東方蛇狐録~超古代に転生した俺のハードライフな冒険記~ 作:キメラテックパチスロ屋
「うーむ……」
「何してるのじゃ、楼夢よ?」
縁側で唸っている私を見て、現在白咲邸に滞在中の剛が話しかけてくる。
時刻は昼過ぎごろ。春は過ぎたとはいえ、まだまだ夏というには早すぎる。ちょうど心地よいぐらいの温度の日光が、スポットライトのように私を照らしていた。
しかし私の気持ちは、そんな澄み渡った空とは正反対に、曇ったままだ。
「……ん、ああ剛か。いや、ちょっとね……」
改めて真正面から剛を見てみる。相変わらず鬼らしいというか、ズボラな点は治ってないらしく、着ている赤い着物はかなりはだけてしまっている。朝早くだったら許されるけど、その状態で外に出たら大問題なので早くどうにかしてほしいものだ。しかも明らかに寝起きのままで何の手も加えてないというのに、髪や肌が全く荒れてないというのが不思議でたまらない。
まあこの際目の前の女の不思議については置いといて。
どうせ剛は隠し事をしてもすぐに見破ってしまうだろう。仕方がないし、私は渋々と悩んでいる理由について話した。
「霊夢と萃香の対決の話なんだけどね。ちょっと今幻想郷では近接戦のブームが巻き起こっちゃってて、萃香がかなり有利になっちゃったんだよ。だから霊夢にも何か対等に戦えるなにかを与えてやろうと思ってたんだけど……」
「欠点らしい欠点がなくて困っている、といったところかのう」
ケラケラと笑いながら、剛は私のと同じ瓢箪を逆さにして、中の酒を一気飲みした。
「笑いごとじゃないよ……まったく、なんで鬼はあんなに弱点らしい弱点がないんだよ」
「そもそも鬼という種族は人間たちが想像する最強の存在を儂の周りに溢れ出る妖力が具現化させたものじゃからのう」
「要するに『ぼくのかんがえたさいきょうのてき』が実現したのが鬼ってことですか。そりゃはた迷惑なことで」
人間どもも面倒くさいものを考えやがって。せめて西洋を見習って十字架見せたら弱くなるとか、ちゃんと退治できる手段を用意しとけよって話だ。
……ん? というか人間の想像力と剛の妖力が生み出したのが鬼なら、
ちょっと不思議に思った私は、直接本人に聞いてみたところ。
「そんなこと覚えとるわけないじゃろうが。第一、儂もお前も親なんぞ元々いないのじゃよ。ただ一つ言えることは、儂らも月人たちの恐怖によって生まれたということだけじゃ」
「なるほどね……結局私ら最古の妖怪も、今の妖怪も等しく人間によって生み出されたってことか」
考えてみれば当たり前か。
妖怪の根源は人間の恐怖だ。子を育む場合もあるけど、新種の妖怪は必ず恐怖の感情によって生み出されてきた。
おそらくは、私たちもそうなのだろう。かつての時代、今でいう月人と呼ばれる人間たちは都市にこもることで穢れを遠ざけ、死から逃げることに成功した。そしてそれ故に、穢れが充満する都市の外を非常に恐れたのだ。
高まった恐怖はやがて具現化していき、彼らの考える通りの恐ろしい化け物の姿を取っていく。
そうして私達は生まれた。
何もかもが同じだ。今も、昔も。
……どうせ生まれるなら、もうちょっとカッコいい姿にして欲しかったけどね。
閑話休題。そろそろ話を戻そうか。
とりあえず、鬼に弱点らしきものはないということがわかった。強いて言えば頭が悪いということが当てはめられるけど、毒とか盛ったら絶対に剛に殺されるからなぁ。
私は立ち上がると、二本の刀を腰に差して、出発の準備を整える。
いつまでもここにいてはいられない。手がかりがなくても、体を動かさなきゃ。
「なんじゃ、もう出るのか? もう少し話しててもよかろうに」
「そういえば、よく私の話を聞いてくれたよね。普通は自分の娘の情報を相手になんて渡すはずないのに」
「当然のことじゃ。悩む旦那を支えるのが、良妻の役目じゃからな」
「私はまだ結婚してないんだけどね」
最後にこれだけははっきり言っておくと、私は境内を出て、階段を下っていく。
行く宛先は決まってない。いや、決める必要はないか。
気の向くままに歩いていこう。そうやっているうちに日が暮れて、何かいい考えが浮かぶかもしれない。
こうして、私の一日ぶらり旅が始まろうとしていた。
♦︎
—–—–そして、私の一日ぶらり旅は数十分後に終わった。
早くね? とかいうツッコミはいらない。私だって想像もしてなかったんだもん。
「せいやぁっ!」
気合のこもった声があたりの木々に響いていく。
そして迫り来る刃を、上半身を反らすことによって紙一重で回避する。
今の状況を見て分かる通り、現在私は山の麓の階段付近で通り魔に襲われています。
私を突如攻撃してきた犯人が、刀を真っ直ぐに構えながら呟く。
「意外に……やるじゃないですか」
「おいおい、いきなり人に斬りかかってきてそれはないんじゃない?」
両手を挙げて無抵抗を主張しながら、犯人に問いかける。
白髪に楼観剣と白楼剣の二つを身につけた少女。
間違いなく、現白玉楼庭師にして妖忌の孫娘、魂魄妖夢本人だった。
「別に、あなたにいきなり斬りかかられるような真似をした覚えはないんだけどねぇ」
「ええ、貴方は私に対してなにもしていません。……ただ、貴方はそれ以上に怪しい」
「怪しい? このお茶目なフォックスガールが?」
「そもそもここは幻想郷最大勢力の一つである白咲神社の領地。そこに単なる中級妖怪がいれば、怪しいと思うのも当然でしょう?」
「別に私以外にもいるんじゃないのー?」
「それに最近の妖霧が発生している宴会にも、あなたは全て参加していました。今回の異変の容疑者としてはそれだけで十分です」
ものすっごい言いがかりですね。
別にうちの神社はそもそも関係者以外立ち入り禁止なんて一言も言ったことないし、勝手な勘違いしてもらいたくないな。それにその言い分だと、私以外の容疑者があと何十人いると思ってるんだよ。
でも私は知っている。この子は本気で私を怪しいとは思っていない。ただ戦う口実が欲しいからこうして理由をつけてきているのだ。
原因はあれかな……。幽々子と妙に親しくしていたこと。それがおそらく、この子の興味を引いてしまったんだろうね。
「 まったく……素直に本当のことを言ったら? 普段使い慣れない嘘を使ってるせいで、バレバレだよ」
「どっちにしろ、私が貴方を切るのには変わりません。切れば分かる、それが私の師父の教えですから」
「それ絶対意味を履き違えてると思うよ!?」
おい妖忌、どうしてこうなった!? お前のせいで孫さんが辻切りと化しちゃってるよ!?
しかも所々に服が汚れてるのを見ると、すでに何人か殺ってるなこの子。前に宴会で会った時のオドオドしていた雰囲気は消え去っており、代わりに殺気と思われるものが彼女からは放たれている。
妖夢はすでに抜いていた楼観剣に加えて短刀の白楼剣を抜き、二刀流の構えを取る。
どうやら
……なめられたものだよ。
爆発したかのように、勢いよく妖力が私の体から噴出される。量は中級妖怪と呼ぶにふさわしい程度のものだけど、彼女ごときならこれで十分だ。
妖夢はその光景を見ても、眉ひとつ動かさなかった。
別段珍しいことではないし、むしろこれが当たり前だろう。
その代わりに服のポケットに入れていたらしい結界カードに霊力を流し、結界を張った。
合わせるように私も舞姫を抜くと同時に結界を張る。
これで準備が整った。
ピリピリとした冷たい殺気が、妖夢から放たれてくる。彼女は今、極度に集中力を高めている。しかし私は対照的に刀をダラダラと下げて、余裕の表情をしていた。
なぜって? そりゃこれが私にとって圧倒的に有利な戦いだから。別に今回に限ってはぶっちゃけ余裕でどうにかなると思う。
しかし妖夢にはそれが不満らしい。私の腰に収まっているもう一つの刀を見やり、私を睨みつけてくる。
「……なぜ二本目の刀を抜かないんです?」
「抜かせて欲しいんだったら頑張ることだよ。もっとも、今の君にそれができるかは知らないけど」
「なめないでくださいよ……!」
その言葉が合図となり、勝負が動き出した。
「ハァァァッ!!」
気合いのこもった雄叫びをあげながら、妖夢の二刀流剣術が繰り出される。
うん、確かに剣速は速い。……でも、私よりははるかに遅い。
「ほいしょっと。そんなんじゃいつまで経っても捕まえられないよー?」
「……っ、まだまだぁ!」
迫り来る斬撃をほぼ紙一重で避ける、避ける。
数十もの斬撃が繰り出され、全てが空を切った。それなのにも関わらず私は最初に立っていた位置からほぼ動いていなかった。
足を狙って横薙ぎが繰り出される。しかしもちろん私にはそれがはっきりと見えており、縄跳びの縄を避けるように軽くジャンプすることでそれを避けた。
だが、この時両足が一瞬地面から離れる。それを狙ったのか、間髪入れずに短刀による二個目の斬撃が繰り出された。
(当たった……!)
「—–—–なんて、思ってるでしょ?」
妖夢の手に、獲物を切り裂いた感触はなかった。それもそのはず、私は空中で身を捻ることで短刀の一撃を避けていたのだから。
「私の剣が見切られているの……? ……ならっ!」
諦めずに、再度妖夢は刀を振るう。しかしさっきとは別で、避けられた後に不意を突くように蹴りを繰り出してきたのだ。
なるほど、美夜との修行で体術も使うようになったか。でも、まだまだぎこちないね。お手本というものを見せてあげようか。
目には目を、歯には歯を。私も一つ遅れて、蹴りを繰り出す。
狙ったのは妖夢が伸ばした足、その太もも部分だ。蹴るために中途半端に伸ばされたそこに横から衝撃を加えることで、彼女は片足だけでは体を支えるのが困難となり、大きくバランスを崩す。
その隙を見逃さず、私の靴の裏が妖夢の腹部に突き刺さり、彼女の体を数メートルほど吹き飛ばした。
「ぐっ……!」
「貴方は私を測るつもりだったんだろうけど、それは違う。私が貴方を測るんだよ? それが理解できたら、さっさと全力でかかってきてほしいなぁ。このままじゃ数分も持たないよ」
妖夢もようやく理解してきたらしい。目の前の少女、つまり私が彼女よりも強いということに。
「剣技『桜花閃々』!」
「その剣技はもう知ってるんだよなぁ!」
桜花閃々。
強烈な踏み込みで突進するとともに刀を振るい、いくつもの斬撃を繰り出す技。しかしこの技には明確な弱点がある。
妖夢の突進の速度に合わせて、私は地を蹴って後ろに後退しながら、迫り来る斬撃を全て弾いていく。
踏み込みというのは、確かに短距離を詰めるには最速だけど、その速度を保てる距離は短い。例えるならばジャンプして前に進んでるようなものだ。最後には必ず地面に足が着き、それ以上を飛ぶのなら第二歩を必要とする。
私の予想通り、妖夢の突進は十メートルほど進んだところで失速し、一瞬だけ止まってしまう。その技の途切れを突いた蹴りが再度妖夢の腹部にめり込み、再び彼女を地面に転げさせた。
「貴方は技が終わると一瞬だけ硬直する癖があるみたいだね。まずはそれを直した方がいいよ?」
「ご忠告、ありがとうございます……っ」
皮肉が込められた礼が返ってきたけど気にしない。そもそもこの子はまだ原石だ。美夜によってだいぶ磨かれてはいるけど、まだまだ荒いね。
……決めた。妖忌への恩返しとして、妖夢に少しだけ特別授業をしてあげよう。この子がどこまで伸びるか興味も湧いたし。
妖夢が立ち上がってきたのを確認して、舞姫を構える。
幸い結界の耐久はまだまだ残ってるようだ。まあ私のゴミカスキックの威力なんてたかが知れてるって言われてるようだけど、今回ばかりはそれでいっかな。……一瞬で終わっちゃつまらないし。
「っ……ハァッ、ハァッ……!」
「ふふ、まだまだやる気みたいだね? なら今度はこっちからいくよ!」
その言葉が終わるころには、私はもう妖夢に接近していた。
反撃する暇もないほどの刃の嵐が妖夢を襲う。
私の剣術は従来の白咲流とは違って変幻自在。美夜じゃできない360度全てを使った立体的な攻撃を可能とする。
右横薙ぎが受け止められた場合は半回転して左へ切り替える。それすらも防がれた場合は、左右に防御が動かされたために必ず真ん中に隙ができる。それさえ防がれても、必ずどこかに再び隙ができる。
超高速で様々な角度から斬撃を繰り出すことによって相手の防御を揺らし、その隙を突く。それが私の剣術の本質だ。
「くっ、うぅっ!!」
すでに妖夢は避けきれなかった分の斬撃を十数個ももらってしまっている。それでもちっとも動きが鈍らないのは、ひとえに結界のおかげというほかないだろう。
しかしこのままではジリ貧だ。もはや剣術だけでは勝つことはできないってのはわかってるはずだろう。
闇雲に刀を振るうのではなく、なにか工夫を凝らしたもの。そうやって考えるのはいいんだけど……。
「今は戦闘中だよ!」
「しまっ……!」
妖夢の斜め十字に交差させた防御を、下からの縦切り上げで真っ二つに割ってやった。
当然真ん中はガラ空きになる。そこに銀閃が煌めく。
—–—–楼華閃二十六『
私は切り上げた刃を素早く翻して、縦の振り下ろしを繰り出す。それはかろうじて突き出された楼観剣とぶつかると、甲高い音と立てる。
でも、まだまだいくよ!
切り上げから切り下ろし。—–—–そして切り下ろしからの切り上げへと繋げようとする。『蜻蛉返り』と対をなす『燕返し』だ。
だけど私が刃を動かそうと手首を捻っても、刃は震えるだけでなにも動かなかった。
そこで私は気づいた。舞姫の刀身が、二つの刃に挟まれてがっちり固定されていることに。
「……くそっ、こんな力技で……!」
「ハァッ!」
私の最弱の筋力が上手く足を引っ張ってくれている。まるで巨大な岩に刀を押さえつけられているようだ。目の前の少女の腕力は、それほど私を上回っていた。
刃が止まれば動きも止まる。それは自然な流れ。そんな無抵抗な状態の私に、さっきのお返しとばかりに蹴りが当たった。
痛みはないけど、衝撃で地面を削りながら数メートル後退してしまう。
そしてこの数メートルは、助走もつけやすく刀を振りやすい距離。つまりは—–—–妖夢の得意射程圏内だ。
「まっず……! 夢符『二重結界』!」
「人符『現世斬』!」
私は刀の刃を腹部の前に構えようとするけど、間に合わない! とっさにスペカを投げ捨て、急いで技名を叫ぶ。そしてその判断は正しかった。
妖夢は先程のように強く踏み込んで加速。そしてすれ違いざまに霊力が込められた刃を思いっきり私に叩きつけた。
しかし私は無傷だった。間一髪に張られた二重の結界が私に変わって攻撃の威力を全て受け止めてくれたからだ。
「今のは……霊夢の……? それにさっきの剣術は美夜さんのと似ている……」
「あ、あっぶなかった……。暇つぶしに霊夢のスペカを作っておいて正解だった」
これで妖夢のスペカは1、そして私は2だ。
しかし、妖夢は予想以上に早い速度で成長している。刀だけだったら負けないけど、ラフが混ざると基本筋力が上回っている妖夢の方が有利だ。
せめて元の体だったら楽なんだけど……と、つまらない愚痴を言っても仕方がない。
うーん、それよりも妖夢が私の正体について何か気付き始めたようだね。おそらく『燕返し』と『蜻蛉返り』を見せちゃったのが原因かな? でも、流石の私も白咲流以外の剣術はあまり知らないし、これっばかりは誤魔化しようがないんだよ。
……仕方ないか。こうなれば多少勘ぐられようとも、私の正体がバレないことを祈るしかない。
気持ちを切り替えて、私と妖夢は再び切り結ぶ。
防戦一方だったさっきとは違って、少しずつだけど妖夢から反撃が来るようになってきた。私の変則に対応できるようになっている証拠だ。
「だったらこれはどうかな!? 楼華閃七十五『氷結乱舞』!」
近距離でのスペカ宣言。氷を纏った刀で高速の七連撃を繰り出す。
しかし妖夢はかろうじてだが、それら全てをしのいでみせた。
あの動き……初見じゃないね。おそらく美夜との鍛錬で何度もこの技を見ていたんだろう。
技の終わりと同時に、今度は妖夢がスペカを宣言する。二つの刀が霊力によって輝き始めた。
「人鬼『未来永劫斬』っ!!」
これで終わらせる。そう思ってるのが伝わってくるほどの気迫で妖夢は迫ってくる。
たしかに、狙いは悪くなかった。技の終わりは気の緩み。多くの者はそこで一瞬動きを止めてしまう。だけど……。
「—–—–言ったはずだよね? 技の終わりに硬直するのがあなたの癖だって。他人に教えたことを自分ができないわけないじゃん」
青い光の軌跡を描いた妖夢の斬撃は空を切ってしまう。
おそらく妖夢には見えてなかっただろう。それほどの速度で、私は彼女の後ろに回り込んでいた。
「最後に見せてあげるよ。最高の斬舞ってやつを」
私の舞姫が妖力を纏い、輝き始める。
眩しくて目が開けられない。それでも妖夢は果てない光の先へ踏み込み、私がいるであろう位置に刀を振り下ろそうとする。
でも、今の私には遅すぎた。
「『百花繚乱』」
一瞬で百の斬撃。それらが妖夢を切り刻み、あっという間に結界を消し飛ばした。
ガラスが割れたような音も、今の妖夢には聞こえてないだろう。あるのは無数に響く風切り音だけ。
それを脳裏に刻みながら、妖夢は意識を手放した。
「ちょっと鬼畜だったかな? ま、いずれあなたがそこに至ってくれることを願ってるよ」
その後、私は倒れた妖夢をスキマで白咲邸に送っておいた。
ふふ、ちょうどいい運動ができたし、萃香に関しての悩みも吹っ切れたからちょうどよかったよ。
そう、私は今回の異変の大問題である萃香を霊夢で倒させる方法を思いついたのだ。
—–—–
「はいはーい! SAOは相変わらず盛り上がってますねぇ。 最近はあまり寝付けてない作者です」
「悲報、キリト氏2話目にしてイキリ出してしまう。原作読んでるから展開はわかってたが、アニメでやるとどうしてもイキってしまってるようにみえるキリトに同情する狂夢だ」
「イキってるって、だいたいどのシーンでしたっけ?」
「ほらあれだ。村に入る前に衛士に対して『俺の天職は……剣士かな』的なこと言ってただろ?」
「たしかに、これまた2ちゃんとかが騒ぎ出しそうなセリフですね」
「作品自体は作画も良くてスゲェいいんだけどよ。幼女アリスちゃんとか幼女アリスちゃんとか」
「メモデフ行ってガチャ回してきなさいな」
「うるせぇ。星4武器確定ガチャで持ってる双剣がトリプったり、星6アリスがトリプったりしまくってるやつは黙ってろ!」
「やめてぇ! 最近のトラウマを思い出させないでぇ! それのせいで幼女アリス当てるダイヤがなくなったんだから!」
「テメェも結局ロリコンじゃねェか!」