それではどうぞ
4月30日 音ノ木坂学院 AM12:20
俺達の秘密であった「スタンド」の事を話してから数日が経った、いつもの様に学院の中庭で穂乃果達と一緒に昼食をとっている。
俺自身としてはもう少し詳しく話しておくべきかと思ったけど、「キチンと話してくれたのでもう大丈夫です」と園田さ・・・海未がそう言ってくれたのだ。
今ので分かったと思うが、これまで苗字で呼んでいた六人をこれから名前呼びにすることになったのだ。
流石に先輩である二人は先輩をつけようとしたが、「「μ’s」は先輩禁止だから駄目!」と今まで感じたことがない凄みに気圧されしまったのだ(今思い返してみれば凄いこじつけだと思う・・・・)
「承君、どうかしたの?」
穂乃果が俺の顔を覗き込みそう聞いてきた。
「あ、いや・・・ここ数日は平和だな~て思って」
「本当だよね~~」
別の事を考えていたけど・・・・まぁいいだろうな、実際は少しだけ考えていたけど・・・
「あれ?」
「どうした?・・・・ッ」
穂乃果が変な声をだしたから、彼女の方を向いたときそこにあるものに驚愕した・・そこにあったのは
「「矢」の一部が・・・・どうして・・?」
ズボンのポケットに深く入れておいたはずの矢尻だけの「弓と矢」の「矢」が地面に落ちていた。
「・・・・・!」
(た、確かこの「矢」は特殊で「スタンド使い」に反応するって希が言っていた・・・・まさか・・・!)
すぐにその場から立ち上がり、周りを見渡す。
・・・しかし何も変わらない風景が広がっているだけで怪しいものなどはいなかった。
「承一?どうかしましたか?」
「いや、何もなかったよ・・・・」
だけど・・・・・さっきから嫌な視線を感じるのは気のせいか・・・?
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放課後
結局あの昼休みの後、視線の事について色々考えていたから授業に集中できなかった。上の空にもなっていたらしく先生に注意されるまで全然気づかなかった。
こんなモヤモヤする時は、甘い菓子を食べるに尽きる・・・その為には
「穂乃果の家で、饅頭でも買って帰るか・・・」
そう思い、マンションへの岐路から少しばかり離れる・・・
穂乃果の家まで後数百mの所まで来た所だった・・・何かが軋む音が聞こえたので上を見上げると、建築途中の家の二階部分にあった鉄の板の数本がこちらに向かって少しずつ移動していた。
「く・・・ッ!」
その場から走り出したのと同時に、勢いよく落ちてきた・・!
落ちるスピードが速い為かこのままだと間に合わないと思い、振り返り「スタンド」を出した。
「オラオラオラッ!!」
スタンドの拳で全て弾き飛ばした、板が完全に地面に落ちたのを確認し、周りを見る・・・・だか俺以外は誰もいなかった。
(何かヤバイ・・・ここから離れた方がいいか)
そう考え、路地に入り表の通りに出ようとした時だった・・・・突如後方からクラクションの音が聞こえた、後ろを見ると軽トラがこちらに向かって突っ込んでくるのが分かった。
「・・・ッ」
鞄からノートを取り途中のページを何枚か破り、破られたノートの方を空中へ投げた!
「「アウタースローン」!!」
そこで能力を使う、破ったノートの一部を破られたノートへ集まらせる。それに掴まることで体が空中へ浮く、それで軽トラを紙一重で避ける。
軽トラは電柱に激突して停車する、警戒しながら運転席を覗き込むと男性がハンドルを握りながら呆然としていた、足の方はブレーキを踏んでいたが・・・
その場から移動して、表通りに出る。
(他の人を巻き込む訳にはいかないな・・・とりあえずこの道路を渡った先にある公園まで行くか)
そう思い、道路に架かっている歩道橋を上る。上りきった所で一息をつく為橋の手すりに手を乗せた所・・・・
「うッ・・!」
その手が何故か滑り、その手に体重をかけた為バランスを崩しそのまま道路へ落ちてしまう、だが何の問題はない
制服のポケットに入ってたシャープペンのキャップを取り、本体の方を橋に向かって投げキャップに能力をかける・・・シャープペン本体にキャップを集まらせた。
空中から橋に戻り一安心したが、俺の体は何かに引っ張られるように橋の壁に激突する。
(ぐ・・・こ、これは・・・!)
今までの能力とはまるで違う、それよりも・・・・
(ほ、本体の・・・姿が・・・見えないだと・・・)
いかがだったでしょうか?今回は短いですかここまでです
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