神喰い達の後日譚   作:無為の極

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第70話 新たな食糧事情

 何時ものとは違った空気がそうさせるからなのか、自分の座るべき椅子に座ったまま榊は厳しい表情を浮かべていた。

 既に用意された書類を見てから微動だにする事は無い。

 まるで接着剤でくっつけたかの様に榊が椅子から離れる事は無かった。そんな榊を見たからなのか、秘書である弥生もまた僅かに休憩をする様に促したのか、何時もの湯飲みを机に置く。

 普段であれば真っ先に手にする湯飲みすら気が付かないからなのか、細いままの目は常に左から右へと動いていた。

 

 

「一度、休憩されてはどうですか?」

 

「ああ。気を遣わせしまったみたいだね」

 

「いえ。これも仕事ですので。ですが、余程重大な案件でも発生したんですか?」

 

 弥生の言葉に榊は一息つけたように湯飲みの中にあるお茶を啜っていた。熱くなかったからなのか、湯飲みの中の熱量は何時もよりは感じられない。半分程飲んでから榊は漸く書類の件を口にしていた。

 

 

「重大と言えばそうかもしれないね。だが、これを実行しようとするとかなりのコストが必要になるだけじゃない。それなりに人も必要になるんだよ」

 

 そんな取り止めの無い事を言いながら榊は先程まで見ていた書類を弥生に渡す。

 元々機密事項でもなかったからなのか、その書類には警告の文言は記されていなかった。

 出された書類を弥生も読んでいく。確かにこの内容は完成すれば確かに影響は大きいかもしれない。しかし、そこに至るには余りにも膨大に動く物が多すぎた。

 その結果、普段であれば苦も無く口にするであろう計画の承認ではあるが、これだけは慎重にならざるを得なかった。

 

 

「しかし、これは……」

 

「そうだね。これにかんしては一度皆と相談した方が良いかもしれないね」

 

「では、早急に手配します」

 

 その言葉を残して弥生は支部長室を後にしていた。元々これが完成すれば今よりも更に住環境が良くなる可能性だけでなく、今後の極東支部の取り巻く状況も向上する可能性が高かった。

 しかし、これをまともに計画すれば明らかにかなりの資材を放出する可能性が高かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは……」

 

「その計画に関してどう感じたんだい?」

 

「確かに言わんとする内容は素晴らしいかもしれませんが、余りにもリスクが高いかと思います。確かにサテライトの技術を使えば可能かもしれませんが、それに見合うだけの内容とは思えません」

 

「まぁ、僕もその件に関しては最初にそう考えたんだが。今後の事を考えると捨てるには惜しいかと思ってね。だからこそアリサ君。君の考えを知りたかったんだよ」

 

 突然の呼び出しにアリサもまた困惑していた。

 支部長室に入り、最初に渡されたのは1枚の書類。これまでの様に簡素な物ではなく、恐らくは本部絡みの書類だからなのか、上質な紙に記載されていた。

 本部が何を考えているのかは分からないが、これをそのまま実行すれば多大な資材を投入するだけではなく、人員の動員も必要となる。

 結果的に回収できるメドは立つかもしれないが、それまでどうやって何をするのかと言われると返事に困る内容だった。

 

 

「今の状態で満足できる回答が得られるとは思えませんので、少しだけ時間を頂きたいです」

 

「それは構わないよ。時間の期限が元から無いに等しいからね。ゆっくりと考えると良いよ」

 

 そんな榊の言葉を尻目にアリサは少しだけ頭が痛い思いをしていた。今回の内容は明らかにクレイドルには関係無いはずの業務。しかし、未来の事を言われればあながち無関係とは言い難い内容だった。

 海洋資源の調査とそれに伴う新たな資材発掘。只でさえどうにも出来ない状況下で新たに湧き出た問題はアリサのキャパシティーを超える勢いだった。

 

 

「因みに支部としてはどうお考えですか?」

 

「そりゃあ、実行できるならした方が良いだろうね。だが、余りにもリスキーなだけで……ね」

 

 榊の言葉にアリサは改めて先程の内容について考える事にしていた。要求される内容はこれまでの物とは明らかに異なる物。

 確かに無いよりは有った方が良いに越した事はないが、これまでに考えて事すら無い代物はアリサにとっても安易に返答出来る物では無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今のサテライトの状況を考えればやれない事は無いと思う。だけど、この内容だと簡単に返事は出来ないだろうね」

 

「やっぱりそう思いますよね」

 

 榊から聞いた内容は、その晩エイジにも持ち掛けていた。

 榊からの提案は魅力確かにあるが、余りにもリスキー過ぎた。仮にそれが完成したとしても、今度は維持をどうするかが焦点となる。

 重要ではあるが、最優先すべき物ではない。それがエイジの第一印象だった。

 

 

「でも、どうしてこんな話が急に?」

 

「詳しい事は分かりません。ただ、見た書類は本部からの命令書に近い内容でした。まさかとは思うんですけど……」

 

 アリサの表情が暗くなるのは当然だった。未だにアリサは本部に対して良い印象を持っていない。

 そもそも本部の独善的なやり方は誰が見ても褒められる物では無い。極東支部としてもそんな無茶な計画を持ち込まれるのは何らかの意図が隠されていると判断していた。

 

 

「でも、それなら弥生さんが真っ先に調査するはずだよ。特に何も言わなかったんだよね?」

 

「そう言えば……そうですね」

 

 弥生の立場からすれば無理難題を吹っ掛けられた場合、真っ先に調査が入る。にも拘わらずそんな話が出ないのであれば、恐らく裏は無いはず。そんな単純な事を見逃していたのは今の状況が全てだった。

 エイジとアリサは普段からクレイドルの中でもサテライト関連で動く事は多いが、決して一緒ではない。

 実際には現場と指揮に分かれるだけでなく、その場でアラガミを発見した際には個人の判断で討伐任務へと変化する。その結果、常に頭の中がフル回転しているだけでなく、その内容は多岐に渡る。無理に身体を動かせば、そのツケはどこかで支払う必要があった。

 

 強化された肉体とは言え身体が資本である事に変わりない。久しぶりの夜だった事もあってかアリサは久しぶりにアロママッサージを受けていた。

 程よく暖められたオイルは新作なのか、何時もの花の匂いではなく、どこか柑橘系を思い浮かべる物。精神の鎮静効果を持っているのか、鼻孔から入るそれはゆっくりと落ち着きを呼び起こしていた。

 アリサの染み一つない白磁の背中に垂らされたオイルをゆっくりと塗り広げていく。普段から肉体の鍛錬をするエイジからすれば、どこに澱みが有るのかは触れる事で直ぐに察知していた。

 解きほぐすかの様にゆっくりと手を肩から腰へ、大腿へと這わす。緊張していた筋肉はゆっくりと弛緩していた。

 

 

「無理は禁物だよ。でも、無理しないとダメな時もあるからね」

 

「……そう…です……よ…ね………」

 

 アリサの性格を考えると、無理をするなと言った所で意味を成さない事はエイジが一番知っている。ましてやサテライトの建設関連での無理難題はそれを更に加速さえていた。

 だからこそ身体の手入れをしなければ、万が一の際に完璧なパフォーマンスを発揮できない。そんな思いから出た行為だった。

 ゆっくりと解きほぐしたからなのか、アリサからは微かに寝息が聞こえる。それを理解したからなのか、エイジはアリサにガウンをかけ、そのままアロママッサージを終了させていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あら?珍しいわね。どうかしたの?」

 

 アリサが寝入った事を確認してからエイジは弥生に連絡を入れていた。

 今回アリサから聞かされた内容は海洋資源の利用に関する内容。

 元々サテライトではなく、アナグラの食料工場でも海洋生物、即ち魚介関係の養殖を一部で手掛けている。今回の内容はそれをサテライトの建設地でも可能かどうかの内容だった。

 

 各支部とは違い、サテライトは純粋にフェンリルからの予算が満額で出ている訳では無い。各地のサテライト拠点でも微々たる予算を元に実際には手弁当でそれをこなし、その維持も各支部がこなす事になる。

 極東の様に多額の資金を持ち合わせていない支部ではサテライトの建設は遅々として進まなかった。既に完成している所もあるが、それが安定的に運用出来ているかと言われれば疑問だけが残っていた。

 

 

「アリサから聞きましたが、あの計画はかなり無謀じゃないですか?」

 

「そうね。だから支部長も悩んでいたのよ。確かに地下施設で建造するとなれば何かに直結させる必要もあるし、その維持の事も考えないと後々破綻する可能性もあるわ。だからこそ、その問題をどうやってクリアするのかが焦点なのよ」

 

 弥生の言葉が全てだった。実際に地下を奥深く掘る行為はかなりの物を吐き出す必要がある。もちろんこれまでにも他のサテライトでも似たような案件はあったが、建設そのものに問題が無いだけでなく資源の回収が早かった事からそれ程深刻な状態になる事は無かった。

 しかし今回の計画は海洋資源。建設も維持も倍以上にコストがかかるだけでなく、その投下した資金の回収すらメドが立たない可能性があった。

 先程の言葉が蘇る。にっちもさっちも行かないそれの解決方法を探る為にエイジは本当の意味での確認をする事にしていた。

 

 

「幾ら食料事情に関する事だとは分かっても、これは無理ですよ。実際にどれ程の深さまで掘るのかすら見当が付きませんよ」

 

「期限は無いから現状はこのままでも良いのよ」

 

「そんなつもりは最初から無いんじゃないですか?」

 

 エイジの言葉に弥生は僅かに肩を竦めていた。元々突発的はあるが、強引にやる事をしない。解決方法が見つからないそれをどうした物かと少しだけ考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほどね……また随分と難儀な話を持って来たね」

 

「言う方は楽なんだけどね」

 

 時間に余裕があるからと珍しくコウタが部屋に来ていた。元々コウタも適当そうに見えるが、実際には色々と気を使う部分が多分にある。

 本来ならラウンジに行く事が多いが、今日は珍しくエイジ達の部屋だった。

 

 

「でもさ、それって結構凄い話だよな。元々そんな事を考えてサテライト建設を始めてるんじゃないのにさ」

 

「それだけ実績を積んで来たからね。特に幾つかの技術は既にサテライトが無ければ派生しなかった物もあるからね」

 

「なるほどね……」

 

 エイジと話をしながらコウタは出されたプリンを食べていた。口寂しさに自分達が作る簡素的な物ではなく、手間暇をかけた代物なのか、トロトロのそれは瞬く間にコウタの口の中へと消えていく。

 元々試作品として作ってた物だったからなのか、コウタもまた遠慮する事は無かった。

 

 

「これ、結構旨いな。これだったら何個でも行けそうだけど」

 

「そう?でも作ろうとすると結構面倒なんだよね。以前に作ったみたいに簡単じゃないから数にも限度があるんだよ」

 

「だろうな。これなら……う~ん。癖になりそう。もう一個良い?」

 

 気が付けば既に完食したのか新たな物を要求する。試作品ではあるが、コウタの反応を見る限り悪くは無さそう。このまま安定して作れるならラウンジに出そう。そんな事を思った瞬間だった。

 

 

「ちょっとコウタ。何勝手に食べてるんですか!それ私のじゃないですよね?」

 

「これはエイジから貰ったんだぞ」

 

 任務が終わったからなのか、アリサもまた部屋に戻って来た。恐らくはラウンジに居なかったからここに来た。そんな行動パターンが手に取る様に分かる。

 突然の帰宅と同時に言われた事で、コウタは思わず弁解していた。

 

 

「おかえり。ちゃんとアリサの分はあるから大丈夫だよ」

 

「本当ですか?」

 

「もちろん」

 

 エイジの言葉にコウタの事など眼中に無かったのか、アリサも改めて冷蔵庫の中を確認する。入っていた事を確認したからなのか、機嫌は少しだけ回復していた。

 

 

 

 

「で、コウタがどうしてここに居るんですか?」

 

「少しだけ時間が合ったから来たんだよ。偶にはラウンジじゃなくてここでも良いだろ?」

 

 コウタの会話をしながらアリサは折角だからと冷蔵庫から何かを取り出し、何かを作っていた。どの部屋にも冷蔵庫は完備されているが、肝心の中身は人それぞれ。

 特にエイジ達の冷蔵庫には他の部屋では口にしない物が幾つも入っていた。

 

 

「この時間なら別に構いませんよ。それよりもコウタこそマルグリット……ああ、ミッションに出てるんでしたね」

 

「最近は結構忙しくなってさ。会えない訳じゃないんだけど、時間がどうしても合わないんだよ」

 

 少しだけ寂しい気持ちが出たのか、コウタの顔には不満の色が僅かに出ていた。

 アラガミはこちらの都合などお構い無しに出没する。本来であれば帰投時間を合わせる事で一緒になれると目論んでいたものの、帰投間際のオープンチャンネルによってそのまま追加ミッションとなっていた。

 ベテランや階級が高い人間程その確率は高くなる。今はここに居るエイジやアリサ、コウタでさえもそんな事は日常でしかない。だからこそ理解はしてるが納得出来ない部分がそこにあった。

 

 

「だったら一緒に住めば良いじゃないですか」

 

「それは……まぁ……」

 

 コウタの表情を見たアリサは何かを嗅ぎ分けたのか少しだけ思案していた。

 恐らくは何かあるのか、それとも何かあったのか。次に時間が合った際には確認しよう。そんな思いを持っていた。

 ソファに座る前に用意したのは自作したメロンフロート。気が付けば上に乗せたアイスクリームが僅かに溶けて膜の様になっていた。コウタを見ながらアリサはほぼ無意識の内に解けたアイスをスプーンで掬って口にする。そんな行為を見た瞬間だった。

 

 

「どうしたんです?」

 

「ちょっと思いついた事があったんだ」

 

 そう言うと同時に近くにあったタブレットを操作しながら何かを検索する。まるで難解が解けたかの様な表情のエイジにアリサだけでなく、コウタもまた疑問を浮かべていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど……それなら問題は無いかもしれないね」

 

「理論上は可能です。正直な所、居住の事を考えればこの案は無理ですが、そうで無ければ案外と行けるかと」

 

 エイジは確認すると同時に直ぐに支部長室へと向かっていた。

 元々海洋資源に関しては居住区画をどうするのかが最大の問題だった。大量の水と生活しようとすれば、最悪はその水槽が割れた際に多大なリスクを背負う事になる。自分達の命が守られるはずの施設に殺されるであれば本末転倒でしかない。だったら思い切ってその部分を切り取るか住分ける事を優先していた。

 その結果、海洋資源の問題はクリアできる。それと同時に低コスト、短期間での完成も考慮出来る内容だった。

 

 

「確かにこれまでのサテライトよりはコストはかかりますが、その分期間も短期で済むなら問題無いかと」

 

「君がそう言うならやっみてようか」

 

 エイジの提案に榊はすぐさま計画案を作成し、そのまま一気に開発へと舵が切られていた。

 元々はと言えば海洋にある資源を回収する手段は無い。

 旧時代の様な深海にも耐えうる機材があれば話は別だが、本部から提案されたのは誰にでも可能な物である事と、やはりサテライトが出来た事による食糧事情の改善が優先された内容だった。

 既に極東支部としてもこれ以上の増産はかなり厳しく、また、プラントでの製造も既にフル回転している為にギリギリの状態だった。

 そんな中での新たな計画はこれまで殆ど手を付ける事がなかった海での応対。

 アラガミの種を見ても海洋に対応できるのは現時点ではグボロ・グボロだけ。それでも陸に近い場所で出没するだけであれば防衛としても然程問題になる可能性は低い物だった。

 次々と計画が進むにつれ、漸く全貌が現れる。唐突だったからなのか、誰もが榊の話を聞いた瞬間呆けたままだった。

 

 

「実は僕も海洋の調査は少しだけしてたんだよ。これまでのアラガミの進化を考えた場合、あまりにも海洋生物に近い種が殆ど無かったとなれば、海中にはオラクル細胞の影響を減らす何かがあるのかもしれないね。これは学術的に実に面白い試みになりそうだよ」

 

 入り組んだ湾岸の一部をアラガミ防壁の技術を活かし、網状にした物を設置する事になってからは支部長室だけでなく、ラボにいるソーマもまたフル回転だった。

 元々レトロオラクル細胞の研究をしているだけではなく、あらゆる可能性を考慮し、次代に残せる何かを作るのは今を生きる人間の至上命題にも近い。

 今だけが良かればいいだろうと言った考えは研究者であれば持つはずの無い感情。だからなのか、珍しく榊とソーマは同じ研究をする事に終始していた。

 

 

「で、何がヒントになったんだ?」

 

「ヒントは元々無かったよ。ただ、海洋資源と一言で言われても完全に理解するのは不可能だからね。だったら低コストで何ができるのを考えたんだよ」

 

 既に海洋資源の効果は如実に出ていた。これまでであればアナグラに出た料理の中ではどちらかと言えば川魚が殆どの為に、海の魚を口にする事は殆ど無かった。

 アラガミが現れてからは船を出す事も無かったからなのか、用意された網でかこまれた箇所は大きな漁場となっている。網状が故に開閉は簡素化されている。だからなのか、これまで以上にアナグラの食生活は充実していた。

 

 

「でもさ、これだったらその内、海で泳ぐ事も出来る様になるんじゃないか?」

 

「理論上は可能だけど、実際には無理だよ。移動手段の確保もいるし、サテライトの建設は地盤の固さも要るからね。海辺は流石に無理だって」

 

「そっか。良い案だと思ったんだけどな」

 

 獲れた魚をエイジは三枚におろすと同時に、次々とパン粉を付けて油で揚げる。以前に聞いた刺身でもとは思ったものの、やはりどれ程の物なのかが分からない為にフライにしていた。

 熱した油に投入される度に弾ける音が食欲を誘う。気が付けばコウタだけでなく、大人組のリンドウとハルオミもまた待っている様だった。

 

 

「やっぱりビールにはこれだな」

 

「やっぱりリンドウさんもそう思いますか?」

 

「そりゃそうだ。これまでは魚っぽい何かだったが、これならもう前には戻れんな」

 

 ビール片手にリンドウとハルオミは既に晩酌が開始されていた。一方のコウタもまたタルタルソースが乗せられたそれを食べている。試食と言う名の食事は材料がなくなるまで続けられていた。

 

 

 

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