東方蛇狐録~超古代に転生した俺のハードライフな冒険記~   作:日差丸

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物から生まれし八百万の神々

そして人から生まれし破壊神


彼らと俺、違うのは何だ?

by白咲楼夢


蛇狐と土着神

 

 

楼夢side

 

 

「着きましたよ、此処です」

 

 

俺は現在森で知り合った東風谷早奈こと早奈に諏訪国の道案内をお願いしていた。幸運な事になんと早奈はこの国の神社の巫女だったのだ。それにしても巫女か......俺は人だった頃神社で産まれてそこの神主だったのだ。......ああ、勿論装束はこんな脇がない巫女服ではない。そこんところ理解してもらおう。

 

 

「それにしても良いのか?俺をこの国に入れて?」

 

「ええ、いいんですよ。恩人にはお礼をするのが常識です」

 

 

彼女はそう微笑むと門を抜ける。勿論俺は門番達に囲まれたが早奈がなんとかしてくれた。いやー永琳とは違って危ない所がないからいいなぁ。

 

そんなこんなで門を抜ける。するとそこには町があった。まあ、現代とは色々違うが。

そしてやっぱり何処に行っても変わらない物もある。それは

 

 

(ひゃーー早奈さん今日も可愛ええ!!)

(そしてさらに隣に美女発見!!もうダメだ......おしまいだ......)

(うっひょーーー桃髪少女ktkr!!)

 

 

これである。野次馬共め......。

そして早奈には聞こえてないようだ。早奈よ、もうちょっと疑心暗鬼になりなさい。普通目線でわかるでしょ。

 

 

「ちなみに楼夢さんは何処に行くつもりですか?」

 

 

彼女は俺にそう聞く。さて......うーん取り敢えず神社に参拝しに行こうか。

 

 

「取り敢えず神社に参拝しに行きたいんだけど」

 

「神社ですか?分かりました!」

 

 

彼女は胸を張りながらそう答える。あ、意外と大きいんだな。

俺と早奈は神社へと続く階段を登り始める。

 

 

 

 

 

少年少女移動中......。

 

 

 

 

 

 

「......やっと着いた」

 

俺はやっと神社へと辿り着く。一応妖怪である為疲れはしないが精神的に疲れた。ていうか早奈はよく此処と村を行き来出来るな。ある意味尊敬するよ。

 

 

「えーと参拝が目的でしたよね?」

 

「ああ、そうだ、えーと......お、合った」

 

 

俺は神社の敷地内を見渡す。そして素敵なお賽銭箱を見つける。

 

俺は賽銭箱に賽銭を入れ上に合った鈴を鳴らそうとする。だが俺は物凄い速さで飛んで来る何かを察知し後ろにバックステップする事で避ける。

 

俺は舞姫を抜き何時来てもいいように構える。そして早奈の無事を確認する。彼女は突然攻撃された事により驚いていた。

 

 

「誰だ!さっさと出て来い!」

 

 

俺は攻撃が来た方に向けてそう言う。

 

 

「ったく、神社にまで来るなんて命知らずな妖怪だね。おまけに早奈に何かしたな?」

 

 

俺の目に写ったのは金髪のショートボブの髪を持つ少女だった。身長は160センチメートル程で青と白の壺装束を着ている。そして何より目立つのが二つの蛙の目玉のような物が付いた奇妙な帽子だ。......うわ、今あれ動いたぞ。

 

 

「参拝客に攻撃するなんて礼儀がなってないな。名乗りな、何者だ」

 

「ふん、良いだろう。私の名は洩矢諏訪子(もりやすわこ)、この国を治める土着神だ!私の国の民と早奈に近付いた罪、死して償え!!」

 

「す、諏訪子様!あの」

 

「行くぞ、ミシャグジ様!!」

 

 

諏訪子はそう言うと地面から白い大蛇が数匹出て来る。ハア~やっぱりこうなるか。早奈の説得も今回は役に立たなそうだし。

 

諏訪子が合図を送ると白い大蛇達が一斉に俺に襲いかかる。だが忘れてないだろうか?俺は仮にも八岐大蛇と呼ばれた伝説の妖怪で蛇の妖怪の一面を持つ。そんな全ての蛇の上に立つ俺に同じ蛇が勝てるとも?

 

俺は【蛇狐状態】になりミシャグジと呼ばれた蛇を睨む。それだけでミシャグジの身体は凍り付いたように動かなくなる。無理もない。平社員が社長に楯突いてクビにされると思うとゾッとするだろう。あれと同じだ。まあ、要は存在として上の相手に睨まれて恐怖で動けなくなっているのだ。哀れ。

 

 

「ミシャグジ様!?どうしたの!?」

 

「クスクス、蛇の王に楯突くなんて本当に『命知らず』だねえ」

 

 

俺は怪しい笑みを浮かべながら話す。その様子にカチンと来たのか諏訪子の周りに霊力とも妖力とも違う力が集まる。神力と言うやつだろう。

 

 

「ミシャグジ様が駄目なら......私が殺ってやる!」

 

 

彼女は次に拳を握り潰す。すると俺の真下の地面が膨れ上がり俺へと襲いかかる......が俺は先にそれを全て見越して巫山戯ながらムーンウォークで避ける。うんやっぱり今日の運勢は最高だった。こんな時に言うのも難だが俺は主に占いが得意だ。特に占星術やタロットカードなどはプロを超えている。とまあそろそろ戦いに集中しよう。

 

 

「くっそおおおおお!!!」

 

 

彼女は岩で巨大な拳を作り、俺を殴ろうとする。

 

 

「ふぁ~あ、

 

G(ギア・マジック)(セカンド)融合虚閃(セロ・シンクレティコ)』」

 

 

俺は蛇の口と左手からそれぞれ二つの虚閃(セロ)を作り、それを融合させて放つ。

 

桃色と瑠璃色が混ざった閃光が岩の拳を跡形もなく消滅させる。次の瞬間......

 

 

「これで止めだ!妖怪!!」

 

 

諏訪子は何処からともなく鉄の輪を取り出し俺へと投擲する。思い出した、あれってチャクラムって名前の武器だっけ?確かに強力だがーーーー

 

 

 

 

「ーーーーまあ俺には通用しないけどね☆」

 

 

 

 

ーー霊刃『森羅万象斬(しんらばんしょうざん)

 

 

蒼き刃が鉄の輪を砕く。

 

 

「う、嘘......」

 

「悪いね。ちょっと眠って

 

 

ーーーー破道の三十三『黄火閃(おうかせん)』」

 

 

俺は黄色の霊力の閃光を放つ。諏訪子はあまりのショックで反応出来ずそのまま閃光に呑み込まれる。

 

 

 

ーー諏訪子対俺の勝負は俺の勝利で終わった。

 

 

 

 

 

 

 






~~今日の狂夢『様』~~


「皆さんこんにちは、作者です」

「そしてお~鍋の中から~シュワッと~イ~ンチキ狂夢様、登場♪」

「うわっ!!今どうやって鍋の中から出て来たんですか!?」

「企業秘密」

「そっすか、で酒は完成したんですか?」

Bien sur(勿論)これが火昇りを超える究極の酒ーーーー




ーーーー『奈落落とし』だ!」

「アカン!!!それ駄目な物だ!!」

「大丈夫だ、問題ない。これは作者が飲むから」

「What!?私まだ未成年ですが!?」

「縛道の六十三『鎖条鎖縛(さじょうさばく)

「うっそーーーん!!!待って!!心の準備が......ああああああああ!!!」


ゴクン


「さあ、どうなる!」




ドッゴーーーーーン!!!




「......俺は何も見なかった。いいね。

という訳でお求めの方は 2110(ニート) 3150(最高)までお掛けください。


では次回、ケロちゃんに勝った大人気ない楼夢。そしてこれからどうなるのか!?

次回もキュルっと見に来いよ」





ちなみに、奈落落としは後に『飲む爆弾』と言う名で大ヒットする......らしい。
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