女神達の奇妙な冒険   作:戒 昇

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お待たせしました、今回は募集したスタンドが出てきます!
それではどうぞ


第26話 「ギャング・クラウンズ」と「キング・ロマネスク」

(こいつ・・・・)

 

ここのバイト・・?警備員か何かと思ったが、見た所普段着だしその可能性はないな。

それに・・・右目までかかるほど伸びた髪、両耳には髑髏の形をしたピアスをしている、所謂チャラ男と呼べるものだった。

 

(そんな奴が私と張り合おうとするのか・・・)

 

「何者かは知らんが、怪我をする前にどっかに失せることだな」

 

「お!?何々~警告を言ったぞ!みたいな言い方は?!」

 

「無論、そのつもりだが?」

 

「へぇ~~、いい気になってんなよ!てめー!!!」

 

男の背後がブレて人型のスタンドが出てくる、それは黒いスーツを着てピエロのマスクを装着してその手にはナイフが握られていた。

 

「警告はした・・・・降りかかる火の粉は払わなければいけない!」

 

自身のスタンド・・「キング・ロマネスク」を出し応戦する。

 

「それが、あんたの「スタンド」か~~」

 

(スタンドの事を知っている・・・あの少年の仲間か?)

 

「しかし、どんな奴だろうと俺の敵じゃあ~~ねぇ~~!!」

 

そう言った時、背後の物陰から飛び出した「何か」に脇腹を強打される。

鈍い痛みに襲われたが、何とか耐えその「何か」を見る。そいつは男の背後から出てきたスタンドと同じ格好をしていた。唯一違うのは手にしている武器がメリケンサックになっていることだった。

 

「くっ・・・!!」

 

「どうだい?調子に乗っている奴にはこたえただろう?」

 

「フン!舐めるなぁ!!」

 

「キング・ロマネスク」が床に手を触れる、そこへ能力をかける

 

(「床」から「摩擦」という「情報」を消す!、ただし奴のいる箇所のみとする)

 

すると、床の摩擦が無くなったことにより盛大にこける。

 

「カボスッ!!!な、何だ・・?」

 

立ち上がろうとするが、再びこける

 

「無駄だ、お前がいる箇所は摩擦は無くなっている。無理に立ち上がろうとするな」

 

「うおおお!!「ギャング・クラウンズ」!!」

 

その叫びと同時に、他の所に隠れていたと思われる奴のスタンドが三体ほど出てくる。

一体がボウガン、一体がスレッジハンマー、そしてチェーンソーを持っている。

ボウガンの射撃により一旦距離をおいた

 

「ここからが本番だぜ!!!やれクラウンズ!!!!」

 

その言葉と共に五体のスタンドが襲い掛かってくる

 

遠距離のボウガン以外が一斉に向かってくる、しかし正面からただやってきただけの単調な攻撃なのでスタンドのラッシュで迎え撃とうと思った時だった。

 

「ぐあッ!」

 

突然脚が焼かれるような痛みが走ったかと思うと、右脚の太ももから出血していた。後ろから発砲音がした為「スタンド」で防御した。そこを見ると銃を構えたスタンドがいた。

 

(・・・く、六体目・・・だと)

 

考えている暇もなく、五体のスタンドがこちらに向かってくる。

 

(チィ!!)

 

近くにあった消火器をスタンドで潰し、床に叩きつけあたりが真っ白になる。

その隙に近くの空き部屋に逃げ込む。

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

撃たれた個所は服の一部をちぎって、それを巻いて止血できたが・・・

 

(くそっ!!、追い詰められているのか私が・・!この私が・・!!)

 

こみ上げる悔しさから下唇を強く噛みそこから血が出てくる。

 

(私があんな奴ごときに追い詰められるなんて・・・・く・・!!、考えるほど焦りが出てくる・・・何とかしてあの六体のスタンドを退けなければ・・・)

 

様々な案が頭の中を駆け巡り、自問自答するが決定的な解決にはならず全て没となる。そんなことが何十回か繰り返した時だった

 

 

ーープッツン

 

 

頭の中で何かが切れる音がした・・・・・

 

(・・・そうだ、難しく考えなくてもいい・・・ぶっ潰すのが増えたぐらい・・)

 

スタンドを出し、部屋のドアを殴り飛ばす

 

「うおっ!!びっくりした・・」

 

すると、ちょうど二~三m前に「奴」がいた、仕留めるべき「標的」が・・

 

「自分から出てくるなんて、いい度胸だな~」

 

「まぁいいケド、探す手間が省けたもんだぜ!!!!」

 

奴のスタンドが向かってくる、ピストルとボウガンがほぼ同時に撃ってきた・・・

 

 

だが私は・・・・

 

 

あえて真っ直ぐ奴に突っ込む、正面突破の形をとることにした!

当然弾や矢が当たるが、問題はない・・・なぜなら

 

(「キング・ロマネスク」で「自分の体」から「痛覚」という「情報」を「消した」からな、急所となる部分はスタンドで防御しそれ以外は全て捨てる・・・)

 

さすがの奴とはいえ、これには何の対処はできていないらしく、攻撃が散漫となる。

すかさずスタンドの一体の胸倉を掴み、前方に引き倒して顔面を足で何回も踏みつける。

 

「う・・・あ・・・」

 

奴の額から血が出てくる、六体もスタンドがいるからダメージも六分の一になるわけだ。そんなのは今は関係ないがな・・

 

そのまま一気に距離を縮める、一メートルぐらいまで来てスタンドのラッシュを喰らわせる・・・

 

 

 

「オオオオッッ!!!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァ!!!!!!!」

 

 

 

「グッピィィーーーー!!」

 

大きく飛ばされたが、気絶はせずスタンドに抱えられ下の階へ逃げる・・・・私は体の「痛覚」を戻しその跡を追った。

 

 

 

「うぐぐ・・・・・」

 

スタンドが何とか盾になってくらたおかげで、今は小さい物置スペースに身を潜めている・・・・

にしても・・

 

(何てクレイジーな野郎だ・・・もうあんな奴に喧嘩をふっかけるのはよそう・・・)

 

何て事を思っているが、この状況をどうにかしないと俺が殺されちまう・・・どうにかしねぇと

 

 

(あいつは「スタンド使い」・・・「スタンド」か・・・もしかして・・!!)

(食いつくかは分からんが、やってみるしかない!!!)

 

そんな決意をしたのと同時に、扉のむこうから声がした。

 

「こんな所にいるみたいだな・・・・」

 

あいつだ・・・もう来やがったのか、落ち着けよ俺・・・落ち着け・・

 

「なぁ・・あんた」

 

「何だ・・・?」

 

「本気で俺を殺す気か?」

 

「当たり前だ、今さら命乞いをしても無駄だぞ」

 

「そんな事はしないぜ、ただな俺はあの「弓と矢」の事を知っているから・・殺すのには惜しいと思うぜ」

 

「何・・・・?」

 

(お!今あいつは「ピクッ」てなったと思うぜ、扉からの殺気が若干弱くなったからな・・・もう少し様子を見るか)

 

「スマン!今のは戯言だ・・・ひと思いに殺してくれ」

 

「・・・・・・続けろ」

 

「あ~~~何か生きるのもだるくなってきたな~」

 

「いいから続けろと言っているだろう!!!!」

 

「・・・・話を聞く気になったの?もしかして助けてくれたりとかは・・?」

 

「それは話をきてからだ」

 

(チィ!用心深いぜ・・・)

 

「正確に言えば「矢」がどんな奴が持っていて、何本あるかということぐらいだがな」

(本当は何も知らないけどな~~)

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

(黙りこんでいるな・・・もしや嘘だとバレたのか・・)

 

「・・・・ひとつだけ質問があるがいいか?」

 

(・・!よし喰った!!)

 

「ああ!いいぜ!」

 

「お前自身は「弓と矢」に興味はないのか?」

 

「無いぜ!だからあんたに情報と渡そうと思ってるぜ」

 

「・・・・・・分かった、何もしないから出てこい」

 

(来たーーーー!!!後が大変になるがまぁいいだろ)

 

 

扉を開け、外に出る。そこにはあいつが立っており、スタンドは出していなかった

 

「ありがとな、助けてくれて・・」

 

「別に・・・ただの情報元として生かしてやっているだけだ」

 

「そりゃどうも、なら自己紹介でもしようか!俺は「海山 イデヤ」だ!宜しく!!」

 

「・・・・「三枝 三機哉」だ」

 

 

 




いかがだったでしょうか?スタンドは「通りすがりのチンピラ」様から募集をいただきました!ありがとうございます!!

スタンド名:「ギャング・クラウンズ」
   本体:海山 イデヤ

破壊力-C、スピード-B、射程距離-C
持続力-A、精密動作性-B、成長性-B

能力
全六体で構成される人型の群体型スタンド
本体の命令を忠実に実行し、行動することができる
自動攻撃に変えると、それぞれが考え行動する。
さらに自我もついてそれぞれが会話もする(今回は描けなかったです・・すみません)
持っている武器はそれぞれ違う

№1ナイフ、№2ピストル、№3メリケンサック、№4ボウガン、№5スレッジハンマー、№6チェーンソー

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