ジャンキー・コレクション 作: 凛キチ
こんにちは、毎度おなじみ…って程でもないか。
「イギリスも大してお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ」
めちゃくちゃ不味いんです(朝食を除く)。
…で、なんでイギリス料理の話?
第4話 「蒼いしずくと緑のめがね」
事の発端は昨日の休み時間。セシリア・オルコットさんが織斑君に突っかかった所から始まった。その時はもう大変!織斑君が「代表候補生」のことも知らなかったり、セシリアさんのテンプレ…いや絵に描いたようなお嬢様っぷりが凄まじかったり、二人共試験で教官を倒してたり。そんなこんなで昨日はなんとか収まったんだけど…
そして今日は、クラス対抗戦の代表決めの日。クラス代表っていうのは読んで字の如くクラスの代表。対抗戦だけで無く、生徒会や委員会などなど……つまりはクラス委員だね。私と織斑君には関係ないと思うけどね。代表になるよりもまずは基礎。一年間互いにじっくり勉強して、腕を磨く。立候補は2年生になってからでも遅くは……
「織斑君を推薦します!!!」
えっ。
「私も!」
「私も推薦します!!!」
えぇ…どうしよう。何この空気?まさかこのまま決まっちゃったりしない!?そりゃないよ!素人よ、素人!何を持って織斑君を推薦すんのさ!意外性だけじゃん!?こんな目立ち方するより堅実に…それに一年間交代なしなんだからもっと責任感と実力のある真面目な方に…
「候補者は織斑一夏と……他にはいないか?いない様なら…」
織斑先生!?待って、いいの?こんな決め方で!弟だからって…いや先生に限ってそんなことはしないか。とにかくヤバイ!、だれか立候補して。それかもうイチャモンでもなんでもいいから!300円あげるからぁ!!
「納得がいきませんわ!!!!」
机を勢いよく叩き、声が響く。この声は…セシリアさん!?
「これは一年間のクラス代表にふさわしい方を決めるものでしょう?この様な勝手な選出は認められません!!」
NICE!セシリアさん!!
私は心の中で叫んだ。そうだよね、クラス代表を勢いで決めちゃダメだよね!わかってる人がいてよかったよ。セシリアさんって意外といい人なんじゃ…
「大体、男がクラス代表だなんて言い恥さらしですわ!私に、このセシリア・オルコットにその様な屈辱を一年間味わえとおっしゃるの!?」
あ、ダメだ!痛い人だ。
「そもそも実力から行けば私がクラス代表になるのは当然、いや必然!むしろHI☆TU☆ZE☆N!!それを…物珍しいからという理由で男にされては困りますわ!?」
セシリアさんはひたすらドヤ顔で続ける。意外と可愛いけど内容はイミワカンナイ。
「大体文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、私にとっては耐えがたい苦痛!」
なんか日本ディスり出したよこの人!?
「何故なのですか?何故このセシリア・オルコットがこんな国で暮らしていかなければならないのですか!?腐った豆かき混ぜて食べるような国に!!!……ぅぅぅ」
泣き出しちゃったのぉ!?
いや…私も納豆は苦手だけどさ。そこまで言うことないじゃない。そもそも主旨ずれてるし、結局自分語りしたかっただけじゃん。….ま、いっか。とりあえず代表はセシリアさんに譲って……
「イギリスも大してお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ」
低い男性の声がクラスに響き渡った。こんな声出せる「男」はクラスにただ一人。
「おりみゅ…織斑君?」
私はひとりでに呟く。噛んじゃった…意外と恥ずかしいわ、これ。…聞かれてないわよね?
「あ…あ…」.
セシリアさんはわなわなと震えている。そして…
「貴方!私の国を侮辱しますの!?」
いきなり大声で叫んだ。
「先に侮辱したのはそっちだろうが!!」
織斑君も負けじと言い返す。
そのままグダグダと言い争いが続いた末に、どうなったかというと…
「決闘ですわ!!」
「いいぜ、四の五の言うよりわかりやすい」
…なんで、こうなるの?
To be continued…
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次回予告
第5話 「セシリア・オルコット大勝利!希望の未来へレディ・ゴーッ!!」
圧倒的な描写不足、話運びの雑さを少しずつ改善していきます。こんな駄文ですが、もう少しだけお付き合い頂けたら嬉しいです。では、また来週。