辺境鎮守府 狂犬録   作:マキシマムダンガル

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第十話 狂犬の元に集う

真島は龍驤から教えてもらった資料を読み、秘策を考えたのかある人物達を招集した

 

「なんや、吾朗ちゃん急に」

 

「おもろい事を考えたんや、お前もそう言うの好きやろ?」

 

「せやけど、これは・・・」

 

龍驤は苦い顔をしながら隣に目線をやると

 

「ええやないか、おもろい事は共有せなあかんやろ」

 

「でも、私も一緒に呼ぶなんて、私はもう戦闘用艦ではないのですが」

 

西谷と鳳翔の姿があった

 

「何で近江連合の西谷はんと、鳳翔姉がいるんや!」

 

「わしらと組むんは不服か?」

 

「いや、東城会と近江連合は今現在は終戦して、事実上東城会がトップやけど、手を組んだら問題やろ!?」

 

「アホいえ、組は違うが盃を交わした兄弟や、おもろい事を独り占めせえへん限りは問題ない」

 

「吾朗ちゃんが狂犬って呼ばれてる理由がなんとなく分かった気がするわ(-_-;)」

 

「でも、真島さん、私は戦うことはできませんけど・・・」

 

「まぁ、話聞いてから考えろや」

 

真島は机の引き出しを出して資料をひとつ全員に見せた

 

「これは今回の作戦の為に必要な重要資料や、こいつには過去の事件の概要が書かれとる」

 

「吾朗ちゃん!それは、姉妹の!」

 

「待てや龍驤、一部は黒く塗り潰した、必要なのはここだけや」

 

1枚だけ資料を取りだし指を指した

 

「捕獲した艦娘の実験結果?」

 

「この結果によると艦娘の脳の部分に異常があったらしい、普通の人間やとどうしようもないけど、艦娘にやったら打つ手はある」

 

「打つ手って?」

 

「この脳の異常には外部からの侵入が原因や、証拠にここの記載」

 

真島が指差す部分を見ると

 

「捕獲した艦娘とその他遺体の首に注射器の様なものを指した後があった」

 

「つまり、誰かが意図的に?」

 

「後、艦娘の脳を洗脳しとったウイルスも分かっとる、けど、これには詳細までは書かれてへん。つまり、本部はこのウイルスの事を隠しとる、ここまで言えば何となく察しがつくやろ?」

 

「つまり、私がウイルスに効くワクチンを用意すれば良いのね」

 

「艦娘に効やつを作れる医者やったら、何人か知っとるやろ」

 

「居酒屋の女店主ですもの、知り合いは多いわ」

 

「そんなら話は早い、頼むで」

 

「了解」

 

そう言って、部屋を出ようとすると

 

「それともうひとつ、頼めるか?」

 

「なんなりと」

 

真島は急に鳳翔に耳打ちをした

 

「昔からの馴染みやし、あん時の貸し返せっちゅうたら何でも聞くやろ」

 

「私も楽しみね」

 

鳳翔は満面の笑みで鎮守府を出て行った

 

「真島くん、鳳翔に何を頼んだんや?」

 

「それはそん時になってからのお楽しみや」

 

真島はニヤリと不敵な笑みを浮かべた

 

「さてと、わしらはできる限り兵隊を用意せなあかん、西谷、お前もやるやろ?」

 

「ええなぁ、これから起こる事を考えるだけで勃ってまいそうや」

 

真島と西谷は不気味な笑みで笑いあっている、それを見ている龍驤は

 

「オエッ(´д`|||)」

 

吐きかけていた




遂に役者が揃いました!
いよいよ狂犬 真島が動き出す!
そして、最終回へ

次回「鎮守府の狂犬」
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