女神達の奇妙な冒険   作:戒 昇

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お待たせしました!今回から「東海復興ライブ」として名古屋が舞台です、そして新たなスタンド使いが出ます!それではどうぞ


第12話 ストゥームその①

JR名古屋駅  AM9:30

 

「・・・・もう着いたのか」

 

新幹線が目的場所に着いたようなので体を起こす、すると隣から

 

「ほらほら~承君着いたよ~」

「今起きたところだよ」

 

穂乃果だ、随分元気だな・・・もしかしてずっと起きていたのかよ、俺も起きていようとしたけれど結局寝ちゃったな

 

「五時起きは辛いよ・・・」

 

そんな独り言を言いながら荷物をまとめ、出口に向かう

 

「ん~~いい天気やね~」

「本当ね」

 

東條先輩と絢瀬先輩がそう言ってたように、空は雲一つない快晴だ・・・ここが一年前震災の被害があったとは信じられないな。そんなことを考えていると穂乃果が話しかけくる

 

「どうかしたの承君?」

「いや・・少し考え事をしてたんだよ」

「そうなの?何か難しい顔していたよ」

「もしかして、これからの事を考えていたのですか?」

「いや・・・そうだな、こないだのことを思い出していてな」

 

変に震災のことを言って、場の空気を重くさせまいと咄嗟に言ってしまったが、あながち嘘でもない・・あのストーカーみたいなのがまた来ないとも限らないからな

 

「大丈夫だよ!承君がいてくれるから!」

「俺が・・?」

「そうですよ、あの時あなたが助けてくれたおかげですよ」

「穂乃果・・園田さん・・」

 

・・・二人共そう思ってくれていたのか・・

 

「ありがとう・・」

 

自然にその言葉が出ていた・・そんなに感謝されるのはいつ以来だろうか・・

 

「さぁみんな行くわよ」

 

絢瀬先輩がそう言うと、名古屋滞在の為に用意されたホテルへ向かうタクシーが止まっていた。俺も気持ちを切り替えて行くか!

 

 

名古屋プリンスホテル AM10:00

 

「・・・・・」

 

何故黙っているかというと・・

 

「・・・・・広い、いや広すぎる・・」

 

「μ’s」の為に用意されたホテルだということなのだが・・ロビーが広く内装も豪華そのものだ・・・シャンデリアとか初めて見たぞ・・!

 

「いつもこういうところに泊まっているのか?」

「いつもじゃないけどね、確か今日明日のライブで20回目だからその記念てことじゃない?」

「絢瀬先輩・・冷静すぎます」

 

生まれて初めてこんなところに来たのだから、すごいソワソワするな。そんなことを考えているとホテルの人がやってきて部屋に案内してくれた

 

「部屋もすごいな~」

 

部屋の中は一人だと広々していて、窓からは名古屋の町が一望できるとは・・・・あ!ウェルカムフルーツもあるのかよ・・豪華すぎるよ。

因みに部屋割りは、俺は一人で後は穂乃果・南さん・小泉さんと東條先輩・園田さん・星空さんと絢瀬先輩・矢澤先輩・真姫となっている

穂乃果が自分達と同じ部屋でいいとか言っていたが、さすがにそれは俺の理性が飛んでいきそうなので全力で断った・・全く

 

「できれば、何も起きてほしくはないな・・」

 

 

 

 

 

~~~~~~~******~~~~~~~

 

 

 

 

 

時は遡り、30分前

 

 

「やっと着いた~~」

 

そういい新幹線からおぼつかない足取りで出てきたのは一人の学生だった

 

「電車賃、宿泊費・・うう結構な額になってしまったけどもう引き返せないや!」

 

自分を奮起させ、名古屋駅から出発する彼の名前は「久井 武臣」、「μ’s」のファンでありそして「音ノ木坂学院」の一年生である。見た目は黒のセミロングの髪型をしており、一見女性にも見えるがれっきとした男である・・男である!

 

「早く彼女達を見つけないと・・」

「けどどうやって探そう・・僕の「能力」じゃ探すことはできないし」

「・・・まぁ適当に探せばいつかは見つかるよね!」

 

そう言って彼は町へ入っていく・・・

 

~30分後~

 

「だ、だめだ・・全然見つからない」

 

相当歩いただろうか・・肩で息をしながら路地の壁にもたれる

 

「やっぱり適当は駄目だったか~」

 

広い名古屋の町をあてもなく探し回るという事がどれほど無謀なことか、彼は改めて思い知らされたようだ、するとそこに

 

「どうしたの?そこのお嬢ちゃん~?」

「へ・・!?いや大丈夫です」

 

いかにもチャラついた男が彼に話しかける・・どうやら女と見間違えているらしい

 

「そう言うなって、俺と一緒に遊ぼうよ~」

「け・・結構です・・あ!」

「逃がさないぜ~」

 

男の手が、右腕を掴む

 

「は、離して・・!」

 

必死にもがくが男の方の力が強いせいか離れる気配は全くない

 

「冷たいな~ちょっとぐらいいいじゃん」

(全然離してくれない・・こうなったら)

 

心を落ち着かせ、呼吸を整え静かにゆっくりと自らの「能力」を呼ぶ・・

 

(・・・・・・・・・ストゥーム)

「お!ようやくその気になったの・・・か?!」

 

ガンッッ!!!

 

突然男の左後方にあったポリバケツが飛んできて、後頭部に直撃する

 

「な・・・・ぐぅ!」

 

男は手で押さえ、そのまま気を失った

 

「ふぅ・・こういう人は東京以外にもいるのか・・・」

「早く探さないと・・・」

 

そう言って足早にその場から立ち去る、ポリバケツは元の位置に戻っている

 




今回は短いですがここまでです。スタンド紹介です

スタンド名:「ストゥーム・Act1」
   本体:久井武臣
破壊力-D、スピード-B、射程距離-B
持続力-C、精密動作性-C、成長性-A

能力
本体の周りにある「気流」を操る能力
「気流」の速さ、向きなどを自在に操作し、それによって物を飛ばしたり自分の周りの「気流」を速くして攻撃をかわすことも可能、ただしスタンド本体の攻撃力はとても低い

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