「えー、それでは早速第1種目を始めたいと思います」
「待ちなさい!」
「なんですか?」
やっと俺の回想が終わり、やっと俺のやる気も出てきたのに。
なのに、この人は。
「なにか不満ですか?」
「私たちの紹介がないじゃない!」
「あーえー、スペシャルゲストは今も人気のスクールアイドル、A-RISEです。はい!拍手!」
わぁーと盛り上がる会場。拍手がなりやまない。
「さっそく説明をします。この――」
「それだけ!本当にこれだけ!」
「なんですか、さっきからツバサさん」
「私たちA-RISEの紹介は本当にこれだけなの!」
「どうせ今回は解説役でここにいるんですから」
「あなたっていう人は」
ツバサさんが頬をひくひくし始めた。
「落ち着けツバサ」
ツバサさんを落ち着かせる、
「英玲奈がんばれー」
髪の毛をクルクル弄る
「わかりました。ちゃんと説明をしますけど、話しが進まないのでとりあえず進めますよ」
「しかたないわね。わかったわよ」
しぶしぶ頷く
「それでは、この箱からみんなが書いた紙を引いてください」
箱からツバサさんは紙を一枚引いた。
「最初の競技は『二人三脚』」
ツバサさんが読み上げる。マイクを受けとり俺は説明をする。
「ルールは簡単、スタートラインから二人三脚をして次の選手にバトンを渡す。早くゴールしたチームの勝ちになり十点入ります」
選手たちが応援席から出てくる。
「やるわよ希、にこ、真姫」
「やる気満々やな絵里ち」
「にこの足を引っ張らないでよね真姫ちゃん」
「にこちゃんこそ頑張ってよね」
μ’sからは絵里さんと希、にこさんと真姫さんチーム。
「がんばルビィ!」
「いや、ちがうでしょ」
「精々足を引っ張らないでくださいね、善子さん」
「ヨハネよ!そっちこそ引っ張らないでね」
Aqoursチームからは鞠莉さんと果南姉、ダイヤさんと善子チーム。
「なんかお互いのチーム似てるな」
「そうね。そのせいかお互い睨み合ってる」
英玲奈さんとツバサさんが解説してくれる。
「おっぱいお化け2号」
「にこっち1号は誰や?」
「そんなに胸があるかな?」
「自覚がないって恐ろしいのね」
「ダイヤ気にしちゃ負けだよ」
「なぜかしらあの金髪の子に何かを感じるわ」
「ヨハネはあの小さい子に感じる」
「なにこの二人頭大丈夫なの?」
「わるかった。あれは醜い女の戦いだった」
「……わたしももう少しあれば」
ツバサさんがすごく落ち込む。
「お互いのチームが並んだので始めたいと思います。今回スタートの掛声をかけてくれるのは妹さんの二人です」
「お姉ちゃーん頑張って!」
「亜里沙!邪魔しないの!」
絵里さんの妹、亜里沙さんと穂乃果の妹、雪穂。
「それでは、位置について……よーい、ドン!」
雪穂の合図で走り出す選手。
「早いのは……」
「微妙ね……」
英玲奈さんとツバサさんは説明を困惑する。
それも、しかたないだろう。
「えーと、二人三脚って今更だけどどうやるのかしら?」
「ちょ!?絵里ち!バカなの!」
絵里さんと希の二人はスタートラインでつまずいていた。
「ふふっ、お先にー」
「ちょ!テンポ崩さないで!」
鞠莉さんと果南姉はスタートラインを越えたが早々と転んだ。
「これは……長くなるな」
「そうね、長く待ちましょう」
「さっきから英玲奈さんもツバサさんも諦めてませんか?」
「仕方ないだろう。これは終わる気配が見えないぞ」
「それに静かよね、応援してる人って……穂乃果さんぐらいよ」
「いえ、ツバサさん。もう一人いますよ、千歌が……」
「二人だけの声援。悲しいわね」
「あんじゅさんは見る気もないですよね!」
「私はことりさんと話してるわよ?」
「えへへ、怪我したらいつでも任せてください」
ことりは保健係で怪我した人の手当てをしてもらうため、ここにいてもらってる。
「それではここで音楽を流したいと思います」
BGM:硝子の花園
『デデデーン、デデデーン』
「「ちょっと待ちなさい!」待ちや!」
「なんですか。いいから走ってください。ビリですよビリ」
「ビリ!このKKEの私がビリなんて、認められないわ!」
「違うやろ絵里ち!なんでこの曲を流すや!誠君!」
「え、だって二人が走るならこの曲だってにこさんが」
「にこ!」「にこっち!」
「あなたって純粋な悪魔ね」
「なに言ってるんですかツバサさん?こんなことしてるよりAqoursのチームがそろそろ次の選手にバトンを渡します」
「はい、ダイヤ後は頼んだ」
「任しなさい。さぁいくわ」
「え、ちょ!」
あ、転んだ。なんだろうダイヤさんが地面に手をついていると、こうなんて言うか……。
「今悪い顔をしてるわよ、あなた」
「そ、そんなことはないですよ、ニヤッ」
「あとで覚えておきなさい……、沢田誠」
あわわわっ、ヤバイ!ダイヤさんから黒いオーラが……、終わった。
「にこ、任せたわよ!」
「任せなさーい!この宇宙ナンバーワンアイドル――「早くしてよにこちゃん!」最後まで言わせなさいよ!」
絵里さんからバトンを受けとり走り出すμ’sチーム。
これでお互い並んだ。
「ここで音楽が終わったので次を流したいと思います」
BGM:ずるいよmagnetic today
『こっちみてる?こっちみないで!』
「「ちょっと待ちなさい‼」」
「次はなんですか?」
「なんでよりによってこの曲なのよ!」
「他にもあるでしょ!」
「にこまきにはこの曲だと希が」
「「希ーー‼」」
「これが、にこまきか」
「やっぱりこのカップリングは別格ね」
英玲奈さんとツバサさんがにこまきで盛り上がっていた。
そんなこんなしてるとゴールまであと少し。
「ゴールテープを切るのは誰か!?」
「負けられないわよ、善子さん」
「堕天使はいつも負けないわよ」
「真姫ちゃん負けられないわよ」
「なめないでよねにこちゃん」
最後までわからない勝負の行方は。
「「あっ‼」」
「ゴール!」
ゴールテープは切られ、勝負が決まった。
お待たせしました。やっと投稿できました。
今回の競技種目は友達にアドバイスをもらいました。何か面白い種目がありましたら連絡をください。
ツイッターを始めたいがやり方がいまいちわからない3月を送ってます。
それでは新作ができましたらすぐ投稿します。