0話 転生
「あれ・・ここは?」
急に目が覚めた。目が覚めたのは人間として、当たり前のことかもしれない。だが、この世界はおかしい・・そう、この世界は何もないと言ってもいいような真っ白な世界・・・ここは一体どこなんだ?
「目が覚めたようだね!」
どこからか、声がした。その声はまるで自分の母が声をかけているのかと思うほど、自分にとって、落ち着く声だった。
「君には悪いことをした。おっと、自己紹介が遅れた!私は君たちの世界でいう神様だ!」
「はい?」
この度、僕の耳はおかしくなったようです!
「いやいや、君の耳は正常だよ!私は君たちの世界でいう神様だよ。」
この人が神様?いやいや、唯の貧乳な女の子・・ロリではないか!
「これでも大きくなったの!」
これが、ギャップ萌えというのだろうか?先ほどとは雰囲気が違う。
「そんなことよりも!君はここで死ぬはずではなかったんです。」
・・・は?今このロリ神様はなんと言った!?死んだ?誰が?もしかして、僕が!?
「ロリいうな!だから、そんなことよりも、私がミスをしてしまって、君が死んでしまったんです。」
そうか。死んだのか、でもどうして死んだんだっけ?
「車に轢かれそうになった女の子を助けたんです。」
おお!これはまたテンプレなことが起きたな
「ですが、君には転生してもらいたいんです。」
「転生?あぁ、あれですよね?特典をもらって、アニメとかの世界に行くやつですよね?」
転生かあ・・二度目の人生ね。面白そう!でも、僕のせいでその二度目の人生を送れない人がいるかもしれない・・そう考えると転生なんてしたくないな。
「貴方という人はどこまでも、人の事を考えるんですね。たまには自分のことも考えないとダメですよ?」
「僕は人のためになることなら、なんでもしますよ?例え、自分がどうなろうともね。それが僕の出来ることであり、僕自身の事を考えている証です。」
ここだけは譲れない!僕は人のためになることをやる。人を助ける事こそが、自分が助かる唯一の方法だと思う。
「どうして・・どうして、そこまで強くなれるのですか?」
強くか・・もし僕が強いのなら、僕が強くいられる理由はなんだろうか?
「家族との思い出ではないですか?楽しく笑って過ごしていた思い出です。」
家族か・・確かにそうなのかもしれない。いや、そうだ。
「そうですね。僕の家族は事故にあった。でも、その家族との思い出まで亡くなったわけではない」
「君の家族はもう一度、幸せを掴んで欲しいと思っているはずです。」
「君の家族のため・・何より、君自身のために転生してくれませんか?もう一度、幸せを掴んでくれませんか?」
いつぶりだろう?こんなに暖かく感じたのは・・
「神様にそんなこと言われたら、断れませんよ!ここで転生しなかったら、家族に怒られそうですしね。ははは!」
「では、君をインフィニットストラトスの世界に転生させます。何か特典の希望はありますか?」
特典か・・インフィニットストラトスは死亡する可能性が低くはないしな。
「インフィニットストラトスの世界で生きていける分のちからをください。あとは、おまかせします。」
「それでいいのですね。わかりました。それでは二度目の人生をお楽しみください!」
神様は詠唱を始め僕の目の前は真っ暗になった。(ポケモンじゃないよ?)
今回は短くてすいません。次話から、頑張ります!