キングは1匹! このコイだ!!   作:d.c.2隊長

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お待たせしました、これがコイキング最後の更新となります。

文字数はエピローグの為、非常に少ない上に内容は蛇足のようなモノです。カントーを制覇したアンバー、その後のお話を少しだけ。


されどコイキングの旅は続いた(エピローグ)

 さて、語ることも語ったこの1匹のコイキングと1体の人外……もとい、1人のトレーナーアンバーの物語。8つのジムを制覇し、四天王を下し、チャンピオンをも打倒した彼等は、カントー地方で頂点に立った。そこでこの物語は終わっている。故に今から……その後の彼等の軌跡。チャンピオンとなった彼等がどうなったのか、それを簡単に語るとしよう。

 

 

 

 

 

 

 アンバーはチャンピオンとなったその翌日、戦闘方法とポケモンに対する行動が論理的に問題となった為にポケモン協会からチャンピオンの称号を剥奪された。当然と言えば当然である。どこの世界にポケモンに暴力を振るっているチャンピオンがいるというのだろうか。あ、ここに居たわ。

 

 このポケモン協会の行動にアンバーの周りの女性陣が猛抗議を仕掛けたが、肝心のアンバー自身が気にしていない、むしろ旅をするのに邪魔な称号だったので有り難いと笑う始末である。その為、女性陣も渋々ながら結果を受け入れた。因みに、チャンピオンにはアンバーが倒したリーフ、その幼なじみかつ元チャンピオンであるシゲルが再びその座に就くことになった。

 

 チャンピオンでなくなったアンバーは、まずエリカと結婚式を挙げた。アンバーの両親は既に他界しているという新事実に周りの者達は衝撃を受けたもののやはり本人がそれほど気にしていない為、結婚式は割と平和に終わった。因みにアンバーとエリカ、出逢ってから1ヶ月も経っていない。有り得ない速度でのスピード婚だった。

 

 結婚式を挙げたアンバーとエリカは、新婚旅行がてら様々な地方に行くことにした。尚、エリカ不在の間はリーフが臨時のジムリーダーとなる。チャンピオンだった上にフシギバナという草タイプも使っていた為、タマムシジムの臨時ジムリーダーとしては問題ないと判断されたのだ。アンズは2人のお供である。

 

 そして3人は、カントーの地を去った。

 

 

 

 

 

 

 彼等が最初に寄ったのは、カントーの隣であるジョウト。目的はあくまでも新婚旅行なのでジムバトルは控えようとしていたらしいアンバーだったが、どうせならカントー以外のジムも制覇してみてはどうかという妻とお供の言葉を聞き、ならやってみるかとジム制覇を新婚旅行の目的に加える。この瞬間から、全ての地方のジムリーダーと四天王、チャンピオンの常識とか貞操とか精神とか肉体とかその他諸々のライフがゼロになる未来が決定しました。救いはないです。

 

 「おら逝けえ!!」

 

 「コッ!?」

 

 「ピジョッ!?」

 

 「ピジョーンッ!?」

 

 時に飛ぶ鳥をコイキングで“うちおとす”アンバー。

 

 「落ちろカトンボ!!」

 

 「コッ!?」

 

 「ストライッ!?」

 

 「ストライクーッ!?」

 

 時に鎌を振るう虫にコイキングを“とっしん”させるアンバー。

 

 「モーモーミルクは好物です!!」

 

 「コッ!?」

 

 「ミルッ!?」

 

 「み、ミルたーん!?」

 

 時に転がってくる乳牛にコイキングをバレーボールの如く“はたきおとす”アンバー。

 

 「あ、かん……こんなん、初めてや……ぅん」

 

 勿論その後にジムリーダーを美味しく(意味深)頂かアンバー。

 

 「悪霊を倒すには精神力が必要だ!!」

 

 「コッ!?」

 

 「ゲンッ!?」

 

 「……悪い夢でも見てるのか? 俺は……」

 

 時に1頭身幽霊にコイキングを殴って無理矢理だした“しねんのずつき”を喰らわせるアンバー。

 

 「ここにでんきだまがあるだろ? これをこう(コイキングの口の中へ)して、こう(蹴り飛ばす)だ!!」

 

 「ゴバベブグボバッ!?」

 

 「ニョロボッ!?」

 

 「な、なんと無茶苦茶な……まだまだ鍛練が足らんか……」

 

 時に筋肉おたまじゃくしにでんきだまを口に突っ込んだコイキングを“ボルテッカー”的な状態でぶち当てるアンバー。

 

 「燃えろよ燃えろ、炎“で”燃えろおおおおっ!!」

 

 「ココココッ!?」

 

 「ネルッ!?」

 

 「ハガネールッ!?」

 

 時に鋼の蛇に地面に激しく擦り付けて発火させたコイキングの“かえんぐるま”をぶつけるアンバー。

 

 「あっ……こんなの、ダメ……なのにぃ……♪」

 

 そのままジムリーダーにも火を付けた(意味深)アンバー。

 

 「気合いがあればなんでも出来る! 行くぞオラアアアアッ!!」

 

 「ココココッ!! ココココッ!! ココココッ!! (気合いだっ!! 気合いだっ!! 気合いだっ!!)」

 

 「イノムッ!?」

 

 「……君は本当に人間かい?」

 

 時に毛むくじゃらの猪に気合い的な何かの力で包み込んだコイキングを“きあいだま”として落とすアンバー。

 

 「キングドラ? キング? ふざけんじゃねえ!! キングは1匹!! このコイだ!!」

 

 「ココココッ!!」

 

 「グドラッ!?」

 

 「う、うそ、今コイキングの尻尾が延びたような……これがワタル兄様を降した実力……嘘だと思ってたのに……」

 

 時になんかものすごいタツノオトシゴを遠心力的ななにかでコイキングの尻尾を伸ばし、まるで“ドラゴンテール”のようになったのでそれでひっぱたいて壁に埋め込んだアンバー。

 

 「あふ……か、は……ぁん……♪」

 

 竜の里秘伝のクスリ(意味深)か何かを使って(長から貰った)トロットロに溶かしたり(理性的な意味で)するアンバー。

 

 「1度チャンピオンとなり、称号を剥奪された為、カントー地方でのポケモンリーグに参加することはできません」

 

 「なん……だと……?」

 

 ポケモンリーグ警備員から事実上のポケモンリーグ出禁を喰らったアンバー。

 

 「旦那様……今日もその……」

 

 「勿論だ……たっぷり愛してやる」

 

 「はい……♪」

 

 実は毎日どこかしらで夫婦の愛を確かめあったりしていたアンバー&エリカ。

 

 

 

 

 

 

 この後も、アンバーとエリカの新婚旅行という名の旅は続き、幾度となく事件に巻き込まれては片手間に解決し、ジムに挑み、出禁になってないポケモンリーグに挑んでチャンピオンになり、女性トレーナーを墜とし、コイキングを蹴り飛ばし、また出禁を喰らい、旅を再会し、毎日愛し合った。

 

 深くは語らない。彼の物語は一応の終わりを見せているのだから。ここで書いたのは、その物語が続いた場合のif……その、本の一部だけ。

 

 だが、ここで終わったとしても彼の物語は終わらない。いずれ第2第3の作者が現れ、どこかで物語の続きを記すだろう。既に後に引けないところまで汚染されている諸君、その時を震えながら待つといい。では、いつものあの言葉で終わるとしようか。

 

 

 

 頑張れアンバー! 負けるなコイキング! 500円の魂を引っ提げて、目指すはポケモンマスター! さあ諸君! 右手の人差し指を伸ばし、天高く掲げて彼と共に叫べ!

 

 

 

 キングは1匹! このコイだ!!

 

 

 

 「この後俺はエリカと幸せに暮らした」

 

 「私も旦那様と幸せに暮らしました」

 

 【……NTRワンチャン……っ】




というアンバーの物語後日談ダイジェスト風味ジョウト全ジムリーダー載せでした。そりゃポケモンに暴力振るってるんだからチャンピオン剥奪されるよね。大好きクラブとか善良なトレーナー達から苦情がわんさか来ると思います。彼は非常識ですが世界は常識的なのです。

さて、これで本作は本当に完結となります。ここまでの後愛読、誠にありがとうございました。現状続編を出す予定はありませんが、気が向けば書くかもしれません。6vメタモンを野生で運だけで引き当てるくらいの気持ちで気長にお待ち下さい。もしもポケモン二次を書く予定がある方がいらしたら、アンバーをモブで出してくれてもいいのよ←

それでは、あなたからの感想、評価、批評、pt、質問等をお待ちしておりますv(*^^*) 後愛読、本当にありがとうございました。宜しければ本作以外の作品もよろしくお願いいたします(*・ω・)
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