ニセコイ Another story 俺と楽の波乱万丈な日常!? 作:覇王神 ゾディアーク
気がします・・
ある夜・・
人気のない場所で組織の幹部と部下1人の集会があった。
「お呼びですか、クロード様・・」
「来たか・・待ち侘びたぞ?」
「こいつがお前の次の任務の標的≪ターゲット≫➖➖➖名は”一条楽”・・そしてこいつが➖➖➖➖
一条正義。
「既に聞き及んでると思うが、お嬢は今一条楽と交際関係にある。しかし、私はお嬢はこの男に騙され利用されていると睨んでいるのだ。狡猾なガキだ・・。そして、こいつは
そのガキの腰巾着の一条正義だ。こいつはいつもお嬢と一条楽の周りにいつもつけ回っている・・あくまで予想だが、こいつはお嬢に危険を及ぼそうとしている可能性が高い・・場合によってはこいつを”始末しろ”・・。優秀な部下であるお前ならこいつらの魔の手から救えるだろう。」
「・・了解しました。お嬢はかならず救い出します。」
(待っていて下さいお嬢・・そして、あの”10年前の約束を”・・・)
*ーーーーーーー
ホームルーム前、
正義たちはある話題で持ちっきりだった。
「え?転校生が来るの?」
「らしいよ?なんか突然決まったらしくてさ?生徒に通知が遅れたんだとよ・・。
しかもその転校生は”男”なんだとよ。それに
噂によれば”美男子”‼︎マジテンション下がるわ〜」
がっかりしながら話す集。
こいつは本当に分かり易いテンションをしている。
「なぁ兄貴?転校生だとよ。どう思う?」
「どう思うって、俺は転校生にいい思い出がねえからな・・・」
「なんか言った?」
「なんでもありません。」
楽の顔面に拳が飛んできて発言を撤回する楽。
こんな光景も見慣れちまったな・・
ドアが開き、キョーコ先生が入ってきた。
「よーし。お前ら突然だが転校生を紹介するぞー。入って鶫さん。」
「はい。」
先生の合図とともに返事をする転校生。
そして、教室に入ってくる。
「初めまして。鶫誠士郎と申します。どうぞよろしく。」
「「「「キャーーーーー‼︎どうしようすっごいイケメン〜〜‼︎」」」」
自己紹介と同時に興奮した女子たちの歓声。
その転校生は少し青みのかかった髪で、
青い制服を着ている。体もスッキリしていて
モデルと言われても信じてしまうレベルだ。
「空いてるとこに座れ。」
「はい。」
空いてる席に移動する際に俺と楽を見てきた。少し鼻で笑われたような気がするが・・
「つぐみ!?」
突然机から立ち上がり、驚きの声をあげる桐崎。
「お嬢!!」
つぐみという転校生も桐崎に驚いたのか
同じく声をあげる。
なぜかそのまま桐崎に向かって走り・・
「お久しぶりです!お嬢!!」
桐崎に抱きついた・・。
(えぇええええ!?)
俺と同じく、他の奴らも心の中で叫んだだろう。そりゃそうだ。普通の状態ではない。
「バ、バカ!!なにやってんのよ!みんなの前で!!」
「あぁお嬢!お会いしとうございました!!」
なんだこいつは?桐崎と知り合いか?
桐崎とやけに親しげだな・・こいつはギャング関係の人間なのか?でもこいつどっかで見たことがあるような気が・・・
「ところでお嬢には最近とても素敵な恋人が出来たとか。」
「えぇえ!?」
ブフゥ!
いきなりかよオイ・・もしこいつがビーハイブの連中だとしたらバレるのはまずい。
なんとかしなくては・・。
「彼!この人が私の恋人よ!」
「あ、ども。一条楽です。」
俺も援護するために会話の渦に入る。
「楽の弟の一条正義です。」
「おお!話では聞いていましたがこうしてお会いするとなんとも頼り甲斐のある方々ではありませんか!素晴らしい‼︎これでビーハイブも安泰ですね‼︎」
最初はクロードみてえにやばい奴なのかと思ってたけど感じのいい奴なのか?
いや、待て。俺たちが油断した隙に殺られる可能性もある。幾ら楽でも本職(プロ)の奴に敵対されたらたまったもんじゃねえ。気をつけねえと。
「やめてよ鶫!ベタベタしないでよ!」
「えぇ〜〜?そんな〜。冷たいじゃないですかお嬢・・」
なんだよ・・桐崎のやつあんなに友達ができなくて困ってたって言ってたのに。いるじゃねえか。いい奴が。
俺は家から持ってきた水筒のお茶を飲む。
「昔は一緒にお風呂に入った中なのに・・」
ブフゥ!!
突然の鶫による爆弾発言にびっくりした俺はお茶を噴き出してしまう。
(えぇ!?そんな関係だったのか・・桐崎と鶫は・・!?裸の付き合いという言葉があるが異性同士で風呂はちょっとな・・やべえ
鼻血出そう。)
すこし、妄想癖のある正義だったのであった。
「あぁもう!トイレ行ってくる!ついてこないでよね‼︎」
「ごゆっくり。」
「・・・一条さん。すこし聞いても宜しいですか?」
鶫が楽を天井へ呼び出す。
あいつ・・なに企んでんだ?
気になった俺は楽たちの後をつける。
*ーーーーー
「なんだよわざわざ場所まで変えて・・」
「いえ・・どうしてもハッキリさせておきたいことがあるんです。」
俺は屋上に繋がるドアの陰に隠れて盗み聞きをする。少し心苦しいが仕方ない。
「お嬢のことを愛していますか?」
「バッ、ったりめぇよ・・」
あいつ否定するとこだったな・・危ねえなおい。
「そうですか。どれぐらい愛してるんですか?」
「そりゃもうとんでもなく愛してるよ・・‼︎」
「お嬢のためなら死んでもいい?」
「おう!当然その覚悟だ。」
「そうですか・・では・・死んでください。」
その瞬間、鶫は消え、楽の腕を拘束し
顎に銃口を突きつける。
(こいつ・・やっぱか・・警戒して尾行しておいてよかった・・)
「お嬢が惚れ込んだ男だと聞いていたが
注意力は散漫で反応も鈍い。オマケに無防備。これでどうやってお嬢を守れると言うのか・・これでハッキリした。やはりお嬢は貴様に騙され、偽りの愛に縛られているのだと‼︎」
「注意力が散漫なのはお前もじゃねえのか?鶫さん?」
俺は25口径の拳銃を構えて、鶫の背後を取る。
「貴様・・いつの間に・・」
「兄貴に注意が向いていて、背後を取るのが楽だったぜ・・実践だったら死んでてもおかしくねえぞ?」
「やはり貴様もこっち側の人間(ヒットマン)
だったか・・・。目的はなんだ?ビーハイブの縄張りか?それともお嬢か?だとすれば
容赦はしな・・「バーカ。んなんじゃねえ。」
「別に縄張りとか興味ねえよ。桐崎の命とか
狙ってねえし。そんなことしても時間の浪費だ。」
「なに?」
俺の言葉によって鶫が激昂したのがわかった。しかし、それでも話を続ける。
「兄貴になんかあったら俺、許さねえからな?しかも、全くの無防備な奴に銃を向けるとか最近のヒットマンも随分と野蛮になったもんだ・・。」
「きぃさまぁあ!!」
鶫は俺に殴りかかろうとするが、ある人に
阻止される。
「ちょ、ちょっと鶫!?なにやってんのよ〜ダーリンの弟さんと〜仲良くしなきゃダメじゃない〜。」
「お嬢、止めないで下さい。お嬢には申し訳ありませんがこいつは我々ビーハイブの事を馬鹿にしました。この男は許せません。一条楽もそうですが、この男をお嬢たちのパートナーとして認められません!お嬢は覚えていますか?10年前の約束を・・私はあの日以来
強くなろうと決めました!それ以来あらゆる試練に耐え、日々精進
し!強くなったんです!それに血の滲むような努力をして!
一条正義!貴様にお嬢たちの護衛を掛けて、
決闘を申し込む!!」
そう来たか・・
「いいぜ。その挑戦受けてやろうじゃねえか。」
「貴様は私に喧嘩を売ったのだ。それ相応の力を見せてくれると信じている。私に勝ったのなら貴様の事を認めてやろう。しかし、
もし負けたのなら・・地獄以上の苦しみを与えた上で殺す‼︎覚悟しておくんだな・・。
時間は放課後の校庭だ・・逃げるんじゃないぞ?」
「誰が逃げるか‼︎負けたとしても泣きっ面かくんじゃねぇぞ・・‼︎」
そういって鶫は屋上から出て行った。
「おい!正義どうすんだよ!?あいつやべえぞ!」
「あ〜〜もう!やっぱりこうなったか〜〜!」
そういって桐崎は頭を抱え込む。
「おいお前、あいつがあーゆう奴だってこと知ってたのか?」
そう楽が桐崎に問う。
「当たり前でしょ!あの子はクロードの差し金よ。鶫は小さいころにクロードが拾った孤児で、特殊訓練と英才教育を受けて育った
優秀なヒットマンなの。」
「あいつ、俺と一緒の生い立ちじゃねぇか・・」
「でもどうすんだよ!?お前とあいつが殺りあったら校舎がめちゃくちゃになるぞ!?」
「大丈夫だ。被害は最小限に抑えるつもりだ。まぁあいつは銃火器を使ってくるだろうが大丈夫だろう。」
「大丈夫じゃねぇだろ!?」
でも、桐崎はどう思ってんだ・・正直鶫と桐崎は仲がいい。本当はあいつに勝ってほしいと思ってんじゃねえか・・?
「・・・負けるんじゃないわよ・・」
「え?」
「勘違いしないでよね!あんたが負けると色々大変な事になるでしょ!?もやしの弟で
私たちの大事な友達でしょ?しっかりしなさいよね!」
それを聞いて安心した・・。
「わかったよ・・有難うな。桐崎。」
さてと、気合い出して行きますか・・
*ーーーー
「逃げずに来たか・・そこは褒めてやる。」
「誰が逃げるかよ・・お前だって内心ビビってんじゃねえのか?」
というより・・なんなんだこのギャラリーは・・。
クラスメイトたち集まって賭け事が始まっている。票の数は五分五分。集の奴・・どこで聞きつけやがったんだ・・?
「このコインが地面についたら決闘開始だ。覚悟はいいな?」
「あぁ。」
そして、地面にコインが付く。
鶫はマシンガンやら大量の銃火器を所持している。しかし、俺の所持武器はハンドガンのみ。かなり不利だ。
俺はハンドガンで牽制しつつ、走りながら鶫と距離をとる。
「逃げるなーー!正々堂々と戦え!」
(あんなに武器持ってるのに突っ込む馬鹿がいるか!)
と内心で叫ぶ。
「やはり貴様はお嬢を守る事はできん!
貴様が尊敬している一条楽もだ!」
んだよ、守る守るって・・
「んなこと言ってるけど、てめえのほうもわかってねえんじゃねぇのか!?桐崎はただ守られてるだけのヤワなタマじゃねえだろ!
兄貴もだ!確かに喧嘩は超弱ぇけど、あいつはあいつなりの強さを持ってんだよ!!男らしくないのはてめえの方だ‼︎
てめえも男なら、ドンと構えて見守ってやれ‼︎‼︎」
「なっ・・誰が男らしくないだーーー!!?」
(キレるとこそこかよ!?)
クソッ、弾切れだ・・!どうする・・!?
廊下を全力で突っ切っている最中に
窓が偶然空いているところが目に入る。
(こうなりゃ一か八かだ!)
俺は窓から飛び降りる。
「逃がすかーーー!!」
鶫も窓から飛び降りるが飛び降ようとした先には・・キンキンに冷えた野外プールがあった。
「ハッ!しまっ・・・」
「頭冷やして良く考えやがれ!」
そのまま、重力によりそのままプールに落下する二人。
「おい!あいつらプールに落ちたぞ!?」
外からは心配の声が上がっている。
「ブハァ!はぁはぁ・・」
俺は鶫を抱え、プール水面から顔を出し、肺に酸素を取り込む。
(なんとか上手く行ったみたいだな・・プールに飛び込むとか初体験だったぜ・・)
「おーい、大丈夫か?」
俺は鶫に声をかけるが返事がない。
完全にのびてしまっている。
(ったく、こいつが目冷ましたらまた面倒くせえことになるな・・。寒ッ!やべえなこれ・・風邪ひいちまう。・・ッチ。しゃあねえな・・)
俺は鶫を抱き上げ、男子更衣室に連れて行く。
(はぁ・・風邪ひかれても後味悪いとはいえ、なんで野郎の服を脱がさなきゃいけねえんだ・・)
俺は鶫のワイシャツのボタンを外していくが
鶫は目を覚ます。
「き、貴様!?なにをやって!?」
「なにって、オレはな・・え・・?」
俺は驚いた。なぜ、男の胸に大きな桃がついていて、下着までつけているのかと・・
俺はようやく察した・・・
(こ、こいつ・・ま、まさか・・女!?)
どうでしたでしょうか!
ようやく鶫ちゃんがでてきました!
これからどうなっていくんでしょうか!?
お気に入りが20人を超えました!
ありがとうございます!
これからも頑張ります!
リクエストはなんでもいいです!
千棘ちゃんとデート回をやってほしいです!
でも全然オッケーです!
じゃんじゃんお願いいたします!(≧∇≦)
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次回をお楽しみに!