女神達の奇妙な冒険   作:戒 昇

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今回は、前回予告した通り新たなスタンドが出ます!それではどうぞ


第5話 ノヴァ・マスターその①

4月10日、金曜日

 

「うーん・・・暇だ」

 

手にしている雑誌を机の上に置くと、そう呟く。

ここは西木野総合病院の一室である、まぁ何で病院にいるかと言うと・・・

 

「え・・・に、入院ですか・・?」

「正確に言えば、骨がくっつくまで安静にしていてください」

 

あの後、西木野さんの計らいで病院にて精密検査を行ったのだか、結果は肋骨を二本骨折していた為入院となった・・・別に家にいればいいと思うのだか、みんなが・・

 

「無理しないで、入院した方がいいよ!」

「でも、入院なんて大袈裟な・・・」

「何言っているの、骨折は十分重症じゃない」

「そうだよ!無理して怪我が大きくなっちゃたらどうするの!」

「西木野さん・・・穂乃果・・・ありがとう、そうするよ」

「学校でのプリント類は私達が持ってきますので」

 

そして現在に至る訳だか・・・やることが限られているのでほぼ一日中寝ていることしかない、昨日あまりにも暇なので病院内を見て回ったら看護婦さんに「安静にしてないと困ります」と注意されてしまった・・

 

「そうだ、確か・・・」

 

昨日のことを思い出していたら、あることを思い出したので机の上の小型の携帯音楽プレーヤーを取る、これは「μ’s」のみんなが「暇になったら聞いてね!!」て言われて渡されたものだ・・・

 

「一昨日のライブの曲が入っているんだな・・」

 

イヤホンを両耳にあて、再生ボタンを押す

 

~~♪~~♪

 

「いい曲だな・・・」

激しい曲もあるかと思うと、切ないラブソングもある。どの曲も完成度は高く素人の俺でも聞き惚れてしまうほどである

 

「すごいな・・・彼女達は」

 

そう思いに浸ってると、病室の扉が開かれる

 

「やっほ~~承君!!」

「具合はどうですか?」

「新しい雑誌を持ってきたよ~」

 

穂乃果、園田さん、南さんの三人がやってきた、学校で配られたプリント類をこうして持ってきてくれる

 

「いつもありがとうな」

「何言ってるの!守ってくれたんだからこれくらい何ともないよ」

「そうだよ!承一君がいなかったら、私達ずっと不安のままだったんだよ」

「そ、そうなのか・・」

「そうですよ、これで今までのように歌えますよ」

 

三人とも嬉しそうに話している、本当に良かった・・・

 

その後、他愛もない話をしてから三人は帰っていった

 

「さて、じゃあ寝るか」

そう思っていた時

 

ガラガラ・・

 

扉が開く音が鳴ったので、そちらに目を向けると西木野さんが立っていた

 

「どう?具合は?」

「多少動いても痛みは感じなくなったからいいと思うよ」

「そ、そう・・良かったわ///」

 

何か、頬のあたりが赤くなっているのだけど・・何でなろうな?

そう思っていた所、白衣を着た男性が病室にやって来た

 

「どうですか?具合は?」

「動いても痛くないですね」

「では、明日には退院ですね・・おやお嬢様もいらしていたんですね」

「か、柏原先生、執事じゃないんだからその呼び方はやめて・・」

「はは、すみません・・それじゃお大事に」

「じゃあ私もそろそろ帰るね、お大事に」

「ああ、ありがとう!」

 

 

 

 

 

~~~~~*****~~~~~

 

 

 

 

西木野総合病院 外科医室 PM23:00

 

「ふう・・・」

当直医としてこの日の仕事を全て終わらせ、椅子に深く座るのは外科医の「柏原 暁」である

「全く!何で俺がこんなこをしなくちゃならないだ!」

名門の医大を卒業して20代で様々な病院で何百回にもおよぶ手術を成功させ、確かな実績を引っさげこの「西木野総合病院」にやってきたのが・・

「来る日も来る日もやるのは、そこいらの三下がやることばかり!メスを握ったのが数回しかないなんて・・」

「きっと、あのクソ院長俺の才能に嫉妬しているんだな!じゃなければこんな事やらせないもんな」

「何が「もう少し鍛錬が足りない!」だ、自分の地位がなくなるのが怖いだけだろ」

そういい終わると、彼の背中から八本足の軟体動物みたいなものが出てくる

「けどそれも終わりだ、この「力」でクソ院長をブッ殺してこの病院を俺の物にしてやる!」

「そう言えば、あの院長に似つかわしくない娘がいるな・・殺す前にあの娘を見せしめとして嬲ってやろう・・そして絶望のどん底に叩き落してから殺すとしよう」

「明日が楽しみだ・・」

電気を消し、仮眠室へ消えていった

 

 

 

~~~~~~******~~~~~

 

 

 

翌日

 

俺は患者用の服をたたみ、病室から出るとこだった

 

「二日も横になっていたのか、鈍るといけないから早速運動だな」

「とか言って、また怪我をしないでよ」

 

振り返ると制服姿の西木野さんがいた

 

「今日は学校は休みじゃないの?!」

「「μ’s」の練習よ、行くついでにあなたの様子を見に来たのよ」

「わざわざありがとうな、お礼に何か奢らせてよ!」

「ヴェエエ!?、い、いいわよ!」

「そっか、お嬢様だったもんな・・」

「そ、そういうことじゃない・・・よ」

「じゃあ、気が・・向いたら・・お願いするわ//」

 

そう言うと、西木野さんは小走りで行ってしまった

 

「何か可愛いな・・さて俺も行くとするか!・・・・ん?」

 

小走りで行った西木野さんの後姿を見ている白衣の男が、俺の目に映った・・

 

その時、言葉では言い表せないような不安を覚えた・・

 

「イヤな予感がする・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか?主人公が羨ましくて作者が別の意味で倒れそう・・・・・まぁ気を取り直してスタンド紹介です

スタンド名:クローザー・グロップ
 本体:柏原 暁(あきら)
破壊力‐なし、スピード‐B、射程距離‐B
持続力‐A、精密動作性‐なし、成長性‐なし

能力
蛸のような軟体動物の姿をしたスタンド
足の先端から神経系の猛毒ガスを噴出する能力
毒の威力は本体が強弱の調整ができ、すぐに殺したい場合は「強」になり、苦しめたい場合は「弱」にする
本体にかかっても抗体ができてるため効かない

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