東方蛇狐録~超古代に転生した俺のハードライフな冒険記~ 作:キメラテックパチスロ屋
先手必勝 それがゲームのコツ
by白咲狂夢
楼夢side
「さーて、行きますか」
俺は現在大和の神社の階段前にいる。両腕には大量の菓子が入れられた袋がぶら下がっていた。いやね、中々気に入っちゃったから買っただけさ。決して諏訪国の団子屋より大和の団子屋の方が美味いなんて思っていないからね。
「........なんか飛んだ方が早い気が........」
それでも飛ばない理由は一つ、もし俺が飛んでいたら大和の者達に見つかる可能性が高くなるのだ。争い事は基本的に避けるのが常識ってもんだぜ。
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一体何時間登っただろうか?俺は昼に階段を登ったのだが現在の時刻は夕方。カラスが鳴いたら帰る時間だ。
これだけ一生懸命登っているのだが流石に疲れた。........いっその事“亜空切断“で亜空間と空間を切り裂いてテレポートしようかと考えたが、あれは燃費が悪いのでやめた。
三十分後、長い眠いダルイお家カエリタイ。
「だーもう、長過ぎる!何時になったら辿り着くんだ........よォ!!!」
俺はとうとう暇つぶしに辺りに弾幕やレーザーなどをぶち込む。音に気付いた連中はこっちに来る前に狂夢が作ったスナイパーライフルで射撃する。
神様達が空から地へと墜落する様は中々壮快であった。『超☆エクサイティング!!!』と叫びたい。
そうこうしてる間にどうやら神社に近づいてるみたいだ。その証拠に神社の方から神力が感じられるからだ。
「あ、瞬歩があるじゃん。なんで今まで気が付かなかったんだろう?」
俺は早速瞬歩を使い、神社へと向かう。
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「....着いたか........」
俺はやっと大和の神社に辿り着く。神社は洩矢神社とは比べ物にならない程大きく、豪華な装飾が施されている。正直言ってこんなのに金を使うなら階段をもちっと短くして欲しいよ。
........まあ、気合い入れて行きますかね。
「誰だ貴様!?」
「私だ!!」
「そうかそうか貴様か........って待てぇい!!」
「ん、なんスカ?」
「何ではない、貴様、何者だ!」
「あー、バレちった」(テヘペロ
あー惜しかった。もう少しで門番を騙せる所だったのに。最終手段として色じかけもあるがこれは絶対使いたくない。しゃーない、予定変更プランBを決行する。
「俺は諏訪の使者の者だ。諏訪の神に代わってあいさつに来た」
俺は諏訪子から貰った紙を門番に渡す。すると彼はすんなり通してくれた。パスポートのようなもんなのかねぇ?
俺は門を抜ける。するとそこにはまるで待っていたかのように女性が立っていた。
「こんにちは、本日はどう言ったご要件で?」
「諏訪の使者だ。お前らの大将と話しがしたい」
「........成程、ご要件は分かりました」
「ほう、なら通「ズバリ、降伏しに来たんですね!」あぁん?」
「正しき判断です。貴方達ごときが偉大なる大和に歯向かうなど見苦しい。さ、中へ入ってください」
「........」
今俺が思った事を言おう。この女超うぜぇ。ゲロ以下の匂いがプンプンするぜぇ!!
既に俺は我慢の限界に達している。このまま馬鹿にされると、怒りで大和を滅ぼしそうだ。
まあ今は我慢だ。
俺はこのクズ女に案内されて、この国の大将の所に向かっている。いよいよか........いつでも戦闘出来る用にしよう。
俺は扉から数歩間を空ける。そして一気に助走をして........
「おっ邪魔するぜなぁぁぁ!!」
そのままライダーキックで扉をぶち破り、入室する。扉をぶち破るのって最高ー 。
中には沢山の神様達がいた。みんな俺を睨んでる。俺は悪くねえ、悪いのは蹴破って欲しいと言った扉だ。
「無礼者!出直せ!」
「だが断る☆」
「なんだと........」
めんどい、本当に。入った直後から戦闘開始かよ。
「いい加減にしろ!!!」
俺と神が戦う前に一人の女性が止める。
女性の容姿は紫がかかった青髪を持ち、赤で統一された上着を着ている。そして背中には注蓮縄と呼ばれる物を輪にした物と御柱だっけ?まあいい御柱を背負っている。一言言うと変わった服装だねえ。永琳よりは服のセンスはあるが背中の物重くないのか?
「部下が迷惑を掛けた。私の名は
「おっとこちらも熱くなって悪かった。白咲楼夢、一応諏訪の使者だ」
「ほう、でその両腕にぶら下げてある物はなんだ?」
「団子です」
「........すまんもう一度言ってくれ」
「団子です」
「なんでそんな物此処に持ってきているんだ!!一応此処敵地だぞ!!」
「気にするな!」
「はあ、で要件はなんだ?」
「諏訪の国はあんたらの要求は飲めないだとさ」
「よろしい。ならば戦争だ」
「いいんじゃないかな」
「気に入った。あんたとはいい酒が飲めそうだ。後時間は一ヶ月後こちらが指定した場所で」
「分かったぜな。じゃあねー」
俺はそう言いこの部屋から出ようとする。すると大きな炎の玉が俺に襲いかかった。
「“羽衣水鏡“」
俺は結界を発動させ炎をかき消す。そして炎を放った神を睨む。その神は金髪でとても美しく俺を見るとまるでけなすように笑った。
「おいおいいきなり攻撃とか礼儀ってもんを知らねえのか?」
「「「「(扉蹴破って壊したお前が言うな!!!)」」」」」
「いえいえ、ただ
「!........へ~見破ってたか。やるね~。でも妖怪でもいい奴と言うのはいるもんだよ」
「貴方がどういう者かではありません。貴方がいる事に問題があるのです」
「........どういう意味だ?」
「穢れ風情が此処にいるだけで我々の神聖な空気を汚してしまうでしょ」
その時、
「「いいじゃねぇか。殺ってやる。名乗りな、ハゲ神」」
楼夢の声と何か別の声が混じって彼女に話す。
「........いいでしょう。私の名前は
「「一ヶ月後まで覚えといてやるよ。そして戦場に白く塗られた狂気の宴を。ヒャッハハハハ!!!」」
こうして、大和の国での仕事は終わる。そして新たな戦いが巻き起こされる。
~~今日の狂夢『様』~~
「やっと本編に出れたァァァァァァァ!!!!!」
「少し投稿が遅くなってすみません。作者です」
「ウェエエエエエエイ!!!!!狂夢だ」
「さて今回は予定変更して狂夢さんを出しました。ちなみに何故あの時ブチギレたんですか?」
「作者よ、穢れとは何だ?」
「妖怪ですかね?」
「妖怪を言い換えると?」
「魔物........ですかね?」
「魔物と言えば?」
「........あっ」(察し)
「そう奴は全ドラ●エファンを馬鹿にしやっがたんだ!ふっざけんじゃねえぞ!!」
「やっぱりか ........」
「打倒!!ハゲ照らす大微髪!!!殺ってやるぜゴラァァァ!!」
「誰だよハゲ照らす大微髪って!?」
そんなこんなで今日も精神世界は平和である。
「何処が平和なんだよ!?ナレーターさん助けて!!」
だが断る。