前回、新戦力の天龍型の姉妹がやって来た
「思えば、吾郎ちゃん、まだ、提督を続けてたのね」
龍田は頬に手を当ててクスクスと笑った
「続けてたらアカンのか?」
「色々あったから辞めてるかもって、ちょっと心配してたのよぉ?」
鎮守府の廊下を二人歩いていた
「わしがそないヤワな男や思っとったんか?」
「うふふ、冗談。吾郎ちゃんがそんな事でへこたれる訳無いじゃない」
「せやったら、何で聞くねん」
「流石に気になっちゃって、その右目の事もあるし」
「気にすんなや、せいぜいハンサム顔が台無しになっただけや」
眼帯を手で触りそう言った
「それでこそ真島吾郎ね、元気になって良かったわ」
二人は執務室に入った
「にしても、あいつら何処まで行ったんや。遅いのぉ」
一方その頃、龍驤と天龍は鎮守府周辺の探索を行っていた
「天龍はん、見た目の割に気が小さいんやな」
「うぅ、前にいた鎮守府でも、敵が怖くて逃げてて、それでそのまま左遷されて・・・」
「そらご愁傷さまやな。まっ、うちがその根性叩き直したるさかい、安心せえや」
「よ、よろしく頼むぜ」
そんな風に二人が港を歩いていると
「ん?」
そこに誰かが倒れている
「おい!大丈夫かいな!?」
龍驤は急いで駆け寄り倒れている人を揺さぶり安否を確認した
「反応が無い、マズいな、天龍はん!吾郎ちゃんにドック空けとくよう言うといて!」
「わ、わかった!」
天龍は龍驤に言われるまま急いで執務室に向かった
「安心せえ、うちが助けたる!」
龍驤はその小さな体で倒れている人を背負い執務室に向かった
「真島の兄さん!大変だ!」
「はぁ?兄さん?」
執務室の扉を勢いよく開け天龍が真島を呼んだ
「急いでドックを空けてくれ!」
「ドックなら何時でも空いとるが?何や急に?」
すると龍驤が一人の艦娘を背負いやって来た
「何やそいつ?」
「港で倒れとったんや!揺すっても反応ないし、ヤバいかも「ぐぅ~」しr」
( ´_ゝ`)
全員こんな顔をしていた
「食堂、行こか」
「うん・・・」
まるで、時が止まったかのように静かに食堂に向かった
「思えば、寝とるんやし食えへんのとちゃうか?」
「料理が出てくれば自然と「ぐぅ~」起きよるんとちゃうか?」
「それもそうやな、ほな、いっちょやったろか」
「あら~、吾郎ちゃんの手料理がまた食べられる何て嬉しいわぁ~」
真島は調理場へ立ち、その他はテーブルに座った
「思ったんやけど、吾郎ちゃんって何であない料理上手いん?」
「何でも吾郎ちゃんが二十歳の頃、バブル時代にキャバレーの支配人とかやってて、その名残で料理にも手を出したそうよ~」
「真島の兄さんっていつ頃に提督になったんだ?」
「私も途中で配属されたから詳しくは分からないわぁ、武蔵さんなら知ってるかもしれないけどぉ」
「前の鎮守府の事かいな?」
「えぇ、その頃は凄腕の提督って有名だったのよぉ」
「へぇ」
三人がそんな風に和気藹々と話していると
「おう、出来たで。名付けて真島スペシャルや!」
真島がそう言って中々のボリュームのある料理が出てきた
「凄い量やな、よぉ作るなぁ」
「あら~、糖質と油の取り過ぎは美容の大敵なのよぉ」
「アホ抜かせ、前の鎮守府じゃこの位余裕で食うとったやろ」
「酷いわ吾郎ちゃん」
と言って、料理に目を向けると
「あら?」
既に料理が無くなっていた
「あらあら~、龍驤ちゃん、ガッツき過ぎよぉ」
「ちょ!うちとちゃうって!天龍はんわ!?」
「天龍ちゃんならさっきお花摘みに行くって行っちゃったわぁ」
「ほなら、もしかして」
三人の視線はさっきまで寝ていた者に向いた、すると、フォークを咥えて不満そうな顔で座る少女が
「物足りぬ」
フォークを咥えたままそう言った
「お前、誰や?」
「ん?私か?ふっふっふ、いいだろう、教えてやろう」
変に含みのある言い方をすると、立ち上がり
「駆逐艦のアイドル響ちゃんだよぉ~( v^-゜)♪」
龍驤(´□`;)
真島( ̄_ ̄;)
龍田(⌒‐⌒;)
「ん?何?この空気」
三人の時間は停止した
「おーい、無視するなぁ~」
その声で三人の時間が動き出した
「はっ!ショックで思考が停止しとった」
「とんでもない奴が来てもうたな」
「天龍ちゃん以上にとんでもな子ねぇ」
「そもそも、お前どっから来てん」
「絶海鎮守府、深海棲艦が多く点在し、海は船を沈めようとしているのか常に荒れる波、そこからやって来た」
急に真面目に話し出した
「で、その強烈なキャラが扱い辛うて左遷されたと」
「そんな感じ」
「難儀やのぉ、まぁ、よろしゅう」
「べ、別に仲良くしたいなんて思ってないんだからね!///」
「お前は取り敢えずキャラを見つけい( ̄_ ̄;)」
キャラクターがブレブレなロシア艦 響
見つからないキャラクターと目的
何時になれば深海棲艦が出てくるのか
次回「小さな深海棲艦」