ハリー・ポッターと導く者 作:匿名希望 2
私達で<闇の魔術に対する防衛術>を自習するの
ハリーも僕も宿題が溜まっていることを知らないのかい?
でも、これは宿題よりずっと大切よ!
でも誰に教わるんだ?場所も無いよ。
ハウルよ!彼なら騎士団だし、友達だから信用できるわ!
またグレンストかい?
少なくとも貴方より遥かに優秀で性格もいいわ。
僕も賛成だ。アンブリッチの授業に不満に思っている人は大勢いる。彼ならきっと力になってくれるはずだ!
分かったよ。だけど僕はあいつを信用したわけじゃないからな!
***
必要の部屋
「ダフネ。こいつらは俺に接触して来るはずだ。俺は始めは断ることにするから俺を説得してくれ。そうすれば俺は疑われない。」
俺とダフネは必要の部屋でハリー達の会話を見ていた。予言を奪わなくてはならない以上信用されるに越したことはない。
「分かったわ。でも場所はどうするの?」
「ここを使う。幸いにも賢者の石は完成した。ハリー達にここの存在を知られるのは好ましくないが止むを得ない。」
「それはしょうがないわね。だったら二人で歩いて接触しましょうかね。」
***
三十分後
「あっ!ハウル。少し話があるんだけど。」
ハリーとハーマイオニーが走ってやって来た。
「構わないが早く済ませてくれ、最近俺とダフネの時間がほとんど無いんだ。」
最近アンブリッチが不純異性交遊としてカップルを見つけ次第罰則を与えている。お陰で必要の部屋でしかいちゃつけない。それに俺達は監督生だ。
「でも大事な話なんの少し移動して欲しいんだけど...」
ハーマイオニーが周りの目を気にするような素振りを見せる。
「却下する。俺はダフネと離れたく無い。行くなら二人でだ。」
ハリー達はダフネも信用しているし、友人だと思っている。それにダフネも優秀だから引き込みたいはずだ。
「わかったわ。移動しましょう」
俺達四人はひと気のない廊下に移動した。
「話とはなんだ?」
俺がダフネを後ろから抱きしめたまま知らないような素振りを見せる
「貴方もアンブリッチの授業には不満があるでしょ?」
「あるな。俺もダフネも不満だ。もっとマシな教諭に来て欲しかった。」
俺がそれらしく答える。
「提案なんだけど、私達で闇の防衛術を自習しない?メンバーも多く集めてヴォッ、ヴォルデモートの脅威に備えるべきだわ。」
ハーマイオニーはヴォルデモートの名前に恐れを抱きつつも言い切った。
「断る。俺はダフネと一緒にいる方がいいし、ダフネは俺が守るから問題無い。」
俺は少しダフネを強く抱きしめる。二人は飽きれたような顔をする。
「フフッ、嬉しいけど私は二人の意見に賛成よ。私達だけじゃなくて皆も鍛えてあげるべきだわ」
ダフネが予定通りに俺を説得するフリをする。
「...分かった。人数や場所は決まっているのか?」
俺の言葉に二人は安堵している。
「うんん、まだ両方決まってないの。それは置いておいて貴方が先生になって欲しいんだけど...。」
「構わない。場所ならいい所がある。俺達が毎晩魔法の訓練をしている所で外部からは誰にも見られないし、俺達は四年間バレたことがない。」
食いついて来るはずだ。問題は誰かが必要の部屋を言い触らしてしまうことだ。それは避けておきたい。
「じゃあ。そこにしましょう。人数は私達が集めるから。よろしく頼むわ。」