女神達の奇妙な冒険   作:戒 昇

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今回の八・九話と次の十話で物語の「敵」側が出てきます、そして「μ’s」最後のスタンド覚醒者が現れます!それではどうぞ


第8話 リバイバル・ショット&ハーフダウザーその①

4月13日 音ノ木坂学院内 PM12:05

 

「いや~今日もパンが美味い!」

 

そう言って穂乃果が美味しそうにパンを頬張っている

 

「ほぼ毎日パンしか食べてないけど飽きないのか?」

「だって家だと餡子ばかりだから飽きちゃったんだよ」

(餡子を飽きるほど食べてるだって!何て羨ましい・・)

 

そんな会話をしながら俺と穂乃果、園田さん、南さんは学院内の中庭で昼食をとっている。

すると穂乃果が俺の方を向いてこう言った

 

「そう言えば承君、真姫ちゃんと何かあったの?」

「え・・・・・な、何で?」

突然聞かれたので、やましいこともないのに挙動不審になってしまう

「私達3人が学院に来たとき昇降口の所で二人でいるのをみましたね」

「しかも仲良さそうに話していたから・・」

 

なんてこったい・・・見られていたとは、珍しく早起きして学校に行ったら偶然あって少し話をしただけだか・・

 

「いや、何もないよ」

「ふ~~ん」

 

すごい疑われているな・・あらぬ誤解をされる前に釈明しようとするが

 

「怪しいですね・・・」

「本当かな~?」

 

園田さんと南さんからも疑いの眼差しを向けられる・・精神的に大ダメージを負ってしまいそうだよ・・そんな事を思ってると

 

「まぁ承君がそう言うのなら、そうかもね」

「そうですね、嘘をつくのはあまり得意ではなさそうですしね」

「そうだね、穂乃果ちゃんの言うとおりかも」

 

良かった・・本当に助かった、自分のこれまで行いが良いのか彼女たちが良かったは分からないけどともかく誤解されずにすんだな

 

「真姫ちゃんと言えば、家の方は大丈夫なのかな?」

「本人は盗られたものはないから平気だと言ってましたが・・」

(真姫、そんなことを言っていたのか・・大方みんなに余計な心配をさせない為だな)

(それに「スタンド」の事は、言っても誰にも見えないからな・・仕方がないだろう)

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~******~~~~~~~

 

 

 

 

 

放課後

 

俺は人がまばらになった教室で、今日の授業の復習をしている・・何故かって?

いつもは4人で帰るが園田さんは弓道部の練習へ、南さんは保健委員の集まりで、穂乃果は生徒会に用事があるんだと、しかし早く終われるから教室で待っててと言われたのだ!しかし・・・

 

「い、意外と難しいな・・」

 

慣れない数学に四苦八苦していると・・教室に誰かが入ってきた

 

「まだ残っていたんですか?」

「あ、川和先生・・人を待っているんですよ」

 

この人は俺達のクラスで数学を教えている「川和征四郎」先生だ、普段はもの静かで授業中でも大声とを出さないことで有名で生徒には人気である、しかしその反面表情が表に出てこないのでロボットじゃないかと思う生徒もいるらしい・・

 

「おや、数学ですね。教えてあげようか?」

「いえ、大丈夫ですよ」

「ふむ、大丈夫ならそれでいいです。あまり遅くならないように」

「はい、分かりました」

 

そう言って先生が教室から出ていく、それと入れ違いに穂乃果が入ってくる

 

「ゴメン!意外と長引いちゃって・・」

「いや大丈夫だよ、さぁ帰ろう」

 

そう言って教科書を鞄に入れ、一緒に教室を出る

 

 

 

 

 

~~~~~~******~~~~~~~

 

 

 

 

学院から出て、まずは穂乃果の家に向かっている。後から気づいたが俺の住むマンションから彼女の実家まで近い距離にあったので、彼女を送って自分の家に帰れる訳なんだ

な、そんな道中彼女が話しかけてくる

 

「・・・・ねぇ承君」

「どうした?」

「お昼のことだけど、やっぱり真姫ちゃんと何かあったの?」

「・・・・・・・・」

 

薄々気づいていたのかな?俺達が何かを隠していることに・・でも彼女に話しても分からないだろうし、それになりより事情を知らないのに巻き込むこともできないし・・

 

「穂乃果に話しても分からないと思うけど・・・それでもグループのメンバーや承君が何か大変な事に巻き込まれているのなら少しでも力になってあげたい!」

「・・・・ほ、穂乃果・・・」

 

彼女なりに考えているんだな・・・あの大所帯のグループをまとめるほどはあるな・・・でも

 

「君の気持は嬉しいが、やっぱり話せない・・もし巻き込まれでもしたら俺が辛いんだ」

「そう・・・」

「でも、君と話していると気が落ち着く・・ありがとな」

「・・・うん!」

 

そう言った彼女の笑顔はとても輝いていた、やっぱり笑顔の方が似合うな。

そんな事を思いつつ、彼女の家までもう少しという所に差し掛かった時

 

「ん・・・?」

「どうしたの・・?」

 

前方に黒いコートを着た男が先を阻むように立っていた、そしてその手にはペットボトルが握られておりこちらに気づいたと同時にそれを投げてきた

 

「・・・・まずい、穂乃果あぶない!!!」

「えっ・・」

 

空中で舞ってたペットボトルが破裂したかと思うと、中から針状のものが飛び出してきた。

咄嗟に彼女を庇い、腕に数本受けた

 

「だ、大丈夫・・?!」

「大丈夫だ・・それより早く逃げるんだ!」

「でも・・・!」

「君を巻き添えにはしたくない・・・早く!!!」

「わ、分かった・・・」

 

彼女を先に行かせ、俺はその男と対峙する

 

「・・・・・・」

「・・・・・・・・オラッ!」

 

腕に刺さった5本ほどの針を引き抜き、奴に向かって投げる

すると・・

 

バシャァ!

 

という音ともに針が奴の眼前で「水」になってしまう

 

「何だと・・・・!」

 

俺が驚いていると、今度は二本のペットボトルを投げてきた

今度も空中で破裂し、ナイフとなり襲い掛かる

 

「「アウタースローン」!!」

 

近くあった標識に能力をかけ、そこにナイフを集めさせる。それと同時に素早く奴との距離を縮める

 

「オラオラ!!」

 

数発のパンチを繰り出すが・・・

 

ザパァ!!

 

突然、水の壁が出来て防がれてしまう

 

「どういうことだ・・?」

 

スタンド能力は一人一つのはずだ・・・「水」を「金属」に変えるのが能力なら今のは・・

そう考えていると後ろの方から声が聞こえた

 

「なにチンタラやってんだよ!!敦のおっさんよ」

 

振り返ると茶髪で顔の左半分に大きな傷がついている男がいた

 

「ちゃちゃと、終わらせようぜ~、こいつは一人なんだから」

 

 

ふ、二人組のスタンド使いだと・・・・・!

 




いかがだったでしょうか?ここでスタンド紹介です

スタンド名:「リバイバル・ショット」
   本体:権藤敦
破壊力-B、スピード-D、射程距離-C
持続力-A、精密動作性-C、成長性-なし

能力
水色の体色をした人型スタンド
スタンド自身か本体が触れた「水」を「金属物質」に変える能力
射程内なら手元を離れても自由に変える事ができ、あらかじめ触れた個所も変えられる
ただし変えた物が射程外に出ると強制的に「水」に戻ってしまう

スタンド名:「ハーフ・ダウザー」
   本体:ジェームズ・T・ヤマモト
破壊力-なし、スピード-なし、射程距離-A
持続力-A、精密動作性-なし、成長性-なし

能力
左腕に刺青のような模様で描かれている本体一体化タイプのスタンド
射程内全ての「物質」を「水」に変えられる能力
さらに変えた「水」の形も本体が自由に変えられる
欠点は上記に記したことしかできないこと

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