神喰い達の後日譚   作:無為の極

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第23話 穏やかな春

 快晴の青に桜の桃色がまるで一枚の絵画を思わせるかの様に広がっている。昨年同様に気が付けば花見のシーズンに突入したからなのか、どこかアナグラ全体もそんな雰囲気に包まれていた。

 

 サテライトの区画整理が終わる頃、これまで懸念されていた住環境の改善策の一環として、そう大きな物では無いが、中心部に公園が開発されていた。既に計画は外部居住区全域に通達された事もあってか、当初懸念されるであろう抗議は結果的に無かった。

 元々居住区画の移設の際には治安維持が最大の要因ではあったが、近年のサテライト地ではネモス・ディアナを基に設計された事もあり、どこか自然を思い起こす様な作りが影響していた。

 

 

 

 

 

 既に一時期程の忌避感は無くなっているが、元々シックザール政策の際には救える人間に限りがあるからと言った建前の下、選ばれた人間だけが外部居住区に住む事が可能とされていた。

 限りあるリソースを全員に分け与えるのは美談ではあるが、それでは最終的には本末転倒になる恐れがあるのと同時に、水面下で進められていたアーク計画の妨げになると言った面が大きく影響していた。全員がその計画を知っている訳では無い。それを知っていた一部の人間だけはどこか優越感に浸る部分が少なからずあった。

 そんな事実を経験したからこそ、クレイドルが推進するサテライト計画によってこれまでの様な差別的な物は少なくなっていた。特に基本のコンセプトが最初から異なっているからなのか、農業面での001号、建設拠点の002号が完成してからは更に計画は加速され、今では住環境も整った箇所が少なからず存在していた。

 その結果、今では極東支部がそこにあるかどうか以外に大差は無く、サテライト拠点によっては極東支部よりも優れた住環境をもたらす場所も出始めていた。

 

 

「去年は屋敷だったけど、今年はまさかこんな所で出来るとは思わなかったよな」

 

「屋敷は屋敷で結構大変だからね。そう考えればここでやった方が何かと良いかもしれないね」

 

 コウタとエイジは珍しく公園周辺を散策していた。公園を作った最大の要因はネモス・ディアナに存在する桜並木。ユノの出版物にも映ったそれは、ここ極東支部でも大いに話題の提供を促していた。

 昨年の花見に関しては元々そんなつもりが無かった事も影響してるからなのか、希望者全員を参加させる事は不可能だった。元々秘匿された場所であると同時に、規模も大きく無い場所に大量の人間が行くとなれば混乱を招く原因になり兼ねない。そんな結果が全てだった。

 本来であれば桜もまだ若木の為にそのまま植樹すると無理がある可能性もあったが、結果的には早い段階で花を咲かせる結果となっていたからなのか、一部のゴッドイーターもここでの花見を開催していた。

 

 

「屋敷でもまたやるんだろ?」

 

「限定だけどね。ほら、今は何かと屋敷も慌ただしいから」

 

「確かにそうだよな。まさかブラッドの農業事業がああまで影響するとは思わなかったからな」

 

 ブラッドが主体となった農業事業は当初の予想を大幅に裏切る結果となっていた。聖域での作物の成長の度合いはこれまでのプラントレベルに近い物があり、またどの作物も上質な物が多くなっていた。

 事実、コウタは参加はしなかったが、出来た物で作ったカレーはかなりの味わいだと後に聞かされた事はまだ記憶に新しい。一番では無かったものの、後日ラウンジに運ばれた物で作られた料理は、これまでの物と何ら遜色が無い物だった。

 その結果、流通と今後の事も考え、一度本部にもこれまでの結果を発表する必要があるからと、連日屋敷と支部長室内では榊や無明が作業に明け暮れていた。

 

 

「コウタ。そろそろ皆が集まるらしいって連絡がありましたよ」

 

「そうか。じゃあそろそろ行くわ」

 

「楽しんできなよ」

 

「折角弁当も貰ったんだ。楽しんでくるよ」

 

「ノゾミちゃんにも宜しくね」

 

「ああ。サンキューな」

 

 地域の顔役でもあるコウタは、今回近所の住人との交流会と称した花見を開催するからとエイジに弁当の手配を頼んでいた。本来であればその面子で用意するのが筋だが、今回は農業の結果も兼ねた事もあってか、折角だからと依頼していた。

 元々大人数での開催では無かった事もあってか、花見の用意はそのままスムーズに進められていた。

 

 

 

 

 

「ここでも桜が見れるとはな。コウタも中々やるもんだな」

 

「いや。俺、何もしてないって。元々今回の区画整理の計画が出た際に、榊博士に少しだけ提案として言っただけだよ」

 

「でも、それがあるから今があるんだ。だったら、お前の手柄だ」

 

 コウタの音頭で集まったのは新たに引っ越した周辺の住人だった。以前から住人とフェンリルの仲立ちに入る事が多かった事から、ここでも同じ様な状態になっていた。

 第一部隊長でもあり、クレイドルの隊員でもあるコウタは元々人好きのする部分はあったが、やはり面倒見の良さから住人の中心になりつつあった。花見を企画したのはコウタではなく、周辺住人ではあったが、弁当の手配はそのままコウタへと丸投げされていた。

 コウタであれば何とか出来るだろうとの考えと同時に、面倒な事は誰もしたく無い。そんな思惑の結果でしかなかった。

 

 

「それにコウタの嫁も見れるとは思わなかったからな。一体、コウタのどこが良かったんだ?」

 

「ちょっと……何本人を目の前に言ってるんだよ。それは関係無いだろ!」

 

「いやいや。皆心配してたんだぜ。同期のあいつが所帯まで持ってるのに、コウタはそんな話はこれまで無かったからよ。これを機に何とか物にしないと逃げられたら次は無いからな」

 

 既に酒が入っているからなのか、質問した男性の顔は既に赤くなっている。弁当は用意しなくても酒だけは用意されていたからなのか、他の人間も気が付けば完全に出来上がっていた。

 一方のコウタもまさかこんな場所でそんな事を言われるとは思ってもなかったからなのか、マルグリトの言葉を聞きたいと思う反面、聞きたくないとも思える部分もあった。確かに付き合いだしてから時間は経ったが、それでも普段の任務の忙しさと、ここ最近になってエリナの隊長の話が浮上した事から、サポートでマルグリットが一緒になるケースが多々あった。

 となれば必然的に第一部隊はコウタとエミール+誰かの構図になってくる。コウタとしても一緒に居たいと思う部分もあるが、その抗議の相手はサクヤである以上、下手な事は言えなかった。

 良くも悪くもサクヤとも第一部隊の頃からは、それなにりに長い付き合いとなっている。既にアリサとエイジが一緒になっている以上、目新しいのはコウタとマルグリットである事を自覚しているからこそ、言いにくい状況になっていた。

 

 

「ちょっと待ってよ。何で俺が振られる前提なんだよ。逆の可能性だってあるだろ?」

 

「んな訳無いだろ。彼女の器量は良いし、料理だって旨いもん作るなら引く手あまたじゃねえか。ボヤボヤしてると横から掻っ攫われても知らんぞ」

 

「んな事させるかよ。マルグリットは俺のだ。誰にもやらねぇよ」

 

「あの、お兄ちゃん。後ろ見て言ったら?」

 

 親父達の売り言葉に買い言葉だったのか、ノゾミの言葉で漸くコウタは後ろを振り返っていた。そこには追加の弁当を持ったまま、顔を赤くしているマルグリットがどこか恥ずかしそうに立っている。

 ここはアナグラでもなければ屋敷でも無い。公共の公園と言う場所だからなのか、他にも花見の客は大勢いる。そんな中でも絶叫に近い内容は幾ら何でも恥ずかしすぎていた。

 

 

「あの……さっきの話ってどこから聞いてた?」

 

「えっと……」

 

 顔が赤いままにマルグリットは動く気配が無かった。今に始まった事では無いが、最近ではコウタと一緒にマルグリットも家に来る事が多くなっていた。勿論、近所の住人も知らないはずがなく、ノゾミもお菓子を持って来てくれるからと近所でそんな話をしている。

 時折コウタの母親に今はどうなっているのかと言った話は本人の関知しない所で既に何回か出ていた。

 

 

「マルグリットが気にする事は無いのよ。コウタがあんな事言ってゴメンなさいね。ほら、折角なんだし、そこに立ったままは気の毒だからここに座ったら」

 

「え……あ、はい。ありがとうございます」

 

 コウタの母親のフォローが入ったからなのか、マルグリットもコウタの隣に腰を下ろしていた。今日の花見に元々マルグリットは来るつもりは無かった。

 花見の話が出た際には日程的に任務が入るはずだったが、エリナが気を利かしたからなのか、エリナは他の人間と一緒にミッションに出ていた。予定していた物が無くなったからと、ここに参加する運びとなっていた。

 

 

「あ~やっぱりコウタには勿体無いな。どうだ。俺んとこの息子の嫁にならないか?」

 

「お前んとこじゃ無理だって。やっぱり俺んとこの息子方がまだマシだって」

 

 既に酔っ払いの戯言だからなのか、誰も話を聞くつもりは無かった。花見をするだけのゆとりが出たのも、偏に生命の危機が薄れているからだとコウタは考えていた。螺旋の樹の萌芽と消滅の後に待っていた聖域は既に誰もがそれとなく知っている。

 目先は無理でも、時間が経過すれば、当時のアラガミが居なかった頃に戻れるのかもしれない。そんな気持ちの表れだとコウタは薄々感じている。隣にを見れば、マルグリットも同じ様な事を考えていたからなのか、どこか苦笑を浮かべながらも二人で笑顔を浮かべていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「コウタは馬鹿なんですか?何でそこでハッキリと言わなかったんですか?」

 

「え~なんでアリサに文句を言われないとダメだんだよ」

 

 コウタ達は改めて後日屋敷でも花見を開催していた。外部居住区のそれとは違い、数ある桜は青空の色合いをバックに鮮やかな色彩を見せている。公園と同じ様な弁当が出されていたが、エイジが用意した物よりは幾分か豪華な物だった。

 既に弁当に意識が向いているからなのか、ナナだけでなくリヴィも物珍しさからじっくりと見ている。飾り切りがなされた野菜はラウンジではお目にかかる事は無いからなのか、他の人間よりも長く見ていた。

 ここでは前回同様に少人数だったからなのか、クレイドルとブラッド以外にはアナグラの僅かな人数だけがここに来ていた。

 

 

「よりもによって公園でそんな絶叫するなんて、マルグリットも立場があるんですよ。少しは自重したらどうですか?時と場所を選ばない何て、ドン引きです」

 

「それは勢いもあったんだよ。皆、俺には勿体無いって言うからさ……」

 

 自分でも自覚しているからなのか、コウタの言葉尻は徐々に弱くなっていく。確かに改めて考えれば恥ずかしい事に間違いは無いが、だからと言って後悔している訳では無い。

 事実あの後も自宅でそんな話が出た際にはハッキリとフォローをしている。改めてアリサから言われた事で当時の状況を思い出していた。

 

 

「自覚してるなら良いですけどね。でも泣かせたら承知しませんよ」

 

「って言うか、何でアリサに言われないとダメなんだよ。俺とマルグリットの問題だろ?少しそっとしておいてくれよ」

 

「何言ってるんですか。折角アナグラの女性陣で色々と画策してきた事が身を結んだ訳ですから。でも……まぁ、その辺りは評価しますよ」

 

「何で、そんな上から目線なんだよ!」

 

 公園とは違い、完全に独立したスペースでもある屋敷では、多少の大声も気になる事は無かった。事実、コウタとアリサの会話を聞いているのは他に誰も居ない。2人の会話をそっちのけでリンドウとサクヤは息子のレンと共に桜を眺めていた。ここで普段から見る事は多くとも、家族で見る機会はそう多くは無い。普段は騒がしく動くレンも、今は大人しいままだった。

 そんな中でコウタとアリサのやりとりは聞こえているも、敢えて無視する事で、数少ない家族団欒の場を楽しんでいた。

 

 

「レン。今日は随分と大人しいが、どうかしたのか?」

 

「いえ。今日は一日こうしていたんです」

 

「そうか。じゃあ、こうするか」

 

 屋敷では必然的に同世代の子供達と遊ぶ事が多いからなのか、口調もまたこれまでとは違っていた。確かに呼び方が変わった瞬間は共に驚きはしたが、サクヤまでもがアナグラに居る以上、それはある意味では仕方の無い事だった。

 事実、屋鋪の子供達は呼び方も完全に敬称を付ける事が多く、事実ツバキに関しては大人顔負けの『奥方様』と呼ぶケースもあった。特にレンからすれば事実上の身内の為に、他とは違い『伯母上』と呼ぶケースが多かった。そんな大人びた事を言うレンも、リンドウの肩車に乗せられたからなのか、はしゃいでいる。既に先程までの雰囲気ではなく、年相応の表情を見せた事でリンドウとサクヤは僅かに安堵していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これが桜か。映像では見た事があったが、中々良い物だな」

 

「だよね。まさかこんなに綺麗な物だとは…やっぱりここは凄いよ。そう言えば、ロミオ先輩は見てたんだよね?」

 

「俺がここに居た時はまだ咲いてなかったからな。だからこれは初めて見るな」

 

 ジュリウスやナナの言葉に限った話ではないが、ブラッド全員が桜の実物を見たのはこれが初めてだった。フライアの庭園は確かに生花が咲き誇る場所の為に、足を運ぶ事は多かったが、幾本もある桜の景色はまさに圧巻だった。

 花霞とも取れる程に鮮やかな色合いは、そうそう見る機会は多く無い。用意された弁当を食べながらも視線は上を向いたままだった。時折散る花びらが、用意された弁当の上ににヒラヒラと舞い落ちる。これまでに見た花とは違い、どこか儚げな様にも見えていた。

 

 

「桜は他の花とは違って、満開の後は一気に散るケースが多いからな。刹那的な象徴にも使われる事は多いな」

 

「そうだったんですか。でもこれが散る場面は何だか寂しい様な気がしますね」

 

「花弁から落ちる訳じゃないから、散り際も悪くは無いさ。何せ桜吹雪って言う位だからな」

 

「北斗は見た事があるんですか?」

 

「余り無いな。それなりに数が無いと見てても綺麗にはならないだろうから」

 

「そうですか。北斗がそんなに言うなら一度は見て見たいですね」

 

 北斗の言葉にシエルもまた桜を眺めていた。呼ばれた際には多少の関心程度しか無かったが、実物を見た際にはまさかこうまで美しい物だとは予想していなかった。

 自然の中にある美しい景色は決して人間の手では作れない。詳しい事は分からないが、今はただ北斗の言葉にシエルは耳を傾けていた。

 これまでの人生の中で、こうまで色付いた生活をシエルは送ってきた事は一度も無かった。改めて振り返れば決して良いとは思えない部分も多分にはあるが、それもあって今がある。だとすれば今日のこの場面に居る為の過程だと考えを切り替えていた。

 

 

 

 

 

「お前ら、これ貰って来たから食べとけよ」

 

「ギル、それって?」

 

「何でも桜餅と言う物らしい。この葉は桜の葉を塩漬けした物だから食べる事ができるそうだ」

 

 全員を集める様にギルは大きな重を運んでいた。既に弁当は出た最初の段階で食べているからなのか、殆どが空になっている。新たな食べ物にナナだけでなくロミオも見ていた。

 ギルが蓋を開けるとそこには2種類の桃色に染まった餅が入っている。形は違えど、お互いが同じ名前のお菓子。物珍しさからナナは両方を手に持ってた。

 

 

「ナナ。良ければ茶を()てるぞ」

 

「ああ!リヴィちゃん着替えたの?」

 

「折角だからな。どうやらクレイドルもやるらしい」

 

 リヴィの視線の向こうには既に用意されているからなのか、エイジとアリサが着物を着たままでお茶の準備をしていた。元々予定されていた物なのか、その後にシオとマルグリットも着物姿で見えている。何時もとは違う雰囲気をそのままに、全員が赤い敷物の上に座っていた。

 

 

「なるほどな。ここはリヴィがやってくれるのか?」

 

「まだ修行中ではあるが、最低限の事は出来るつもりだ」

 

 ジュリウスの言葉に反応したかの様に、リヴィはクレイドルと同じく簡易セットを用意していた。クレイドルとは違い、ブラッドではリヴィだけが習っている。

 当初は何かしらの作法があるからと言った部分があったものの、クレイドルの方を少し見れば全員が正座している訳では無かった。事実、リンドウとソーマ。コウタに関しては胡坐をかいている。それを見たからなのか、ジュリウスとロミオもまた胡坐をかいていた。

 

 

「最初は誰からにする?」

 

「私が最初にやってみたい!確か最初に3回クルクル回すんだよね」

 

 ナナの言葉を他所にリヴィは苦笑しながらも用意された茶杓で抹茶をお椀に入れていく。僅かに注いだお湯を手際よく点てた抹茶の香りは周囲へと広がっていた。

 慣れない正座は厳しいからと、そこだけは砕けてはいるが、やはりリヴィの手つきが早くなるにつれ様子は真剣な物へと変化していく。かき混ぜた抹茶が僅かに泡立つ。何時ものアナグラの雰囲気とは明らかに違うからなのか、気が付けば全員がリヴィの行動を見ていた。

 

 

「……まぁ、良いだろう」

 

 以前に言った言葉ではあったが、それ以上の言葉を発するのは野暮だと感じたからなのか、リヴィはそれ以上の言葉を出す事は無かった。さし出されたお椀を宣言通り三度回転させていく。中の抹茶を一気飲みとは言わなくても少しづつナナは飲んでいく。

 普段の緑茶とは違った味は苦味の中にもどこか甘さがあった。作法と言う程厳しい事をする訳では無い。今はだただ極東の季節行事の一つとして楽しむ事だけを優先した形だった。

 

 

「……結構なお点前で?」

 

「なぜ疑問系なんだ?」

 

「いや~これが実際にはどうなのかが分からないんで……」

 

「今回は薄茶だからそう気にするな。私もそれ以上の事を言われれば、答えられないからな」

 

 誰もが最初がナナで良かった。口には出さないが全員がそう感じていた。これがジュリウスから最初にやると、その後が大変な可能性が高い。実際にはジュリウスも野点(のだて)の作法は何も知らないが、誰もがそんなイメージを抱いていたからなのか、僅かに安堵していた。

 ナナを皮切りに次々とリヴィはお茶を振舞っていく。偶にはこんな日があっても良いのだろうと考えたからなのか、穏やかな空気がそこに流れていた。

 

 

 

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