ニセコイ Another story 俺と楽の波乱万丈な日常!?   作:覇王神 ゾディアーク

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第3話 ハジメテ

「お、お前・・ギャングの娘だったのか・・?」

 

「あ、あんたこそ・・ヤクザの二代目って・・じ、じゃああんたも?」

 

正直俺も桐崎がギャングの娘だったとは

驚いた。世の中何があるかまだわからないもんだな・・

 

桐崎に俺のことを尋ねられたので、素直に答えた。

 

「俺はこの集英組 二代目候補だ。

俺は親父に”拾われた身”だ。楽のことを兄貴って呼んでるけど血は繋がってない」

 

「へぇ〜あんたも苦労してたのね・・。」

 

「うるせ・・。」

 

「なんだ、もう面識はあるみてぇだな。」

 

「改めて紹介だ。こいつがギャング組織

”ビーハイブ”のボス、アーデルト・桐崎・ウォグナーと桐崎千棘お嬢ちゃんだ。」

 

ビーハイブ!?あのアメリカを拠点にしてる

巨大ギャング組織か!?

 

「ムリムリムリ!!こいつと恋人同士だなんて絶対無理!!」

 

「私たち学校ではすごく仲悪いんだから!

なんでこんな”もやし男”と!!」

 

「んだとコラ!!そうだぞ!親父!こんな奴と上手く行くわけない!」

 

 

「なぁ親父。俺は別に要らなくないか?

なんやかんやで仲良いし。」

 

「「良くない!」」

 

俺の発言に対して、否定をする

二人。

 

「確かにそうだな。でもよ?お前にしか出来ねえことをやって貰うぜ?」

 

「俺にしかできねぇこと? 」

 

「そうだ。お前には楽とお嬢ちゃんの”護衛”をして貰う。」

 

 

となると、俺は必然的に楽たちと常に行動しないと行けねえのか・・

 

じゃあとなると、三人デート!?

マジかよ・・。

 

 

 

 

「お嬢ーーーーー!ドガァァアアン!」

 

突然の男の叫び声が聞こえ、壁を突き破って

男たちが殴り込んでくる。

 

「な、なんだ!?」

 

 

「見つけましたよ・・お嬢・・」

 

入ってきたのは、白いスーツを着たメガネの

男と、いかつい男たちだった。

 

「どうやら、集英組のクソ共にさらわれたのは確かのようですね。」

 

そう俺らに対して挑発してくる男は

ビーハイブの幹部のクロードだ。

 

「親父ぃい!大丈夫ですか!?」

 

すると、集英組の奴らが駆け込んでくる

 

「おうおう、これはビーハイブの大幹部さん・・ちょっとお痛が過ぎやせんか・・

今までぁ手加減してやったけんどのぉ・・

今度という今度は許さねえぞ?」

 

「猿共が・・お嬢に手を出したらどうなるか

教えてやる・・!この街ごと消し飛ばして、

貴様らの大事な跡取りもバラして売りさばいてやるぞ?」

 

「やってみぃやゴラァ・・坊ちゃんに手ぇだしたらビーハイブに関わるもん全て二度とお里の土踏めんようにしたらぁ・・」

 

親父の感じから薄々感付いていたけど、

想像以上にマズイ状況だ・・。

 

こんなのが本気で殺りあったらたまったもんじゃねぇ。俺が手助けしたとしても収束できるか・・。

 

しょうがねえ。引き受けるしかねえ。

 

すると、親父が口を開き、奴らに伝えた。

 

「なぁ君たち?何か勘違いしてないか?

嬢ちゃんをさらったなんざとんでもねえ誤解だぜ?」

 

「ぼ、ボス!?なぜここに!?」

 

「「なんせ・・こいつらぁラブラブの恋人同士だからね」」

 

<な、なぁあにぃいいい!?>

 

「ボス・・本当ですか・・?」

 

「あぁ僕たちが認めた仲だよ?」

 

ビーハイブと集英組の奴らは大声をあげて

驚く。正直、火に油じゃないかどうかヒヤヒヤしたが。

 

 

「そりゃすげーー!!」

 

「坊ちゃんについに彼女がらできたんスか!!心配だったんスよ!!この歳になって

彼女の一人も出来ねぇから・・。後は

正義坊ちゃんだけっスね!!いやー!こいつはめでてえ!!」

 

「大きなお世話だ!!」

 

「お嬢もそんなお年頃になってたんですね・・・幼女より見守ってきたお嬢が立派なレディに成長なされた・・これを喜ばずにして何がお嬢のクロードでしょう・・」

 

「私のにした覚えはないけど・・」

 

「ちょっ、ちょっと待てよ!誰が恋人だって!?なんでこんなゴリラ女と!!」

 

「そ、そうよ!!誰がこんなもやし男と!!」

 

バカーーーーー!!何言ってんだー!!

死ぬぞ!?今のこの感じでそれ言ったら自殺行為だ!

 

バァン!

 

楽たちの爆弾発言の後、発砲音が鳴り響き、楽の顔スレスレに鉛玉が通り過ぎる。

 

「おい!小僧今のは聞き間違いか?

事にあろうにお嬢をゴリラだと・・?

ケツに鉛玉ぶち込まれてぇか・・・!!」

 

「てめぇ!!坊ちゃんに何してくれとんじゃあ!!坊ちゃんに手ぇ出したら殺すぞ!!」

 

「ねぇ?坊ちゃん達・・本当に恋人同士なんすか?」

 

これ一回楽たちを非難させるか・・?

 

しかし、この光景を見た後、二人は互いおもい、覚悟しただろう。

 

(全力で恋人のフリをするしかない!!)

と・・・

 

「ら、ラブラブに決まってんじゃねぇか〜〜!!!さっきはゴリラみたいに力強くて優しいって言いたかったんだよな〜!

な!ハニー!」

 

「もーダーリンたら〜!!紛らわしい言い方しちゃダメじゃない!そんなところも大好きだけど、もやしみたいに真っ白な肌のダーリン!!」

 

あぶねぇ・・危機一髪だな・・。よくそんな付け焼き刃の演技でなんとかなったな・・

ただでさえ、この二人の大根役者にも満たさない演技でどこまでできるか・・。

 

その後も男たちの質問攻めを乗り越えていく

二人。

 

ただ、一番怪しんでいるのはクロードだった。あいつには気をつけたほうがいいな・・。

 

*ーーーーーー

 

次の日の朝。今日は学校が休日だったので

桐崎と楽、そして俺は朝早くから

嫌々だったがデートをすることになった。

正直とても眠いな・・

 

「はぁ〜なんで私がこんな目にあわなきゃいけないのよ!?」

 

「しょうがねえだろ?クロードには完全に

怪しまれてるし、行かねえわけにはいかないだろ?」

 

「よりにもよって私の初デートがこんなもやし男とだなんて・・人生最大の汚点だわ!」

 

「そこまで言うか・・てゆうか、なんでお前までいるんだよ正義?変装までして・・」

 

「俺も昨日親父に二人の護衛をしろって頼まれたんだよ・・。二人になんかあったら困るからって。まぁ兄貴危なかっしいからな・・。」

 

俺は何かあった時のために、拳銃を二丁持ってきた。まぁ使う時はないと思うが・・。

俺は陰ながらこいつらを見守るか・・。

 

「それじゃ私先に帰るから。」

 

え!?

 

「な、なんで!?」

 

「なんでって、みんなもういないんだから

これ以上私があんたたちといる理由ないじゃない。まさか本気でデートする気だったの?」

 

えぇ〜?なんだよ早起きした意味ねえじゃねえか・・。

 

ガサガサッ!

 

音がしたところを振り向くと竜たちと

ビーハイブの奴らが隠れていた。

 

ついてきてる!!??

 

なるほど・・逃げ道はねぇってか・・。

 

ということはクロードもきてる可能性がある。あいつが一番楽たちのことを怪しんでる

注意しないと・・。

 

俺たちは楽の思いつくデートプランを実行した。

 

しかし、桐崎はおしゃれなカフェに行くが罵詈雑言をぶつけ、三人で食事に行ったが桐崎はフードファイター並みの食欲で

楽の財布は軽くなり、映画にも行ったが

桐崎は超巨大ポップコーンを平らげ涎を垂らして寝る始末。若い奴らが変な指示を出し

楽は命がけの板挟み状態だった。

 

楽の理想は完全に打ち砕かれてしまい、

意気消沈してしまう。そして、

案の定喧嘩になってしまい、楽はジュースを

買いに行かされる始末。

 

「はぁ〜。デート全然上手くいってねえな・・。大丈夫なのか?」

 

「ねーねーそこのお嬢ちゃん!君可愛いねーどう?今暇?俺らとお茶しない?」

 

突然桐崎に声をかけたのはガラの悪い男たちだった。

 

やべぇ・・桐崎はこいつらにイライラしてる

。いつ殴り倒してもおかしくねえ。ここは俺が出るべきか?

 

しかし、俺がそんな心配をする必要はなかった。

 

「すみませんね!!こいつまだ日本語全然出来なくてさーー!!」

 

桐崎が男たちに殴り倒そうとするところに

楽が男と桐崎の間に入り、仲裁する。

 

そのまま、桐崎の手を引っ張りその場から離脱する。

 

「不良から女の子救ってヒーロ気取り?

言っておくけどね私ならあんなやつら二秒で・・「そういうこと言ってんじゃねえ!」

 

「殴る相手ぐらい選べって言ってんだ!

ああいう殴る価値もねえ奴を殴るってことは

自分も同じ土俵の人間だって認めることになるんだよ!ダセーことしてんじゃねぇ!!」

 

俺はいらなさそうだな。楽はなんやかんやで

強い。喧嘩とは違った強さがある。時には

女の子であろうと説教をする、あえて怒るという優しさ。本当の意味での強さであり、

楽の良いところなんだろう。

 

「俺は帰るとするかな・・」

 

そう思った矢先、あることが起きる。

 

なんと小野寺が楽といるのだ。

 

「マジかよ・・なんで小野寺が!?タイミング悪過ぎだ。」

 

俺は小野寺をあの場から離れさせるために

彼女に接近する。

 

しかし、運は味方してくれず、

桐崎が迫真の演技で楽に近づいていく

 

いそげーー!!!

 

桐崎と楽は何を思っているのか

わからないがその体勢のままで固まっている。

 

「よ!小野寺!」

 

「い、一条君!どうして!?」

 

「俺はすこし藪用があってだな・・走って帰ってたら小野寺が見えたから。」

 

すまねぇ・・楽に桐崎・・今だけはこの嘘を

つかせてくれ・・

 

「おっと、お二人さんはデート中だったな

悪かったな!小野寺どっか行かねえか!?」

 

「え!?」

 

「いいからいいから!」

 

俺は小野寺の手を引っ張り、寄り道した後

家に帰った。

 

俺たちの寄り道は色々していたが、

それは別のお話。

 

 

 

 

 




どうでしたでしょうか!

寄り道はの話はそのうち特別回でする
と思います。

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次回をお楽しみに!
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