ニセコイ Another story 俺と楽の波乱万丈な日常!? 作:覇王神 ゾディアーク
今回の話はオリジナルも混ぜながらも、
ニセコイ ヨメイリ!?の話を少し引用
しました!
楽しんでいただけると嬉しいです(≧∇≦)
激戦が終わり、まだ約5日という猶予がある中、正義は帰りの身支度をし、ニューヨークを出て、日本に到着し、空港である不安が募る。
(皆んな、やっぱ心配してるかな・・兄貴以外何も伝えずに学校休んじまったし・・橘の親父さんと会う約束も破っちまったし・・・明日学校にすぐに行こう・・そして謝ろう。それがいい。)
正義はそう決めて、タクシーに乗り
我が家へと向かった・・
家に帰って組員の皆んなと楽に帰ってきたことを伝える正義。楽はよほど心配だったのか
少し涙ぐんでいた。毎年経験していることの筈なのに、慣れないらしい。
楽から聞いた話だと、小野寺や橘、鶫に関しては特に心配していたらしく、一週間、顔から不安の色が浮かんでいたらしい。
それもあり、明日ちゃんと謝ろうと決意がより硬くなった正義であった。
*--------
次の日の朝。正義は学校に行く準備をしている。制服を着て、バックの中身を今日使う授業の道具や教科書をいれる。
「あれ?坊ちゃん。今日は学校に行くんですかい?」
「ん?あぁ。そうだけど。」
「坊ちゃん仕事から帰ってきたばっかじゃないですか。休まないんですかい?」
竜が正義に学校に行くのか?と聞いてくるが
本来であればまだ4日も休みを取ってあるため休んでも良いのだが、正義はやる事があるため、行くと竜に伝える。
「そうですか・・わかりやした!」
「おう。」
正義は返事を返す。
しかし、そうは言ったものの帰国後の時差ボケが激しく、中々辛いものがある。正直、とてつもなく眠いのだ。
(まだ学校が開くまで時間が余ってるし、少しだけ寝るとするかな・・)
現在時刻6時半丁度。学校もまだ開いていないため少しでも睡眠時間を取ろうとソファーに寝転がり、正義は目を瞑る。そして、意識は完全に睡魔に飲み込まれていったのであった。
(ん・・・今何時だ?・・)
正義はふっと目が覚め、現在時刻を確認する。
(ゲ!?8時半!?やべぇやべぇやべえ!遅刻する!)
正義は急いで玄関に置いてあるスクールバッグを手に取り、玄関ドアを開けて急ぎ学校に向かうのであった。
*--------
朝の学校では、現在朝のホームルームが行われており、正義のクラスの担任キョーコ先生が出席を取っている最中だ。
「一条正義!・・は・・休みか。」
クラスもあいからわず正義がいない所為か
ざわついている。それだけ正義との交友関係が深い者がいるという事だろうか。
(一条君・・まだ帰ってこないんだ・・・会いたいな・・)
小野寺もここ数日間ずっとこんな様子だ。
まぁ、好きな人を心配しない人なんている筈がないため、当然といえば当然の反応なのだが・・
「一条楽・・貴様はモンチュから何か聞いていないのか?」
「え?あぁ、実はあいつは・・」
ガラガラ!
楽の会話を遮るかの様に鳴り響くドアの音。
開けた先には汗を掻いて、手をドアの淵に突き、軽く息を切らして立っている人物がいた。
「すいやせん!遅刻しました!」
正義だ。
突然入ってきたという事にも驚きを感じているが、まだ休みを取っているはずの正義がこの場所にやってきたのだから尚更驚く。
「「「「「一条〜〜!?」」」」」
男子生徒が一気に騒ぎ始める。男子生徒は
正義に群がり始め、「今まで何してたんだ!?」とか、「どこ行ってたんだよ!?」
などと声かけをしてくるのだ。
男子生徒はドッチボールの集中砲火を正義に浴びせたりしているというのに、こういう時は態度が一気に変化する。やはり、
正義が居ないと何かと寂しいのだろう。
しかし、あまりにも騒がしいのでキョーコ先生が鎮めに入る。
朝のホームルームが終わり、屋上で正義が早く学校に復帰してきた理由をいつものメンツに伝える。
「悪かった・・突然何も伝えず居なくなって・・」
「まぁ、あんたは無事に戻ってきたんだし
よかったじゃない。」
「そうですわ。正義様。その事は父にもちゃんと伝えておきましたわ。ご安心ください。」
「確かに心配だったけど、戻ってきてくれたんだし。一条君は家の手伝いしてたんでしょ?しょうがないよ。」
「小野寺様の言うとおりだ。しかし、まさか貴様があの伝説のヒットマンのモンチュだったなんてな。」
みんなから予想に反して励ましの言葉を掛けてくれたのだ。正直とても嬉しいのだが、鶫の言葉に衝撃を受ける。
「え!?なんでそれを・・!?まさか兄貴・・」
「いや〜その・・あまりにお前が心配だったもんだからつい・・・」
「はぁ〜。まぁいいけどさ・・こいつらは信用できる友達だし・・てか、この時点でどっちにしろ俺の正体を明かさなきゃいけない状況に置かれてたと思うし。そうだよ。俺があのモンチュだ。」
正義は自分があの伝説のヒットマンのモンチュだということを改めてカミングアウトする。モンチュは裏の世界では伝説となっているヒットマンの名で、巧みな技術と武術、頭脳、最新テクノロジーを使用した武器を扱う。
そういった事からモンチュ、戦争の神と付けられたのだ。
「まぁ、そういうことだ。」
「一条君って、やっぱりすごいね。」
「いや、そんなことねぇよ。」
正義は謙遜しているが、裏の世界の他の人から見たらとても凄い人だ。
「あっ、そうだ。鶫。クロードとかにはこの事言わないでくれよ。バレると何かと面倒くさいからな。」
「わかっている。私を誰だと思ってる。」
「なら良いんだけどよ。ってやべぇ。もうすぐで授業始まっちまう!また後でな!」
時計を見ると授業開始まで残り2分を切っていた。ここから教室まで走れば間に合うだろう。
そして、正義達は授業に間に合ったのだが、
正義は仕事の疲れで授業をまるまる寝てしまった事はまた別の話。
*--------
今は学校が終わった放課後。正義は下駄箱で上履きを脱ぎ、靴に履き替えて帰宅しようとしている最中だ。更には食材を買わないといけないといけないので近場のスーパーにも用がある。
「ん?鶫か。」
正義が上履きを履き替えていた時に、たまたま偶然、鶫とバッタリと会う。
「あれ?今日は桐崎とは帰らねえのか?」
「今日は一条楽と一緒に帰るそうだ。お嬢からは先に帰ってろとの事だ。」
「ふーん。そうか。」
「私はこれから用事があるのだ。貴様に構っている場合ではない。」
(まぁ、俺も今日は用事があるし・・)
「じゃあな。また明日。」
「あぁ。」
(さてと、俺も行きますか。)
鶫と正義は別々に歩きだす。
しかし、奇遇にも、正義の行くルートと
鶫の行くルートが全く一緒なのだ。
しかも、正義の前に鶫が居るので、はたから見たらつけているようにしか見えない。
「貴様・・なぜさっきからついてきている・・!この変態め・・・!」
鶫は腕に仕掛けてあるリボルバーを取り出し正義に向ける。
「違う違う違う違う!知らねえよ!てか、俺はこの先にあるスーパーに用があるだけなんだよ!とにかくその銃をしまえって!」
「くっ・・貴様もスーパーに用事があるのか?」
「なんでそんなに嫌そうなんだよ・・。まぁそうだけど・・鶫もか?」
あろう事か向かうルートも場所も同じなのだ。これは偶然と言えるだろう。
「嫌というか・・私と貴様が一緒に入るところを見られたら・・・」
「見られたら何か悪いのか?」
「いや、その・・恥かしいじゃないか・・」
鶫は顔を赤らめてそう言う。しかし、正義はなぜ恥かしいのか理由がわかっていない。
「恥かしいか?俺は別にそんな風に思えねぇけど。お前と一緒に買い物して何が悪いんだ?俺はお前といると楽しいと思うけどな。」
「楽しい・・か・・そうか・・・ってええい!馴れ馴れしくするんじゃない!」
「えぇ〜。なんでだよ。」
鶫と正義で軽い口論を街中で繰り広げる中ある人物が現れる。
「やぁ、奇遇だね。正義君。それに鶫も。」
そこには鶫の所属するビーハイブのトップでもある人物が現れた。
「あ!千棘の親父さん!」
「ぼ、ボ、ボボボス!?なぜここに!?」
「それは、自分達が住む街なんだから当然じゃないか。時折、散歩がてら街の様子を見ているんだ。」
千棘の親父さんは綺麗な歯を見せながら微笑している。
「まさか、君たち二人が仲良く買い物とは驚いたよ。ははは!正義君は鶫とも仲良くしてくれているようだね。」
「そ、それは誤解です!私は決してこんな奴とは仲良くありません!」
鶫は必死に否定するが、千棘の親父さんは笑っている。
「ははは!そんなに必死に否定しなくてもいいじゃないか。それだと正義君が可哀想じゃないか。」
「す、すみません。」
「鶫も、私の大事なファミリーの一員だ。
鶫が楽しく学校が過ごせているのも君や楽君のおかげでもあるだろうね。千棘ともども、よろしく頼むよ。」
「は、はい。」
「ボス・・」
「おっと・・そろそろ行かなくては。それではまた会おう。」
「お、お疲れ様です!」
千棘の親父さんが立ち去ると、正義と鶫は肩の荷が一気に下がる。
「びびった・・まさか桐崎の親父さんに会うとはな。やっぱお前でも親父さんの前だと緊張するんだな。」
「あ、当たり前だろう!お嬢のお父上以前にビーハイブをまとめるボスなのだぞ!」
「そうは見えねぇんだけどな・・あんな優しそうなのに。」
「貴様や一条楽がお嬢を裏切れば、嫌でもあの方の恐ろしさを味わうことになるさ。その前に私が貴様を始末するかもしれんがな。」
「いきなり怖いこと言うなよ。まったく。」
「まぁ、普段はあの通り、優しいお方だ。
お嬢と歳が近いせいか、私にも優しく接してくれてな。」
(まさかこいつがこんな顔をするなんてな。信用してるってことか。)
「ほら。行くぞ。」
「え?」
「スーパー。貴様も行くのだろう?」
「え?行っていいのか?」
正義は少し驚いたのか豆鉄砲を食らったような顔をする。
「もうボスにも見られてしまったしな。今回は・・特別だ。」
「なんで上から目線なんだよ・・まぁいいけど。親父さんからお前の事頼まれちまったしな。」
「私は決して頼んでないからな!」
「はいはい。わかってるつうの。早くしないと、タイムセール終わっちまうぞ?」
「覚えてろよ・・一条正義・・!」
こんな感じで、1日の終わりを迎えた正義達で
あった。
どうでしたでしょうか?
これからも鶫とのオリジナルストーリー
なども執筆していくと思います!
この小説で正直、ヨメイリの要素を
これから入れていくか悩んでいる
ところでもありますが、そこは
楽しみにしててください!
リクエストなどがあれば、なるべく
できる限りお答えしたいと思います!
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