東方蛇狐録~超古代に転生した俺のハードライフな冒険記~   作:キメラテックパチスロ屋

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妖怪の山での神の宴

 

 

「ふぅ……。今日はえらく疲れたな……」

「もう、お年寄りみたいなこと言っちゃって。そのうち本当にボケちゃうわよ?」

「いや、俺は十分年寄りなんだが……」

 

 炎のように真っ赤に染まった空の下を俺たちは歩いていく。

 背後には先ほどまで中にいた遊園地のゲートが夕焼けに照らされて、どこか寂しそうに影を伸ばしていた。

 

「そういえばいいのか? 夜のパレードまで見なくて」

「さすがにそこまで長居できないわよ。藍が心配だし」

「そう思うんだったら今度からあいつに仕事押し付けるのやめたらどうだ? 前にお前が俺んちで遊んでるせいで大変だって泣き言言ってたぞ?」

 

 途端に嫌そうな顔をする紫。

 ダメな上司とはこういうのを言うんだろうな。普段から博麗神社や白咲神社をふらふらしてはタダでお茶をいただき、のんびり寝る毎日。できればこの生活習慣を直して欲しいのだが、それが無理というならせめて人員をもうちょっと増やしてあげろよ。ブラック企業でもまだましだぞこりゃ。

 そう言ってみたのだが、彼女が言うには。

 

「嫌よ。男はそもそも論外だし、藍並みの頭を持ってる妖怪は全員凶暴なのよ。無理矢理従わせてもいいけどそうすると本来の能力が発揮できないと思うし」

 

 ということらしい。

 まあ確かに一理ある。俺や紫もそうだが、大妖怪は基本的に強大な力を持つためプライドがエベレスト並みに高い。むしろあんだけ頭が低い藍の方がある意味異常なのだ。

 それに……藍並みの頭脳と妖力を持つ妖怪はほとんどが天魔しかり、レミリアしかりで自分の勢力を持ってしまっている。それを引き抜くことは幻想郷のパワーバランスを崩壊させることになるのでできない。

 そうなると候補に残るのは……幽香ぐらいか? ただあいつが式神になることは100%ないだろうなぁ。あのUSCを手元に置くなんてダイナマイトをそれこそ常時日頃から持ち歩いていくようなもんだ。俺でもそんなのはお断りだね。

 

「一応、藍を支えるために橙がいるんだけど、あの子はまだ未熟だし……」

「橙って言えば藍の式神か。期待はできそうなのか?」

「才能はあるわ。だからこそ、藍も自分の式神にしたわけだし。ただ、一人前になるにはあと百年くらいはかかりそうね」

「そりゃお先が長いことで」

 

 一応人材の教育は行ってたってことか。普段はただの間抜けにしか見えないけど、やっぱりやるべきことはちゃんとやってあるんだな。

 まあ逆に言えば藍のこの苦難はあと百年は続くってことだろうが……まあ頑張れとしか言いようがない。

 

 遊園地を離れ、しばらく歩いていくと路地に出た。だがそこからさらにビルとビルの間で人目がつかない路地裏に移動したところで俺たちは足を止める。

 

 紫が何もない空間に手を突き出し、スキマを出現させる。

 行き先はもちろん幻想郷。

 彼女が入った後に続いて俺もスキマの中へ入る。

 

 たった一日。たった一日だ。その程度の期間なら問題ごとが起こることはないはず。

 なのだが、何故だろうか。嫌な予感しかしてこない。

 そしてその予感が見事に的中したのを、俺は幻想郷に帰ってきてからすぐに悟ることになる。

 

 

 ♦︎

 

 

 夜なのに明るい神社。そしてうるさいほどに騒ぐ人々——いや妖怪たち。あちこちから酒の匂いが漂っており、それを嗅ぐたびに彼らはより活発になってさらに騒ぎまくる。

 

 ——いや、どうしてこうなった。

 

 始まりは幻想郷にある八雲邸に帰ってきた時だった。

 ものすごく疲弊したような顔をした藍が遊び疲れた私たちに泣きついてきたのだ。

 なんでも私たちがいない時に限って侵入者が来たらしい。その影響で博麗大結界にも傷が入り、藍は一人でその対処に今まで追われていたという。

 その侵入者は守矢神社を名乗って博麗神社に戦争をふっかけたそうな。

 そう、守矢神社である。我が友人である神奈子と諏訪子が祭られる神社だ。

 

 そうか、あいつらもとうとう幻想入りしたのか……。

 前回会ったときは諏訪子はすでに消え、神奈子ももう少しで……といった状況だったか。幸い私が分けた神力が彼女らを延命させたのだが、さすがにこれ以上外の世界にはいられないと判断したのだろう。

 

 ちなみに戦争は当たり前っちゃ当たり前だが霊夢の勝利で終わったらしい。

 そして私が守矢神社に来たころにはすでに山の妖怪たちが宴会の準備をしていた。なんでも天狗との仲を縮めるための催しだとか。

 

 

 そしてなんやかんやで雰囲気に流されて、今に至る。

 

 私は山の妖怪たちとは少し離れた場所で一人飲んでいた。

 もうこの口調でわかっていたとは思うが、幻想郷に帰って来てから私の体はすでに幼体化させてある。だがそのせいで知り合いがいても迂闊には話しかけられないため、こうして一人でいるというわけ。

 別に気にしてはいないんだけど、やっぱ話相手がいないんじゃちょっと退屈かな。あーあ、紫とかを誘えばよかった。……いや、話しかけられないんじゃどっちにしろ無駄じゃん。

 

 しかしそんな退屈な時間も終わりを迎えようとしていた。

 こちらに近づいてくる複数の足音。顔を見上げてみれば、見知った少女とあまり見慣れない……いや、よく見れば早奈そっくりだ。とにかく、二人の巫女が私の前に立っていた。

 

「なんもしてないのに宴会には参加するなんていいご身分ね」

「今回のは仕方ないんだよ。私にだって用事があるんだから」

 

 出会って早々霊夢の毒舌が飛んでくる。

 神相手に弾幕ごっこしたと言ってたから少し疲労してないか心配してたが、それも杞憂だったようだ。今日も霊夢は元気です。

 そして軽く戯れたところで視線をとなりの巫女へと向ける。

 

 この子、たしか前にも出会ったっけか。数年前に当時風祝してた子がいたはずなので、もしその子が彼女だとしたらそうなる。

 そしてその予想は当たっていたようで、彼女も私のことを覚えていたようだ。指をさしてきながら声を上げてくる。

 

「あ、あなたは境内で刀を振り回してた挙句に許可も取らずに人の家に上がりこんだ妖怪少女!」

「なんか不名誉な称号で覚えられちゃってるなぁ……。まあとりあえず久しぶりかな? えーっと……」

 

 名前なんだったけかな。さすがの私も一日しか会ったことのない相手のことは覚えていない。なんとなく早奈に似てる名前だったような気がするんだけど……。

 

「あ、では再び自己紹介させてもらいましょう。私は東風谷早苗、ここ守矢神社の風祝です」

「楼夢だよ。長い付き合いになりそうだし、これからよろしくね」

 

 私が言い詰まったのを察したのか、丁寧に自己紹介を再びしてくる少女。いや早苗。

 ふむふむ、前は結構テンパってたイメージがあったけど、ここ数年で落ち着いたみたいだね。

 

「なによあんたら、知り合いだったの?」

 

 事情を知らない霊夢が目を見開きながら聞いてくる。

 

「まあね。ほら、私って前は外の世界にいたでしょ? その時に知り合ったの」

「ふーん、神と妖怪が、ねぇ……」

 

 ありゃりゃ、なんか返答ミスったかな。

 ここ最近、霊夢は時たまに私を探るような目で見てくることがある。

 この子は賢い子だ。きっと私には秘密があることもとっくにバレているのだろう。幸い霊夢は他人は放っておくスタンスを常にとっているから、深く踏み込まれることは今のところないけど。

 でもなんとなくこのままじゃうっかり口を滑らせちゃいそうだし、ここから立ち去るとするか。

 

「そういえば早苗。神奈子たちの姿が見当たらないようだけど、どこに行ったの?」

「神奈子様たちなら天狗の中でも偉い人……いえ妖怪と一緒に神社の中にいますよ。多分飲んでいると思いますから近づいちゃダメですよ」

「わかってるよ。さすがに上位の天狗の機嫌を損ねるのはまずいからね」

 

 嘘です。上位天狗ごときいくら機嫌損ねても知ったこっちゃないね。

 その後はなんとかごまかして、私はこの場から退散して、誰もいない神社の裏側へと回り込む。

 さーてさて、忍び込むとしますか。

 私は気配隠蔽の術式をその身にかけながら、音を殺して窓から中へと侵入した。

 

 

 神社の中は静けさで満ちていた。

 いや、よくよく耳をすませばどこかの部屋で話し声が聞こえるが、音源はそれだけだ。他の部屋や廊下には人一人っ子いない。

 白咲神社並みに広い内部を慣れた足取りで迷わず進んでいく。

 私は昔ここに住んでいたんだ。どこがどの部屋なのかも全て覚えている。その中で酒盛りに使う部屋といったら……あそこだろうな。

 

 しばらく進んでいくと、目的の部屋の戸の前にたどり着く。

 中からははっきりと神奈子たちの声が聞こえてきている。

 ビンゴだ。やっぱりここだったか。

 

 そんじゃいきましょうか。

 私は一旦後ろに飛び退いて、戸との距離を取る。そして前へ駆け出すとともに両足を空中に投げ出し——。

 

「おっ邪魔っしまーすッ!!」

 

 ——全力のライダーキックをぶちかましながら中へ侵入した。

 

 いきなりの登場と凶行に誰もが目を見開いたまま硬直している。そしてその視線は私の方に固まっていたが、今の私はそれどころじゃなかった。

 くぅぅぅっ!! 久々のライダーキック! 痺れるぜぇぇ! 

 私の体の中から満足感という満足感が湧き上がり、私のテンションをさらにヒートアップさせていく。

 

「ヒャッハ──ッ!」

「うわ、なんか奇声あげちゃってるし……いい加減にしろ!」

「もんぶらんっ!?」

 

 いち早く復帰した諏訪子の拳骨が振り下ろされ、私は床に顔を打ち付けるような形で正気を取り戻す。

 

「楼夢……あとでこれ弁償ね?」

「……はい」

 

 怒りを隠した笑みに押されて、自然に頷いてしまった。

 おのれ諏訪子め。この私を恐怖させるなんてやるじゃないか。

 

 改めて見渡してみると、神奈子や諏訪子の他にもう一人妖怪がいた。ちょうど私が想像してた通りの相手だったので、軽く手をあげて言葉を交わす。

 

「ヤッホー天魔。久しぶりかな?」

「……射命丸からの報告で聞いていたが、まさか本当に小さくなっているとはな。楼夢よ」

 

 厄介なやつが来たとでも言うように痛ましげに顔を手で覆い被さりながら、目の前の女性——天魔はそう答えた。

 やっぱり私の事情については知ってたか。射命丸経由で伝わってるとは思ってたけど。でも他の天狗たちがそんな話題に食いついてこない辺り、しっかり秘密にしているのだろう。天魔には感謝だね。

 

 しかしそんな私の思いとは反対に、天魔は非常に嫌そうな目で私を見ている。はて、何か嫌われるようなことしたかしら? 

 

「お主……まだ戸やらを蹴りつける癖は治っておらんかったのじゃな……」

「当たり前じゃん。これが私流の挨拶なんだから。というか、言うほどお前んちの戸壊したっけ?」

「たしかに戸は五つほどしか壊しておらん。いや、五つだけでも相当な数なのじゃが……」

 

 じゃあいいじゃん。どうせすぐ修理できるんだし。何か不満が? 

 

「ありまくるに決まっとるじゃろうが! あの頃のお主は戸の代わりに窓から中へ入っておったじゃろう? あれのせいで何枚もの窓が割れたと思っておる! 三十八じゃぞ三十八!? おまけに弁償もしないから懐は軽くなるわ、飛び散ったガラスの破片を毎回掃除しなければならないわで散々じゃわ!」

「なんだよ、天魔だから金なんていくらでもあるじゃん」

「……お小遣い制なのじゃよ、天魔って……」

「……そ、それはすまなかったね」

 

 気まずい空気が私と天魔の間に吹く。

 マジかよ。天魔ってあんま金もらえないんだ。しょっちゅう宴会とか開くから懐が暖かいものだと思っていたよ。

 しかしあとで聞いたところ、そういったイベントなどに使われる費用は全部議会で引き落とされるらしい。昔の天魔はガッポガッポ持っていたようだが、山を降りないから使い道がないらしく、そのことがその議会とやらでも議題にあげられたんだとか。

 曰く『天魔にお金って必要あるか?』。

 そうして私財のほとんどは没収。今は月に今で言う数万円程度しかもらえないらしい。

 うわぁ、そりゃガラス三十八枚も張り替えるのは大変だろうね。

 

「はいはい! 悲しい話はやめやめ! 今は宴会なんだから楽しまなくっちゃ!」

「それもそうだね。んじゃ私はここで好きに飲ませてもらうよ」

 

 虚しい空気を断ち切ったのは諏訪子だった。柏手を二回ほど打って私たちの顔を上げさせると、悪い空気を取り払うようにそう言った。

 それに私は頷き、その場にあぐらをかいて座り込む。そして天魔の席にあった徳利を拝借すると、巫女袖から取り出した盃に注いでそれを飲み干した。

 

 ……うん、結構強めのお酒だねこりゃ。流石に私の奈落落としほどではないけど。

 流石は天狗の酒ということか。グワァーと喉を焼き付けるような感覚がたまらない。でも、人間だと本当に焼かれてしまいそうだから霊夢に差し出すのはやめておこう。

 

「んで、結局守矢神社と妖怪の山の関係はどうなったの?」

「んー、まあ概ね順調……といったところだ」

 

 少し歯切れ悪く神奈子が答える。

 ふむ、順調な割にはちょっと問題がありそうな雰囲気だね。ま、ある程度は察しはつくけど。

 その予想を話してみたらドンピシャだったらしい。神奈子の表情が苦笑いに変わる。

 

「相変わらず、何も考えてなさそうで頭の回るやつだねお前は」

「最初の方は余計だよ。それに今の姿ならともかく、昔までそうだったみたいな言い方じゃん」

「そう言っているんだけどね」

 

 え、私そんな風に思われてたの? ちょっとショック。

 落ち込んだ私を放っておいて、神奈子は例の問題について語り出す。

 

 神社というのは神を奉るためにあるものだ。人々は祈りを捧げるために神社へ赴き、賽銭箱に財を入れて頭を下げる。そうやって信仰心を生み出していく。

 しかし問題なのは神社へ赴くという点だ。

 知っての通り、守矢神社が建てられたのはここ人外魔境の地として悪名高い妖怪の山だ。一般人がとても参拝しに行けるような場所ではない。

 天魔から山に住む許可は下りたが、今はその問題をどうするかで話し合っているというのが今の状況らしい。

 

「妖怪の山は儂ら天狗を始めとした多くの妖怪たちの聖域じゃ。本来なら人間の出入りなんぞ認めたくはないのじゃが……」

 

 本来ならバッサリと切って捨てる話だろう。同じ妖怪の私からしても人間を妖怪の山に入れるなんて百害あって一利なしだ。

 だけど、相当いい条件だったんだろうね。天魔は口を淀ませるだけで拒否の言葉がその後出ることはなかった。

 

「一応案として今決まっているのは山の麓に分社を建てることだ。そうすることで参拝客の危険を減らしつつ、人間が妖怪の山の奥に入るのを防ぐことができる」

「なるほど。ただ、それだと本格的に布教していくには一ヶ月はかかるだろうね」

「ああ。だけど前みたいにすぐ消えちまうわけじゃないんだ。気楽にやっていくさ。幸い私たちと被る神はいないようだしね」

 

 武神に土着神か。たしかに幻想郷にはいないね。

 ライバルになりえそうなのは博麗神社しかないし、きっとこれから人里では守矢信者がぎょうさんと増えていくことだろう。神奈子もそれを見据えてか、その瞳には力強い光が宿っていた。

 

 ふふ、流石は私よりも神様歴が長いだけあるね。なんかあったらフォローしてあげようと思って来たけど、これじゃあ余計なお節介だったみたい。

 その場から立ち上がり、空っぽになった徳利を天魔のところへ戻す。すると神奈子が声をかけてきた。

 

「なんだい。もう行っちまうのかい?」

「まあね。そろそろ戻らないと可愛い孫に怪しまれちゃうし」

「……そうか。じゃあまた来なよ。ここはお前のもう一つの家でもあるんだからな」

「ふふ、神奈子ったらそれっぽいこと言っちゃって。酒の席だからってあとで恥ずかしくなるんだからやめなよそういう言葉は」

「なんだと諏訪子! どういう意味だそれは!?」

 

 そっと戸に手を……って、私が壊したからないんだったか。

 私は部屋に背を向け誰もいない廊下を歩いていく。その数秒後にさっきまでいた部屋から騒がしい音が聞こえて来た。

 

 やれやれ、天魔もいるんだしもうちょっと静かにしたらどうなんだ。

 まあ、いつまで経っても喧嘩ばかりしてる方があいつららしいか。

 

「そうは思わない? 早奈」

『……』

 

 返事は返ってこなかった。私の声だけが廊下に響き渡る。

 窓から差してくる月光の光に当てられ、腰に差した刀が一瞬キラリと光った気がした。

 

 




「はーい今回も投稿遅れました! 大変申し訳ございません! 作者です!」

「本当に学習しねえなお前は……。狂夢だ」


「んで、今回はなんで投稿遅れたんだ?」

「そのですね……最近私ポケモンプラチナをプレイし始めたんですよ」

「ああ、そういえば一年くらい前に中古ショップで買ってからずっと放置されてたな。それで?」

「その……ヒンバス釣りに夢中になっていました……」

「……ハッ? お前マジであのクソ魚探してたのかよ? しかもよりによってプラチナで?」

「はいです……」

「バカだろお前! どうりで投稿が遅れるわけだ!」

「ちなみにDPtでのヒンバスはとある場所の池全域の250マスくらいからランダムで4マスにしか出現しません。しかも確実に釣れるわけではないうえに日付が変わると出現するマスがシャッフルされるので大変鬼畜な内容になっています。私もほとんどの時間を費やして挑戦しましたが、それでも5日目でやっと現れてくれました」

「うわ、マジだ。釣りだけで20時間以上やってんぞこいつ。対戦する相手もいないのによくやるよな……」

「それだけ暇ってことですよ」

「だったらさっさと小説書いてろや!」

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