もし結城リトのラッキースケベが限界突破していたら 【完結】   作:HAJI

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第二十一話 「友達」

「――――そんなところで何をしているんですか、古手川?」

 

 

身体が固まってしまったようにヤミに魅入られてしまう。普段見ることのない黒い衣装。きっとそれが彼女の本当の姿なのだと思ってしまうほど絵になっている。けれど今はそれどころではない。

 

 

「ヤ、ヤミさん……貴方こそこんなところで何を」

「質問しているのはこちらです。狙いは結城リトですか、それともプリンセスですか。どちらにしても対処は変わりませんが、理由ぐらいは聞いてあげます」

「ね、狙う……!? いったい何を言ってるの……? 私は結城君もあの女の子も狙ってなんかないわ……!」

「…………わかりません。それならなぜ貴方は二人を尾行しているんですか?」

 

 

学校での彼女とは別人のような、背筋が寒くなるような感覚が体を襲ってくる。その紅い瞳が本当のことを言わなければ許さないと告げている。口走っているのも理解できない言葉のオンパレード。でも今は、質問に答えなければまずい。なんでかわからないけど、私の本能がそう告げていた。

 

 

「そ、それは……結城君が貴方やあの女の子に、その……ハレンチなことをするんじゃないかと思って見張ってたの……」

 

 

顔を赤くして、声を震わせながら何とか答える。改めて口にすると自分が何を口走っているのかと突っ込みたくなる。穴があったら入りたい。でもそんな私の羞恥心に気づくことなく

 

 

「はれんちぃ……? どういう意味ですかそれは?」

 

 

どこかきょとんとしながらヤミはそんなことを聞いてくる。思わずこっちの気が抜けてしまうような姿。しかも発音もどこかおかしい。外人だからかだろうか。それとも私の表現が古すぎるのか。

 

 

「お、女の子にエッチなことをすることよ……知らないの?」

 

 

自分で自分の言葉の解説をする羽目になるなんて。見ようによってはなんだかセクハラされているようにも感じる。ヤミにはそんな気は全くないのだろうが恥ずかしいものは恥ずかしい。でも

 

 

「ああ、なるほど……えっちぃのと同じですね。理解しました。それと失礼しました、どうやら私の早とちりだったようです」

 

 

どうやら彼女にとっては十分に納得できる理由だったからなのか、それまでの冷たい機械のような気配はなくなりいつものヤミの空気に戻っていく。何だか拍子抜けというか間抜けな気もするが助かった。あのままの彼女と向き合い続けるのは正直限界だったから。

 

 

「分かってくれたならよかったわ……でも、いったい何なの? 結城君が狙われてるとか……何かのゲームの話?」

「? いいえ、そのままの意味ですが」

「そのままって……貴方と結城君っていったいどういう関係なの?」

「関係ですか……一言でいえば結城リトは私の主人です」

「マスター!? それって……主人ってこと?」

 

 

ヤミの口から飛び出した爆弾発言にただ口をパクパクさせるしかない。わたしの頭では理解できない単語。

 

 

(主人って……あ、あの……噂に聞くご主人様ってやつのこと!? は、ハレンチだわ……!)

 

 

自分が持っている最大限の知識を総動員してその光景を思い浮かべる。俗にいう主従関係。主人をご主人様として扱う恋人の関係の一つ。まさかそんなマニアックな関係だったなんて。でも人の趣味嗜好にまで口出しするのはどうなのか。でも風紀委員としては放っておくには。そんなあたふたした自問自答を脳内で繰り返していると

 

 

「ええ。正確には雇い主は違いますが護衛の対象なのでそれが一番適切かと」

「ご、護衛……? ヤミさんは結城君の護衛なの……?」

「はい。そうですがそれが何か?」

「い、いえ……何でもないわ、気にしないで……」

 

 

妄想に浸ってしまっていた私を現実に引き戻すようにヤミはそんなことを告げてくる。どうやら私が考えていたような関係ではなかったらしい。ほっとした半面、自分の早とちりに頬が赤くなってくる。護衛というのも十分おかしいのだがそれが気にならないぐらい今の私は混乱してしまっていたらしい。

 

 

「今度は私から質問させてください。何故古手川は私やプリンセスをえっちぃ……貴方の言うはれんちぃなことをされないように見張っていたのですか?」

「それは……ごほんっ! 私が風紀委員だからよ。当然でしょ?」

「ですが結城リトは高校に上がってからは一度もはれんちぃなことはしていないはずですが……」

「そ、それは……」

 

 

今度はヤミからの質問によって言葉を詰まらせてしまう。確かに彼女が言う通り、結城リトは高校に上がってからは一度もハレンチなことをしていない。少なくとも学校内では。それなのにどうして彼を見張るようなことをしているのか。転校生であるヤミからすれば理解できないに違いない。かといって結城リトと仲がいいであろう彼女に彼の悪評を伝えるのも気が引ける。そんな葛藤の中

 

 

「…………もしかして、中学の頃に結城リトにえっちぃことをされたことがあるんですか?」

 

 

ヤミは自ら、ほとんど満点に近い答えを私に突き付けてくる。まるで私の心の中を見抜いているようなタイミング。

 

 

「…………ええ、中学二年の時にね。みんなの前で下着姿にされて……だからよ、おかしい?」

 

 

知らずスカートの裾を握りながら何とかそう答える。そこまで教えることはなかったのかもしれないけど、何かに反発するようにかつてのトラウマを口にする。もしそれから逃げてしまえば、これまでの私が無意味になってしまう気がしたから。

 

 

「…………そうですか、貴方が」

「……? ヤミさん?」

 

 

けれどヤミはそんな自分の発言に大きく反応することなくどこか淡々としている。結城リトのことを悪く言ったのに怒ることも反論することもない。何かに納得がいったかのような雰囲気。いったい何なのか。それを尋ねるより早く

 

 

「――――突然ですが古手川、私の秘密を教えます。私は宇宙人です」

「…………は?」

 

 

言葉通り、宇宙人のような意味不明の発言が私の時間を停止させてしまった。

 

 

「ですから宇宙人です。正確に言えば異星人、地球人ではありません」

「い、いきなりふざけないで! いったい何のつもり!?」

「ふざけてなどいません。その証拠に、私の『能力』をお見せします」

 

 

食ってかかる私のことを完全に無視しながらヤミは勝手に話を進めていく。何をふざけたことを。そう罵倒しかけた私はすぐに思い知った。自分の常識がいかに非常識であったのかを。

 

 

「う、ウソ……?」

 

 

それは髪の毛だった。ヤミの美しい金髪がまるで生き物のように動きながら舞っている。それだけではない。その髪が刃や拳に変化している。その大きさも形も千差万別。およそ普通では考えられない非常識の体現。

 

 

「これが私の能力、変身能力です。体の一部を他の物に変化させて操ることができます」

 

 

(か、髪が勝手に動いて……!? 手品でもCGでもない……! まさか……本当に……ひ、非常識だわ……!)

 

 

言葉が出ないとはこういう時のことを言うのだろう。できるのはただ目を見開いて口を開けることだけ。きっと端から見れば私はこれ以上ないほど間抜けな顔をさらしているに違いない。

 

 

「本来は戦闘に使用するものですがこういうこともできます」

 

 

そんな私に気を遣ってくれたのか、ヤミの言葉に呼応するように刃や拳が光とともに変化していく。それが収まった先には今まで以上に驚愕するものが存在していた。それは

 

 

「こ、これって……猫……?」

 

 

猫だった。見間違えるはずもないほどに猫だった。しかも子猫。金色に輝く子猫が私の周囲に満ちている。その尻尾の先はヤミさんの髪につながっている。さながらケーブルのよう。

 

 

「はい、猫好きだと言っていたので」

「ヤ、ヤミさん……その、これ触ってみてもいい……?」

「どうぞ」

 

 

もはや言葉が出ない。さっきとは全く違う意味で感動で体が震えている。

 

 

(な、なにこれ……!? 猫のぬいぐるみが勝手に動いてるみたいに……か、可愛すぎるわ!)

 

 

体裁など捨て去って恐る恐る金の子猫たちに触れてみる。暖かい。毛並みも再現しているのか本物の猫と大差がない。それどころかデフォルメされてぬいぐるみのようなそれらに囲まれているここははまさに自分の理想郷。ヤミがいるのをそっちのけで猫達と戯れてしまう。私に合わせてくれているのか、子猫たちも動いてくれる。まさに至福の時。

 

 

「…………はっ! ご、ごめんなさい、つい夢中になっちゃって……」

 

 

いったいどれだけそうしていたのか。ようやく私は現実に帰還する。危ない、あのままでは帰ってこれなくなるところだった。もしこれが彼女の策なのだとしたら自分は抗えなかっただろう。

 

 

「いえ、喜んでもらえたならよかったです。これで私の話を信じてもらえますか?」

「そ、そうね……宇宙人云々は正直まだ半信半疑だけど、貴方に不思議な力があることだけは分かったわ……あと聞きたいんだけど、ヤミさんはこの力を学校でも使ってるの?」

「いえ、ほとんど使うことはありません。人目に付きますし……使うとすれば結城リトへの制裁か、校長を撃退するときぐらいですね」

「そ、そう……」

 

 

こんなものを見せられれば信じるしかない。少なくとも彼女が非常識……ではなく、不思議な力を持っているのは疑いようがない。同時に危険がないのか危惧するがどうやら大丈夫そうだ。結城リトへの制裁は分からないが、校長については自業自得だろう。というかあの刃や拳を受けながらどうしてあきらめないのか、理解に苦しむ。

 

 

「でも……どうしてこんな大事なことを私に教えたの? 本当なら秘密にしなきゃいけないんじゃ」

 

 

ふと、思いついたことを尋ねる。本当ならこんな力を持っていることは秘密にするはず。バレたらどんなことになるか。自分は誰かにバラす気はないがヤミからすればそのリスクはあったはず。なのにどうして。それに対してヤミは

 

 

「単純なことです。結城リトのえっちぃこと……ラッキースケベ、私達はとらぶると呼んでいますがそれも『能力』だからです」

「え……?」

 

 

およそ私が理解できない、まったく予想していなかった方向に話を持って行ってしまう。できるのはただ呆然とするだけ。

 

 

 

「ただし結城リトは私のように能力を制御できていません。なので彼の周囲約三メートルに近づいた人すべてにえっちぃことをする能力になってしまっています。基本的に一日三回。まれに四回目が発生。朝に三回消費することはできますが四回目はいつ起こるかわからないためそれを見張りながら、危険が高い場合には人目のつかない屋上で四回目を処理することが私のもう一つの仕事……」

 

 

私が放心しているのを知ってか知らずか、まるで教科書を読むように淡々と彼女は理解できな言葉を続けていく。その全てが聞こえているが、頭に入ってこない。理解が追い付けない。いや、受け入れることができない。

 

 

「ちょ、ちょ、ちょっと待ってちょうだい! いきなり何を言い出すの!? それじゃあ何? 結城君はわざとじゃなくて、その能力のせいでハレンチなことをしてるっていうの!?」

「端的に言えばそうなりますね。迷惑なことこの上ないですが」

 

 

叫びながら彼女に問いかけるもヤミはどこか他人事のように返してくるだけ。冗談であってほしかった。でも彼女が冗談を言うような人ではないのはもう分かってる。でも、だからこそ私はそれを認めるわけにはいかない。

 

 

「そ、そんなこと信じられるわけないでしょ!? そんなことあるわけ……」

「私が結城リトから距離を取りながら歩いているのもそのためです。高校に上がってからとらぶるがなくなったのは朝、とらぶるを消費することができるようになったからです」

「で、でも……仮にそれが本当でも、彼が今までしてきたことがなくなるわけじゃないわ……私だって……」

 

 

だって、それを認めたら、今までの私はどうなってしまうのか。あの時の恥ずかしさは、辛さは何だったのか。でもそれ以上に怖いこと。

 

 

もし、もし彼女が言うことが正しかったら、本当だったら結城リトには全く悪くないことになる。彼も被害者だろう。なのに私はこれまで何をしてきたのか。何をしてしまったのか。何を言ってしまったのか。

 

 

『もう二度とわたしに近づかないで!』

 

 

あの時の彼の顔は今も覚えている。今にも泣きそうで、それでも何も言えずにいた姿。なら、本当に悪かったのは誰だったのか。

 

 

知らず瞳から涙が溢れていた。慌てて拭うも誤魔化すことはできない。でも、心のどこかで安堵している自分がいた。さっき見た、楽しそうにしていた姿が結城リトの本当の姿だったのだと。小学五年の時、あの公園で猫を助けてくれた少年。彼は、あの時から変わっていなかったのだと。

 

 

「……結城リトを許せとは言いません。能力のせいとはいえ、彼のしたことはなくなりませんから。ただ」

 

 

私の涙には触れることなくその場から離れながら彼女はそう告げてくる。私を責めることもなく、結城リトを責めることもない。ただ真実だけを口にしている。その中で

 

 

「……結城リトはえっちぃですが、はれんちぃではありません。それは私が保証します」

 

 

後姿を見せながらも、若干の躊躇いとともに彼女はそう断言する。誰からの受け売りでもない、彼女自身の言葉。正直、何を言っているのかはすぐには分からなかった。でも何となく、伝えたいと思っていることは分かった気がする。ただ単に、私も人のことは言えないけど、彼女は不器用だったというだけ。

 

 

「あ……」

「……まだ何か用ですか、古手川? そろそろ二人と合流しなければいけないのですが」

 

 

思わず去ろうとしている彼女を引き留めてしまう。自分でもなんでそんなことをしたのか分からない。でもようやく分かった。私が何を言いたかったのか。

 

 

「っ! そ、そうなの……あの、ヤミさん……よかったら」

 

 

私と友達に。喉からそんな言葉が出かけるもどうしても口に出せない。こんな時にも素直になれない、バカな自分。

 

 

「わ、私と一緒に風紀委員をやってみる気はない? 校長を撃退してる貴方がいたら心強いし……」

 

 

何とか誤魔化しながらそんなことを口に出してしまう。確かにそれは以前から考えていたこと。嘘ではないけど、今一番私が言いたいことではなかった。

 

 

「……すみませんがお断りします。興味はありますが、今の私には校長以上に見張らなければいけない人がいるので」

「そ、そう……」

 

 

顔だけこちらに向けながらヤミははっきりと断ってくる。見張らなければいけないのが誰かなどもはや聞くまでもない。少し残念だが仕方ない。そのまま彼女は結城リトとピンクの女の子の元に戻っていく。その最中、

 

 

「ただ……そうですね、トモダチとしてなら協力できることがあるかもしれません」

 

 

こちらを振り向くことなく、ぼそぼそと彼女はそんなことを告げてくる。顔は見えないが、きっと照れているのは私にも分かる。素直じゃない者同士、もしかしたら気は合うかもしれない。

 

 

それが私にできた初めての宇宙人の友達だった――――

 

 

 

 

 

「はあ…………」

 

 

ため息をつきながらもなんとか遅刻せずに学校につけたことに安堵するしかない。なんだか最近は学校に来る前から疲労困憊な気がする。元はと言えば自分のせいなのだがいかんせん体がついてこない。

 

 

「朝からため息ばかりついていると幸せが逃げていきますよ……元々逃げるほど幸せはないかもしれませんが」

 

 

こっちの事情などお構いなしに護衛であるはずのヤミは自分の急所を突いてくる。あれだろうか、肉体的にはできないから精神的に自分を殺すつもりなのだろうか。もしかしたら殺し屋としての血が騒いでいるのかもしれない。

 

 

「仕方ないだろ……昨日はララが急に家に泊まることになって色々あったんだから……」

「そうでしたね。婚約者候補なら一緒に寝てあげればよかったのでは? プリンセスは残念がっていましたよ」

「お、お前な……」

 

 

いつも以上に辛辣なヤミの態度に辟易するしかない。なんだろうか、この頃、ララとのとらぶるの時にもヤミの視線が厳しくなっているような気がする。あれだろうか。流石にえっちぃさが限界突破しかけているからだろうか。

 

 

(それに古手川からのメールのこともあるし……最近はなくなってきたけど、下着のこととか聞かれた時にはどうしようかと思った……)

 

 

心労の理由はララだけではない。古手川とのメールのやり取りもその一つ。自分を女だと思っているからなのか、下着の相談をされたときは本当に焦った。美柑やヤミに相談するわけにもいかず、仕方なく以前ララに買った下着のブランドを教えることで事なきを得たがそれはそれで何か問題があるような気がする。まるで自分好みの下着を女の子に着させているヘンタイのよう。ララに関しては自分で頼んできたのでまだ別だが古手川にそんなことをしてしまったのだと考えると胃が痛くなってくる。

 

 

(ほんとにどうしたもんかな……やっぱりもう一度女になって会うしかないのかな)

 

 

いつまでも誤魔化すのは難しいのは婚約者の振りで嫌というほど思い知っている。なら思い切って直接会ってどうにかするべきかもしれない。そんなことを考えていると

 

 

(あれは……こ、古手川……!?)

 

 

廊下の向かいから古手川がこっちに向かって歩いてきているのが見える。どうやらいつもより早く着いた分かちあってしまったらしい。だが自分には何もできない。できるのはただできるだけ目を合わせずその場を動かないことだけ。それが自分が古手川にできる唯一のことで償い。緊張で汗をかきながらも古手川が通り過ぎるのをただじっと待っていると

 

 

「…………おはよう」

「…………え?」

 

 

本当に小さな、空耳かと思うような声だが確かにそんな言葉が聞こえてくる。だがあまりにもあり得ない事態に返事をすることも振り返ることもできない。案山子のように立っていることだけ。もしかしたら自分ではなく後ろにいるヤミにあいさつしただけかもしれない。だが

 

 

「おはよう、ヤミさん」

「おはようございます、古手川」

 

 

さも当然だと言わんばかりに二人は挨拶を交わし、古手川はそのまま振り返ることなく自分の席に行ってしまう。いったい何がどうなっているのか。ララの発明品の仕業かと疑うもララの姿はどこにもない。あるのは小さな自分の護衛の姿だけ。

 

 

「何をしているんですか、授業に遅れますよ主人(マスター)?」

 

 

それがある日の結城リトの学校生活の始まり。そして新しいスタートだった――――

 

 

 




作者です。第二十一話を投稿させていただきました。

今回で古手川メインのエピソードは一区切り。ようやく古手川はスタートラインに立った形です。古手川をメインに書いていたのですがもしかしたらヤミの方が目立ってしまっているかもしれません。護衛というポジションにしたこと、何より設定的にヒロイン力が半端ではないので他のヒロインを食ってしまうのではないかと心配になるほどです。

ちなみに余談ですが作者が古手川が原作で一番可愛いと思うシーンはダークネスの41話で古手川が猫の大群に目を輝かせているシーンです。今回の話もそのオマージュを盛り込んでいます。楽しんでいただければ嬉しいです。では。

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