映姫はどこに行っているのやら
さとりの不思議な屋敷での朝が始まった。
昨日は色々な事があったが迷いの竹林の永遠亭というのはここなんだろうか?起きたばかりの頭で考えようとしたがまとまりそうに無かったので考えるのをやめた。
「おはようございます。」
そう襖を開けて言ってきたのは鈴仙だ。
私も機械を通しておはようございますと返事を返した。
「昨日はよく眠れましたか?」
鈴仙はすこし心配そうにそう言った。
私はお陰様でぐっすりです。と紙に書いて見せた。
それに対し鈴仙は笑みを浮かべながら
「朝ごはん用意してるんで食べませんか?」
私は頷いき有り難く朝ごはんを頂くことにした。
「では私に付いてきてください。案内しますので。」
そうして私達は部屋を移動した。
移動してる途中、庭にうさぎが沢山いたのでさとりは鈴仙にうさぎ沢山いますけどどうしてですか?と紙に書き見せた。
それに対し鈴仙は少し立ち止まり。
「それはですね。私達は仲間みたいな感じですからね。まぁ簡単に言うと家族ですよ。」
さとりはその問に対し、自分の家の動物達のことを思い出しながら
「そ、そうですか。そういうの素敵ですね。自分の家の事を思い出しましたよ。」
「はい。家族っていいですよね……」
「!?」
鈴仙はさとりが初めて生で話したので少し驚いた。
「さとりさん…ちゃんと話せるんですね…こういう言い方は失礼ですけど。」
申し訳無さそうに鈴仙はそう言った。
「はい。あんまり話すのは得意じゃないんですけど話せない訳では無いんですよ。」
「ただ初対面だと少し話すのは時間かかりますね…」
「要するにコミュ障と言う感じですね。」
そう自虐したさとりに鈴仙は少し申し訳ないなぁと思いながらこれ以上暗くならない用に
「あ、そろそろ行かないと朝ごはんが冷えちゃいますね」
「行きましょう」
そう言って朝ごはんがある部屋に向かった。
「今日はさとりさんがいるので張り切りましたよ~」
白米、鮎の塩焼き、焼き鳥、かぶの漬物、味噌汁、ほうれん草とハムの炒め物……
そんな感じで美味しそうな料理が10品ありとても朝ごはんには思えないくらいであった。
その料理に驚愕していると突然襖が開き、3人の少女が入ってきた。
少し個性的な服を着ていて妖艶な雰囲気のある人と私から見ても綺麗で如何にも箱入り娘のような感じの人、鈴仙と同じくうさぎ耳があるが鈴仙より身長が低い無邪気そうな少女だ。
「あ、おはようございます。輝夜様、永琳様。」
「それにてゐもおはよう」
鈴仙に続き、さとりも
「おはようございます。昨日はお世話になりました。さとりと申します。」
そう言うと入ってきた3人は自己紹介を始めてくれた。
「私は永琳だ。よろしく。」
「こっちの方が輝夜様。」
「それでこのうさぎがてゐだ。」
「よし。これで紹介は終わったな。朝ごはんを食べよう食べよう。」
『いただきまーす』
そう言って皆、ご飯を食べ始めた。
皆、食べ終わり輝夜が私に
「さとりさんは確か小説を書いてるって鈴仙から聞いたんだけど」
「どんな小説をお書きになって?」
さとりは少し間を置き…
「ま、まぁ色々と書いてますよ…コメディだったりミステリーだったりと。今は小説のネタ探しですかね…」
「へぇ~。私も小説興味あるんだけど。出来上がったら今度見せてね。」
輝夜は笑みを浮かべながらそう言った。
「はい。出来上がったらお見せしますよ」
「あ、そう言えば…聞くの忘れてたのですがもしかしてここが永遠亭というところですか?」
「えぇそうよ?基本的に永琳が薬を売ったり、患者をみたりしてるわ。」
「私はのんびり過ごしてるだけだけどまぁさしずめ病院と言った所かしらね。」
「なるほど~でもどうしてこんな所に?」
さとりの問に対し輝夜達は少し黙り込んだ。
「あ、…すいません。少し踏み込みすぎました…」
「いいのよ。まぁ昔。色々あったのよ…」
輝夜は顔を少し俯かせそう言った…
そんな時だった。
《ドンッ》と正門の方から轟音が鳴り響いた。
「来たわね…妹紅。」
そう言い残し輝夜が正門に走り出した。
それを見た永琳が
「また始まったよ。姫様と妹紅のじゃれ合いが。」
「良かったらさとりさん見に行くといいよ。小説のネタになるかもよ?」
そう言われたので私も正門に急いだ…
その頃、映姫はさとりを見つける為に博麗神社に向かっていた…
最後の映姫の状況は後付けです…
この小説書いてて思ったんですけど今のところ、面白い描写がないんですよね…
次回は頑張ります