ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

100 / 156

連載開始二週間で百話到達しました。


騎士団本部 2

数日前

 

 

「何でグレンストは許可されて僕達はダメなんだ!」

 

ロンが本部の部屋で怒っていた。自分達には騎士団の情報を全く与えられないのに優秀とはいえハウルを参加させるのは不公平だと思っていたのだ。

 

「それはなローニーぼうや」「あいつが優秀だからだ。」

 

フレッドとジョージは面識は無いがハウルの人柄を知っていたのでロンのように毛嫌いしてなかった

 

「だが少し」「気に食わない」「「のも事実」」「からかうか」「試作品で」

 

いたずら好きな二人は色んな物を開発している。今回は<トロールの鼻水爆弾>を試作した。壊れやすいカバーで覆い中にネトネトした物が対象にへばりつく仕組みにした。

 

「いたぜ兄弟」「狙いをすませ」

 

二人は廊下で自分達の方に向かってきているハウルを見つけ鼻水爆弾を投げつけた。

 

「<インペディメンタ>妨害せよ。」

 

爆弾は時間を妨害され、ゆっくりとハウルの方に向かう。ハウルは優しく掴んだ。

 

「マズイな兄弟」「そうだな兄弟」「「ここは逃げるに限る」」

 

二人は後ろを向いて走り出そうとした。

 

「<インペディメンタ> 妨害せよ」

 

二人は爆弾同様動きがスローになる。

 

「これは自作だな。上手くできている。中に何が入ってるんだ?」

 

怒られると思っていたのでハウルの意外な言葉に二人は顔を見合わせる。

 

「トロールの」「鼻水風だ」

 

二人はテンポよく答える。

 

「そうか、中々面白い。それに水を含んだら増幅するような性質にしてみるのもいいな。」

 

ネトネトした物が付いたら水で洗うからそういう性質にすれば面白い。

 

「意外や意外。」「同族さんか」

 

学校では優等生だからな。

 

「フフッそうかもな。だが俺にそんな物を仕掛けるのは少々許し難いな。」

 

二人は理解したのか顔を青ざめる。ハウルは二人の顔に下投げで鼻水爆弾を同時に投げつけて去っていった。

 

 

***

 

 

シャワー室

 

 

二人はトロール風鼻水を水で洗い流していた。

 

「改造するか」「あいつも一緒に」

 

まもなく二人はハウルと一緒に悪戯グッズを作るようになった。当然ハウルは才能を示し、のちに二人の悪戯に多いに貢献することとなる。

 

「二人はこれを売りに出さないのか?おそらくかなり売れる。」

 

ロンに投げる予定の鼻水爆弾(改)を完成させた後にハウルが尋ねた。

 

「そりゃ俺達も」「考えたさ」「「でも資金が無くてな」」

 

そうか、才能あるのにもったいないな。

 

「そういやあの試合の賞金が手付かずだな。開業資金としてお前達にやろうか?」

 

初めは寮のみんなで楽しくやろうかと思ったが、ヴォルデモート騒ぎでそんな空気じゃなかった。

 

「冗談よせよ。」「本気にしちまう。」

 

二人は信じていないようだ。

 

「いや、本気だ。グレンスト家の俺から見たらはした金だ。それに俺はお前達を気に入ってるんだ。」

 

二人はグレンストの財力を思い出す。また俺の真剣な顔を見て本気だと察した。

 

「マジかよ旦那」「一生ついてくぜ!」

 

二人はひざまずき、俺に忠誠を誓った。

 

「そのかわり俺も噛ませて貰うぞ。面白そうだ。」

 

こうしてハウルは二人のオーナーになった。

 

 

 





騎士団関係無いですね(笑)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。