「ぬおぉァァァ‼」
と、変な声を出して空から何かが神社の庭めがけてまっ逆さまに落っこちてきたのは今から約2時間ほど前だ。
今では落っこちてきた
「そうか、魔理沙は魔法使いなんだな。道理で箒にまたがったまま落っこちてきたわけだ」
「いやぁーあのときは偶々箒の制御をミスってな」
「偶々で庭をぐちゃぐちゃにされたらたまったもんじゃないわよ」
「悪かったって霊夢。許してくれよー」
「それより俺は幻想郷がどんなところかみてみたいな」
「お!それいいな行こうぜ‼」
魔理沙が咲雅の提案にのり立ち上がって咲雅の袖を引っ張る。
「おい、そんなに引っ張らなくてもいいだろ。袖が伸びる」
「いってらっしゃい私は暑いから行かないわ」
「なんだ霊夢行かないのか。じゃあ咲雅箒の後ろに乗れ‼」
「ハイハイ、今度は制御をミスるなよ?」
「大丈夫だ、問題ない」
「おい、それフラグだぞ……!」
「しゅっぱーつ‼」
魔理沙は、咲雅の言うことなど全く聞かずに箒を空へと浮かび上がらせた。
「行っちゃったわね………で、隠れてないで出てきなさいよ、紫」
「あらあら、ばれちゃった」
突然霊夢の後ろの空間が割け、そこから出てきたのは、いつぞや咲雅を幻想郷へつれてきた八雲 紫であった。
「なんのよう?」
「あら、冷たいのね。それで本題は、あの咲雅って人間のことよ────
と、出てきたときとはうって変わって真面目な雰囲気を纏い話始めた
~~
一方、魔理沙たちは、人里に来ていた。
「ほいっと、ここが幻想郷で人が最も多く住んでいる、人里と呼ばれる場所だぜ」
「なんか古めかしいけどけっこう賑わってるな」
などと魔理沙と会話しつつ、人里を見て回っていたちょうどそのとき、人里の一角から悲鳴が聞こえた。
「キャァァァ‼」
「「!」」
魔理沙は何事かと思い箒にまたがろうとするが、ここは人里で最も人通りが多い道。周りの人が邪魔で箒にまたがるだなんて到底できない。
「魔理沙‼走るぞ‼」
「わかった‼」
悲鳴が聞こえた場所に魔理沙と一緒に来てみると、妖怪数匹に少女が囲まれていた。
「なんでこんなに妖怪が人里に………?まぁまとめてぶっ飛ばすだけなんだけどな」
魔理沙は不思議そうに妖怪たちをみつめつつ、周囲に魔方陣を展開していた。
「おい魔理沙、お前攻撃体制みたいだけどあの娘に当てんなよ?」
「大丈夫だって、私は気を引くだけだぜ?その間にお前はあの娘を頼む」
「そういうことか、わかった」
「じゃあ行くぜ? 3…2…1…いまだ‼」
魔理沙のかけ声とともに魔理沙は弾幕を妖怪たちにあて、気を引く。その隙に咲雅は妖怪たちの死角に回り込み、少女を保護する。
「お嬢ちゃん大丈夫?」
「うん‼ありがとお兄ちゃん‼」
咲雅は少女にかすり傷程度の怪我しかないのを確認してから魔理沙に向かって叫ぶ。
「おい魔理沙ァ‼そんなやつらやっちまえェ‼」
「おうよ、マスタースパーク‼」
妖怪たちは弾幕はパワー勝負だと思っている魔理沙の一撃を喰らいのびてしまった。余談だがこの妖怪たちは後でスキマ妖怪に地獄をみせられたそうだ。(比喩ではなく)
そんな事件のあと、魔理沙と咲雅は団子屋によっていた。
「ん~♪ここの団子うまいな……!」
「だろ?ここの団子屋は人里でも有名なんだよ」
「ほー、道理で人が沢山いるわけだ。あっ、おばちゃんみたらし3本追加でー‼」
「よく食うな。これで25本目だぜ?」
「うまいからしょうがない」
「はいよ、おまちどおさま。あんたさっきそこの通りで女の子助けた人だよね?」
「ん?あぁそうですけど?」
「若いのに偉いねぇ」
「おばちゃん、こいつ若いように見えて結構爺くさいぜ?」
「あら、そうなのかい」
などと談笑していたら日がくれてきたので店を出た。
「ふー、うまかったな」
「お前食いすぎだろこんなに食べるやつは知り合いに1人しかいないぜ」
「その人にあってみたいな」
「ちなみに女だぜ」
「ふーん」
「けっこうグラマーだぜ?」
「マジか⁉」
「やっぱりそういうところに食いつくんだな。男って」
と、魔理沙に冷ややかな目で見られつつそれを無視して話を続ける。
「俺、泊まるとこないんだけどどうしよっか」
「それなら私の家に泊まるといいぜ。どうせ明日も
「あぁ、そうさせてもらうよ」