真・恋姫†無双~怒気ッッ グラップラーのいる三国志ッッッ~   作:クーロン

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すいません。十日ほど、実家に帰っていて更新が遅れました。


長坂四戦・スカーボディ

 凪の目の前に大男がいる。

 顔には大きな疵があり、その服の下の肉体も創だらけであった。

 彼女も同様だ。

 身体の何カ所にも創がある。

 

「…………」

 

 花山薫は何も言わずに凪を見ている。

 どうという構えも取っていない。

 だが、嘗めているのではない。

 凪はそのことを知っている。

 これが花山薫のスタイルなのだ。

 凪は何も言わずに構え、手甲の下の拳を固めた。

 周囲も闘っているはずなのだが、不思議と周りは静かだ。

 まだ、闘っていないのか。

 それとも、聞こえなくなっているのか。

 

「右手に包帯……不覚をとったのか?」

 

 凪は右手首に視線を留めて言った。

 

「オメェには関係ねェことだ」

「その通りだな。……一切の加減はしない」

「ああ……」

 

 花山はそう言うと、包帯を解き始めた。

 真っ白な布がスルスルと解け、地面に落ちていく。

 花山の右手首には、グルリと痛々しい傷の跡があった。

 ――切り落とされたか

 凪はそう思い、橋の前にいる恋を一瞥した。

 恋の視線と一瞬だけ交差した。

 ――貴様がやったのか?

 ――うん……

 そういう意味をこめた交差であった。

 だが、凪はスグに視線を花山に向ける。

 花山は一度、強く右拳を握った。

 右手から血の気が失せ、白くなる。

 痛みは無い。

 花山は一度だけ視線を右拳に向け、再び凪を見た。

 レンズ下の刃物のような眼が凪を見る。

 空気の緊張が極みに達した刹那、静寂を微塵に叩き割る必死の気合。

 

「ええい!」

 

 凪の拳が雷光のように奔る。

 右足は地面を蹴り、蹴られた地面は抉れ、足元の小石は凪とは逆の方向に跳ねた。

 凪の右拳が花山薫の顔面に襲い掛かる。

 そのまま、当たりはしない。

 凪はそう思っている。

 ――花山なら……!

 凪は想った。

 脳で思うのではない。

 脊椎で、筋肉で、細胞で想うのだ。

 左腕と左足が同時に動く。

 蹴り足挟み殺し!

 金属と骨とが鳴らす音がし、凪の左腕と左膝が花山薫の右腕を挟んでいた。

 それでも、花山の拳は力ずくで蹴り足挟み殺しをこじ開けた。

 凪の腹に一撃が刺さる。

 同時に、凪の固められた右拳は花山のこめかみを強かに叩いた。

 凪の身体が花山の一撃で跳ね、宙でクルリと回り、足から地面に着いた。

 洛陽で味わった一撃。

 そのままの重さ、威力だ。

 傷は飾りのようなもの、と思っていいのだろう。

 以前はこの一撃で吐きだした。

 だが、今はしっかりと両脚で地面を踏みしめていられる。

 きめ細かな肌の下にある脂肪と筋肉が内臓へのダメージを吸収していた。

 

「鍛錬をした甲斐があった……」

 

 凪は感謝するようにつぶやいた。

 言った本人以外には、誰の耳にも届かない小さな声だ。

 凪は考えていた。

 ――もし、再び花山の拳のような一撃を受けるとき、どうしたら怯まずに戦えるのか

 根性で耐える、などというのは無理な話だ。

 なにせ、脊椎まで一気に圧し折るような威力を持っているのだ。

 受ければ死ぬ。

 ならば、鎧を着こむのはどうか。

 それでは速度が損なわれる。失われるそれは、凪の武器でもある。

 武器を失いたくはない。

 ならば、鍛えるしかない。

 効率的ではない。

 だが、これしかやりようがなかった。

 呼吸法とともに、自分の肉体を鍛えに鍛え、鎧と化す。

 一切の鍛錬を拒み、己の天稟をもって闘う花山と比べて、なんと女々しいことか!

 だが、彼女はそれを知りつつも、恥とは思っていなかった。

 凪は自身を“無力に生まれた人間”と思った。

 手段を選べる立場ではないと思った。

 無力の人間が強くなる、というのはそういうことなのだ。

 強くなるためなら何だってするし、勝つためなら何だってする。

 それを止められるモノがあるとすれば、それはきっと良心や美学というものだけなのだろう。

 ダメージを受け止め、吸収する腹と首をひたすらに鍛えた。

 鍛え方は単純であった。

 やったのは三つだけ。

 腹筋の筋トレをし、筋繊維を苛めきってから、タンパク質の摂取をする。

 硬気功、三戦の完全習得。

 そして実戦。

 どんな攻撃でも受けた。

 金剛拳という武術の存在を知り、そのことが書かれた武術書を書店や書庫で、あさりもした。

 まず最初は体重が減っていった。

 身体の中にある余分な脂肪が減少していったのだ。

 だが、ある日を境に増えていった。

 薄くなった脂肪、その下の筋肉が肥大し始めて来たのだ。

 同時に生傷がいくつも、その柔肌の上に出来た。

 傷の場所は、古傷の上だろうが、日に焼けていない肌の上だろうが、場所は選ばなかった。

 そして、花山程ではないにしろ、以前よりもさらに傷だらけの身体となった。

 

「鍛えなおしたみてェだな……」

「ああ。そうでなければ、キサマと戦えないからな」

 

 凪はそう言うと、深く息を吸い、吐いた。

 冷たい空気が肺の中で巻かれた。

 

「シャッ!」

 

 鋭い呼気が凪の口から迸る。

 凪の左拳がヌルリと動いた。

 フェイント!

 花山にいったのは、変則的でありながらも閃光のような蹴りだ。

 凪の左足は爪先だけが地面につき、右足は花山の脇腹へと伸びていく。

 普通の空手には無い動きだ。

 避けない。

 花山はそれを受けながらも、左足で蹴った。

 凪は蹴りを当てると同時に、バックステップで避けたが、革靴は凪の腿を擦った。

 熱い。

 血は出ていないが、摩擦熱が肌にこびり付いていた。

 もし当たれば、膝が逆に折れてしまうのではないだろうか。

 いや、折れる。

 そんな考えが頭に浮かんだ。

 だが、それは闘争ということには何の関係もない。

 凪は再び死地に踏み込んだ。

 

「カァッッッ」

 

 炎のような気合。

 それと共に、凪は地面を蹴った。

 同時に、凄まじい連撃が始まった。

 フェイントを程よく織り交ぜた、華麗な連撃。

 左拳が蛇の頭のように伸びたかと思えば、右足が花山の顔面を叩いた。

 しなやかな足が花山の背後に回る。

 正面からじゃ闘えない、と思っていた。

 そして脊椎を狙い、拳がいくつも何度も動き、足が跳ね上がる。

 何度も何度も。

 地面に影がいくつも出来る。

 凪が一体、何人いるのか分からなくなる。

 身体が全力疾走している。

 そして花山を叩いている。

 

「シャあああッッ!」

 

 凪が吼えた。

 拳の一撃が、花山の後頭部に刺さる。

 だが、凪の拳が通り抜けたそこには、花山の頭が無かった。

 ――避けた!? 花山が!

 逡巡。

 だが凪は、花山が避けるはずがない、という奇妙な信頼からか、別の答えに辿り着いた。

 ――来る!

 花山が身体を捻った。

 避けるためか?

 否!

 同時に、巨拳が動いていた。

 フックのような一撃だ。

 だが、それは技術から放たれたのではなく、己の力のみを信じて放たれていた。

 それが凪に当たった。

 脇にだ。

 防具は薄い。

 脇の内側の肋骨がミリミリと軋む音がした。

 そして、拳の勢いのままブッ飛ばされた。

 身体が浮き、橋の前に身体が転がる。

 倒れたまま息を吸うと、骨が痛む。

 ――一撃でひっくり返されたか

 凪はそう思い、両手を地面について立ち上がった。

 立ちあがってから花山の方を向き、プッ! と唾を地面に吐いた。

 唾には赤い色が混ざっている。

 口の中が切れたのではない。

 凪はフフッと哂った。

 

「さっきの連撃で……仕留められるとは思っていない。そもそも、効いているのか、というのも怪しい」

「…………」

「戦力を隠す、という駆け引きの余裕もない。だから……この手を使わせてもらう」

 

 花山は何も言わない。

 真っ直ぐと凪を見ている。

 凪は左手で口から出た血を拭い、両脚を大きく広げた。

 右拳は腰の位置にまで引かれ、左拳を突き出す。

 間違いない。

 マッハ突きの構えだ。

 かつて、地下闘技場にて愚地克巳が花山薫に放ったものを、そのまま写したかのようだ。

 だが、二人の間は離れている。

 距離にして、四歩分の間合いはある。

 この距離で拳を当てるのは不可能だ。

 ならば、花山が自ら迫るのを期待しているのか?

 それも違う。

 

「これから放つ技は……誰にも見せたことがない技だ。真桜にも、沙和にも、克巳さんにもだ」

「克巳が使うマッハ突きとは、違ェってことか…………」

「ああ。それは約束する」

 

 凪の足元からジャリと音がした。

 自分の肉の温度が上がっているのが分かる。

 それを身体の檻に閉じ込めたまま言った。

 

「この技を……キサマを倒すためだけに使うっ!」

「来な……」

 

 花山は構えない。

 自然体のまま、突っ立っている。

 

「カッ!」

 

 凪は大きく息を吸い、塊を吐いた。

 

   壱

 

 凪は足に氣弾の塊をつくった。

 普段なら、このまま蹴り飛ばすのか、まとったまま蹴るかの二択になる。

 だが、それはしない。

 このことは、最初、マッハ突きをする感覚を、掴むためだけにやっていただけだ。

 それが感覚として身体に沁みつく内に、一つの発想が頭の中に出来ていた。

 何度となく、頭の中で思い描いた動き。

 足で作った氣弾をそのまま使わずに、身体に通す。

 氣は爪先から足首、膝、腰と昇っていく。

 それに合わせるように、関節で氣弾自体を加速。

 最初は微弱な電流程度の強さの氣で、加速のタイミングの練習していた。

 拳で最強の一撃を放つため。

 だが、凪の中に残った最強の答えは、最早、拳を必要としなかった。

 氣弾は脊椎を通り、肩へと届いた。

 肘、手首、拳。

 最速こそが最強なのではないか。

 凪はそう思った。

 音速の速さで、氣弾が放たれる。

 音速の氣弾――

 氣弾を放った感覚。

 普段よりずっと、反動は大きい。

 反作用により、地面を削る。

 それでも、凪は踏ん張って耐えた。

 花山は氣弾に耐え切れず、曹軍の方へ吹き飛んでいた。

 

   弐

 

 追撃の絶好の機会であった。

 だが、凪は見送った。

 花山の巨体は曹軍の雑兵を巻き込み、倒れている。

 味方も巻き込まれている以上は、容易には手を出せない。

 出してはならない。

 だが、理由はそれだけじゃない。

 

「花山! これで終わりか!」

 

 凪は右拳を固め、左手で肩を抑えて叫んだ。

 さっきの一撃には、凄まじい反動があった。

 肩に激痛が走っている。

 あの一撃で外れかけたのだ。

 

「まさか臆したのかっ!」

 

 凛然とした声で凪が言った。

 花山は仰向けのまま、動かない。

 ――終わったのか……? この一撃で

 それはない。

 凪はそう思い、構えた。

 今度は右手を前にだし、左手を引いている。

 そして、足を広げたままジリジリと前に出た。

 一呼吸。

 ユラリと倒れていた巨体が起き上がった。

 花山の周囲の兵が、ざっと退く。

 

「起き上がってくれたか……」

「………………」

 

 花山の着ていた服はボロボロになり、皮膚が抉れ、筋繊維が見える。

 眼鏡もどこかに吹き飛んでいる。

 花山は何も言わない。

 言わないまま、両拳を顔の位置にまで上げた。

 洛陽での一戦と同じだ。

 違うのは場所と、凪の隣に二人がいない、ということだけ。

 

「来い……っ!」

 

 凪は吐き出すように言った。

 花山の両拳は上げられたままだ。

 挑発のようなものだ。

 さっきの技を、どこに当てられようと耐える。

 そして拳を当てる。

 そういう構えなのだ。

 花山の構えは、そういう構えなのだ。

 凪はそのことを知っている。

 そうであるからこそ、自分は次の一撃で決めなければならない。

 決着の形は何でもいい。

 怪我で動けないのでもいい。気絶でもいい。なんなら、相手が死んでもいいのだ。

 だが、それが出来なければ――

 さっきの氣弾を連続で放つ余裕はない。

 間髪入れずに、通常の氣弾を放つ余裕もない。

 逆に自分が殴り飛ばされ、すぐ背中にある断崖に落ち、その下の川に流されるだろう。

 ――いや、落ちた時点で死ぬな

 凪はそう思い、口の中にたまった唾を飲みこんだ。

 ――きた!

 花山が走った。

 直線!

 凪はさっきと同じように、足で氣弾を作った。

 そして、それを体内に通す。

 加速。

 花山は防御の構えをとっていない。

 今から動いても、間に合わない。

 

「花山ァッッ!」

 

 撃つ。

 当たった。

 

   参

 

 氣弾を撃ったのと同時に、凪は膝が折れ、地面に顔面から倒れていった。

 辛うじて左手を鼻と目の間に挟み、地面と直撃するのを避けた。

 激痛。

 この時、凪の全身の細胞が悲鳴をあげていた。

 己の魂を、生命力を、命を全て浴びせるような技なのだ。

 いけるとしても、あと一発。

 

「カッ! カッ!」

 

 炎のように熱い息。

 何度吐いても、それが尽きない。

 痛みで身体に力が入らない。

 凪は地に伏したまま、頭だけ動かして花山を見た。

 花山は倒れていない。

 全身から血が出ている。

 服が完全に千切れ飛び、褌一丁になっている。

 

「~~~~~~ッッッ!」

 

 凪は強く目を瞑り、息を吐いた。

 ――来る!

 身体の中から寒気がする。

 身体に熱が籠っているというのに、鳥肌がたった。

 激痛がする身体を必死に奮い立たせた。

 

「将軍!」

「触れるな!」

 

 曹軍の中から、何人かの兵が出てくる。

 だが、凪は肺の底から声をひりだして、それを制した。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

 

 凪は獣の唸り声のような声をあげ、立ち上がった。

 足はガクガクと震え、拳は開いている。

 握る力もない。

 

「はぁ~……っはぁ~……っ」

 

 凪はキッと花山を睨みながら、何度も深呼吸をした。

 花山は動かない。

 

「終わり……?」

 

 凪は呆気にとられたように言った。

 そして、摺り足でジリジリと寄っていった。

 自分の勝利を確認するためだ。

 花山は動かない。

 凪は花山の間合いに入った。

 足。拳。

 動かない。

 

「…………」

 

 凪は黙って、右手で花山の腹に触れた。

 指先に温かい血が触れる。

 花山は動かない。

 凪は指先から掌へ、ゆっくり力をこめた。

 動かない。

 凪はゆっくり視線をあげた。

 

「まだ……死んでいなかったのか……」

「ああ……」

 

 花山は小さな声でいった。

 そして、再び両拳を上げた。

 凪は左手を前に、右手を腰にまで引き、足を広げた。

 マッハ突きの連発は出来ない。

 そこまでの技量はない。

 一発だけの勝負だ。

 一撃で仕留めなければならない。

 脅威のタフネスを持つ花山薫にも、限界が近づいているのは分かる。

 さっきまで動かなかったのだ。

 一時、気絶していたのかもしれない。

 限界でなければ、そんなことにはならない。

 音速の氣弾――

 至近距離で、それを。

 凪はそう決意(きめ)た。

 心臓が血を送り出すのと同時に、激痛が全身に起こる。

 気にしてはいられない。

 勝利というものが目の前にある。

 凪は必死になって、それに手を伸ばした。

 起こりの読み合い。

 いや、読んでいるのは凪だけだ。

 花山は読んでいない。

 花山は自分の思った時に、拳を振るうのだ。

 拳を握る音。

 聞こえない筈の音だ。

 だが、凪はその音が聞こえたような気がした。

 ――来!

 

「くわわわっ!」

 

 凪は叫んだ。

 そして、足の氣弾を加速させながら、引いた拳を前に。

 異変が起こった。

 

   肆

 

 氣弾を放つ刹那。

 凪の膝が、己の意志に反して折れた。

 力が入らないのだ。

 凪の目に入ったのは、花山の腰だ。

 倒れながら、氣弾を放った。

 当たらない。

 勝つために全てを込めた。

 それが彼女自身が立つ力を奪った。

 無惨。

 だが、凪は倒れたことにより、偶然にも花山の拳を避けていた。

 ――蹴りが来る!

 凪は倒れながら思った。

 地面に右ひじがつく。

 立とうと足掻いた。

 まるで、首を刎ねられた鶏が羽ばたくような様だ。

 地面に腕をついても、滑り、顔面に土がつく。

 

「……立てねえか」

 

 花山が凪を見下ろしながら言った。

 

「……そうだ」

 

 凪は花山の顔を見上げた。

 そして、凪は足掻くのを止めた。

 

「花山……決着をつけてくれ……。私は、立てない」

 

 凪が言った。

 

「今日のこの日が……私が強くなり続けた理由かもしれない。この日で私は残りを生きていける……」

 

 凪の声が細くなっていく。

 眼の端からは涙が流れ、髪を濡らして滴が地面に落ちる。

 花山は凪の頭の傍に、膝をついた。

 ――トドメか

 凪は薄い意識の中で想った。

 ――顔面を潰されるのか。それでもいい。決着なら……それで

 だが、花山の手は開いていた。

 掌。

 そして、左手は凪の襟を掴み、右手は手甲の上から左腕を握った。

 何を、と思ったのは一瞬だ。

 グイと身体が引き上げられたのだ。

 身体が宙に浮く。

 花山が凪を引き上げたのだ。

 そして、両脚から地面につけた。

 

「……礼は言わん」

 

 凪は再び構えた。

 マッハ突きの構えではない。

 普通に右足を前にだし、左手をひく。

 花山は構えない。

 右手で手甲を掴み、左手で襟を握ったままだ。

 凪は何も思わなかった。

 ――これで決着か……!

 凪の右手が花山の拳から落ち、襟が下がっていく。

 そして、地面に膝を突き、涙を噴きこぼしていた。

 花山薫は既に、気を失っていたのだ。

 

   伍

 

 決着――

 わずか、二分間の激闘であった。




前書き通りに、実家に戻って知ったんですが、妹が俺と兄貴の部屋からかなりマンガを持ち出していってるみたいです。まぁ、それだけならいいんです。
ただ、妹よ。
シグルイを俺の部屋から持って行っちゃダメだって! 部屋にあったはずのシグルイの半分を妹の部屋で見つけた時は愕然としたわ!
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