その事に衝撃を受けたのか、橘は死んだ魚の目をしている。しかし、それごときで挫けるような女の子ではなかったようだ・・・

 

「こんなゴリラみたいな女より、私のほうが楽様を幸せに出来ますわ!」

 

「ちょっ、それは爆弾発言・・・」

 

ツッコむ正義であったが千棘の怒りのスイッチが入ってしまったらしい。

 

「よーくきこえなかったなーーーー?」

 

千棘の背後からは溢れんばかりの怒気が流れており、手の関節をポキポキと鳴らす。

 

「うおおお!抑えろ桐崎!」

 

正義は今にも殴りかかってもおかしく無い

千棘を必死に背後からホールドする。

 

「貴様!お嬢になんて無礼な事を‼︎」

 

鶫は橘に向かって銃口を向ける。いきなり大好きな人の悪口を言われたらそりゃ怒るだろう。

 

「あら、そんな物騒な物を私に向けたら・・・・」

 

(ん?それって・・・)

 

「突撃‼︎」

 

教室の外から男の一声が聞こえたあと、

大量の警官隊がドアを蹴り破り、教室内に押し寄せてきたのだ。教室内はパニック。

 

しかも、あっという間に橘の周りに警官隊が防御体制に入り、拳銃を構えていた鶫はあっという間に包囲されてしまった。

 

「お騒がせしてすみません。実は私のお父様は警視総監を勤めておりまして、その上とても過保護なものですから・・・」

 

(警視総監!?なるほど・・・だから親父は・・・・)

 

『あいつを怒らせると後々面倒な事に・・・』

 

ヤクザの息子二人にビーハイブの娘に警視総監の娘、更にはヒットマン・・・・ただでさえ集英組とビーハイブの二大勢力が戦争状態になりかけているというのに、追い打ちをかけるかのように警察という政府の一大勢力が入ってきてしまった。非常に面倒くさい。

 

(てか、この子が許婚って・・・!どうすりゃいいんだ・・・‼︎)

 

普通ヤクザの息子と警視総監の娘同士を許婚にするものだろうか・・・しかも、この子が例の”約束の女の子”となると、話が変わってくる。楽、正義のどちらかとなると、だ。

 

「はぁん。興奮してしまったせいでめまいが・・・楽様、正義様・・私を保健室まで連れて行って下さいませんか?是非三人きりで・・・」

 

(嘘くせえ・・・・・!)

 

あざとい・・あざとすぎる・・・この子はかなり大胆かつ積極的な女の子らしい。

 

「さぁ、楽様、正義様お早く行きましょう!」

 

橘は楽と正義の腕を引っ張り、教室の外へと駆け出す。

 

「「元気じゃねえか!」」

 

彼らが教室を出たあと、千棘、鶫がムスッとしていたことは彼らは知らない・・・

 

 

*ーーーーーーー

 

「ありがとうございます、楽様、正義様。おかげで気分が良くなりました。」

 

三人は保健室に到着して、数分経った。

橘は本当に体調が悪かったかどうかはわからないが、あの場から脱出したかったのは事実だろう。

 

「そりゃどうも。」

 

楽はそっけなく頭をかきながら応える。

 

「楽様!”式”のほうは如何になさいましょう!?」

 

(式!?おいおいおいおいおいおい!)

 

「ちょ、待て待て!正直に話すぞ。俺たちは昨日まで許婚がいること知らなかったんだよ!」

 

「え?」

 

橘は少し驚いた表情をする。しかし、昨日まで許婚の事を知らなかったという事を伝えなければややこしい方向に進んでいくため、正義はその事を伝えた。

 

「それに・・・俺と兄貴は君の事よく覚えてねぇんだよ・・・あんたもそうじゃねぇのか?」

 

「・・・・」

 

「10年も前に会ったきりなんて・・・見ず知らず同然だ・・・・ましてや親に勝手に決められた結婚相手なんて・・・嫌じゃねぇのか?」

 

正義は首に手を当てながらそう言う。

 

「いいえ・・・私は楽様の事が好きなんです。それは正義様も同様です。」

 

「え?それって俺ら二人の事が好きって・・」

 

「はい、楽様は一人の男性として大好きです。しかし、正義様の好きと楽様の好きとはまた違ったものなんです。」

 

「違う・・・?」

 

「正義様は私の大事なお友達・・いえ親友と呼べるほどの関係なのです。私は一人の大切なお友達として大好きなのです。」

 

(そうなのか・・・・橘は俺や兄貴の事を覚えてくれているのに・・それに比べて俺らは・・・)

 

正義はそのことに罪悪感を感じる。楽や正義のことを思って生きてきたのに、楽や正義は橘万里花という存在を忘れていたのだ。

 

「私は楽様を思って、10年間過ごしてまいりました。」

 

橘は楽に急接近をして、顔と顔がくっついてしまうぐらいの距離を保っていた。そのせいか楽は顔を赤くしている。

 

「覚えているのか・・・10年前のことを・・?」

 

「はい・・・刻銘に・・」

 

「じゃあ・・あの約束のことも・・?」

 

「はい、勿論覚えていますわよ楽様。」

 

橘は10年前に約束したことをどうやら鮮明に覚えているらしい・・やはり楽との約束したの女の子は橘なのだろうか?

 

「だから楽様!私と結婚してくださいまし!」

 

橘は楽に向かって俗に言うだいしゅきホールドをかます。そのせいで先ほどまでのロマンティックな雰囲気が崩されてしまった。

 

「うおおおおおお!」

 

しかも橘の年相応の胸が楽に当たっていて、

形が変わっている。

 

しかも、橘は楽の服を剥ごうとしてきている。朝の学校にそんな破廉恥な行為をする訳にもいかないので楽は必死に抵抗する。

 

「お前ら二人何やってんだ!?」

 

「おい正義!助けてくれ!」

 

「えぇいいじゃありませんか!」

 

「ちょ!そこを触るな!」

 

「あーもうお前ら落ち着け‼︎」

 

橘と楽は攻めと攻防を繰り返し、保健室で騒音が鳴り響く。正義も必死に止めに入るが・・・

 

 

「ちょっとあんたたち!なにやってんのよ!?」

 

なんと、千棘、鶫、小野寺、宮本らが

保健室に入り込んできたのだ。

 

しかもタイミング悪く、楽と正義は橘の上に覆い被さっている状態になっていた。

 

「*****(ものすごく卑猥な悪口)」

 

宮本がなにを言ったのかわからないがものすごく卑猥な悪口を言っていたのはわかる。

 

「えっ!なんていったの!?」

 

「その・・失礼いたしました!」

 

「小野寺〜〜〜!?」

 

小野寺は正義たちの状態を見て、羞恥心に満ちてしまったのか、教室から逃げ去ってしまった。

 

「破廉恥もやしは・・・・滅殺‼︎」

 

「この・・・不埒者‼︎」

 

「「ギャアアア!!」」

 

千棘と鶫の強烈なパンチが楽と正義に炸裂し、壁を突き破って飛んで行ってしまった・・・正義に関しては完全なとばっちりだが・・・

 

こうして、波乱に満ちた朝の学校は幕を閉じた。




どうでしたでしょうか?

マリーが登場したことによって
さらに修羅場と化しましたねww
さて、どうなることやらwww

今回に当たって、少し書き方を変えてみました。
前よりわかりやすくなってればいいのですが・・・
感想をいただけると嬉しいです。

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次回をお楽しみに!

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